『できそこないの姫君たち』3話における七姫の顔面魔法に関する感想・考察

アンコール配信された『できそこないの姫君たち』。 今回は『できそこないの姫君たち』3話の感想・考察について語っていこうと思う。目次 『できそこないの姫君たち』3話の感想・考察最後にEnglish edition『できそこないの姫君たち』3話の感想・考察▼できそこないの姫君たち 1 (バンブーコミックス) 何はともあれ、奏に迫る七姫の笑顔がとにかく可愛すぎる!!! キラキラしているだけでなく、裏表のない七姫の笑顔。嫌いになれるわけないじゃないか!? 七姫の底なしの笑顔を見ていると、七姫を憎めないんだよなぁ… 奏の言いたいことが何となく分かる。奏がどうして七姫に惹かれたのかをストレートに表現していた話だと思う。七姫の可愛さや魅力、人間味あふれる部分が全面に押し出されていた。 自分の思う『できそこないの姫君たち』3話の魅力。人によって、感じ方が違ったりするんやろなぁ。 七姫の笑顔とそれに対する奏の反応が主な見どころ。 七姫を見ていると、愛嬌っていろいろな場面において大事だと思う。自分が対人関係を上手くやっていけるタイプじゃないからこそ、コミュニケーション能力が高い人とか何事に対しても積極的になれる人が眩しく映る。 これはとある飲食店で注文した唐揚げ定食。定員のお姉さん達の活気あふれる声とか笑顔で接している様子を見ると、また行きたくなるなと感じた。 『できそこないの姫君たち』の話をしている時に何を言ってるんだと思う方が多いかもしれない。 愛嬌1つでまたお店に行きたいとかいろい…

続きを読む

【感想】『フェアウェイの声をきかせて』1巻~作者の好きが詰め込まれたグッドスタッフ~

▼フェアウェイの声をきかせて 1 (1) (少年チャンピオンコミックス) 『フェアウェイの声をきかせて』1巻が遂に発売! どんな百合漫画なのか一言で例えるなら、 可愛い!カッコいい!熱い!をギュッと詰め込んだゴルフ漫画!!! コースという名の戦場で少女達は頂点を目指すために大きな翼を広げる! 作品の魅力は以下の3つ。 ゴルフをプレーしている時の日和達がカッコいい。1つ1つのフォームに椎葉先生のこだわりが詰まっている。 どうですか?日和達可愛くないですか??? 日和をはじめ、衣鈴・冬子・つばめなど、可愛いキャラクターがたくさん登場する。 日和と衣鈴が親密になっていくところがたまらなくイイ…!!! つばめ、可愛いけど日和にベタベタするのいかんやろ…日和を大切に可愛がっている衣鈴が嫉妬の業火を燃やす! ゴルフをプレーする可愛い女の子達のカッコいい姿がたくさん見られる『フェアウェイの声をきかせて』。 ゴルフに詳しくなくても全然楽しめますよー。 フェアウェイの声をきかせて 1 (少年チャンピオン・コミックス) [ 椎葉裕巳 ]価格:726円(税込、送料無料) (2023/12/9時点)楽天で購入 English edition※This English is a machine translation.※ Volume 1 of "Let me hear from fairways." is finally released! If I had to desc…

続きを読む

【感想・考察】『きもちわるいから君がすき』22話~高級住宅街VS高級住宅街~

暑苦しいだけだと思っていた体育教師の芦屋先生が想像以上にヤバかったので、『きもちわるいから君がすき』22話について語っていこうと思う。 目次 高級住宅街VS高級住宅街勘違い系女子・西宮透最後にEnglish edition 高級住宅街VS高級住宅街▼まんがタイムきらら 2014年 01月号 [雑誌] 芦屋先生きもすぎぃぃ!!!!!!!!!!!! 芦屋先生の目が狂気じみてんですけどぉ!!! マジで!そっちに極振りしちゃいますか!西畑先生!!! 暑苦しさと価値観押し付け体育教師だったか…芦屋先生… 透を救えるのは霧乃だけだ。頑張れ霧乃。お前がナンバーワンだ。 芦屋VS神戸。高級住宅街VS高級住宅街のタイマンが幕を開けるというわけか。リアル大決闘ファイナルシスターズが見れるのかどうか気になる。 芦屋は多くの方が知っているであろう兵庫を代表する高級住宅街だ。神戸には、御影や岡本などの高級住宅街を有する。事実上、高級住宅街VS高級住宅街の構図と言って良いだろう。 ちなみにJR神戸線西宮駅の2駅先は芦屋駅。JRの路線図から透は芦屋先生の教育という名の調教の危機に瀕しているのを察することができるのではないだろうか。 ( ゚д゚)ハッ!まっまさか…西畑先生はここまで計算してキャラクターの名前を考えているのか!?(多分違う。 西宮駅の次の駅はさくら夙川駅。夙川も高級住宅街の1つ。 西宮市と神戸市の間に芦屋市がある。つまり、これは透と霧乃の間に芦屋先生が立ちはだかっているようなもの!!!…

続きを読む

【感想】『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』の魅力

芸能人 それは演技や歌などの芸能を生業に生きる人間。 舞台を降りた芸能人には、秘密があるとかないとか。 今回は『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』の感想や魅力について語っていこうと思う。 目次 『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』とは『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』の感想桜木蓮先生:カバーイラストきぃやん先生:女、アイドル、蜜月樫風先生:ふたりでひとつだから雪子先生:アイドルやめたらしたいことかいばしら先生:それで食ってるれぇ先生:そういうこともある青木あのね先生:キスを水槽に閉じ込めてみかん氏先生:淡色片想い『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』の特典メロンブックス:クリアファイルゲーマーズ:描き下ろしブロマイド最後に 『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』とは▼プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー 『プライベートは本人たちに任せております。 芸能人×百合アンソロジー』はアイドル・モデル・女優の恋を題材にした百合アンソロジー。 8つの百合が花を咲かせる。 参加している作家はご覧の8人。 コミック百合姫やコミックNewtype、まんがタイムきららフォワードなどで知った方が多いのではないだろうか? 代表作はご覧の通り。 『ロンリーガールに逆らえない』や『君と知らない夏になる…

続きを読む

ダ・ヴィンチ11月号に掲載されたいのり。先生と青乃下先生の対談について

ダ・ヴィンチ2024年1月号にいのり。先生と青乃下先生が『私の推しは悪役令嬢。』に関する対談が掲載されていたので、感想を紹介しようと思う。 目次 感想最後にEnglish edition 感想▼ダ・ヴィンチ 2024年1月号 インタビューのページ数は少なめだったものの、『わた推し』に関するいろいろな話を知ることができるのは良かったかな。 こういった機会はよくあることではないので、貴重な機会を提供したダ・ヴィンチの編集部の方々に感謝。 物語を考える上で意識している点やこだわりだけでなく、青乃下先生が悪役令嬢について一体どのような考えを持っているかについて知ることができる。 青乃下先生が悪役令嬢に関する考え方を述べた後、いのり。先生が悪役令嬢の魅力について語っていたのも印象的。お二方の悪役令嬢に対する考え方には同感だと感じた。 悪役令嬢に限った話ではないけど、悪役に魅力を感じる時が何度もある。『FFⅦ』のセフィロスとか『ローゼンメイデン』の水銀燈、『バトルロワイアル』の桐山和雄と相馬光子、『HUNTER×HUNTER』のヒソカなど。 漫画家さんや声優さん、俳優さんの力が相まって、それぞれのキャラクターの魅力が引き出されているなと思うばかり。 悪役と聞くと、カリスマ性がある・どこかリアリストな一面がある・壮絶な過去がある・サイコパス・圧倒的に強いなどのイメージが頭によぎる。 特にカリスマ性があるかどうかとサイコパスかどうかという点は注目してしまう。もちろん、どのようなビジュアルなのか…

続きを読む

【感想】『私の推しの悪役令嬢。』10話(アニメ)~"I'm in Love with the Villainess…

アニメ『私の推しの悪役令嬢。』10話について語りたいことがあるので、少し深掘りすることに。 目次 基本情報感想・考察マナリア=スースバラアモルの詩最後にEnglish edition 基本情報▼私の推しは悪役令嬢。(5) (百合姫コミックス) タイトル『私の推しは悪役令嬢。』10話(アニメ)サブタイトル新たな恋敵は完璧超人。漫画青乃下(@aonoesu)原作いのり(@Inori_ILTV)キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)TVアニメ公式Twitter@wataoshi_anime掲載誌コミック百合姫出版社一迅社放送日2023年12月5日小説家になろうhttps://ncode.syosetu.com/n8792em/pixiv百合姫https://comic.pixiv.net/works/7319ニコニコ静画https://seiga.nicovideo.jp/comic/56013一迅プラスhttps://ichijin-plus.com/comics/2415050555443TVアニメ公式サイトhttps://wataoshi-anime.com/ 10話では、レーネが国外追放された後にマナリアがバウアー王国を訪れる様子が描かれていた。 新章の幕開け。 感想・考察新章におけるキーパーソンであるマナリア=スースの登場が10話における見どころだろう。 マナリアのアクションシーンは気合が入っているような印象を受けた。クレアとマナリアが楽しそうな会話をしているのを見ていたレイは複…

続きを読む

【感想・考察】『ささやくように恋を唄う』46話におけるラストの描写と志帆の葛藤について

今回は『ささやくように恋を唄う』46話の感想について語っていこうと思う。 目次 基本情報『ささやくように恋を唄う』46話の感想・考察最後にEnglish edition 基本情報▼コミック百合姫2024年1月号 タイトル『ささやくように恋を唄う』46話サブタイトル本音と、謝罪と、これからと。作者竹嶋えく(@takeshimaxfj)公式アカウント@sasakoi_infoアニメアカウント@sasakoi_anime掲載誌コミック百合姫2024年1月号出版社一迅社発売日2023年11月17日ISBN4910137390140サイズB5特設サイトhttps://sasakoi-1jinsha.com/digest/アニメ公式サイトhttps://sasakoi-anime.com/配信【ブックウォーカー】etc 『ささやくように恋を唄う』46話の感想・考察『ささ恋』46話の魅力・見どころは何はともあれラストの描写。 アキが志帆をデートに誘うのは不意打ちだった。 デートに誘う時のアキが良い表情してるんだわ… えく先生の画力の高さも相まって、アキが華やかな表情と目力の強さで押し出していたな。 キャラクターの華やかな表情やオーバーなリアクションが映える。映える。 1つ1つの表情で押し出してくる。キャラクターを大きく見せるといった感じ。上手いこと言えん。 文化祭当日のエピソードでアキと志帆のエピソードはピークに達したかなと思っていたので、まだ見られるのは正直ビックリ。アキと志帆のカップリン…

続きを読む

【感想】『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』~嫌いなあの子に全てを奪い尽くされる百合~

初体験 それは初めての体験。 時には、新鮮な気持ちを抱かせ、その世界観の虜にさせることもある。 大事なものを賭けて尊厳を取り戻そうとする少女・吉沢わかばと才色兼備かつ性悪な幼馴染・梅園小牧が嫌いな気持ちをぶつけ合う日々を表現した『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』。 勝負を重ねる度、わかばは小牧から大事なものを奪われることに… 今回は『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』の感想について語っていこうと思う。 目次 『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』とは『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』を購入するきっかけ『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』の感想最後に 『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』とは▼性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話 (角川スニーカー文庫) 『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』はタイトルの通り、吉沢わかばが性悪天才幼馴染の梅園小牧にありとあらゆる初体験を全て奪われ、小牧の存在を心と体に刻み込まれていく様子が楽しめる百合ラノベ。 小牧に尊厳を奪われたわかばは大事なものを賭けた勝負という名の沼にズブズブハマり、たくさんのものを小牧に捧げていく。 わかばと小牧の胸には、複雑な想いが渦巻いていた。 『性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話』を購入するきっかけ感想を語る前に購入するきっかけについてまず話して…

続きを読む

【感想】『あまがみエメンタール』~ハートスランプ2人ぼっちな学生時代を表現した百合ラノベ~

それはどんなスイーツよりも甘く、どんな肉よりもジューシーで…どんなワインよりも深く濃厚で… 柔肌から滲むそれはバラのように赤く、最上級のフルボディよりも赤く。 心の空腹を満たすため、少女は今日も剥き出しの感情をあの子に向ける。 対するあの子も心の底から湧き上がる感情で満たすために少女の牙を受け入れる。 今回は『あまがみエメンタール』の感想について語っていこうと思う。 心の声を吐き出させて頂きます! 目次 『あまがみエメンタール』とは噛んで噛まれて互いに依存し合う百合ラノベ愛おしき傷痕を忘れないために積み重ねられた乙女のアルバム愛する人を救うために真実を追い求める少女の決死行真実を知ることにより生じる葛藤と真実を告知することの葛藤をまとめた1冊綺南の聖域宝生さんの追い求める被写体エメンタールとは一体何か最後に 『あまがみエメンタール』とは▼あまがみエメンタール 新装版 (星海社FICTIONS) 『あまがみエメンタール』は全寮制の女子校を舞台にした百合ラノベ。 噛み癖のある莉子と莉子の噛み癖に応える心音の学校生活に加え、2人が心と心を通じ合わせていく様子が掘り下げられている。莉子の贈り物に違和感を感じた心音は真実を追い求めていく。 2009年に一迅社文庫から発売された本作ですが、星海社から新装版が発売されることに。 瑞智 士記先生と椎名くろ先生のタッグ。『幽霊列車とこんぺい糖』の時と同様のタッグですね。 ▼幽霊列車とこんぺい糖 新装版 (星海社FICTIONS) 瑞智 士記…

続きを読む

【感想】『私の推しの悪役令嬢。』9話(アニメ)~"I'm in Love with the Villainess.…

アニメ『私の推しの悪役令嬢。』9話について語りたいことがあるので、少し深掘りすることに。 目次 基本情報感想・考察レーネのクレアに対する想いセインのピンチ捕縛されるレーネとランバートオルソー商会の処分について話し合うシーン礼装で謁見するレイとクレアサーラスの登場セインの嘆願喜びを分かち合うレイとクレア別れアニメ版で触れられなかったシーン最後にEnglish edition 基本情報▼私の推しは悪役令嬢。-Revolution-(1) (一迅社ノベルス) タイトル『私の推しは悪役令嬢。』9話(アニメ)サブタイトル私の主は永遠不変。漫画青乃下(@aonoesu)原作いのり(@Inori_ILTV)キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)TVアニメ公式Twitter@wataoshi_anime掲載誌コミック百合姫出版社一迅社放送日2023年11月28日小説家になろうhttps://ncode.syosetu.com/n8792em/pixiv百合姫https://comic.pixiv.net/works/7319ニコニコ静画https://seiga.nicovideo.jp/comic/56013一迅プラスhttps://ichijin-plus.com/comics/2415050555443TVアニメ公式サイトhttps://wataoshi-anime.com/ 9話はレーネとランバートが国外追放される話。 原作1巻におけるラストに当たる。コミカライズ版だと、18~20話に収録されて…

続きを読む