【感想・考察】『私の推しは悪役令嬢。』29話におけるロレッタ・ピピ・ルイについて

『私の推しは悪役令嬢。』29話の感想を紹介します。 目次 基本情報『私の推しは悪役令嬢。』29話の内容『私の推しは悪役令嬢。』29話の感想バカンスを楽しむ様子を描いた扉絵果敢に立ち向かうロレッタとピピの百合嫉妬するクレアと迸るくらいの愛情をぶつけるレイ覚悟を問うルイ最後に 基本情報▼コミック百合姫2023年5月号 タイトル『私の推しは悪役令嬢。』29話サブタイトル敵漫画青乃下(@aonoesu)原作いのり。(@inori_ILTV)キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)TVアニメ公式Twitter@wataoshi_anime掲載誌コミック百合姫2023年5月号出版社一迅社発売日2023年3月17日ISBN4910137390539サイズB5小説家になろうhttps://ncode.syosetu.com/n8792em/pixiv百合姫https://comic.pixiv.net/works/7319ニコニコ静画https://seiga.nicovideo.jp/comic/56013一迅プラスhttps://ichijin-plus.com/comics/2415050555443TVアニメ公式サイトhttps://wataoshi-anime.com/配信【ブックウォーカー】etc 『私の推しは悪役令嬢。』29話の内容目的の船長室にたどり着いたレイとクレア。そこでまさかのサプライズが… 幽霊船の外でもロレッタとピピが逃げ惑う民のため、亡霊たちに果敢に立ち向かう! 『私の推しは…

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【感想・考察】『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話におけるお露さんの登場が想定の範囲外だったのだが

『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の感想・考察を紹介します。 目次 基本情報『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の内容『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の感想『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の考察涼世とお菊さんの描かれていた扉絵交差する心未来への約束破魔札最後に 基本情報 タイトル『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話サブタイトルお菊さんは甘えたい作者結野ちり(@yuinochiri04)掲載誌コミックウォーカー・ニコニコ静画/td>出版社KADOKAWA配信日2023年3月18日コミックウォーカーhttps://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CW01202378010000_68/ニコニコ静画https://www.tugikuru.jp/novel/content?id=35771 『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の内容『菊憑き』10話は牡丹灯籠でお馴染みのお露さんの初登場を描いた回。 『お菊さんはいちゃ憑きたい』10話の感想お露さんのパリピギャルみたいな井出立ちに驚いた… いつ出るんだ?いつ出るんだ?と感じていたけど、ようやくか。そして、パリピギャルみたいな井出立ちは想像の斜め上だったな。単純に可愛くて良いなぁと感じた。 ちょりーっすとか久々に聞いた気がする。ギャル語を使いこなしていて、現代社会に馴染み過ぎだろ!とツッコみたくなる。 お露さんの自己紹介、アイドルを彷彿させるな。提灯のイヤリングや服に描かれた牡丹は牡丹灯籠か…

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【感想・考察】『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話における来未が壊したいものについて考える

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話の感想・考察を紹介します。 目次 基本情報『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話の内容『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話の感想来未が壊したいものは何か寝室での秘密冒頭に描かれた答案用紙と来未の表情ラストにおける来未のセリフ最後に 基本情報▼コミック百合姫2023年5月号 タイトル『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話サブタイトル逃げ場なんてない作者くわばらたもつ(@kuw8ra)掲載誌コミック百合姫2023年5月号出版社一迅社発売日2023年3月17日ISBN4910137390539サイズB5配信【ブックウォーカー】etc 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話の内容『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話は直井が来未に担任の私物を盗みに行かせる話。直井と接触を通し、来未の日常が来未自身が変化していく… 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』2話の感想 来未が壊したいものは何か来未が日常から徐々に逸脱していく様子が印象に残る。そこが『ぜんぶ壊して地獄で愛して』という百合漫画における妙だと思う。それまで築き上げてきたものを次々壊し、達成感ないし幸福感みたいなものを感じるのかな。 来未が壊したかったものは何か?クラスの集合写真?写真立て?そのどちらでもない。壊したかったものはクラスと自分を束縛する退屈な日常なのだと思う。 自分を苦しめる担任やクラスメイト、親に煩わしさ・憎しみを強く抱いたんじゃないかと感じる描写がいくつもあった。負の感情が積み重なっているからこそ、周りにあるものを全部ぶち壊…

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【感想・考察】『君と綴るうたかた』26話における夏織の真意について掘り下げる

『君と綴るうたかた』26話の感想を紹介します。 目次 基本情報『君と綴るうたかた』26話の内容『君と綴るうたかた』26話の感想夏織のまさかの提案クラゲが漂う扉絵作中に登場した舞台最後に 基本情報▼コミック百合姫2023年5月号 タイトル『君と綴るうたかた』26話サブタイトル「みんなでおでかけ」作者ゆあま(@maymaymay7523)掲載誌コミック百合姫2023年5月号出版社一迅社編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2023年3月17日ISBN4910137390539サイズB5ゆりひめピクシブhttps://comic.pixiv.net/works/7077コミックDAYShttps://comic-days.com/episode/3269754496636469072ニコニコ百合姫https://seiga.nicovideo.jp/comic/56191?track=official_list_s1一迅プラスhttps://ichijin-plus.com/comics/2416566452280配信【ブックウォーカー】etc 『君と綴るうたかた』26話の内容『きみつづ』26話は夏織の希望で雫達が江の島にお出かけする様子を描いた回。雫とるりの間に大きな距離があると感じた夏織が動き出す。物語は終局へと確実に向かっていく。 『君と綴るうたかた』26話の感想 夏織のまさかの提案ラストの夏織の提案を見た瞬間、頭をドデカいハンマーで殴られたかのような衝撃を受け…

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【感想・考察】『今日はカノジョがいないから』16話に描かれていた七瀬の感情のジェットコースターと風羽子のどっきりサ…

『今日はカノジョがいないから』16話の感想・考察を紹介します。 目次 基本情報『今日はカノジョがいないから』16話の内容『今日はカノジョがいないから』16話の感想踊り場という名の死角3人が絡み合う様子を描いた扉絵転落する七瀬七瀬が待つ公園迂闊風羽子の用意したスペシャルな差し入れ最後に 基本情報▼コミック百合姫2023年5月号 タイトル『今日はカノジョがいないから』16話サブタイトル醜末作者岩見樹代子(@okome103)掲載誌コミック百合姫2023年5月号出版社一迅社編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2023年3月17日ISBN4910137390539サイズB5ニコニコ百合姫https://seiga.nicovideo.jp/comic/56450配信【ブックウォーカー】etc 『今日はカノジョがいないから』16話の内容『今日はカノジョがいないから』16話では、風羽子が七瀬にゆにと浮気していることをカミングアウトする話。 『今日はカノジョがいないから』16話の感想 踊り場という名の死角七瀬が見ているにも関わらず、ゆにと風羽子が愛を深め合う姿はどこか蠱惑的だった… 「無垢な愛の死角………」という言葉のチョイスも良いなと思う。七瀬の信じられないという表情が事の重大さを感じさせる。ショックで頭が追いつかないといったところだろうか。風羽子の不敵な笑みが七瀬に追い打ちをかけるところも印象的。どのような視線を向けられているか察したのだろう。 浮気場面からスタート…

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【感想】『君と綴るうたかた』5巻で描かれていた今を生きるということについて

終わりなんてこなければいいのに― 『君と綴るうたかた』5巻の感想・考察に加え、特典について触れていきます。 目次 『君と綴るうたかた』5巻における強み『君と綴るうたかた』5巻に描かれていた対立・葛藤・変化本・写真・お揃いの物の共通点メロンブックスの有償特典として付いてきたアクリルスタンド幕が下りた瞬間・刻々と近づくことで生じる寂しさ表紙と帯について作品の面白さを拡張するリーフレット救世主という言葉最後に 『君と綴るうたかた』5巻における強み▼君と綴るうたかた(5) (百合姫コミックス) 『きみつづ』5巻は「生きること」について掘り下げた1冊だと思う。 この辺は人それぞれ異なる部分だけど、自分は「生きる」という部分が印象に残ったかな。もっと言えば、「過去と向き合い、現在(いま)を生きる」。雫やるりが過去の出来事を向き合い、現在をどう生きるか・どのような未来にしていくかが作品における妙だと捉えている。 1人1人が限りある今を精一杯生きている姿が作品に厚みを与えてくれる。夏織のために小説を書き続ける雫・雫やるり、栞のためにベッドの上で戦い続ける夏織といった具合に。目の前の誰かのためにできる限りのことを尽くそうとする姿は本当に尊く、美しいなと思うばかりだ。 時間が限られているからこそ、雫達の活躍に目が離せない。 22話と23話の糸電話が描かれた扉絵や雫と夏織が電話でやり取りするシーンを見ていると、電話越しの向こうに愛する人が生きているということを実感していたのかなと感じたりした。21~25…

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【感想・考察】『音のレガート』3巻で感じたイマジネーションと経験を組み合わせる意義

金管アンサンブルを題材にした『音のレガート』。最終巻である3巻が発売されたので、作品を一通り読み終えて感じたことを言語化することに。 目次 『音のレガート』の総括表紙の考察最後に 『音のレガート』の総括▼音のレガート 3 (まんがタイムKR フォワードコミックス) 『音のレガート』3巻まで読み終え、この作品の根幹となる部分は「音楽は楽しい」「金管アンサンブル・クラシックは奥深い」「音楽に携わる方法はたくさんあるよ」の3点だと感じた。音達を通じて、音楽に携わる方法はいくつも存在するというのを発信していた作品だったのではないかと解釈している。 トランペット奏者としても活躍しているすいと先生は一体何を描きたいか・どういったことを伝えたいかは作中における音達の活躍やあとがきで察することができるのではないかなと。ステージの上で主役として活躍するだけでなく、舞台を盛り上げる名脇役・学校などで指導者として携わる道・事務所の経営者など、接する方法は多岐に渡る。 音楽を活かすための道はたくさんあるんだなと感じさせる百合漫画だ。19話の時でも触れたけど、音と万里の百合から始まり、音と万里の百合で終わる。音と万里がメロディをユニゾンさせる瞬間は尊いなと思うばかりだ。 音楽の奥深さ・楽しさを知っているすいと先生だからこそ、『音のレガート』という作品そして音達を生み出せたのだろう。すいと先生のイマジネーションと経験、趣向、伝えたいメッセージなどが1つの作品に詰まっている。 漫画には、想像力だとか経験が大事とか…

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【感想・考察】『きもちわるいから君がすき』14話で描かれていたとても愉快なわんわんパラダイス

『きもちわるいから君がすき』14話の感想を語っていきます。 目次 わんわんパラダイスの幕開け私の背中を踏み越えて行けおいたした子には折檻を可愛い子ほどいたずらをしたくなる大切なものを見失わないためにご主人様からのご褒美が待ち遠しい最後に わんわんパラダイスの幕開け▼まんがタイムきらら 2023年 04 月号 [雑誌] いろいろな意味できもちわるく、どこからツッコめば良いんだ?という気持ちでいっぱいになった。西畑先生の頭の中は一体どうなっているんだ???と悩まされ続けた。今までと違ったベクトルのきもちわるさを描いていたと思う。 依子のどこぞの犬風情という言葉に吹いてしまったなぁ。「いやいや、どこのボスキャラなんだ」と言いそうに。○○風情とか久々に聞いたわ。依子から一体どんな言葉が飛び出すんだろうという期待が膨らむ膨らむ。司に狂おしい程の愛を抱く依子の言動は作品における妙。 犬風情からポジションを奪い返すために自分が犬なれば良いんだ!って…なんでやねん! どこをどうすれば、その発想が思い浮かぶんだと小1時間考えそうになる。関西電力のCMみたいな感じになるのか。それとも『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』で御伽が城之内に与えた罰みたいな感じになるのかと考えながらページを読み進めていた。 当然ながら、そのどれもが裏切られると言っても過言ではないような気がした。 多分、虫1匹すら司の寵愛を受けることを許さんやろなぁ。依子。 私の背中を踏み越えて行けおりこうさんと司に褒めてもらいたいというのは…

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【感想】『あなたが私を照らすから。』18話で描かれていたカレー作りの描写について

『あなたが私を照らすから。』18話の感想について語っていくことに。 『あなたが私を照らすから。』18話は、林間学校でのカレー作りそして食事を通して、暁恵達の素の姿やいろいろな一面。そして、以前より少し距離が近くなる様子が見どころ・魅力だと思う。林間学校は日中よりも夜が本番といった印象がある。 言うなれば、今回の内容は次回以降のジャンプ台といったところだろう。和気あいあいとした感じで終わらせるわけないだろうというのはラストの描写で分かる。ナイトハイクはカップルの絆を深めるチャンスであると同時に生徒達の心を掴み取るチャンスと言っても過言ではない。むく先生は暁恵達の夜をどう描くのか気になる。 人参の皮を剥くのに苦戦する怜里が可愛らしいのに加え、怜里の意外な一面を知った結稀が良い顔していたなぁ。丹が大盛りのカレーを持って来たのを見て、カレーに対するモチベが少し高まった。たまに無性に食べたくなるな。カレー。 同じ釜の飯を食べ、1人1人の素の姿を楽しんで欲しいと言っているような回だ。 読み終えた後、距離を縮めた暁恵達がナイトハイクで助け合うのかなとか頭によぎった。予想外のアクシデントが起きた時、怜里と丹が暁恵と結稀を助ける的な。逆の場合もあるかもしれないけど… 林間学校はこれからが本番といった感じで締めくくっていたので、次回に期待したい。 『あなてら。』を見ていると、むく先生もしかして怜里が一番お気に入りなのかな?と感じた自分がここに。

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【感想・考察】『アネモネは熱を帯びる』28話~沸騰する熱情~

凪紗と茉白の熱い熱いクリスマスを見て、考えるな!感じろ!!といった感じの回だったな。 お風呂でベッドでゼロ距離になって刺激的に情熱的に愛を深め合う様子で埋め尽くされていたような印象を受ける。食卓で同じ鍋をつつき合う様子も微笑ましく、心身を温めている様子を表現しているのかなと。 特にベッドでのやり取りは完全に相手の熱にやられていたような感じがしなくもない。 直近では、『アサルトリリィ Last Bullet しーくれっとがーでん ~Dreamy Memoria~』でも叶星と高嶺の刺激的で情熱的な百合を描いたな。 つべこべ言わずにとにかくページを埋め尽くすほどの凪紗と茉白の百合を思い切り楽しみ、感じてくれ!と言いたくなる回だった。 好きな人だからこそ、お風呂に入る前に戸惑っていたんだろうな凪紗。茉白の恋愛偏差値は70オーバーだと思うけど、凪紗は…うん、追求するのは止めよう。

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