【感想】『あさやけリフレイン』2話~指先を触れて~

『あさやけリフレイン』2話の感想を紹介します。 もくじ 『あさやけリフレイン』2話の基本情報・内容 『あさやけリフレイン』2話の感想 最後に 『あさやけリフレイン』2話の基本情報・内容 タイトル『あさやけリフレイン』2話サブタイトル動いた爪先作者まつだひかり(@niko9_niku9)掲載誌月刊アフタヌーン2025年6月号出版社講談社アフタヌーンのTwitterアカウント@afternoon_manga発売日2025年4月24日ISBN4910138710657サイズB5 『あさやけリフレイン』2話の感想 心が手掛けた曲を上手く演奏するためにひたすら練習するリクはロックだった。 まつだ先生の思うカッコよくて可愛い女の子が描かれていたと思う。 カッコイイと感じさせるキャラクターを音楽を題材とした作品で求めている。作中のリクはその想いにガッチリハマる。 リクの初めての演奏シーンにおける表現も秀逸で個人的に好き。 極めつけは心がギターの練習で固くなったリクの指先に触れるシーン。見ていて、 ってなった。 推しである心に触れられて、リクの心拍数がGIGAMAXにならないわけないでしょ… 心にカッコイイと言われた時のリクが作中におけるリクの一番かわいいところ。 リクの心に対する好きを前面に描いた話に仕上がっていたと思う。思い立ったが吉日のリクが本当にカッコよく、本当に可愛くて私は好きだ。そんなリクの行動力に驚かされた心のリアクションもおもろい。 機材も細か…

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【感想】『私の推しは悪役令嬢。』51話~絶望たちがこんにちは~

➡Click here for English edition では、終わらない。 『私の推しは悪役令嬢。』51話の細かな感想について紹介することに。 もくじ 『私の推しは悪役令嬢。』51話の基本情報・内容 『私の推しは悪役令嬢。』51話の感想 最後に 『私の推しは悪役令嬢。』51話の基本情報・内容 タイトル『私の推しは悪役令嬢。』51話サブタイトル諦めないで漫画青乃下(@aonoesu)原作いのり。(@inori_ILTV)キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)TVアニメ公式Twitter@wataoshi_anime掲載誌コミック百合姫2025年6月号出版社一迅社編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2025年4月17日ISBN4910137390652サイズB5 『私の推しは悪役令嬢。』51話の感想 サーラスの謀反・リリィの裏切り・セインの危機・サッサル火山の噴火など、どうしようもない絶望の中でレイがクレアに希望を最後まで捨てないことを誓うシーンが特に印象的だった。 本当は怖いにもかかわらず、気丈に振舞おうとするクレアもカッコよかったと思う。クレアに諦めないことを誓うレイの表情も力強く描かれていた。クレアが手を震わせる姿がリアリティに溢れていたなと。 レイがクレアに諦めないことを誓う構図だけど、完全に2人だけの世界といった印象を受けた。窓を活かした構図を過去に目にした覚えが。 『わた推し』4話の時も同様のことが描か…

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【感想】『私の推しは悪役令嬢。』10巻~突然の直撃~

➡Click here for English edition 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の感想を紹介します。 もくじ 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の基本情報・内容 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の感想 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の特典 最後に 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の基本情報・内容 タイトル『私の推しは悪役令嬢。』10巻漫画青乃下(@aonoesu)原作いのり。(@inori_ILTV)キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)TVアニメ公式Twitter@wataoshi_anime掲載誌コミック百合姫出版社一迅社収録話数46~50話・描き下ろし・あとがき編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2025年4月17日ISBN-104758028818ISBN-13978-4758028813サイズB6(1.7x12.8x18.2cm) 果たして、レイ達は生き残ることができるのか… 『私の推しは悪役令嬢。』10巻の感想 真実を知ることを誰よりも恐れているにもかかわらず、覚悟を決めたクレアの活躍を個人的に推したい。 見どころをいくつかピックアップするとこんな感じ。 リリィとセインの戦闘シーンはかなり気合が入っていた。作中の描写・Xでの投稿内容から青乃下先生は『ドラゴンボール』などの漫画に影響を受けているのを察したけど。それでも、見ごたえ抜群だった。 戦闘シーンの描写を一言で表すと。 『わた推し』10巻における戦…

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【感想】『今日はカノジョがいないから』6巻~教育と書いておしおきと読む~

『今日はカノジョがいないから』6巻の感想を紹介します。 もくじ 『今日はカノジョがいないから』6巻の基本情報・内容 『今日はカノジョがいないから』6巻の感想 最後に 『今日はカノジョがいないから』6巻の基本情報・内容 タイトル『今日はカノジョがいないから』6巻作者岩見樹代子(@okome103)掲載誌コミック百合姫出版社一迅社収録話数26~30話・描き下ろし・あとがき編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2025年4月17日ISBN-10475802880XISBN-13978-4758028806サイズB6(1.7x12.8x18.2cm) 『今日はカノジョがいないから』6巻の感想 風羽子のママになる宣言に困惑したゆにだけど、風羽子に可愛がられている時のゆにがとっても可愛い… ゆにみたいにツンとした女の子が風羽子みたいな女の子に教育されている姿はいつ見ても興奮してしまう。ツンと尖った鎧の奥に秘められた可愛い一面が引き出されていくような感じがして。 体育祭の時に見せたゆにの投げやりで反抗的な態度を見てると、尚更興奮する。反抗的になればなる程、風羽子の教育シーンが萌える。 悪い子のゆにに対して、言いたいことはこれ。 ピアスを持っていても、捨てていても、ゆには悪い子に変わりない。これはもう運命としか… 「ごめんなさい」の一言を風羽子ママに言えないなんて、本当に嘆かわしい。おしおきしかされていない。ゆににとっては、おしおきもご褒美か。 …

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【感想】『ささやくように恋を唄う』56話~愛する人の手を引き上げて~

『ささやくように恋を唄う』56話の感想を紹介します。 もくじ 『ささやくように恋を唄う』56話の基本情報・内容 『ささやくように恋を唄う』56話の感想 最後に 『ささやくように恋を唄う』56話の基本情報・内容 タイトル『ささやくように恋を唄う』56話サブタイトル滲む気持ちと、確かな想い。作者竹嶋えく(@takeshimaxfj)公式アカウント@sasakoi_infoアニメアカウント@sasakoi_anime掲載誌コミック百合姫2025年6月号出版社一迅社編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2025年4月17日ISBN4910137390652サイズB5 『ささやくように恋を唄う』56話の感想 ミキの全てを正面から受け止め、包み込む彩花が最高に可愛く、カッコよすぎるでしょ。好きな人に対する想いを引きずり続けている人を心の底から好きだと言って、正面から受け止めるなんて中々できないような… ミキと彩花の思い通りとまでいかなくても、新しい一歩を踏み出せた瞬間を目にできたのは良いなと感じた。 ミキが亜季のことを思い続けていることを聞かされた彩花が黙って唇をかんでいる姿は胸を締め付けられる。ミキが亜季のことを好きだったことを言わなかったことが彩花にとってもっと嫌なこと。 好きな子のことをもっともっと知りたい。頼ってくれなかったことがショック。そんな気持ちが彩花の心に渦巻いていたのだろう。 特に推したいシーンはあそこしかない。 亜季と志…

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【感想】『キミが吠えるための歌を、』8話~甘党だからか晴と優雨の甘さと距離感がしっくり来る~

『キミが吠えるための歌を、』8話の感想を紹介します。 もくじ 『キミが吠えるための歌を、』8話の基本情報・内容 『キミが吠えるための歌を、』8話の感想 最後に 『キミが吠えるための歌を、』8話の基本情報・内容 タイトル『キミが吠えるための歌を、』8話サブタイトル私たちの名前作者樫風(@Cat2Sora)掲載誌コミック百合姫2025年6月号出版社一迅社編集部のTwitterアカウント@yh_magazine発売日2025年4月17日ISBN4910137390652サイズB5 『キミが吠えるための歌を、』8話の感想 晴と優雨の距離感ヤバくなかったですか??? 前作の『ロンリーガールに逆らえない』でも感じたことだけど、キャラクター同士の距離感の魅せ方が本当に凄い。もっと近づきたいけど、近づけないじれったさがたまらなく好きだ。ドキッとする秘密の関係から始まり、近くも遠くもある距離感から生まれる百合は樫風先生の作品を好きになった理由。 ふいに見せるズルさにやられましたね… 『ロンガル』におけるソウルフードがいちごオレだとしたら、『キミ吠え』におけるソウルフードは卵焼きといったところか。それも甘めの。こういった何気ないやり取りは晴たちの素の一面を垣間見ることができて、好き。 甘党な自分には、体の芯からじんわりと広がる甘さが刺さる。 覚醒した晴はやっぱり 覚醒した晴のオンステージは樫風先生の思うカッコいいが詰まっていたと思う。「目を離さないでね」という晴のセ…

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【Review】"I Can't Say No to the Lonely Girl" Volume 6

The back cover is slightly different from the Japanese version. The background and the colors used. Being able to feel these differences is one of the joys of purchasing versions in other languages. 日本語 表紙だけではなく、裏表紙も日本語版と若干異なる。 背景や使用されている色とか。こういった違いを楽しめるのも他言語版を購入する楽しみだったりする。 参考資料Amazonリンクはアフィリエイトリンクになります。 ・"I Can't Say No to the Lonely Girl" Volume 6https://amzn.to/3G7wF4v

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『きみつづ』の一読者による『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の感想

『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の感想を紹介します。 もくじ 『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の基本情報・内容 『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の感想 最後に 『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の基本情報・内容◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ BanG Dream! It's MyGO!!!!!  雨にそよいで晴れを請う__________◢第4話公開!眩しい日々、そしてライブ回です……!よろしくお願いします!🔗https://t.co/tm111JAu7D#バンドリ #MyGO #コミックグロウル #グロウルポスト #雨そよ pic.twitter.com/KEJWIs1Izi— ゆあま (@maymaymay7523) March 28, 2025 【基本情報】漫画:ゆあま原作:灰渕ヨツジサブタイトル:叫び掲載:コミックグロウル出版社:ブシロードワークス配信日:2025年3月28日 『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』4話の感想 CRYCHICの初ステージで披露された「春日影」が美しすぎた…… そよがこれまで歩んできた軌跡も相まって、泣かせにかかってくる。目に涙を浮かべるそよにやられちゃいましたね。 ゆあま先生に泣かせにくる演出…

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【感想】『できそこないの姫君たち』37話~始まりの場所で愛を叫んだ奏~

『できそこないの姫君たち』37話の感想を紹介します。 もくじ 『できそこないの姫君たち』37話の基本情報・内容 『できそこないの姫君たち』37話の感想 最後に 『できそこないの姫君たち』37話の基本情報・内容 【基本情報】作者:アジイチサブタイトル:ありがとう出版社:竹書房公開日:2025年3月28日アンコール配信の配信日です。 『できそこないの姫君たち』37話の感想 七姫と奏がとにかく可愛い… 余計な言葉なんていらないんですよ。 奏の返事に心を打たれた… 1話のラストに描かれた階段の踊り場で始まり、階段の踊り場で終わる。特に奏が大きく変化したことを実感できる回だったと思う。ラストシーンはド直球だけど、綺麗なラストだった。 七姫が美樹に感謝するシーンも印象に残ったな。七姫達と衝突していた美樹だったけど、七姫の一言が美樹を救ったように感じた。主要キャラクターは1人でも多くの人に愛される存在であって欲しいといった感じを覚えた。 最後に七姫達の成長・変化を感じ取れる最終話だった。七姫の想いが実を結ぶ瞬間だけではなく、美樹が救われた瞬間を見ると、溜飲が下がる。 感情表現の見せ方だけではなく、愛されるキャラクターデザインにもこだわっているのかなと。特に七姫と美樹の対話を見て、その考えに至った。 『できそこないの姫君たち』は容姿も趣向も正反対な2人の少女がいろいろな出来事を通して、好きな人のお姫様になる過程を描いた百合漫画だと思う。 ちなみに、『できそこないの姫…

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【感想】『あさぎ色のサウダージ』13話~あの日食べたアポロチョコレートの味をまだ忘れられない~

『あさぎ色のサウダージ』13話の感想を紹介します。 もくじ 『あさぎ色のサウダージ』13話の基本情報・内容 『あさぎ色のサウダージ』13話の感想 最後に 『あさぎ色のサウダージ』13話の基本情報・内容 【基本情報】作者:サクタロー配信媒体:カドコミ出版社:KADOKAWA公開日:2025年3月28日 『あさぎ色のサウダージ』13話の感想 まつりとの別れを惜しむこよみを見ていると、心を抉られるぅ……サクタロー先生、ひどいよ。ひどいよ… こよみの口についたケーキをまつりが拭き取ろうとしたものの、躊躇いを見せる姿を見て、より苦しくなった。 顔が描かれていないまつりの似顔絵は頭の中をグシャグシャにされる。見ていて、辛い。辛すぎる。 まつりとこよみを引き離す原因を作った直己に対して、このような想いが浮かんだ。 久しぶりに食べたアポロチョコレートはやけに美味かったな。 蓮達みんなで食べ合ったのかなとイメージしたりした。 最後に『あさぎ色のサウダージ』13話はこよみのまつりに対する想いが前面に押し出された回だった。 こよみがまつりのことを可愛いと言っていたけど、正解! こよみの存在はまつりが強くなれる理由だし、まつりの存在はこよみが強くなれる理由なのかなと感じなくもない。 まつりとこよみが再び接することができるのか気になる。 サクタロー先生がアシスタントを務めた『君と綴るうたかた』2巻の重版が決定した。 【#コミックグロウル 更新】『BanG Dre…

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