吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん第3巻の感想
吸血鬼ちゃん×後輩ちゃんの第3巻の感想を書いていこうかなと。
興味のある人は一度チェックしてください!
今回はアイリスの過去に関する中心に話が進められていた。
蝶鬼は一体何なのか、アイリスは今日に至るまで何が合ったかを知ることができた。
甘美な百合だけでなく、人間の汚さというか欲についてもサラッと触れていた感じが。
綺麗な部分だけを見せるだけに終わらず、汚い部分を見せることでよりきれいな部分が引き立たせている。
沙羅は第1巻の時と比べると、しっかりした感じがする。
アイリス達との出会いが大きいのかなと。
本当にアイリスのことが好きだというのが素直に伝わってくる。
百合の魅力をストレートに、より濃厚に伝えているなと改めて実感する。
蝶鬼と花贄との繋がりは吸血する・されるだけに終わらず、心と心で通じ合うというか、お互いが好きでないとその関係は成立しないというのを気づかせてくれる訳で。
残されたタイムリミットの中、沙羅とアイリスにどのような結末が待っているのか。
今後の展開にますます目が離せない。
第3巻はアイリスに一体何があったかに触れ、ストーリーの土台を固めている印象が強めというのが個人的な感想。
それにプラス、沙羅の強い姿を見れて良かったという気持ち。
アイリスにしっかり自分の意思を伝えられるのは第1巻の頃に比べたら十分成長したと言えるんじゃないかと。
吸血鬼ちゃん×後輩ちゃんに興味を持った、最近百合に興味を持ち始めたという人…