美月がなろうとしたのは優しい人ではなく陽芽~『私の百合はお仕事です!』第26話の感想~
コミック百合姫で連載されている『私の百合はお仕事です!』。2019年7月号に第26話が掲載されていて、読んでいくと興味深いことが多いこと。これまで美月のことを深堀りしたり、陽芽達を天体に例えたりと色々やってきました。
今回は『わたゆり』第26話について話します。
おしながき『わたゆり』第26話の内容『わたゆり』第26話の感想『わたゆり』第26話におけるキーワード3-1. 空気を読む3-2. リーベ女学園3-3. 不文律と同調圧力3-4. 優しい人美月は優しい人になろうというよりは…最後に『わたゆり』第26話の内容
『わたゆり』第26話のサブタイトルは「綾小路美月」。「私が私になった瞬間」という言葉のセンス良いですね。
美月が陽芽と別れ、どのような中学校生活を送ってきたか、リーベ女学園でアルバイトをするきっかけは何かが描かれていました。
美月の性格が災いしてクラスメイトと上手くいっていなかったことや美月にとってリーベ女学園が一体どのような場所なのか等、見どころが盛りだくさん。美月推しの方なら押さえておきたい話ですね。
『わたゆり』第26話の感想月が陽芽と別れて以降、どれだけ苦しんできたかを丁寧に分かりやすく描かれていて良かったなと思う。陽芽と美月の小学校のエピソード、中学生時代の陽芽と果乃子のエピソード、そして第26話で美月の中学生時代のエピソードが合わさることでパズルのピースが揃った感じに。
『わたゆり』は陽芽と美月、果乃子の人となりが重要な要素になっている。陽芽の「外面」や…