【感想】『アンサング・シンデレラ』3話~理想と現実を描いた回~
木曜の夜になると欠かさず見ている『アンサング・シンデレラ』。今回は3話で特に印象に残った部分を振り返っていこうと思います。【目次】1.『アンサング・シンデレラ』3話の内容2.理想と現実3.それでも動く葵4.捨てきれない理想と情熱5.奏佑に残されている希望6.くるみの変化 7.最後に1.『アンサング・シンデレラ』3話の内容『アンサング・シンデレラ』3話は透析が必要な小学校教師、奏佑を巡り、みどりと綾がぶつかる回。理想と現実、患者は一体何をして欲しいのか、みどりに大きな壁が立ちはだかる。2.理想と現実『アンサング・シンデレラ』3話におけるテーマの一つが「理想と現実」。今回、3つの理想についてフォーカスが当てられていました。 ザックリ説明するとこういった感じ。みどり:患者に寄り添い、救いたい綾:救急認定薬剤師として多くの患者を救いたい奏佑:子供達のために全力で教師を行いたい3人とも誰かのために何かをしたいという部分は共通しています。 ですが、厳しい現実が理想の自分を目指す3人の前に立ちはだかります。みどり:綾・奏佑と思うように意思疎通ができない現実綾:奨学金を返済するためにお金を稼がないといけない現実奏佑:自身の体調により思うように子供と接することができない現実厳しい現実にどう立ち向かっていくか、どのように変化していくかが3話の見どころだったのではないかと解釈しています。みどり・綾・奏佑だけでなく、くるみが薬剤師として思うようにいかない現実・薬剤部の人員が足りないという現実にも触れられていたのも特徴…