【感想】『安達としまむら』1話~何とも言えない距離感で行うラリー~


とある2人の少女の人間関係を描いた『安達としまむら』。

今回はアニメ『安達としまむら』1話の感想を紹介しようかなと。


『安達としまむら』とは

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『安達としまむら』は女子高生の安達としまむらが一味違った日常を過ごす様子を描いた作品です。

作者は『やがて君になる 佐伯沙弥香について』や『電波女と青春男』などで知られている入間人間先生。
アニメーション制作は手塚プロダクションが携わっています。

百合界隈の方達が期待を寄せていたのが視聴しようと思ったきっかけ。

2.『安達としまむら』1話の内容

『安達としまむら』1話のサブタイトルは「制服ピンポン」。

安達としまむらが授業をサボり、体育館で卓球をして過ごす様子が描れています。
安達としまむらの下校や何とも言えない距離感などが見どころとして挙げられます。

3.『安達としまむら』1話の感想

ありかなしかで言ったら、自分はあり。

とにかく考えることが本当に多いですね。

安達としまむらの繊細な心理描写をしっかり追うだけじゃなく、宇宙服を着たヤシロの動向とかもチェックする必要があるのかなと。
Twitterで検索してみると、難しいみたいな声をちらほら目にする。(分からなくはないですが

安達としまむらの心のラリーを見ているような感覚がした。
安達としまむらのどちらか一方がアクションを仕掛けると、もう一方がアクションで返す的な。

百合要素が高く、百合が好きで尚且つ人の繊細な部分を見るのが好き・話をいろいろ考察するのが好きな方には刺ると思う。

秘密を共有と言えば良いのか、体育館の2階は安達にとってしまむらとの時間を過ごすための場所だっただろうなと感じた。

他の誰かが来るのは良い気がしない、そんな印象を受ける。

日野と永藤の百合は嫌いじゃない。
上田さん、百合作品にハマるなとしみじみですね。

とりあえず、1話、1話じっくり見ていこうかなと。

4.『安達としまむら』1話の補足

『安達としまむら』1話でポイントになってくるのはこの辺りかなと考えています。

  • 安達としまむらのラリー
  • しまむらの心理描写
  • ピンポン玉が跳ねる瞬間
  • 安達としまむらの2人乗り
  • 安達が買ったたまごパン

安達としまむらが卓球のラリーを繰り広げるところは1話の見どころ。
他の誰かが入り込めない時間を過ごしているような感じがします。
ラリーを通してコミュニケーションを取っているような。

卓球台に張られたネットが安達としまむらにとって良い距離感を作り出していると解釈しています。

しまむらが本屋で卓球の本を見ていたのは安達のことをもっと知ろう・知りたいと感じていたからでしょう。

しまむらの心理描写もポイントです。
人付き合いは素潜りと独特な言い回しをしていたのが頭に残ります。
安達という名の深海に深く深くハマっているのが伝わってきます。
海面は日野と永藤のことかなと。
安達としまむらの人間関係は想像以上に深いです。

ちなみに、しまむらは距離が近過ぎると反発してすれ違うと言っていましたが、安達以外の人間との距離も手探りなのかもしれません。

ピンポン玉が跳ねる瞬間は安達としまむらの心が弾む瞬間を表しているのかなと。

安達としまむらの心はピンポン玉のように繊細で壊れやすい、そういった感覚を覚えます。

それに加え、セミの命のような儚さもですね…

安達としまむらの2人乗りも1話における見どころの一つに挙げられます。
安達の後ろはしまむらの特等席。

2人乗りをしている時は体育館でラリーを行う時と同様、安達としまむらが悪いことを共有している瞬間です。

その瞬間が尊い…
友達がしまむらくらいだと安達が言った時、しまむらが赤くなった瞬間が可愛いですね。

後は放課後、安達がしまむらにたまごパンを渡したシーンもポイントになってきます。
しまむらがかすかな高揚感を覚えたと発しています。

安達がしまむらのことをしっかり見ていたというのが分かったから、翼が生えるような高揚感を覚えたのでしょう。

安達が買ってきたたまごパンはしまむらの好きなパン。
昼休みに体育館の2階で一緒に食べようと思っていたのかなと。
日野と永藤がいるのではないかと感じ、昼休みに渡せず仕舞いになったと考えています。
日野と永藤を見て安達が良い感情を抱いていなかったのに加え、袋の中には2個しか入っていなかったですし。

5.最後に

『安達としまむら』1話は安達としまむらが何とも言えない距離感でラリーを繰り広げていた回。

安達としまむらの百合や予想外のアクション、複雑な心理描写を思う存分楽しめた。

2話以降どんな感じになるのか気になるところ。

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