【感想】『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』2巻~ミルキーウェイで弾けた百合にメルトした~

陽南と佑月が過ごした夏は遠い夢のようだ―

とある女子高生達が繰り広げるリンゴのように甘く酸っぱい百合、その名も『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』。
『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』こと『こいおち』の2巻を購入したので、その感想を刻んでいこうと思う。

皆さん準備は良いですか?

Are you ready?


1.基本情報

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『こいおち』2巻のISBNなどは以下の通りです。

タイトル『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』2巻
作者杜奏みなや(@Minaya_Morikana)
出版社KADOKAWA
文庫レーベル電撃文庫
発売日2020年10月10日
ISBN-104049133679
ISBN-13978-4049133677

2.『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』2巻の内容

『こいおち』2巻は陽南と佑月の新学期・文化祭での様子が書き綴られています。

2人のリボンそして「好き」が波乱を呼ぶ…

リアルミルキーウェイと呼ぶにふさわしい恋模様がここに開幕!!

3.『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』2巻の感想

『こいおち』2巻に言いたいことがあるんだよ!

だからここで語らせてくれ!いや語らせてください!!

3-1.表紙

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どうですか?この計算され尽くした表紙は…

素敵の一言に尽きるわ、こんなん。

陽南と佑月、何してるの?

この時点で落ちたって人手をあげよ?
怒らないから。

「タイが曲がっていてよ」と言った人もやられるんじゃないかと言いたくなってしまう。

ちなみに、表紙のレイアウトが変更されてたみたいなTwitter目にしましたが、品質にこだわっているのが伝わっていて好感が持てた。

読者に手を取ってもらうために表紙どうするかかなり悩んでいるんだろうなと思ったり。

表紙は本の顔とも言える部分だ。
じゃなきゃ、ジャケ買いなんて言葉存在しないだろう。

3-2.帯

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帯は『あだしま』の入間人間先生が書いてるのにビックリですね。
7年前に求められていたものが『こいおち』にあるみたいなこと書いてあるのを見ると、期待度が上がっちゃうやつでしょ。

7年前、何してったけな…

だけど、裏面にもヤバいこと書いてあるんですよ。

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「溶ける」

なんだとぉ…

溶ける、メルトする?

溶けるって何よ!?

こういう感じ?

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それともこんなの?

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口どけするような百合が楽しめるってやつですか?
溶けるとは何か、それは『バンドリ』のチュチュ様風に言えば見れば分かる的なやつだなと勝手に認識した。

購入する際、こう思った。

見せてもらおうか、『こいおち』2巻の性能とやらを―

3-3.中身

読んで思ったことは

その百合にメルトした

仕組まれた百合が大爆発したんですよ。

こんなん、ズル過ぎるわ…

攻めの『こいおち』ここにありといった感覚を覚える。

打ち上げ花火のように巨大な百合で骨までメルトする、そういった姿勢がビシビシ伝わってくる。

好きの定義・好きの形・好きのカテゴリーを考えさせる1冊に仕上がっていたと思う。

陽南と佑月の繊細な百合・距離感がたまらない。
一歩間違えると大火傷しそうですね。

陽南の隣は佑月じゃなきゃダメみたい。

もちろん、佑月の隣は陽南じゃなきゃダメみたい。

ミルキーウェイなんて目じゃないくらい甘いんだわ。
ネクターを濃縮還元した感じの濃い百合に爆ぜてくれ。

そうなった時、こう言うから。

「ドロドロじゃろう」

好きについて考える機会はいろいろあるけど、『ささこい』とか『わたゆり』に近い部分が無きにしもですね…
この辺は人によっては違うと言う人もいるかもしれないですが。

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いくつも百合が連鎖してでっかい打ち上げ花火が上がる。

うん、この百合、嫌いじゃない。

入間先生、溶けるの意味が分かった気がするよ…

この熱さは何?陽南と佑月の熱?それとも星達の熱?それとも文化祭の熱気?いやいや花火の熱?

その答えは全部!!

感情が爆発してしまった、ありがとう杜奏先生。

素晴らしい百合に巡り合わせてくれた『こいおち』に心からの感謝!!

最後はまさしく『こいおち』だった。

自分も『こいおち』の世界に落ちた。

4.『女子高生同士がまた恋に落ちるかもしれない話。』2巻の魅力

『こいおち』2巻の魅力は一体何ぞやと感じている方も多いのではないでしょうか?

その気持ちはよく分かります。

ここでは、『こいおち』2巻の魅力を全力で語らせて頂きます。

4-1.好きを突き詰めるところ

陽南と佑月の「好き」をとことん掘り下げるところは『こいおち』2巻におけるミソになってくるかなと。

「好き」の違い・「好き」の形・「好き」の定義が陽南と佑月を悩まさせます。

「好き」について答えを導きだそうとする陽南と佑月に注目して欲しい。

4-2.天の川・違う寮・違うクラスという名の壁を突破するところ

陽南と佑月の間にはいくつもの壁が立ちはだかります。

寮とクラスが違うってそんなのありですか?

陽南と佑月の間にまるで天の川があるようです。

天の川を越え、大好きな人という名の一番星を掴もうとするその姿は尊くも愛おしい。

陽南と佑月にその一番星、掴み取れ!と言いたくなってしまいますね。

4-3.陽南と佑月のすれ違い

陽南と佑月のリボンが波乱を巻き起こし、見る者の心をガッチリ掴み取ります。

たかがリボンと感じる人は前に出てきましょう。
長い話をすることになると思います。

リボンを巡り、陽南と佑月が話を加速させます。

リボン、それは女の子を魅せるアイテム。

だけど、使い方によっては好きな人を束縛いや感覚を共有するためのアイテムにも。

この不協和音も全てはクライマックスのための予定調和と言って良いのかもしれない。

4-4.作品から感じられる熱

全編を通して感じられる熱、それが心地良い。

陽南と佑月の体温がじんわりと伝わってくる1冊です。

伝え方は多岐に渡り、それらが連鎖的に反応することで読者をクライマックスに導いてくれます。

陽南と佑月の熱、陽南と佑月が刻むビートにやられちゃってください。

5.電子書籍でも読めるのか

『こいおち』はコミックシーモア、ブックウォーカーなどでも配信されています。
こちらもリンクを載せておきます。


6.最後に

『こいおち』2巻は陽南と佑月の熱とビートが激アツでまさしく『こいおち』と言いたくなる1冊だった。

その熱に焼かれ、メルトされちゃいましょう。

陽南と佑月の百合から何かが弾けた。

その恋、まさしく日食。

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