【感想】『アサルトリリィ BOUQUET』3話~サブタイトルとソメイヨシノについての考察~

『アサルトリリィ BOUQUET』3話の感想に加え、考察をいくつか紹介します。


1.『アサルトリリィ BOUQUET』3話の内容

『アサルトリリィ BOUQUET』3話は梨璃達が過去の戦闘を生き延びた強力なヒュージと戦いを挑む話。

戦いに敗れたリリィ達が使っていたCHARMを目にした夢結が過去のトラウマがフラッシュバックし、暴走する…

夢結を救うため、梨璃は決死の覚悟で戦場を駆け抜ける!!

2.『アサルトリリィ BOUQUET』3話の感想

『アサルトリリィ BOUQUET』3話を見て思ったことが。

それは令和に蘇った『シムーン』だということですね。

『シムーン』は2006年に放送されたアニメでと大空陸と呼ばれる星に活躍する姿を描いたアニメ。
それに登場するリ・マージョンと呼ばれる行為が頭に。
リ・マージョンはシムーンと呼ばれる飛空艇を用いて空中に特定の図形を描く行為。

『アサルトリリィ BOUQUET』でもノインヴェルト戦術と呼ばれるものが登場している
ノインヴェルト戦術は9人のリリィ達が行う戦術だ。
ヒュージに向かって華麗に舞うリリィ達の姿は『シムーン』に出てくる巫女達がリ・マージョンを描く様子と重なった。

もちろん、この辺は違うとかいろいろあると思うけど、自分はそう感じましたね。

今回も百合要素が濃厚で百合好きにしっかりアプローチしていたと思う。
楓が相変わらずいい味出しているんだわ。

梨璃と夢結の百合が本領発揮していた気がする。
戦場に赴く前に梨璃のドレスコードを夢結が整えるとか尊い…

画面越しに「タイが曲がっていてよ」と叫びたくなってしまった。

後、梨璃の太ももがヤバい。
太ももの肉感が自分は好き。

そして、夢結の闇堕ちが見れるとか何というサプライズだと。
正確には自身の能力による暴走だけど、それを止めるために梨璃が飛び出すとか単純に熱い。
梨璃と夢結のマギが合わさることで更なるステージに…
『Gガンダム』のようにアツい要素も入れ込みますかと制作の方に言いたくなる。

戦いが終わり、自分のことを話した夢結はどこか晴れやかな感じになっていたのが〇。

可愛い女の子の優しい表情は単純に大好き。

夢結の素敵な表情をありがとうございますの一言に尽きる。

3.『アサルトリリィ BOUQUET』3話のサブタイトル

『アサルトリリィ BOUQUET』3話のサブタイトルはワスレナグサ。

ワスレナグサはヨーロッパ原産の可愛らしい見た目をした花です。

花言葉は「私を忘れないで」
ワスレナグサを英語に訳すと、「forget-me-not」となります。

ググってみると、悲恋を題材にした話や別れを描いた作品とかが出てきます。
アニメや漫画が大好きな方だと、秩父が舞台のあの作品辺りを頭に浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ヒュージに立ち向かった自分達を忘れないで欲しい・支えてくれる人がいることを忘れないでといった意味合いがあるのかなと解釈しています。
ヒュージとの戦いは熾烈を極め、場合によっては命を落とす可能性も。
名を残す者もいれば、忘れ去れることを踏まえると、ワスレナグサは『アサルトリリィ BOUQUET』を表現するのにふさわしい花です。

下に書かれている「まつ毛の下に涙がたまる」の元ネタはベートヴェンの手記から。
元になった言葉はこちらです。

「もしも美しいまつげの下に、涙がふくらみたまるならば、それがあふれ出ないように、強い勇気をもってこらえよ。」

まつ毛の下に涙がたまる出来事とは一体何か。
真っ先に浮かぶものとしてヒュージとの戦いによる恐怖。

命を落とすかもしれないヒュージとの戦い、場合によっては目を覆いたくなる出来事も…

泣きたくなる想いを勇気を持って堪え、目の前に立ちはだかる敵を倒すために前に進む。
「まつ毛の下に涙がたまる」という言葉はヒュージとの戦いに挑むリリィに向けるのにうってつけの言葉と言えるでしょう。

ちなみに、ベートヴェンは厳しい家庭環境にあったことに加え、聴覚障害に苦しんだとのこと。
そういった中で作られた交響曲第9番はいろいろな場所で演奏されています。
交響曲第9番は『新世紀エヴァンゲリオン』のカヲル君との戦いで用いられていることでも有名です。

夢結もヒュージとの戦いにより生じた辛い惨状・大好きなお姉様との別れに涙をためていたと解釈しています。

涙をこらえるために笑顔を見せなくなったのかもしれません。
まるで聴覚障害に苦しむ中、作曲を続けるベートヴェンのように…

また、ルナティックトランサーの能力で暴走する面もベートヴェンに通ずるところも無きにしも非ずです。

甲州撤退戦で大好きなお姉様を亡くしたことルナティックトランサーの能力により見せたくない姿を見せることの2点は夢結にとって辛い出来事。
その運命を乗り越えることが1つのテーマになったのかなと。

4.ヒュージも学習する

強くなるのはリリィだけではありません。

戦いに生き残ったヒュージも学習し、強くなります。
それを踏まえると、ヒュージは学習能力の高い生命体と言えるでしょう。

ヒュージに刺さったCHARMの数が強さと学習の証明と言えるかもしれません。

5.咲き誇るソメイヨシノ

作中、ソメイヨシノについて触れられていました。

ソメイヨシノは桜の一種。
自然交配で子孫を残すことができず、人の手でソメイヨシノを存続させていると言われています。

ソメイヨシノの花言葉は「優れた美人」「純潔」と夢結にふさわしいものに。

ソメイヨシノの開花は冬の寒さと春の温かさのバランスに左右されます。

夢結が再び優しい顔を取り戻すことがソメイヨシノの開花を表していたのかなと解釈しています。

優しい顔を取り戻す最後のピースは梨璃。

夢結の過去・痛み・苦しみの全てを受け止めるだけの器量により、夢結は辛い過去を乗り越え、梨璃と未来を歩めるようになったのかなと。

前述と被りますが、3話の最後に見せた夢結の顔は桜が開花したかのようにどこか晴れやかな感じがします。

5.最後に

『アサルトリリィ BOUQUET』3話は夢結の辛い過去を掘り下げた回。
梨璃が夢結を受け止め、未来を切り開いたと言えるでしょう。
強さを増すヒュージ、梨璃達の戦いはまだ始まったばかり…

4話以降に期待。

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