【感想】『その淑女は偶像となる』1巻~トップを取りに行こうとするその姿が美しくカッコ良かった~

ずば抜けた才能でかつてアイドル界を席巻した過去を持つ少女とフリーランスで地道にライブをこなす新人アイドルの少女がアイドル界のテッペンを取る様子を描いた『その淑女は偶像となる』。

2020年に読切が発表されてから、こうして連載、単行本の発売を楽しみにしていた自分がここにいます。
今回は『その淑女は偶像となる』1巻の感想と作品の魅力について話します。


基本情報

DSC_1299.JPG

タイトル『その淑女は偶像となる』1巻
作者松本陽介(@matsumoto1325
出版社集英社
掲載誌ジャンプ+
収録話数1~4話・描き下ろし特別編
発売日2021年4月2日
ISBN-104088826493
ISBN-13978-4088826493
配信【ブックウォーカー】etc

『その淑女は偶像となる』1巻の内容

かつて悲しい出来事がきっかけでアイドルを挫折した姫宮桜子はお嬢様学校に通っていました。
アイドルを挫折していても、アイドルの関心は薄れていなかった桜子。

そんな桜子の下にフリーランスでアイドル活動を行っていた若菜あるみが現れます。
桜子のことが大好きなあるみは一緒にアイドルをしないかと誘います。

こうして、桜子とあるみがトップアイドルを目指す様子を描いた叙事詩がたった今、幕を開けました。

『その淑女は偶像となる』1巻の感想

まず、待ってました!と言いたいですね。

読切の時、「これは面白い!」と自分の琴線に触れたのを思い出す。
続きが読みたいよと思っていたら、連載決定そして単行本発売と来たら、もう買うしかないだろと。

全力でパフォーマンスやトレーニングを行う桜子とあるみが美しく、カッコいい。

同じ志を持った女の子達がトップを目指していくその姿は尊いの一言に尽きる。

あるみが桜子にグイグイ行くところやまりもが桜子とあるみのペースに巻き込まれるところも良いですね。

桜子とあるみの百合の尊さ・桜達のライブの熱さ・トップを取るために多くのアイドルが魂を燃やすことで生まれる熱さといろいろな熱さが伝わってくる。

文句なしに面白いと言える作品のひとつだった。
作中、登場した「姫宮飛び」はダイナミックに溢れた桜子の必殺技のようなものでアニメーションとかになるとかなり迫力があるんだろうなと考えたりしましたね。
アニメ化しないかと期待も膨らむ。

読んでて、気持ちを熱くさせる素敵な百合が読めてとにかく幸せだ。

『その淑女は偶像となる』の魅力

『その淑女は偶像となる』の一体どこが魅力なんだと気になっている方も多いのではないでしょうか?

自分が思う『その淑女は偶像となる』の魅力は以下の5つ。

  • 桜子・あるみ・まりもが本気でテッペンを目指すところ
  • 桜子とあるみの百合
  • 気持ちを熱くさせるパフォーマンスの数々
  • 桜子達に立ちはだかるクールで魅力的なライバル達
  • 桜子が2つの顔を使い分けるところ

人によって魅力だと感じる部分は異なると思うので、何かありましたらコメント頂けると幸いです。

桜子とあるみが学校生活やレッスンなどを通し、結束力を高めていく様子は見応え十分。
ダイヤモンドの原石を磨くというのはこういうことかという衝動に駆られます。
トップアイドルを目指す桜子とあるみは熱く、キラキラしているし、百合は尊い。

名曲「Tomorrow」で涙の数だけ強くなれるという歌詞がありましたが、桜子達の涙はズバリそれ!といった感じがしました。
誰かを笑顔にするため、泣かせないために桜子・あるみ・まりもが立ちはだかる強敵達とパフォーマンスを競うというのは単純に激アツです。

感想のところでも触れましたが、「姫宮飛び」はとにかくダイナミックでアガるシーンのひとつではないかなと。
『その淑女は偶像となる』におけるパワーワードかつ必殺技のひとつです。

桜子達以外にも魅力的なアイドル達が登場するわけですが、いずれも個性的で違った光を放ちます。
トップを目指すために凌ぎを削るその様子はまさにアイドル戦国時代といったところでしょう。

後は桜子がお嬢様の顔と本来の顔を使い分けるところも見どころになってくるのかなと。
学校でもライブでも常にステージに上がり続けている印象を受けます。

最後に

『その淑女は偶像となる』はトップアイドルを目指す少女達がさまざまな試練を乗り越えていく様子を描いた百合漫画。

桜子とあるみの百合から来る尊さはもちろん、ステージの熱さやトップを目指すために全力で駆け上がるその姿は1人でも多くの方に見て頂きたいですね。
今後の動向に目が離せません。

この記事へのコメント