【感想・考察】『スピカをつかまえて』2話~真っ白な進路希望調査票~

『スピカをつかまえて』2話の感想とポイントになる部分について紹介します。

作品をおさらいしたり、触れるきっかけになれば幸いです。


基本情報

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タイトル『スピカをつかまえて』2話
サブタイトル春蝉とプレアデス
作者織日ちひろ(@orihi_)
掲載誌コミック百合姫2021年9月号
出版社一迅社
発売日2021年7月16日
ISBN4910137390911
配信【ブックウォーカー】etc

『スピカをつかまえて』2話の内容

『スピカをつかまえて』2話は、星璃奈と怜子が体験入学を一緒に手伝うことが決まった回。
星璃奈は、怜子のことで悩み続けることに。

サブタイトルは「春蝉とプレアデス」と1話同様、独特なものになっています。
春蝉は4~6月に出現する蝉で季節に先駆けて最も早く鳴くのが特徴的。
プレアデスはおうし座の散開星団のことです。
秋~春先にいくつもの星の集まりを観測することができます。
ギリシャ神話でオリオンが追いかけたプレイアデスと呼ばれる姉妹からその名が付いたとか。

星璃奈が怜子を知ろうとする様子あるいは追いかける様子を表しているようにも。

『スピカをつかまえて』2話の感想

最初の夢オチのインパクトがとにかくヤバかった…

星璃奈、一体何を考えているんだ…

前回、ドエラいものを見てしまったので、夢に出てくるのも分からんでも。

星璃奈の表情の見せ方が秀逸な感じがする。
敢えて見せないというのが良いですね。
読者の想像に委ねる感じが。

後、凛の無理に分かろうとしなくて良いんじゃないかという言葉がなぜか響く。

星璃奈の夢

星璃奈は、怜子と一緒に寝るという夢を見ることに。

見知らぬ女性とホテルに入る瞬間が星璃奈にとって大きな衝撃だったのが伝わってきます。
2話の冒頭は、読者の興味を惹かせるものに仕上がっていたのかなと。

星璃奈が見た夢は予知夢なのかもしれませんが。
星璃奈が望んでいた部分もゼロではない気も。

夢でのやり取りはそう遠くない未来といったところでしょう。

保健室での会話

体育の授業中、上の空だった星璃奈は顔面にボールをぶつけ、保健室に行くことに。

星璃奈は凜に怜子のことを聞きます。
怜子のことを話しているシーンで星璃奈の表情がほとんど映さなかったのが印象的。
読者の想像に委ねている部分です。

怜子がどんな人間なのか分からないといった表情を見せているのかなと。
手と太ももを見せるだけで分からない・理解できないといった表情を見せているのはポイント高いですね。

凛の別に無理に分かろうとしなくても良いという一言が星璃奈に影響を与えます。
怜子と関わらないようにすれば良いのだと。
人のことを分かろうとしても全てわかるものではない。
知ろうとすればする程、分からなくなる場合も。

1話の時のように、困惑する場面が何度も登場するなら尚更です。

真っ白な進路希望調査票

星璃奈と怜子の進路希望調査票が真っ白なのも2話のポイント。

怜子が援助交際を行っていたのもやりたいことを見つけるために行っていたのかなと。
進路希望調査票を埋める何かがあると信じて。

星璃奈と怜子の進路希望調査票を埋めてくれる何かがあるとするなら、星璃奈と怜子の存在でしょう。
接していく中で一体何を見つけるかが3話以降のポイントになってきます。

星璃奈の第1希望は怜子と一緒にいること、怜子の第1希望は星璃奈と一緒にいることとか。

体験入学の手伝いの中で一体何を見つけるのか気になるところですね。

最後に

『スピカをつかまえて』2話は、星璃奈と怜子が体験入学の手伝いを一緒に行うことが決まった回です。

今後、どのような展開が待っているのか気になるところ。

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