『お菊さんはいちゃ憑きたい』2話の感想に加え、話のポイントをいくつか紹介します。
作品をおさらいしたり、ちり先生の作品に触れるきっかけになれば幸いです。
基本情報
タイトル | 『お菊さんはいちゃ憑きたい』2話 |
---|---|
サブタイトル | お菊さんはくちづけたい |
作者 | 結野ちり(@yuinochiri04) |
掲載誌 | コミックウォーカー・ニコニコ静画/th> |
出版社 | KADOKAWA |
配信日 | 2021年8月18日 |
コミックウォーカー | https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CW01202378010000_68 |
ニコニコ静画 | https://www.tugikuru.jp/novel/content?id=35771 |
『お菊さんはいちゃ憑きたい』2話の内容
『お菊さんはいちゃ憑きたい』2話は、涼世の食生活を心配するお菊さんが涼世に憑依して料理を作ることを決心する回。
蘇る過去の記憶・多忙な涼世・涼世にベッタリ絡むお菊さんと見どころ盛りだくさん!
『お菊さんはいちゃ憑きたい』2話の感想
いろいろな意味でアツ過ぎましたね…
尊さあり・エモさありの回だったと思う。
エモさに関しては、過去作読んでいる方が感じたのかなと。
遊び心満載の要素というか、作中にサプライズを入れてくるところもちり先生のスタイル。
細かなところまでこだわるところはマジで好き。
涼世とお菊さんの百合、本当に濃厚だった。
まとわりついたり、一心同体になったりとゼロ距離でしたね。
後は、最初の意味深なシーンも外せない。
生前のお菊さんと謎の女性のやり取りは、これは…!!と思わせるものだった。
お菊さんは、一体どんな料理を作るのか気になるところ。
少なくとも、愛情マシマシなのは分かった。
涼世の夢
涼世は夢で生前のお菊さんと謎の女性とのやり取りを見ていました。
性格や料理の得意・不得意は違えど、容姿は涼世にそっくりの謎の女性。
涼世のご先祖様か前世でしょう。
食事は身体の栄養のためだけじゃなく、心の栄養をとるためという考えは、お菊さんに受け継がれます。
謎の女性の名前は一体何なのかが今後のポイントになってきそうです。
涼世は、夢で見た謎の女性について追っていくのかなと。
全てはお菊さんのために。
甦れ!過去作の記憶!!
2話では、ちり先生のサプライズが。
涼世が対峙した悪霊の中に前作『スカーレット』に登場したマーラの姿。
そして、涼世が飲んでいるビールのラベルには…
『スカーレット』のフィーネとアイリスの姿。
ビールの名前もSCARLET BEERとエモさを感じさせます。
『スカーレット』の時も『私の百合はお仕事です!』や『羽山先生と寺野先生は付き合っている』の単行本の表紙を登場させて、読者を驚かせていたのを思い出します。
『スカーレット』の要素は、『お菊さんはいちゃ憑きたい』にしっかり受け継がれているのは確か。
気になった方は、『スカーレット』をチェックして頂きたいですね。
過去に、感想を書いていたりします。
リンク:http://antaressmangakanso.iiblog.jp/article/464248704.html?1629282700
お菊さんの愛情
お菊さんが涼世に愛情を持って接するところも見どころです。
シャワーシーンでは、涼世にベッタリ。
思わずドキッ!とさせられます。
涼世にベッタリくっつくシーンとかは、『スカーレット』7話でアイリスがフィーネの傷を癒すシーンを思い出します。
濃厚な百合を描くのは本当に上手いなと感じるばかりですね。
そして、偏った食生活を送る涼世のために食事を作ることを決意する瞬間も外せません。
涼世の心に栄養を与えるために。
ちなみに、カップラーメンの中だと蒙古タンメン中本の味が印象的だったとちり先生に言いたいですね。
涼世に憑依する方法
お菊さんは涼世に憑依することができます。
その方法は、涼世とキスをして粘膜から入り込むというもの。
霊力の強い人間に憑依するのは難しく、キスをする必要があるそうです。
2話目にして、涼世とお菊さんのキスシーン。
尊いの一言に尽きます…
感極まって、憑依するの忘れていましたが。
涼世のデレも見れるのもポイント。
濃厚なやり取りがそこにあります。
涼世のことが本当に好きなんだなと。
憑依したのは良いものの、お菊さんはコンロとか電子レンジを使えるのかどうか気になるところですが。
なぜか、心配になってきましたね。
最後に
濃厚な百合が盛りだくさんでドキドキさせられっぱなしでした。
ちり先生の百合、やっぱ良いですね。
『スカーレット』のキャラクターとか見ていると、昔のことを思い出したりも。
こうして、好きな先生の作品を楽しみ、全力で駆け抜けることができるというのは本当に幸せなことだと実感しています。
3話では、どんな百合が待っているのか、気になるところ。
この記事へのコメント