『ガンバレッド×シスターズ』20話の感想とポイントを紹介します。
話をおさらいしたり、作品を触れるきっかけになれば幸いです。
名残惜しい。
基本情報
タイトル | 『ガンバレッド×シスターズ』20話 |
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作者 | ミトガワワタル(@mitogawawataru) |
掲載誌 | サンデーGX2021年9月号 |
出版社 | 小学館 |
発売日 | 2021年8月19日 |
ISBN | 4910041250912 |
サンデーうぇぶり | https://www.sunday-webry.com/detail.php?title_id=988 |
配信 |
『ガンバレッド×シスターズ』20話の内容
『ガンバレッド×シスターズ』20話は、ノエルとの最終決戦とその後の出来事が描かれていました。
それぞれの想いがぶつかり合った瞬間、大きな衝撃が発生する。
暗い夜を超え、朝日を見ることができるのか。
『ガンバレッド×シスターズ』20話の感想
正直、まだ実感が沸かない。
何となく察しつつも、まだまだ続くといった部分もですね。
マリアとドロシーの百合は尊いし、たった一度だけ見せたマリアとノエルのハグは温かい。
見どころが多いのに加え、これまでのエピソードを振り返られる内容に仕上がっていたと思う。
ドロシーやノエルの全てを受け止めるマリアは、本当に強いなと。
全てがハッピーエンドではないものの、マリアとドロシーは確実に成長し、前進しているのは確か。
ノエルのセリフである「人間も化け物も平等に救われてもいいと思う。」をマリアが言うのは単純にエモい。
ドロシーをはじめ、ノエルやシャノン、逃げ惑う一般市民、強い正義感を持つ警察達とマリアは全ての人達を救おうとしていた。
そんなマリアだからこそ、「人間も化け物も平等に救われてもいいと思う。」というセリフには重みがある。
マリアの言う「人間も化け物も平等に救われてもいいと思う。」とノエルの言う「人間も化け物も平等に救われてもいいと思う。」は重みが全然違うんじゃないかなと。
最後に見せたマリアとドロシーの晴れやかな表情にノックアウトされてしまいましたね。
見どころ満載の最終話だったと思う。
『ガンバレッド×シスターズ』と駆け抜けた時間は、かけがいのないものだった。
マリア達はもちろん、ミトガワ先生や編集者の方に素敵な作品と出会えて、心からありがとうと言いたい。
4巻が出るのを、心待ちにしよう。
フルムーンインパクト
20話では、満月を見たキキが顕現し、力を開放しました。
シャノンに嫌いにならないで欲しいとキキは言っていましたが、シャノンはキキを嫌いにならないでしょう。
シャノンなら、キキを全力で受け止めるはず。
「筋肉(パワー)は、全てを解決します!」って…
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の有栖川夏葉じゃねぇかぁぁーーーー!!!
ミトガワ先生、『アイマス』のイラスト描くことあるなぁと頭によぎった。
それか、「やはり暴力‥‥!! 暴力は全てを解決する‥‥」という迷言を残した『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』の桐江想子とか。
力こそパワー、恋する女の子は無敵なんですよ。
ぶつかり合う魂
マリア&ドロシーがノエルと熱い戦いを繰り広げるシーンは、20話における目玉のひとつ。
武器や技は使っているものの、拳と拳で殴り合い、分かり合う。
そんな印象を受けますね。
ノエルの技を見ていると、『ソウルイーター』のクロナ、『GUILTY GEARシリーズ』のザトー=ONEとかテスタメントが頭に。
マリアとノエルの温かいハグで距離を縮めた後、力を開放したマリアがドクターJに正義の鉄槌を下すとか熱すぎますね。
最も、ノエルはマリアの前から姿を消したわけですが…
理想の世界を目指すために。
後は、マリアの想いを正面から受け止めきれない状態だったからこそ、姿を消したのかなと。
戦いを終えて
ノエルとの最終決戦の後、前とは少し変わった日常に戻るマリアとドロシー。
変わる決意をしたドロシーをマリアは正面から受け止めます。
尊く、アツい百合がそこにありました。
ノエルとの姉妹喧嘩は終わらない
マリアとドロシーは、仲間達と共に吸血鬼達と戦い続けています。
キキが十字騎士に入ったりといろいろな変化があったのもポイント。
縦ロールのクロエは新鮮ですね。
『ストリートファイターⅤ』とかに登場したかりんや『天上天下』の絵美とかいろいろなキャラクターが頭に。
縦ロールを見ると、なぜか釘宮さんのボイスが流れたりします。
マリアとドロシーの戦いあるいは散歩はまだまだ終わらない、多分一生終わることがないんだろうなと。
マリアとドロシーに休息なし。
そんな印象を受けます。
最後に
戦いは終わらないといった感じを出しつつも、数多くの見どころが用意されていた。
マリアとドロシーの百合や熱いバトル、これまでのエピソードを振り返られる要素とずっと読んできた人を満足させたいという気持ちが伝わってきます。
改めて、『ガンバレッド×シスターズ』に携わったミトガワ先生達に心からのありがとうを送りたい。
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