『私の百合はお仕事です!』46話の感想とポイントについて紹介します。
話をおさらいしたり、作品に触れるきっかけになれば幸いです。
【目次】
基本情報『私の百合はお仕事です!』46話の内容
『私の百合はお仕事です!』46話の感想
心の中では笑っていない舞
葉子がリーベ女学園を訪れた理由
終わっていない関係
果乃子から見た葉子
葉子からのプレゼント
純加の激怒
葉子がリーベ女学園を訪れたなら…
最後に
基本情報
タイトル | 『私の百合はお仕事です!』46話 |
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サブタイトル | 卒業生のご来校 |
作者 | 未幡(@n28miman) |
掲載誌 | コミック百合姫2021年11月号 |
出版社 | 一迅社 |
発売日 | 2021年9月18日 |
ISBN | 4910137391116 |
公式サイト | https://watayuri-1jinsha.com/ |
ゆりひめピクシブ | https://comic.pixiv.net/works/4015 |
PV | https://www.youtube.com/watch?v=XXaiSztdBqU |
配信 |
『私の百合はお仕事です!』46話の内容
『わたゆり』46話は、かつてリーベ女学園を崩壊の危機に陥れた葉子がリーベ女学園を訪れ、純加にコンタクトを取ろうとした様子が描かれていました。
葉子に連絡先を渡された果乃子、葉子に対する恋心が動き出した寧々、葉子に対する怒りの炎が燃え上がる純加。
葉子の連絡先は、果乃子にとって蜘蛛の糸になるのか?
それとも、さらなる波乱の入り口なのか。
リーベ女学園に穏やかな日々が訪れるのは、まだまだ先。
『私の百合はお仕事です!』46話の感想
葉子、中々攻めたことをやるなと…
でも、まだまだこんなもので終わらないだろうと言いたい。
もっとできるだろうという想いが体中からあふれ出てる。
『ドラクエ』で言うところのメラみたいなもんだろと。
純加のおすすめティーを注文したり、純加と果乃子の2ショットの写真を手に入れようとしたりと中々良い趣味している。
純加の恋心を加速させたり、冷静さを失わせていくんだろうなと。
出禁にしろと言っている時点で純加は完全に冷静さを失っていたような気がした。
純加と舞の様子を見る限り、葉子はリーベ女学園に大きな傷痕をつけたことが十分伝わってくる。
もう来ないだろうと思っていたのだろう。
もし、そうだとしたら、甘々の甘ちゃんなのかもしれない。
自分は、葉子を見た時、再びリーベ女学園に現れないかという想いを膨らませていた。
それで、45話、46話ですよ。
この2話の行動が可愛いものだったと今後語る時が来るのかどうか。
葉子の怪しげな姿を見る限り、そう感じる未来は遠くないのかもしれない。
というか、コンカフェのスタッフに自分の連絡先を渡す時点でヤバいとは思うが。
葉子の行動、単純にダメだろと言いたい。
たとえ、舞が葉子を出禁にしても時すでに遅しといった感じがした。
葉子の行動にゾクゾクしつつも、果乃子・純加・寧々の行動にハラハラさせられた回だった。
葉子は、さらにリーベ女学園をかき回していくと考えたら…
心の中では笑っていない舞
葉子の顔を見て、できる限り笑顔で接していた舞。
顔は笑っていても、心の中は笑っていませんでした。
舞の顔を見る限り、「なんで、お前が来てるの?」「今さら、何しに来たの?」といった想いでいっぱいなのでしょう。
純加が出禁にしろと言っていた際、舞も出禁にできるものならしたいと感じていたのかなと。
純加はもちろんですが、舞にとっても葉子のしたことは到底許されるものではないです。
自分の居場所を完全に壊される寸前に追い込んだ人間を許せるのかと言いたい。
もし、舞じゃなかったら、大きなトラブルに発展していた可能性も十分考えられたのかもしれません。
卒業生、特に葉子の対応は慎重にならないといけない。
それは、全く接点のなかった陽芽や美月も例外ではない。
陽芽と同様にソトヅラを使うのが上手く、本気を出せば相手の心の奥底に入り込むことが得意なのだから。
葉子がリーベ女学園を訪れた理由
葉子がリーベ女学園を訪れたきっかけは、雑誌のインタビュー。
純加がまだ働いていると知り、過去の行いを謝りに来たとか。
頭の良い葉子なら、謝って許されるのかどうか分かっているのではないかと聞きたい。
許されることなんてほぼほぼ無いことを。
今度こそ、完全にリーベ女学園を崩壊させるのが目的だとしたら、これで終わりということはないでしょう。
果乃子に連絡先を渡したり、寧々とやり取りしている時点で崩壊までのカウントダウンが始まっている気がしないでも。
崩壊させることが目的だとして、陽芽達はどうリーベ女学園を守り抜くかが気になるところです。
純加に謝りに来ただけなのか本当に疑問。
果乃子に連絡先を渡していましたが、純加の性格を考えたら受け取らないだろうと考えていた部分も。
純加というよりは、むしろ果乃子に渡していた可能性が高そうです。
純加に最大限のダメージを与えるなら、果乃子に接触した方が良いと。
リーベ女学園で見せた顔は、獲物を狩る顔だったような。
終わっていない関係
葉子と寧々の関係が再び動き出したのも見どころのひとつに挙げられます。
寧々は、終わったと言いつつも、葉子に連絡を取っていたのが印象的。
葉子がリーベ女学園を去ってからもずっと、葉子に対する想いは消えていなかったのかなと。
完全に終わったのだったら、連絡先を消していたでしょうし。
葉子が久しぶりにリーベ女学園を訪れ、その火が再びついたと。
葉子と寧々のやり取り、これがさらなる波乱の第一歩といった感じがします。
場合によっては、寧々がリーベ女学園を去る可能性も。
もし、葉子が何か大きな問題を起こして大きな傷を心に負ったら、寧々はリーベ女学園を去って葉子とずっと一緒にいることを選択するのではないかと解釈しています。
たった1人の愛する人なのだから。
葉子が寧々を利用していた場合、純加や舞が出禁だと言っても、寧々が進んで連絡を取っていた・プライベートで仲良くしていたと言って状況をひっくり返す姿が。
今後の寧々の動向に目が離せません。
果乃子から見た葉子
果乃子から見た葉子は、悪いように見えなかった。
そんなに酷い人ではないなのかと感じていたけど、リーベ女学園を崩壊に追い込んだ時点で良い人には映らないだろうと。
人は、見た目だけでは判断できない。
心の隙を突かれた、そんな印象も受けます。
葉子と寧々の恋が終わった時、一体何があったのか疑問に感じていました。
そして、寧々が葉子の恋心を隠せていなかったのを目撃。
果乃子は、寧々に何も言えずじまい。
陽芽のことを想っているからこそ、恋する寧々に対して何も言えなかったのでしょう。
葉子からのプレゼント
葉子は、果乃子に自分の連絡先を書いたメモを純加に渡して欲しいと頼みます。
恋をすると止められないという言葉を添えて。
果乃子は、純加が過去の出来事を清算して恋愛嫌いが治るかもしれないと感じていたのも印象的です。
どうして、そういう考えに至った…
葉子の優しさに触れて、頼れる純加が元に戻ると勘違いしたのでしょう。
純加と葉子が話し合いの場を設けたらって、純加の怒りの炎に油を注いでるようなもの。
より酷い未来しか想像できません。
前述でも触れましたが、純加が元に戻ると感じたダメ押しの一手が恋をすると止められないという一言なのかなと。
陽芽を想っている果乃子にとって共感できるものだったのでしょう。
葉子の連絡先は、リーベ女学園に波乱を呼ぶパンドラの箱みたいなもの。
果乃子がその箱を開ける日もそう遠くはない気がします。
純加に相談するのではなく、葉子に陽芽のことを相談して自分のことを救ってもらおうと。
葉子が何かするとしたら、そのチャンスを逃さない気がします。
純加の激怒
純加は激怒した。
必ず、リーベ女学園を崩壊に追い込んだ葉子を許してはならないと。
葉子の真意が分からない純加は普段の冷静さを失い、舞に葉子を出禁にするよう告げました。
果乃子は純加が恋愛のことになるとおかしくなると言っていたものの、果乃子も人のこと言えないような…
陽芽のことになると…
ちなみに、葉子のことを出禁にしろという純加の考えは却下。
リーベ女学園のキャストとして問題を起こしたものの、リーベ女学園の卒業生としてはルール違反は…
果乃子に自分の連絡先を渡していましたね。
だけど、果乃子がそのことを言わなければ。
葉子のことになると、冷静さを失わせる純加。
自分の居場所を壊したのだから、怒りを露わにするのも無理はありません。
冷静さを保っていたら、果乃子も純加と葉子を引き合わせてはいけない・話し合っても溝は埋まらないことは分かっていたような。
いずれにしても、果乃子の中で純加に対する不信感が膨らんだのは確かです。
身近にいる人のことが見えていない純加は、果乃子の異変にまだ気づいていないのでしょう。
葉子がリーベ女学園を訪れたなら…
葉子がリーベ女学園を訪れたとしたら、美月の友達である渚もリーベ女学園を訪れる未来がですね…
リーベ女学園や陽芽と美月に最大のピンチが訪れた際、渚が現れる展開は熱いような。
美月を助けられるのは陽芽だけ的な言葉をかけるとか。
この辺りの話は、42話の感想でも触れていたりします。
渚も葉子が持っていた雑誌を読んでいそうですね。
美月が自分達に隠れて何をしていたかを知ると。
陽芽が美月と一緒になるための一押しを行うような気が。
後、渚達がリーベ女学園で働くことになったら、それはそれで。
寧々がリーベ女学園を離れた場合、その穴を埋めるのは渚達しかいないような。
最後に
『わたゆり』という名の物語は、さらなる波乱の展開を迎えたわけですが、これで終わらないだろう・まだまだ行くだろうという想いでいっぱいです。
葉子は一体どんな行動を引き起こすのか。
それによって、果乃子や純加はどうなるのか。
47話以降も見逃せない。
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