【感想・考察】『メールブルーの旅人』3話の解説

まんがタイムきららキャラット2022年5月号にゲスト連載されていた『メールブルーの旅人(エトランゼ)』の3話の感想と作中登場した舞台について触れていきます。

連載決定、めで鯛。


『メールブルーの旅人』3話の内容

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『メールブルーの旅人』3話は、ハカセとクマノミが本の洞窟でえとうピリカと出会い、シレーヌシステムや本の洞窟のこと、ハカセの祖父であるジェンツーについて話をする様子が描かれていました。
別れ際、ピリカからアドレスを渡されたクマノミ。
そして、ハカセの新たにやりたい事とは一体…

『メールブルーの旅人』3話の感想

まずは、この一言が出てくる。

連載決定おめでとうございます!!

ハカセとクマノミの探査がさらに見られるというのは、単純に嬉しい。
どんな発見をするのか、何を成し遂げるのかワクワクする。

肝心の3話なのですが、これまで同様に内容が奥深いし、新キャラのピリカが見ていて楽しい。
ピリカとのやり取りを見る限り、クマノミが訪れた本の洞窟に再訪するんだろうなと。
ピリカとの再会も思っている以上に早そう。

本の洞窟の中にハカセのやりたいことを実現させるヒントが見つかるのかどうか気になりますね。

クマノミのリアクションやツッコミも面白かった。
特に、本に囲まれて過ごしているピリカが恋人が一杯いる感じがすると言った際、「たくさん恋人がいるなんてさすがに不純だと思います」という一言は、表情も相まってインパクト大だったな…
人数の問題なのか、クマノミ…

次回以降が楽しみなところだ。

『メールブルーの旅人』3話の解説

『メールブルーの旅人』3話で登場した世界・描写・キャラクターなどについて触れていきます。

話をおさらいしたい方は一度チェックしてください。

3話で登場した世界

3話で登場した世界は、たくさんの本で溢れている本の洞窟。
元の世界で不要になった本が所狭しと並べられています。

3話で登場したピリカが本を連れてきたとのこと。
中には、ピリカやピリカの同僚、助手と頑張った研究成果も存在するとか。

1話と2話の要素を合わせた感じの世界。
1~2話の総括といった印象を受けます。

えとうピリカ

えとうピリカは、外の世界の研究者。
片眼鏡がトレードマークのお姉さんです。

名前は、エトピリカから来ているのかなと。
アイヌ語で「くちばしが美しい」という意味があるそうです。
美しい容姿と服装は、エトピリカを感じさせなくも。
エトピリカの体も黒ですし…

研究の成果が出始めた頃に本から電子書に移行したことをハカセとクマノミに伝えます。
研究に関係ないから省かれた思いは本にしかなく、それを残したいことも。

ピリカが携わっていた研究は、シレーヌシステム。
3話では、その実験台第一号になったことをサラッと伝えるマッドサイエンティストなところも見せていました。

簡単に持てない情報の海(メールブルー)のアクセス権を持っていることから、すごい研究者だというのが分かります。

シレーヌシステム

シレーヌシステムは、3話で登場した言葉。
話の内容から察するに、情報の海(メールブルー)のアクセス権を持つ人間がデータ化して、情報世界に行くシステムなのでしょう。

ハカセとピリカの会話から、情報世界に一度行ったら、二度と戻れない感じが…

シレーヌ(Sirene)は、フランス語で人魚のこと。
人魚姫も声と引き換えに人間の姿になったことを踏まえると、情報世界に行くことは大きな代償と言えます。
だからこそ、クマノミのようなAI搭載人型探査機を使って、探査する必要があるのでしょう。

ただ、確かなのは、『メールブルーの旅人』の話を追っていく上で重要なキーワードだということです。

捨てられた本

不要だと放置された本の居場所を見つけることが自分なりの責任と言うピリカ。

省かれた思いが役立つ時が来ると信じているのかなと。

ジェンツー

ジェンツーは、ハカセの祖父の名前です。
英語の綴りは、Gentoo。
ポルトガル語で異教徒を意味するGentioから来ているとか。

ピリカは、名前は分かるものの、あまり覚えていないとのことです。

ピリカからもらったアドレス

ピリカがハカセとクマノミに渡したアドレスは、本の洞窟のもの。
すぐに使えないものの、アドレスがあると、本の洞窟に行けるようになります。

アドレスがあると、再び行けるという言葉を察するに、「隔離」をモデルにした情報世界・「保存」の概念をモデルにした情報世界もアドレスがあれば、再び行けるのではないかと解釈しています。
ピリカが再び会いましょうと言っていたのは、また会うことになると確信しているからでしょう。
自分達の研究成果を見るために。

ハカセのやりたいこと

ハカセは、自分もいつかは死ぬし、クマノミのことを無責任してはいけないと感じ、新たにやりたいことを見つけます。

4話以降は、祖父の遺したデータ・シレーヌシステム・ハカセの新たにやりたいことが物語の核になるのかなと。
やりたいことを実現させるためには、シレーヌシステムが関係しているのではないかと解釈しています。
そのためには、祖父のデータとピリカが保管している本が必要になりそう。

クマノミのために何をするのか気になるところです。
ハカセの言葉から、クマノミを放っておけない・寂しい想いをさせたくないといった感じが。

最後に

『メールブルーの旅人』3話は、ピリカの登場・ハカセの新たな目標発見を描いた回。
連載も決定しており、今後どんな展開が待っているか気になるところですね。

話をじっくり追っていけたらなと。

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とりあえず、連載かを祝して乾杯。

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