【感想・考察】『最果てのともだち』13話における各キャラクターの言動について掘り下げる

『最果てのともだち』13話の感想と考察を紹介します。

作品をおさらいしたり、触れるきっかけになれば幸いです。


基本情報

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タイトル『最果てのともだち』13話
サブタイトル沈む夕日
作者雪宮ありさ(@yukimiya_7sb)
掲載誌まんがタイムきららフォワード2022年6月号
出版社芳文社
発売日2022年4月22日
ISBN4910082710611
サイズB5

『最果てのともだち』13話の内容

前回、クラス替えをきっかけに友達になったアサヒとユウ。

そうとも知らず、キヨはアサヒをいつも通り教室で待ち続けていました。

今回は、アサヒはユウにキヨを紹介するため、廃校へ。
しかし、いつもとどこか様子がおかしいキヨ。
ユウは、そんなキヨを見て、アサヒを連れて逃げることに。

キヨは、自分の知らない所で変化していくアサヒに対し、怒りを露わにする…

今までと違う放課後

進級したアサヒにユウが放課後、一緒に帰ろうと声をかけるところは、今までと違う部分。
アサヒが欲しかったもののひとつだったと思う。
ユウが転校してなかったら、得られなかったものかもしれない。

少なくとも、キヨではあげられないもののひとつだ。
誰かに成り代わる手段を持っていなければ。

ユウがアサヒに一緒に帰ろうと言って、アサヒが嬉しくなるシーンは、『最果てのともだち』13話における見どころのひとつと言えるだろう。

ユウに紹介したいともだち

アサヒは、ユウにキヨを紹介しようとしたのも『最果てのともだち』13話における核。

7話でキヨは、ユウが廃校に入ってくるのを拒否していました。
アサヒは、私のものと言わんばかりに…

大丈夫なのか???という気持ちでいっぱいだったけど、案の定、大丈夫じゃなかった。
キヨのアサヒに対する想いが強過ぎるせいか、怖さが倍増していた。

アサヒは、ユウとキヨが友達になってくれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのでしょう。
だけど、ユウとキヨはそれを許さない。

ユウが感じた恐怖

ユウは、キヨに対し、強い恐怖を抱いていたのも印象的。
今まで見た悪霊達なんて、足元に及ばないのでしょう。

事実、ポルターガイストを起こし、ユウを攻撃していましたし。

アサヒをいじめてきた同級生達も場合によっては、死んでいた可能性も。

また、ユウが意味深なことを言っていたのも印象的だった。
というよりも、自分と同じ考えを持っていた。

キヨと同じ時間を過ごす度、過ごす時間が長くなるのに比例して、キヨや先生と同じ存在になるということを。

あの廃校自体があまりにも異質過ぎる。
他の幽霊が1人も寄り付かないくらいにキヨの力が強いというのが分かる。

先生の忠告

先生がアサヒとユウに今日は帰ること・もう二度と廃校に来ないで欲しいと告げていたのが印象的。
その表情はどこか悲しそう。

全ては、アサヒとユウを守るため。
そして、キヨの心を癒すため。
大切な生徒のために非常な言葉を敢えて口にしたのだと思う。

このままじゃアサヒとユウが帰ってこれなくなるのも分かっていたのでしょう。
特に、アサヒはキヨと接し過ぎました。
先生もまた、辛い気持ちでいっぱいだったのかなと。

ひょっとしたら、アサヒが変わっていくことも分かっていたのかもしれない。
キヨ以外の友達ができることも。

幽霊や他の人間が来なかったのも先生が敢えてそうさせた部分もあるのかな?
場合によっては、キヨによって後戻りできない場所に連れていかれる可能性もあるでしょうし。

アサヒをいじめていたいじめっ子達もキヨの手にかかったら、一体どうなっていたか。
いじめっ子に声をかけたのは、追い返すというよりも守っていたという一面もある気がする。
ずっと一緒にいて、キヨの力が分からないはずがない。

アサヒとキヨの約束

誓えない約束なんていくらでもあるから大丈夫とユウが言っていたけど、本当にそうなのかな?

断言する!大丈夫じゃない。

約束は、人と人を、人と幽霊を、幽霊と幽霊を結びつける強力な力だ。
指切りをした時点で取り返しのつかない契約をしたのだと思う。

できない約束はするなという言葉を耳にするが、まさにその通りだ。
約束という名の力は、キヨを強くする。

キヨの怒り

キヨは、ユウと友達になったアサヒに対し、強い怒りを抱いていたのも印象的。

先生ですら、抑えることが難しいのだと思う。
アサヒに何をするんだという気持ちしかない。

自分のものにするためにどんな手段も選ばないんだろうなとしか。

最後に

『最果てのともだち』13話はアサヒを取り巻く環境の変化・キヨのアサヒに対する強い怒りを描いた回。
キヨは、アサヒに一体どんな行動をするのか気になって仕方がないです。

今後の展開に目が離せない。

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