【感想・考察】『わたしはサキュバスとキスをした』21話におけるこのみの選択について

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『わたしはサキュバスとキスをした』21話を読んだけど、このみと希のやり取りが真っ先に浮かぶ。

他にも見どころはあったけど、このみと希のやり取りのインパクトが強過ぎるんですよ。
濃厚というかドロドロというか、大嫌いなあの子をグシャグシャにするぞという感じがだな…

これまでの過程があったのもより印象的に残ったのだと思う。

まぁ、何というか希にふさわしい結末だったのは確かだ。
かつて、このみを狂わせた希。
そして、雪子やフウを狂わせようと考えると、このみの最高で最悪で甘い嫌がらせは希にとって最高のプレゼントとしか言いようがない。

「嫌なヤツの嫌がることをするのは最高に気持ちいいよ」という言葉を実行したんだなこのみ。

このみが希にした嫌がらせは単なる吸精ではない。
このみがやったことは恐らく…

希に淫紋を施すこと。

これ以上にないくらいの嫌がらせかつ愛情だと思う。
一度、施してしまえば、もう解除することはできない。

希は生きている限り、他の人間やサキュバスに対し、このみのものだと示すことになる。

このみにキスされていた時の希は最初抵抗していたけど、最後は堕ちていた。
もう、このみがいないと生きられないんだろうな。
吸精時に心身を作り変えられているような感覚を覚えた。

好きと嫌いは表裏一体。
嫌いだけど、同じぐらい好きな面もあるかなと感じなくもない。

嫌いだからこそ、好きだからこそ、全てを奪ってしまいたいと。
かつて、自分から全てを奪った大好きな相手なら尚更だ。

全てを奪われた希は、もう誰からも何も奪えない。

このみから全てを与えられるだけ。

ちなみに、大切な相手なら首輪をつけないとと言ってフウにキーホルダーを渡していたけど、かつてのこのみににも言っているように見えた。

希に淫紋という名の首輪をつけろと。

『わたしはサキュバスとキスをした』21話はこのみが希から全てを奪っていくのが印象に残る回だった。

個人的には、このみが希の額に尻尾の先っぽをつけるところも好き。
脳まで自分好みの形に変えるといった感じがしなくも。(考え過ぎだね
このみが誰かを陥れるのはこれで最後だと思う。

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