【感想・考察】『きもちわるいから君がすき』7話で描かれていたSolitude Rainがヤバすぎたんだが

『きもちわるいから君がすき』7話を読んでいたら「Solitude Rain」が脳内に流れてきたので、感想と考察について語っていこうと思います。


基本情報

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タイトル『きもちわるいから君がすき』7話
作者西畑けい(@nishihatak)
掲載誌まんがタイムきらら2022年7月号
編集部のTwitterアカウント@mangatimekirara
出版社芳文社
発売日2022年6月9日
ISBN4910083450721
サイズB5
きららベースhttps://seiga.nicovideo.jp/comic/58241

『きもちわるいから君がすき』7話の内容

『きもちわるいから君がすき』7話では、雨の日の司と依子が描かれていました。

司と依子の相合傘は傍から見ると微笑ましいけど、角度を変えるときもちわるさ全開!

きもちわるさ×きもちわるさ×きもちわるさ=きもすぎ

Q.E.D.

『きもちわるいから君がすき』7話の感想

『きもすき』、きもすぎーーーーーーーー!!!!!!

この一言がまず出てきますよ。

だけど、作品から滲み出るきもちわるさは嫌いじゃない。

読んでいて、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の「Solitude Rain」がなぜか流れたんですよね。
ヤバい人と思われるかもしれんが。(読んだ後、通販サイトで「Solitude Rain」をポチッた

孤独と雨の相性って抜群だよなぁと感じた自分がここにいる。

雨ならではのきもちわるさが存分に描かれていたのが印象的だった。
遠くから見ると微笑ましい風景だけど、よくよく見たら超絶きもちわるい場面だなと。
だけど、このきもちわるさが欠かせない。

『きもちわるいから君がすき』のきもちわるさって癖になるんですよね。
個人的には、『徹子の部屋』ぐらいの安心感が。

各キャラクターのきもちわるさと孤独感をしっかり描いた回だったと思う。

ちなみに、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の「Solitude Rain」はいい曲なので、是非是非聞いて欲しい。
逃げたりしないと言った時のしず子の表情がヤバいんですよ。
しずかすの百合もイイ。

個人的に「Solitude Rain」が流れた8話がお気に入りだったりする。

『きもちわるいから君がすき』7話を掘り下げる

『きもちわるいから君がすき』7話で特に印象的だったのが以下の8つ。

  • 雨の日ならではのイベントなんだよ
  • 靴下脱ぎ脱ぎがヤバい
  • 依子のミッションインポッシブル
  • 透は心配しなくても
  • 依子には司がいないとダメなんですよ
  • 司の千里眼
  • 司には依子がいないとダメなんですよ
  • 本当におかしいのは

ここでは、上記の8つについて少し深掘りをしていこうかなと。

雨の日ならではのイベントなんだよ

雨の日ならではのイベントと言ったら、相合傘。
2人で雨宿りとか家にお泊りとかいろいろなものが浮かぶかもしれませんが、相合傘は外せないでしょう。

司は依子を待ち続けていたり、依子は自分の傘が無くなったフリをするなど、可愛らしい一面を見せます。

笑顔な分、きもちわるさも増していたような感じが。
優しければ、優しい分だけ…

可愛い女の子同士の相合傘、尊いなとか可愛いなといった感情を抱いたりするのですが、この作品の場合は独特のきもちわるさと孤独感も滲み出てくるなと。

「きもちわるさ」だけでなく、「孤独」も作品のテーマになってくるのではないかと解釈しています。
人には言えない一面を抱えていることを踏まえると、人は皆、孤独な存在と言えるのかもしれません。

『きもちわるいから君がすき』7話では、孤独感をしっかり掘り下げられており、話をより魅力的なものにしています。

靴下脱ぎ脱ぎがヤバい

司に促され、依子が教室で靴下を脱ぐシーンがヤバい。

アングルもちょっとドキッとするような。

素足を見て、興奮する司からそこはかとないきもちわるさが滲み出ていました。
「ふ~~~~~~~~ん?そういう感じ?」と感じているのを踏まえると、良い感じに思考回路がオーバーヒートしているのが分かります。

濡れた足をパタパタする依子を見ていると、「あーやるやる」ってなったのはここだけの話です。
足が濡れると、独特のきもちわるさを感じますね。
細かなところできもちわるさを刻んでいくと。

依子のミッションインポッシブル

また一つ、依子は新たなコレクションを手にします。

それは、司の濡れた靴下。

雨でびしょ濡れになった司の靴下を新品の靴下にすり替える依子がヤバい。
「靴下を収集できるゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ』でも濡れた靴下をコレクションする人間見たことないわ!」って言いたくなった。

司がいなくなるわずかな隙を見逃さない依子がきもちわるじゃなく、流石だなと。

890円と書かれていたのがジワる。

890円で手に入るデッカイ宝物ですかと言いたくなります。

最も依子にとったら、「司の脱ぎたて靴下が手に入るなら、これくらいのお金とリスク――安いものッ!!」といった感じだと思いますが。

透に注意されて気を付けると言った時の依子の目がマジだった…

今まで、さまざまなリスクを潜り抜けているのを考えたら、司の濡れた靴下をゲットする難易度は可愛いものだったのかもしれません。

司の濡れた靴下をゲットした時の依子の嬉しそうな顔が印象的なんですよね。
幸せなのが伝わってきます。

透は心配しなくても

透が司や依子と会話して嬉しそうにしているのが可愛い…

その後、孤高のソリストだと心の中で言った後は平常運転でしたが。

心配しなくても、孤高のソリストだよと言いたくなります。
以前、依子にあっさりポイされてましたし。

依子には司がいないとダメなんですよ

相合傘のシーンで依子が司がいないとダメだと言っていましたが、これは本当そう。

司に関するあらゆるものをコレクションするくらい、司に対して深い愛情ときもちわるさと依存心を抱いています。
可愛く言うところがまたズルいんですよね。

司の千里眼

依子を家まで送った司が目にしたのは、依子の透けてるブラひも。

複雑な乙女心を抱く司が可愛くきもちわるい。

司の魅力を存分に引きだしていた場面のひとつではないかと解釈しています。

司には依子がいないとダメなんですよ

依子には司がいないとダメなように、司には依子がいないとダメ。

一見変化しているように見える依子を見て、寂しさを感じていたのが理由です。
寂しさに比例して、大切に思う気持ちを強くしていたのも印象的。

透に嫉妬した司が可愛く映ります。

今まで、依子の周りに人が集まらなかったのは司が無意識のうちに近づけないようにしていた面もあるんじゃないかと勘繰ってしまいます。

司が困った時に助けてあげると依子に言われた時、司は心を射抜かれていたのも依子がいないとダメだと感じた理由のひとつです。
完全に心を奪われていました。

依子の助けが必要な日はそう遠くはないのでしょう。

本当におかしいのは

ラストで司が自分はおかしいのだろうかと悩んでいましたが、おかしいのは司・依子・透。

おかしくない人間なんて最初からいなかったのです。

自分は普通、まともだと感じていても、客観的に見たら変だと思われる場合も少なくありません。

作中に登場するキャラクターは、一癖も二癖もある存在です。

司の依子に対する強く歪んだ愛情・依子の司と同等あるいはそれ以上のきもちわるいくらいの愛情・孤高のソリストと自称する透。
負けず劣らずのきもちわるさをぶつけ合うことで記憶に残るであろう青春時代が生まれています。

おかしいのはどちらかという問いかけがあったけど、おかしいのは登場するキャラクター全員だと即答します。
きもちわるいやり取りが繰り広げられているのに気付かないクラスメイト達にマジで気付かないの?と言いたくなります。

最後に

『きもちわるいから君がすき』7話は雨の日の司・依子・透のきもちわるさと孤独を描いた回。

それぞれの個性を存分に描かれていたのが印象的です。
きもちわるさと孤独、歪んだ愛情を上手く掘り下げている良い百合漫画だなと感じています。

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