『君と綴るうたかた』20話の感想と考察について語っていこうと思います。
話をおさらい・作品に触れるきっかけになれば幸いです。
基本情報
タイトル | 『君と綴るうたかた』20話 |
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サブタイトル | 「妹」 |
作者 | ゆあま(@maymaymay7523) |
掲載誌 | コミック百合姫2022年8月号 |
出版社 | 一迅社 |
編集部のTwitterアカウント | @yh_magazine |
発売日 | 2022年6月17日 |
ISBN | 4910137390829 |
サイズ | B5 |
ゆりひめピクシブ | https://comic.pixiv.net/works/7077 |
コミックDAYS | https://comic-days.com/episode/3269754496636469072 |
ニコニコ百合姫 | https://seiga.nicovideo.jp/comic/56191?track=official_list_s1 |
一迅プラス | https://ichijin-plus.com/comics/2416566452280 |
配信 |
『君と綴るうたかた』20話の内容
『きみつづ』20話は、夏織のお願いを聞くため、雫が夏織の家に行く様子が描かれていました。
夏織の家に待っていたのは、夏織の妹・しお。
しおの口から驚きの言葉の数々が飛び出すのだった。
前進
雫がお母さんに今まで心配かけてごめんなさいと言うシーンは、『きみつづ』20話における見どころのひとつ。
雫の変化を実感できるシーンではないかなと。
雫のお母さん、優しい表情をしていたな。
小説を読んでいると
小説を読んでいると雫とデートしている気分になると言った夏織が可愛い…
雫もまんざらでもないといった表情をしていたな。
夏織の一言、一言が最高の褒め言葉なのだと思う。
こんなに夏織が喜んでくれるならと感じた後、唇をきゅっとする雫がすごくイイ!!
夏織のことが大好きというのがしっかり伝わってくる。
目元を見せないことで尊さが倍増していると思う。
口の魅せ方ひとつでこんなにも話を魅力的なものにできるのかとしみじみ感じたわけで。
好きな人に自分の作ったものを喜んでもらえるなんて本当に幸せなことだ。
夏織が雫に動画もお願いするシーンも個人的にお気に入り。
雫の表情がおもろい。
20話では、雫の豊富なリアクションが楽しむことができ、それも魅力なのだと思う。
雫の嫉妬
夏織が叶みな先生の小説を読んでいると聞いた雫がモヤッとするシーンも見どころだ。
他の先生の小説は読まず、自分の小説だけを読んでくれ!!!と叫んでいるように見えた。
叶みな先生の小説は、3話にも登場している。
図書館の話ですね。
夏織が雫から叶みな先生の「蜃気楼」の続刊が来月出ると聞いた時の表情が何とも言えない。
自分が生きている内に「蜃気楼」の続刊を読めるのかどうか。
続刊が虚像のような感じがする。
多くの人から見れば、数ある小説の中の1冊かもしれないけど、夏織にとっては幻の1冊になるかもしれない。
うーん、複雑。
まるで蜃気楼のようだ。
しおの嫉妬
雫としおの初対面も『きみつづ』20話における目玉だ。
これまでに何度かしおは登場していたけど、雫に物凄い怒気を発していて、読んでいてビックリした。
思わず「嘘ぉ!!」と声が出ましたね…
しおの胸が張り裂けそうな叫びのひとつひとつがとにかく強い。
雫に対する嫉妬心と怒り・夏織が大好きだという想いを絞り出しているかのようだった。
雫と接するようになってから、夏織としおが接する機会が減ったんだろうな。
何より、雫の所に行った後、夏織が体調を崩すところを何度も目にしたのも怒りを表した理由のひとつなのだと思う。
雫に夏織を取られてしまうのは嫌だというのがストレートに伝わってくる。
しおから見れば、「お前のせいでお姉ちゃんが」という気持ちでいっぱいなのだろう。
雫と会わなければ、もっと一緒にいられる・苦しまずに済んだのかもしれないとかいろいろ考えていたのか気になったりする。
夏織の部屋にあるウーパールーパーのぬいぐるみを見て、嬉しそうにする雫が尊い…
大事にしていて嬉しいというのが十分伝わるシーンだったな。
最後に
『きみつづ』20話は、雫としおの初対面と夏織が読んでいる作家に雫が嫉妬心を抱く様子を描いた回です。
雫に強い怒りをぶつけるしお。
雫としおは、一体どのようなやり取りを行うのか気になるところです。
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