『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』3巻が想像以上に濃厚だったので、感想を紹介します。
気になる方は一度チェックしてください!
基本情報
タイトル | 『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』3巻 |
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作者 | 紺色3号(@pluto_305) |
掲載誌 | ツイ4 |
出版社 | 星海社 |
発売日 | 2022年7月8日 |
ISBN-10 | 4065287650 |
ISBN-13 | 978-4065287651 |
サイズ | B6(13x1.2x18.3cm) |
紺色3号先生のYouTubeチャンネル | https://www.youtube.com/channel/UCiPhGw5Yp7RahyjuMb_Kf2w |
配信 |
『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』3巻の内容
『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』3巻では、ひろみ・理愛・のばらの過去に加え、のばらと伊緒の恋、ジュリとひろみの心の変化について描かれていました。
明らかになるひろみとのばらの出会いとひろみが作家の道を掴み取るまでの過程。
互いの想いをぶつけ合うのばらと伊緒。
物語が進むにつれ、ジュリとひろみの想いがさらに加速していく。
『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』3巻の感想
物語はもちろん、カバー裏に書かれた細かな設定にあとがきとボリューム満点の1冊だなと。
1巻・2巻の時も情報量多かったけど、読み手に満足して欲しいというのがダイレクトに伝わってくる。
1人1人のエピソードが深くて重い。
それが合わさることで重厚感のある物語に仕上がっているんじゃないかと解釈している。
百合の何たるかをジュリ達を通して伝える部分もしっかりしていて、百合に対する熱を感じますね。
数学や化学、家庭科を通して学ぶ百合か…
百合って奥が深いなとしみじみ思う。
月を見つつ、互いを想うジュリとひろみをはじめ、ひろみがジュリを呼び捨てにする瞬間、ジュリと過ごす未来を求めていることをのばらと伊緒にカミングアウトするひろみと見どころ満載だった。
特に良かったなと感じたシーンは、ひろみが「欲しいものなんてないと思ってたけどジュリと過ごす将来…とか」と言うシーン。
ジュリに対する好きという気持ちがダイレクトに伝わってくるのに加え、ジュリに直接言おうよという気持ちがですね…
のばらと伊緒、ナイスツッコミ。
伊緒がジュリをもちもちするシーンとかも個人的には。
リアクションの幅が広いのもやっぱり良いですね。
後、ジュリがヘタレ攻めムーブをかますと伊緒がマジ切れするのもおもろい。
ひろみのことを大切にすると言った後の行動がヘタレ過ぎて…
ジュリと邂逅してからの伊緒が良い顔しているんですよ。マジで。
濃いエピソード満載の3巻だったので、個人的には買って良かったなと思っている。
最後に
『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』は、ジュリとひろみの関係が今後どのように変化していくか気になるところです。
理愛・のばら・伊緒がどのようなアクションを起こすのかも見どころになってくるのかなと。
ジュリとひろみの百合はもちろん、重厚なエピソードの数々、豊富なリアクションに百合とは一体何かを語るジュリの姿と光る部分が本当に多いですね。
おまけ
第13回 メロンブックス 漫画祭り~2022 Summer~の特典に『同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果』のクリアファイルがありました。
ジュリが目の前の百合に興奮している様子を見て、ひろみが落ち着いてと言っているシチュエーションが描かれています。
興奮しているジュリが可愛い。
ひろみの冷静なところも良いですね。
裏には、各キャラクターの関係性が描かれています。
作品を整理するのに良いアイテムだなと感じている自分がここに。
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