【感想・考察】『音のレガート』14話~次の世代に~

『音のレガート』14話の感想を紹介します。

作品をおさらいしたり、作品を触れるきっかけになれば幸いです。


基本情報

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タイトル『音のレガート』14話
サブタイトルむかしのはなし
作者すいと(@tiguhagu_metro)
掲載誌まんがタイムきららフォワード2022年9月号
出版社芳文社
発売日2022年7月22日
ISBN4910082710925
サイズB5

『音のレガート』14話の内容

『音のレガート』14話では、音の祖父・護三がトランペットを辞めた理由に加え、今は毛利安人の名前で作曲家をしていることが触れられていました。

全てを知った音達を見た護三はトランペットを演奏していた時の自分とその仲間達と重ね合わせ、ひとつの楽曲を託すことに。
音達なら演奏できると信じて…

『音のレガート』14話の感想

クライマックスが近づいている感じがした。
護三が「Sound of Legato」という楽曲を音達に託すのを見ているとね…

ここぞという場所で「Sound of Legato」を演奏するのかなと。

特に印象に残った部分はこの辺り。

  • 純粋な音が可愛い
  • 自分が好きな作曲家に敢えて興奮する柚季が印象的
  • 憧れの人に出会えた余韻に浸る桜が可愛い

幼少期の音が可愛いのはもちろん、純粋過ぎる音は可愛いなと感じている。
柚季に耳の痛い一言をサラッと言ってのけるなと。
欲望に忠実って…
葵とのデートの時とか護三にサインを貰う時とか見ると、確かに確かにと感じてしまう。

普段、生活していたら中々会うことができないというか雲の上の存在と言えば良いのか、憧れの人に出会えた時の興奮って大きいから柚季の気持ちも分からんでもない。

それにしても、柚季。家でのレッスンが本当に嫌なんだなと。

柚季が事実上四面楚歌に陥っていたな。
音がトドメを刺していた。間違いなく。

楽器を生業にしている人間が一線を退く場面についても触れられていたけど、護三と同じような理由で一線を退いた方が多いのかなと思ったりした。

音達が可愛いなと感じつつ、クライマックスが近いなと感じさせる回だった。

最後に

『音のレガート』14話は真実を明かした護三が「Sound of Legato」を音達に託す様子を描いた回。

音達が「Sound of Legato」をどのように演奏するのか気になるところです。
柚季のライフはもうゼロだったな。

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