【感想・考察】『私の推しは悪役令嬢。』24話に描かれていたクレアの心情・レイとマナリアとのやり取りについて掘り下げる

大きな壁に立ち向かわなければならない時がある―

悪役令嬢との恋を描いた『わたおし。』こと『私の推しは悪役令嬢。』。
次にくるマンガ大賞2022で8位にランクインするなど、確実に勢いをつけています。

今回は『わたおし。』24話の感想・考察を紹介します。


基本情報

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コミック百合姫2022年11月号

タイトル『私の推しは悪役令嬢。』24話
サブタイトル宣戦布告
漫画青乃下(@aonoesu)
原作いのり(@inori_narou)
キャラクター原案花ヶ田(@Lv870)
掲載誌コミック百合姫2022年11月号
出版社一迅社
発売日2022年9月16日
ISBN4910137391123
サイズB5
小説家になろうhttps://ncode.syosetu.com/n8792em/
pixiv百合姫https://comic.pixiv.net/works/7319
ニコニコ静画https://seiga.nicovideo.jp/comic/56013
一迅プラスhttps://ichijin-plus.com/comics/2415050555443
配信【ブックウォーカー】etc

『私の推しは悪役令嬢。』24話の内容

『わたおし。』24話において、レイとマナリアがクレアを巡り、アモルの祭式で再戦を約束する様子が描かれていました。
明らかになるマナリアの秘密・クレアのために闘志を燃やすレイ・自分の下からレイが離れて寂しさを隠せないクレア。

さまざまな想いが交錯していく!

『私の推しは悪役令嬢。』24話の感想

全体を通して、真っ先に感じたことは胸がとにかく締めつけられる…

見ました?あのクレアの表情??
見ていて、痛々しい…

今回のことを抜きにしても、辛い別れを何度も味わっているからこそ、より胸が締めつけられるのかもしれない。

印象に残った部分ないしポイントだなと感じた部分は以下の3つ。

  • クレアの心理描写と作中に登場したベリーのタルト
  • レイとマナリアとの対話
  • 悪役令嬢になろうとするマナリア

『私の推しは悪役令嬢。』24話はクレアの心理描写・レイとマナリアのやり取りが軸になっていました。

各ポイントについて触れていくので、気になる方はチェックしてください。

クレアの心を表したベリーのタルト

前述でも触れましたが、『わたおし。』24話で印象に残るものを挙げるとしたら、クレアの心理描写が最初の方に浮かぶのかなと。
この辺は個人差が出てくるかもしれないですが…

クレアの表情や目線の先、ベリーのタルトを食べていた時の様子などを見ていると、レイのことを考えているなと感じた方が大半ではないでしょうか?

クレアを近くで見ている人達は、クレアを救えるのはレイしかないと思っていたのではないかと解釈している。

作中に描かれていたベリーのタルトは、クレアの心を表現していた。
床に落ちたベリーがレイ・レーネ・ミリアを彷彿させる。
零れ落ちたカケラと言ったところだろうか。

ベリーのタルトは美味しそうだなと感じつつもバランスがどこか悪いようなといった感じも。

果物をたっぷり乗せているからかな。

食べ物を美味しそうに見せる点からも細部までこだわっているのが伝わってくる。

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直近だと、『わたおし。』などの作品にも携わっている飴井先生の『リンファとナヤン』とかも食べ物関係で食欲をそそられるなと感じた。

ベリーの花言葉についても少し見ていくことに。

  • ストロベリー:あなたは私を喜ばせる・尊重と愛情・幸福な家庭
  • ブルーベリー:思いやり・実りのある人生
  • クランベリー:心を癒す・天真爛漫

クレアを喜ばせる人達との別れ、そして今まさにクレアを喜ばせるであろうレイと別れるかもしれないといった感じも表現していなくもですね…
いつも思いやり溢れる人や自分の心を癒す人との距離が遠くなってしまう。
そんな印象を受ける。

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ガルボ、美味いんですよね…

ストロベリーの花言葉が「幸福な家庭」というのも何となくわからんでもない。
その理由は、お祝いの時にストロベリーの乗ったショートケーキを食べる機会が多いからだ。
ストロベリーの酸味・クリームの甘さ・スポンジの風味のバランスがマッチしていることが大切だと個人的に思う。
ショートケーキに限らず、どのお菓子も分量が大事になってくるけど。
誕生日やクリスマスに家族や友達と楽しく食べる様子はまさしく「幸福な家庭」だ。

ケーキでいろいろなものを表現できるとしたら、『わたおし。』24話で登場したベリーがたっぷり乗ったタルトは、クレアが不安定な状態になっているのを表現するのにこれ以上に無い物だと解釈している。

少しすくっただけでベリーが零れる様子は、クレアの情緒が不安定になっている様子を彷彿させる。

クレアを巡るレイとマナリアとの対話

レイとマナリアがクレアについて対話を行う様子も見どころのひとつだ。

マナリアがレイの痛いところを的確に突いていたのが印象に残る。
マナリアに敗れたらクレアの下を離れるところとか。

マナリアが辛い別れを経験したことを打ち明けたり、レイを煽って戦いに誘ったりしていたのも印象的だ。
ゲーム上では語られていないところについて触れていた。

再び立ち上がる時のレイの目力もポイントなのかなと。

マナリアは恋をしたメイドと離れ離れになったと言っていたけど、もしかしたら、一緒にいる方法もあったのではないのかなと感じなくもない。
それこそ、国を変えるとか。

マナリアという名の悪役令嬢

マナリアは悪役令嬢というよりも悪役令嬢になろうとしている少女といったところだろう。

正直、クレア同様、悪役令嬢には向いていない。

クレアの場合は悪役令嬢にならざるを得なかったわけですが。

悪役になろうとすればする程、どこか痛々しく感じてしまう。
無理をしている感じが滲み出ている。

柄にもない役柄を演じること程、辛いものはないんだろうな。

この辺りのことをもっと知りたい方は原作を読むことをおすすめする。

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多くの方が両方読んでいるかもしれないですが…

最後に

『わたおし。』24話はレイが再び立ち上がり、クレアを守るためにマナリアとの再戦を決意する様子を描いた回。

クレアの心理描写はもちろん、レイとマナリアとのやり取りは見応え十分です。

アモルの祭式をどのように描くか気になるところ。

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