【感想・考察】『メールブルーの旅人』9話で描かれていたジェンツーとユウの選択について

まんがタイムきららキャラット2022年10月号に掲載されていた『メールブルーの旅人』8話の感想を紹介します。


『メールブルーの旅人』9話の内容

DSC_0576.JPG

まんがタイムきららキャラット 2022年 11 月号 [雑誌]

『メールブルーの旅人』9話では、ハカセとクマノミがジェンツーの墓参りに行く様子に加え、墓森のくろいユウがAI化したことについて触れられていました。
人によって、AI化を選択した者と選択しなかった者がいること。
AI化によって、どのような変化があったかについて描かれていたのも特徴的です。

『メールブルーの旅人』9話の感想

地上の様子が描かれていたわけですが、初見の時は『ドラえもん のび太とアニマル惑星』に登場した荒廃した惑星が頭に浮かんだ。
外の汚染から身を守るために防護服を着るところとかゴミが大量にあるところとか。
地下の時と地上の時とで枠外の色を変えて、どこにいるか分かりやすく伝えていたな。
電気を消しているのを表現しているところとかも個人的には目からウロコ。

9話で特に印象に残ったのがハカセが1人になっても、クマノミが優しく寄り添うところだ。

ジェンツーのことを話した後、クマノミが笑顔を見せていたところとか。
可愛いなと感じたと同時に優しいなと感じた自分がここにいる。
ハカセが本音を吐露して嬉しいと本音で言っていたシーンも見どころだと思う。

その他に印象に残った部分がジェンツーとユウの選択だ。

AI化によって得られるものもあれば、AI化に伴って何かを捨てることで何かを失う。
そんな印象を受けた。
ハカセもジェンツー同様、AI化は選択しない気が…

痛みや恐怖を感じなくなったと言ったユウはどこか暗いなと。
記憶が言っていたというのを踏まえると、ユウであって、ユウでないような。
だからこそ、ハカセは寂しく感じたのだと思う。

AI化、個人的に良いとは…

嬉しいことだけじゃなく、痛みや恐怖はもちろん、いろいろなことを感じることで生きているという実感を得られる気がするからだ。
最も、クマノミは博士に対していろいろな感情を表現していて、生きているという感じがしますが。

ジェンツーとユウのどっちが正解なのか。
これに関しては人によって答えや考え方が異なるのかなと。

今回は、いろいろ考える回だったな。

『メールブルーの旅人』9話の解説


防護服

防護服は外の汚染から身を守るために着る服。
地上は空気が汚染し、あちこちにゴミが散らばっているのが特徴的です。

ペンギンのような見た目が特徴的。

くろいユウ

くろいユウはジェンツーの墓を守る墓守。
ブラックゴーストと名乗っているのが特徴に挙げられます。
どこか暗い感じが印象的。

痛みや恐怖を感じたくないと思い、AI化の契約を行うことに。

名前の元ネタはブラックゴーストと呼ばれる南米の熱帯魚。
日本語に訳すと黒い幽霊です。

AI化

AI化は記憶情報をAIに移し、AIを本人として認める契約。
厳しい条件が設けられており、一部の人間しか行わない。

最後に

『メールブルーの旅人』9話は、ハカセとクマノミがお墓参りに行く様子に加え、AI化した人間の存在に触れた回。
ユウを見て、どこか寂しさを感じさせるハカセとそれに寄り添うクマノミが印象的です。

これまでの描写を見る限り、ハカセはAI化しないんだろうな…

この記事へのコメント