『やがて君になる』24話を読んでいたら『ロンリーガールに逆らえない』30話にたどり着いた

『やがて君になる』24話の侑と燈子の水族館デートを読んでいたら、とある場面が脳裏によぎった。

それは、『ロンリーガールに逆らえない』30話。

どうして、こんなことになったのか。
「そう感じたのは自分だけだろ」と言いたくなった方が大半だと思う。
だけど、見れば見る程、『やがて君になる』24話と『ロンリーガールに逆らえない』30話が重なって見えてしまうんですよ。これが。

今回は、『やがて君になる』24話を読んで、どうして『ロンリーガールに逆らえない』30話が脳裏によぎったかを分析することに。


2つの話を一度整理する

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『ロンリーガールに逆らえない』30話は、彩花と空が修学旅行で北海道に行き、穂波と千鶴に自分達が付き合っていることを告白するのに不安を感じている様子を描いた回。

『やがて君になる』24話は、侑と燈子が水族館デートする話。
侑が好きと言って矛盾していると感じていた燈子に対し、侑が矛盾しても良いじゃないかと返す様子が描かれていました。

2つの話を表にする

2つの話を表にまとめてみました。

作品名ロンリーガールに逆らえないやがて君になる
話数30話24話
場所旭山動物園マクセル アクアパーク品川
状況修学旅行デート
見ていた動物ホッキョクグマ・トライルカ・ペンギン
マリンウェイで見た生き物アザラシクラゲ
会話していた場所ベンチカフェ
会話の内容穂波と千鶴に付き合っていることを伝える不安侑が好きと言うことで安心していること
購入したキーホルダーひよことハリネズミイルカとエイ
キーホルダーの役割お守り互いの存在を感じる
リードしたキャラクター彩花

こうして見ると、どこか通ずるものがあるようなないような。

どこか似ているなと感じた最大の理由はキーホルダーの描写です。
侑と燈子がキーホルダーをプレゼントしたシーンを見ていると、『ロンガル』30話で彩花と空がキーホルダーをお守りとして購入している場面が頭に浮かびました。

後にキーホルダーが重要な役割を果たしていたのも2つの百合漫画がどこか似ていると感じた理由のひとつではないかと解釈しています。

他にも、いろいろな生き物を見ていたことや休憩時に自分の内に秘めていることを吐露したのも大きいです。

2つの話を見比べてみて

こうして、2つの話を見比べてみると、樫風先生は『やが君』に強い影響を受けたのかなと感じた自分がここにいる。
百合ナビのインタビューでも『やが君』について触れていたから何を今更と感じるかもしれないけど、こうして見ると樫風先生にとって『やが君』は大きな存在のひとつなのかなと強く感じさせる。

シチュエーションや会話の内容は違えど、骨格はどこか似ているなと。
共通していることは2つの話が多くの方に愛されていることだろう。
自分もどちらの作品も好きだ。

偶然や距離感などを魅力的に描くところもどこか通ずる気がした。

作品において、偶然を魅力的なものにできるかどうかが重要になってくるのではないかと解釈している。
物語や人生は偶然の連続だ。
その連続が魅力的かどうかは人それぞれだと思う。
偶然から大きな変化が生まれ、かけがえのない人と巡り会い、恋をする。
一連の過程を魅力的に描いているからこそ、『ロンガル』と『やが君』に惹かれたのかもしれない。

『ロンガル』は樫風先生のいろいろな経験や考え方、趣向などにより育まれた結晶のようなもののように見える。
『やが君』も同様だと思う。
1つの話に1つの作品にさまざまなものが反映されるのだなとしみじみ感じている。

最後に

1つの偶然から2つの作品の共通点や魅力について整理するきっかけができました。

『ロンガル』と『やが君』はどちらも多くの方に愛されている素敵な百合漫画なので、今後も多くの方に愛され続けて欲しいと願うばかりです。
こうして素敵な作品や先生に出会えたことを幸せに思います。

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