『白き乙女の人狼(ウェアウルフ)』6話の感想・考察を紹介します。
基本情報
タイトル | 『白き乙女の人狼』6話 |
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漫画 | アジイチ(@ajiichi_nomoto) |
原作 | 王月よう(@oshiroi_you) |
協力 | クマ(人狼HOUSE 代表)(@JinroHouse) |
掲載誌 | ストーリアダッシュ |
出版社 | 竹書房 |
公開日 | 2022年11月25日 |
配信 | http://storia.takeshobo.co.jp/manga/werewolf/ |
『白き乙女の人狼』6話の内容
『白き乙女の人狼』6話は、紫音と夜を共にしたのは一体誰かを投票で決める様子を描いた回。
灯達の投票により、学園を追放される者が決定した。
『白き乙女の人狼』6話の感想・考察
投票結果が明らかになるまで終始ドキドキしたぁ…
人狼に限らず、試験やクイズなどの結果発表、何かしらのコンテンツに関する新情報が発表されるまでの時間というのはいつもドキドキさせられる。
結果発表をどれだけ伸ばすかって本当大事なんだなと。
ここぞという時に伸ばし、絶妙なタイミングで発表することで大きな興奮が得られる。(この辺はケースバイケースだと思いますが
そう考えると、創作物を生み出す方や盛り上がる演出を生み出す方って本当に凄い。
大丈夫と分かっていても、1票1票が重いから投票情報が公開される度に心臓の音が大きくなるような気がした。
自分の選択で誰かの運命を左右されるって責任重大過ぎるでしょ…
灯の不安や驚き、生き残りたいという想いが滲み出た表情、安堵の表情を丁寧に表現していたのも良い。
灯が助かったと安堵していたけど、イヤイヤ大丈夫じゃないでしょと言いたくなった。
助かったけど、助かっていない。そんな感じだ。
灯に投票した子達は良い顔してなかったような…
退学を免れても遺恨が残るよ…これ。
少なくとも、これまでの日常は戻ってこない。
人狼が見つかっても見つからなくても大きな傷痕が残る。
というか、人狼が全員陥れたら、人狼が白蕾の花嫁になってしまうのかと疑問に感じた自分がここにいる。
もしくは人狼が生かした最後の1人が白蕾の花嫁になるとか。
話を読んでいて、「えっ、これ人狼が生徒会のメンバーを狩り続けたら一体どうなるの?」という疑問が膨らみますね。
過去に人狼がいたのかなと感じなくも。
白蕾の花嫁というのは人狼の策略を搔い潜り、最後まで生き残った人間を差すのではないかと解釈している。
学園側が意図的に人狼を用意していたのではないかという考えが頭の中でグルグルしてる…
紫音が退学になるタイミングが違和感ありまくりなんですよね。
人狼が生かした最後の1人が白蕾の花嫁になるとしたら、紫音を陥れた人狼は葵ではないかなと。
灯の白蕾の花嫁になりたいという願いを叶えるというのは十分な理由になるだろうし。
ラストの描写を見ている限り、6話で追放された子が人狼とはとても思えない。
愛する人が振り向いてくれなくて憎くて破滅を望んでいたとは言っていたけど、破滅に追い込んだとは一言も言っていないですし。
というか、絶対違うわ。
それ考えたら、別れ際の言葉やラストの描写に胸が締め付けられる。
別れ際の言葉は人狼は自分じゃないと言っているようなものだったな。
全てを失った時の描写もよりリアルに描いているところも個人的にポイント高い。
灯の心理描写を軸に見応えのある回に仕上がっていたと思う。
最後に
最初の話し合いが終わり、退学を免れた灯と葵。
悲しい別れと束の間の休息が同時に訪れたといったような印象を受けます。
誰かが欠けるというのはやはり寂しいものですね…
話し合いが終わっても疑心暗鬼な状態が続くんじゃないかとかいろいろ考えてしまいます。
次は一体誰が人狼の手にかかってしまうのだろうか。
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