【感想・考察】『白き乙女の人狼(ウェアウルフ)』8話~紫音との別れと鏡写しのような2人を描いた回~

『白き乙女の人狼(ウェアウルフ)』8話の感想・考察を紹介します。


基本情報


タイトル『白き乙女の人狼』8話
漫画アジイチ(@ajiichi_nomoto)
原作王月よう(@oshiroi_you)
協力クマ(人狼HOUSE 代表)(@JinroHouse)
掲載誌ストーリアダッシュ
出版社竹書房
公開日2023年1月27日
配信http://storia.takeshobo.co.jp/manga/werewolf/

『白き乙女の人狼』8話の内容

『白き乙女の人狼』8話は紫音との別れに加え、アキとユキの夢について描かれた回。


『白き乙女の人狼』8話の感想・考察

アキのユキに対する恋心について触れた回ではないかなと感じている。

灯と紫音の別れも印象的だったけど、個人的には鏡写しのような2人であるアキとユキのやり取りが印象に残る。


指切りして2人で幸せな花嫁になると誓い合うシーンが尊い…


ユキの言葉にたいするアキの意味深な言動がですね…


どちらか一方が人狼の餌食になるんじゃないかという雰囲気が何とも言えない。

このそっくりな見た目を活かして一体どのような演出を行うのかが気になるところ。


そう感じた理由は瓜二つな双子を活かした作品が世の中に多く存在しているからだ。


双子の姉が双子の妹を地獄に流す話や一卵性双生児の内どちらが地獄に流されたか分からない演出を用意した『地獄少女』や双子の姉妹が入れ替わる演出を取り入れた『着信アリ』『古畑任三郎』など。

作中に双子や瓜二つの存在が登場すると、見た目を活かして一体どのような展開を描くのだろうと期待を膨らませている。


ブレスレットを付ける手を変えたら、アキとユキが入れ替れそうな気が。

どちらか片方が学園を去っても、声色を似せてブレスレットを付ける手を変えたら、あるいは…


最も、アキとユキはそんな選択するなら、一緒に学園を去るという選択を取ると思う。


アキがユキに抱いていたのは恋愛感情の可能性が高く、ユキの後を追う選択を取るような気がした。

2人揃っていないと、夢が実現しない。


アキの夢はユキの花嫁になること。

人狼はそこにつけ込むのではないかなと解釈している。


ユキも花嫁になることを夢見ていたけど、一体誰の花嫁になることを夢見ていたのかな?


灯と紫音が別れるシーンも見どころのひとつ。

紫音が灯に向けた言葉は冗談ではないんだろうな。

灯の隣に居続けた葵を羨ましく思い続けていたのでしょう。


紫音に素敵な言葉をかける灯が只々ズルい。


最後に

アキとユキの関係性を掘り下げた『白き乙女の人狼』8話。

アキの意味深な言動について今後追っていけたらなと思います。


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まんが王で当選したサイン本、嬉しかったな…

また、1つ宝物が増えた。

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