【感想・考察】『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話で描かれていた複雑な人間模様について

If you have come to this blog by any chance, welcome to my blog!


今回はコミック百合姫2023年10月号に掲載されていた『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話の感想・考察について話していこうと思う。


それでは、最後まで楽しんでください。


基本情報

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コミック百合姫2023年10月号


タイトル『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話~"If that's love, break it." episode 6~
サブタイトルよどみ、ぬかるみ
作者くわばらたもつ(@kuw8ra)
掲載誌コミック百合姫2023年10月号
出版社一迅社
発売日2023年8月18日
ISBN4910137391031
サイズB5
配信【ブックウォーカー】etc

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話の内容

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話は来未と直井の家庭環境に加え、心が来未に恋心を明らかにする様子が描かれていた。


前半は直井に焦点を当てつつ、中盤は来未に焦点を当て、後半は心の葛藤や本音に焦点が当てられていた印象を受ける。


個人的に重要だと感じたのは来未と直井がどのような家庭環境で育ったか・心の葛藤と本音だと捉えている。


『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話の感想・考察


扉絵の感想・考察

来未の日常が崩壊していく様子を端的に表した冒頭から物語がスタート。


真っ白なバラの絨毯の上で直井と心の寵愛を受けている来未が描かれていた。


来未がいかに直井と心に愛されているかを表現した扉絵に仕上がっている。


たくさん敷き詰められた白いバラは直井や心の想いを表しているのだろう。


バラには、以下の花言葉がある。



  • 愛情
  • 情熱
  • 熱烈な恋


バラは色によって花言葉が変化する。白いバラの花言葉はこちら。



  • 純潔
  • 深い尊敬


作中を振り返ってみると、直井や心の愛情・熱烈な恋心が来未に向けられている。


直井はKurumiを傷つけるというよりも開放しようとしているのではないかと感じた。直井に背中を押された来未は気持ち悪いくらいに活き活きしていた。


万引き未遂や机にクラスメイトの恨み節を彫る様子からも来未が普段から抑圧された毎日を過ごしていたのだろうと察することができる。


どうして、来未は消しゴムを万引きしようとしたのか。それはスリルという名の快感を得るためだろう。店員に捕まってしまうと、それまでの日常が崩壊する。


おそらく、母親の期待に応え続ける来未はスリルとは無縁の日々を過ごしていたのかもしれない。それどころか、精神をすり減らし続けていたのだろう。


常識・理性という名のブレーキが機能しているなら、万引きしようという考えに至らない。だけど、来未は万引きしようという考えに負けそうになっていた。


直井は理性という名のブレーキが機能しなくなっている来未が自分と同じだということを理解した。扉絵に描かれている直井は心が破綻している来未を優しく介抱しているのではないかと解釈している。



心も来未に熱烈で深い愛情を注いでいる。そんな一面は本編だけでなく、1巻の描き下ろし漫画でも察することができるだろう。


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描き下ろし漫画に登場する心はさながらアイドルに重課金する熱狂的なファン。これまで費やしたお金や時間、イベントに訪れた回数で愛情を表現しているかのようだ。


来未が心の意にそぐわない行動すると、心は思いきり拗らせてしまいそう。描き下ろし漫画での様子を見ると、心がアイドルや声優、Vtuberのファンになるとどんな感じになるのか何となく想像できる。


心のようなタイプの人間はアイドル業界や声優業界などにおいてかなり厄介なタイプだと言えるのではないだろうか。


最悪の場合、「自分はこれだけあなたのことを考えているのに」と言って怒りや憎しみをまき散らかしながら大きな問題を引き起こす可能性もあるような気がしてならない。


作中における心は一見いい子だけど、一歩間違えると危ない方向に向かってしまう危険性を秘めている。


心の指が来未に触れているかどうか微妙といった感じの構図にすることにより、来未と心の距離感を表現しているのではないだろうか。


白いバラは純粋で深い愛情を持つ心にふさわしい。純粋ゆえに、心が何かの拍子で感情を爆発させた瞬間、周囲を震え上がらせるような恐ろしさを発揮するような気がする。



黒ずんだバラを手に持ち、眠りにつく来未も印象的だ。


直井の懐がそんなに心地いいのだろうか。来未。


直井の懐は自力で抜け出せなくなるくらい気持ち良くなる揺り籠なのかもしれない。


来未が手に持つ黒ずんだバラは一体何を意味しているのか。


黒いバラの花言葉は「決して滅びることのない永遠の愛」。


直井の来未に対する愛は永遠に滅びないことを表していると捉えている。黒ずんでいるのは直井というバラには棘があるからだろう。


美しいバラには棘がある。かつて多くの人間を驚かせたドラマ『牡丹と薔薇』でもそのような言葉があったのを思い出す。


『牡丹と薔薇』は実の姉妹が傷つけ合い、最後は一緒に過ごすことを選択する様子を描いたドラマだ。


来未と直井も互いに傷つけ合いながらも絆を深めていく。


白いバラと黒いバラは『ぜんぶ壊して地獄で愛して』の物語を表現するのにピッタリな花だと実感した。



ちなみに、バラの本数によって花言葉が変化する。


主な花言葉として、以下のものが挙げられる。



  • 1本:あなたしかいない
  • 2本:この世界に2人だけ
  • 100本:100%の愛
  • 365本:あなたが毎日恋しい


全てが破壊し尽くされた世界の住人は来未と直井の2人だけ。そのために直井は来未を地獄に突き落としつつ、愛のメロディをささやくのだろうか。


あらゆるものを破壊すればする程、来未は輝きを増していく。


バラといえば、『今日はカノジョがいないから』11話が頭に浮かぶ。


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『今日はカノジョがいないから』11話の扉絵にバラの蔦が描かれており、毒々しい蔦とリボンに絡め捕られたゆにが描かれていた。


まるで、風羽子がゆにを捕食し、自分のものにするような感じだった。


こういった描写を踏まえると、バラは愛情を表すのにピッタリだなと思うばかり。


担任との面談

直井と担任の面談の様子から察するに、直井は優等生だったという考えに行き着く。


直井は特待生で高校に入学している。特待生になる条件は学校により異なるが。


成績が優秀であることを特待生になる条件としている学校が多いような気がする。


特待生になると、授業料が減免される。


中学受験を題材にした『二月の勝者』では、愛知県の海洋中等教育学校をモデルにした学校が登場していた。特待生になると、入学時の入寮費と入学金、授業料などの負担が軽減されるとか。


担任が授業に出席するよう直井に言っていた理由は不登校を続けてしまうと、特待生でなくなってしまう可能性もあるからではないだろうか。


特待生の制度を設けている学校の多くは成績上位を保てないと、特待生でなくなるんだろうなと捉えている。


開成高等学校のように経済的な理由で通学が困難な場合に奨学金を受け取れる場合もありますが。桜蔭高等学校とか女子学院高等学校、豊島岡女子学園高等学校は奨学金制度どんな感じになっているのだろうか。


『ぜんぶ壊して地獄で愛して』の描写を見る限り、直井は経済的な余裕があるのかどうか怪しい。


予備校に通っている成績上位の生徒が多いという担任のセリフから、直井は予備校に通うための費用を捻出するのが難しいのではないかと私は解釈している。


直井は本当にギリギリの状況で高校に通っているのだろう。


経済的な余裕が直井にあるのだとしたら、担任は予備校に通っている生徒が多いことなんて言わない気がする。むしろ、「予備校に通うと直井さんの成績はもっと上がる」と言うのではないだろうか。


いずれにしても、直井は優秀な生徒だったのが分かった。


1巻を購入した時に付いてきたリーフレットでも、直井が優等生だったのを垣間見ることができる。


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来未と直井のすれ違い

1話で描かれた来未と直井がすれ違うシーンが直井の回想で登場した。


直井は来未と正反対の人間だと感じていたのが分かる。


だけど、来未と直井がすれ違うシーンから、来未は直井と同じタイプの人間だというのを垣間見た。


来未と直井が階段ですれ違う構図はこのような感じになっている。


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直井が地獄にほぼ沈んでいる状態なのに対し、来未は地獄に半分足を突っ込んでいるような印象を受けた。


作中に描かれている影から、来未は直井と同じタイプの人間だというのを強調しているのではないだろうか。


壇上に立つ来未は陽の光を受けているのに対し、壇上に立つ来未を見つめる直井は陽の当たらない薄暗い場所にいるような感覚を覚える。


直井の変化

直井が来未を脅していた理由が明らかになったのも見どころのひとつだ。


来未を脅し続けていた理由は暇つぶし。


だけど、来未と接し続けている内に直井は変化した。


来未もまた直井と同じタイプの人間だというのに気付いたのだ。来未に押し倒された直井が驚いていたのは来未が思っているような人間ではなかったから。


来未と直井に光が当たっていたシーンを見ていると、直井は来未という陽の光に照らされているように感じた。


以前、『ロンリーガールに逆らえない』に登場する彩花も空と同様にロンリーガールだと感じたのを思い出す。


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『ロンリーガールに逆らえない』も優等生と不登校の生徒との恋を描いた百合漫画。人には言えないやり取りをしていた彩花が空の「お願い」を聞き続ける姿は直井に従う来未とどこか通ずる部分もなくはない。


来未が自分と同じだと気付いた直井は来未を弄ぶ対象から救う対象に変化したのが6話でのやり取りから察することができる。


直井が母親の下に行こうとする来未を引き留めたのは来未が行きたくないと感じていたのもあるけど、来未を助けたいという想いが強かったからだと解釈している。


後は直井が1人取り残されるのが嫌だと感じてたのも理由のひとつに考えられた。むしろ、これが大きな理由だと捉えている。


これまでの描写から、直井は孤独だったのを垣間見ることができる。来未は直井を孤独から救う唯一の人間なのだろう。


来未を引き留める直井はどこか優しい。孤独を感じていると言った方が正しいだろうか。


来未に「ありがとう」と言われた直井の言葉と表情から喜びを感じていたように思う。


『ロンリーガールに逆らえない』で彩花が空の家に初めて泊った際、空は彩花と一緒に眠る描写が描かれていた。


彩花と眠ることで空は孤独から逃れようとしていたような印象を受ける。


空と接していく内に彩花が変化したように来未も直井と接していく内に変化していった。


直井は来未が母親の下に行きたくないから引き留めたのではなく、来未が母親の下に行って自分を1人にしないで欲しいから。


同じことを何度も言うようだけど、直井は来未という存在に希望を見出しているようにも見える。おそらく、家族から「ありがとう」だなんていわれたことがほとんど無いんだろうな。直井。


直井の家庭環境

直井が父子家庭なのに驚いた。家族と上手くいってないのはこれまでの内容から察していたけど。


直井の父親の様子を見る限り、アルコール依存症なのかなと感じた。


5話までの内容も踏まえると、直井は虐待を受けていたのではないかという考えに辿り着く。


来未と同じくらい辛い環境下で過ごし、心に大きな傷ができたのを察することができる。


直井を映し出す割れた窓ガラスは直井の心の傷を表しているように見えた。


直井の父親のセリフから直井には、姉・妹・兄・弟のいずれかがいるのだろう。


一人っ子なら、直井の父親は「あいつが出て行った」と言うはず。


「あいつら」という言葉から、直井は一人っ子ではないと判断できる。


5話のラストの内容から察するに、直井は直井の母親から虐待を受け続けていて、それを見かねた直井の父親は離婚を選択したといったところだろうか。


直井の親権は直井の父親が取ったと。


直井の父親がどれだけ接し続けても、直井の心の傷を癒すことができなかったのかなと解釈している。直井と上手く接することができなかった故に、直井の父親は酒とタバコに逃避したのでしょう。


直井の母親の教育が厳しいのは5話の回想と直井が高校の特待生に選ばれていることから察した。


直井の右手のアザも虐待でできたものなのかな。自殺未遂だとしたら、手首に躊躇い傷ができていると思う。


壮絶な環境下により、直井の心を歪ませた。最初から歪んでいたのかもしれないですが。


来未に「行かないでよ」と直井は言っていたけど、直井の母親に対しても言っていたのかどうか気になるところ。


直井の母親の期待に応え続けたのに、直井を置いて出て行ってしまったとしたら、それはそれで辛すぎる。


前述で触れた『ロンリーガールに逆らえない』でも空の家庭環境があまり良くなかったことについて描かれていたけど、あちらは夫婦仲の悪さが押し出されていた。最も、空は両親と接する時間が少なかったように思えますが。


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母親の愛情

包丁で自殺しようとする来未の母親を来未が止めようとするという衝撃的な光景が広がっていたのも驚いた…


実の子供が万引きしようとしていた動画を見せられたら、ショックを受けない人間はいないでしょう。


来未の母親の様子から、教育熱心なのはよく分かった。


来未の母親が来未のことが分からないと言っていたけど、他人のことを完全に理解できる人間なんているのかどうか疑問だ。


家族ですら、分からないと感じることが多々ある。赤の他人なら尚更。


来未の母親が来未のためにいろいろ尽くしていたのは1巻の描き下ろし漫画からを察することができるのだろう。


期待が大き過ぎるからこそ、来未の心を歪ませたわけで。


来未の母親が来未も自分が邪魔なんじゃないかと問いかけていたのを察するに、両親の愛情に飢えているもしくは来未の父親が出て行った可能性があるのかなと。


だからこそ、来未の母親は来未の腕を強く握り、来未も自分が邪魔なんじゃないかと問いかけていたのではないかと解釈している。


来未の母親の左腕に躊躇い傷らしき痕が描かれていたことから何度も自殺未遂を試みた可能性が高そうだ。


直井のことを考えるようになったことから、来未に変化が起きているのは確か。来未はもっと直井のことを知りたいと感じているのでしょう。


来未の母親の心が壊れているのを来未は察していたからこそ、来未は来未の母親に絶対にこんなことしないと言っているように見えた。


来未は母子家庭なのかどうか気になるところ。来未の父親は一体何をしているんだ?


それにしても、来未の母親が発した「来未は思いやりのある子だと思ってた」とか「勘違いだったんだ」という言葉は来未を追い詰めるのに十分過ぎる。


来未も来未の母親も心が歪みに歪んでいる…


心の葛藤

来未の母親が自殺未遂するきっかけを作った心。


来未に落ち度があるけど、心のやっていることは来未の母親を追い詰めたことには変わりない。


来未が学校を休み続けている間、心は来未を追い詰めていたんじゃないかと葛藤し続けていたのではないかと解釈している。


直井が心に動画を送った目的は来未と心が疎遠になるようにするためでしょう。


心が来未から距離を置けば、直井は来未と接する時間を増やすことができる。


心が来未の母親に動画を見せたのは計算通りだったのかどうか疑問。直井も来未の母親が自殺未遂するきっかけを作った1人なのは確か。


最も、ラストにおける心が来未に恋心を打ち明かしていたけど、とてつもなく自分勝手な印象を受けた。


常識的に考えて、家族を追い詰めた人間の告白を喜ぶ人間なんているのだろうか。人によっては喜ぶのかもしれないですが。


心が来未の母親に動画を見せなければ、来未の母親は自殺しようとしなかった可能性も十分考えられる。それを踏まえたら、心の行動は裏切り行為と捉えることもできそう。


来未のことが心配なのは分かるけど、心の行動は来未と来未の母親を傷つけるものでしかなかった。


大した責任を取ることができないのに、人様の家庭環境に首を突っ込む心は単純にヤバい。


『地獄少女』でもクラスメイトの家庭に必要以上に干渉し、地獄に流された身勝手極まりない男子生徒がいた。いや、嘲笑っていると言った方が正しい。


心にできることがあるとするなら、来未を見守ることぐらいだろう。


来未の母親または来未が死亡した場合、心はどうやって責任を取るんだ?「来未のことを考えてるフリなんて止めてしまえ」と心に言いたい。


責任を取れる立場であったとしても、必要以上に人様の家庭環境に干渉する人はほとんどいないのではないだろうか。


1巻の描き下ろし漫画は心の人間性をよく表してるわ。


帯に心のことを過保護な親友と書いてあったけど、「本当にそうなのか」という気持ちでいっぱいになる。


心もまた来未や直井と同様に破綻した人間なのかもしれない。


友達を思いやるのは素晴らしいことだと思う。友達のために良かれと思って何かをすること自体悪いとは思わない。問題は自分の行っていることが友達を助けるためのベストな選択なのかどうかということだ。


行動には責任が伴う。特に今回のようなケースは慎重になる必要があるのではないだろうか。


良かれと思って行っている行動が時に相手を傷つけることもある。


心には荷が重過ぎた…


多分、心は直井の手紙を来未に渡さないのだろう。直井の手紙を見て、さらに拗らせていくのではないかと解釈している。「自分が来未を守ってあげないと」という考えが心の頭を埋め尽くし、最悪の場合はとんでもない方向に向かいそう。


愛情が大きい分、心の憎しみが大きくなるような予感しかない。


最後に

少しずつ明らかになっていく直井の家庭環境。壮絶なやり取りを通して変化していく来未と直井。


『ぜんぶ壊して地獄で愛して』6話はいつになく重い話だった。


果たして、来未と直井に救済される日が訪れるのだろうか。7話以降も目が離せない。


まるで来未と直井は鏡写しのような存在だ。



English edition

※This English is a machine translation.※


This time, I would like to talk about my impressions and thoughts on the 6th episode of "If that's love, break it." published in the August 2023 issue of Comic Yurihime.


So, please enjoy it to the end.


Are you ready?


"If that's love, break it." basic information of episode 6

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TitleIf that's love, break it. episode 6
SubtitleStagnation, mud
AuthorTamotsu Kuwabara
Publication magazineComic Yurihime October 2023
The publisherIchijisha
Release dateAugust 18, 2023
ISBN4910137391031
SizeB5

"If that's love, break it." 6 episodes

Episode 6 of "If that's love, break it." depicts Kumi and Naoi's home environment, as well as how Kokoro reveals her love for Kurumi.


I get the impression that the first half focuses on Naoi, the middle focuses on Kurumi, and the second half focuses on Kokoro's conflicts and true feelings.


What I personally felt was important was what kind of home environment Kurumi and Naoi were raised in, their inner conflicts, and their true feelings.


"If that's love, break it." Impressions of episode 6


Thoughts and considerations on the frontispiece

The story starts from the beginning, which clearly shows how Kurumi's daily life is collapsing.


Kurumi, who is favored by Naoi and Kokoro, was drawn on a pure white rose carpet.


The frontispiece expresses how much Kumi is loved by Naoi and Kokoro.


The many white roses on the floor probably represent the feelings of Naoi and Kokoro.


A rose is a plant with the following flower language.



  • Affection
  • Passion
  • Passionate love


A rose has different meanings depending on their color. Click here for the flower language of white rose.



  • Purity
  • Deep respect


Looking back at the work, Naoi and Kokoro's affection and passionate love are directed towards Kurumi.


It felt like Naoi was trying to free Kurumi rather than hurt her. Kurumi, who was pushed by Naoi, was lively to the point of disgusting.


Kurumi's attempted shoplifting and carving her classmates' grudge clauses on her classmates' desks suggest that Kurumi must have been living a repressed life.


Why did Kurumi try to shoplift the eraser? It's probably to get the pleasure called thrill. If she gets caught by a clerk, her daily life will collapse.


Perhaps Kurumi, who continues to live up to her mother's expectations, may have spent her days devoid of thrills. On the contrary, she probably continued to wear down her spirit.


If the brakes called common sense and reason are functioning, it will not lead to the idea of ​​shoplifting. But Kurumi almost gave in to the idea of ​​shoplifting.


Naoi understood that Kurumi, whose brakes called reason had failed, was just like her. It is interpreted that Naoi, who is depicted in the frontispiece, is gently caring for Kurumi, who has a broken heart.


Kokoro also has a passionate and deep affection for Kurumi. Such a side can be seen not only in the main story, but also in the newly drawn manga in volume 1.


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Kokoro, who appears in the newly drawn manga, is an enthusiastic fan who pays extra for idols. She seemed to express her affection through the amount of money she spent, the time she spent, and the number of times she visited events.


If Kurumi acts against Kokoro's will, Kokoro is likely to persuade her. Looking at the newly drawn manga, I can imagine what it would be like for Kokoro to become a fan of idols, voice actors, and Vtubers.


People like Kokoro can be said to be quite troublesome in the idol and voice acting industries.


At worst, Kokoro could say, "I'm thinking about you so much," and cause a lot of trouble while spreading anger and hatred.


In the story, Kurumi looks like a good girl, but if she makes a mistake, she has the potential to head in a dangerous direction.


The sense of distance between Kurumi and Kokoro seems to be expressed by composing it in such a way that it is unclear whether Kokoro's finger is touching Kurumi.


White roses are suitable for pure and deep affectionate hearts. Because of his innocence, I feel that the moment Kokoro bursts out his emotions, he will terrify those around him.


Kurumi, who falls asleep holding a dark rose in her hand, is also impressive.


I wonder if Naoi's bosom is so comfortable. Kurumi.


Naoi's bosom may be a cradle that makes her feel so good that she can't get out of it on her own.


What does the blackened rose that Kurumi holds in her hand mean?


The flower language of the black rose is "eternal love that never perishes".


I think that Naoi's love for Kurumi expresses that it will never die. The reason why it is dark is because the Naoi rose has thorns.


Beautiful roses have thorns. I remember that there was such a word in the drama "Botan to Bara" that once surprised many people.


"Botan to Bara" is a drama about real sisters hurting each other and finally choosing to spend time together.


Kurumi and Naoi deepen their bond while hurting each other.


I realized that white roses and black roses are perfect flowers to express the story of "If that's love, break it.".


By the way, the language of flowers changes depending on the number of roses.


The main flower language is as follows.



  • 1:There is only you
  • 2:Only two people in this world
  • 100:100% love
  • 365:I miss you everyday


Kurumi and Naoi are the only two people who live in a world where everything has been destroyed. For that reason, will Naoi whisper the melody of love while pushing Kurumi into hell?


The more Kurumi destroys everything, the brighter Kurumi shines.


Speaking of roses, the 11th episode of "Today,She is not here…" comes to mind.


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The frontispiece for episode 11 of "Today,She is not here…" depicts a rose ivy, and Yuni caught in a poisonous ivy and ribbon.


It was as if Fuuko would prey on Yuni and make it her own.


Based on these descriptions, I just think roses are perfect for expressing affection.


Interview with homeroom teacher

Judging from the interview between Naoi and her homeroom teacher, I felt that Naoi was an honor student.


Naoi is a scholarship student and has entered high school. The conditions for becoming a scholarship student differ from school to school.


I feel that there are many schools that require excellent grades as a condition for becoming a scholarship student.


If you become a scholarship student, there is a high possibility that tuition fees will be exempted.


In "February Winner - Absolute Passed Classroom -", which is about junior high school entrance exams, a school modeled on Aichi Prefecture's Marine Secondary School appeared. It is said that students who become scholarship students can reduce the burden of entrance fees, admission fees, and tuition fees at the time of admission.


I think the reason Naoi was told by her homeroom teacher to attend class was because if she continued to refuse to go to school, he might not be a scholarship student.


Many of the schools that have a scholarship student system think that if they can't keep their grades high, they won't be a scholarship student.


In some cases, like Kaisei High School, students who find it difficult to attend school for financial reasons can receive a scholarship. I wonder what the scholarship system is like at Ouin High School, Joshi Gakuin High School, and Toshimagaoka Joshi Gakuen High School.


Judging from the depiction of "If that's love, break it.", it's doubtful whether Naoi can afford it financially.


From the homeroom teacher's line that there are many high-achieving students who attend prep school, I interpret that Naoi may find it difficult to raise the money to attend prep school.


Naoi must be attending high school in a really tight situation.


If Naoi had the financial means, I don't think the homeroom teacher would say that there are a lot of students attending cram school. Rather, they might say, "If you go to a prep school, your grades will improve."


In any case, it turned out that Naoi was an excellent student.


Even in the leaflet that came with the volume 1, you can get a glimpse of how Naoi was an honor student.


Mismatch between Kurumi and Naoi

The scene where Naoi and Kurumi pass each other in the episode 1 appeared in Naoi's recollection.


I understand that Naoi felt that he was the polar opposite of Kurumi.


However, from the scene where Kurumi and Naoi pass each other, I got a glimpse that Kurumi is the same type of person as Naoi.


The composition where Kurumi and Naoi pass each other on the stairs looks like this.


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While Naoi is almost submerged in hell, I got the impression that Kumi is half-stepped into hell.


From the shadows drawn in the work, it seems that Kurumi is emphasizing that she is the same type of person as Naoi.


While Kurumi standing on the stage is bathed in sunlight, Naoi, who looks at Kurumi standing on the stage, feels as if she is in a dark place where the sun does not shine.


Change in Naoi

One of the highlights is that the reason why Naoi threatened Kurumi became clear.


The reason he kept threatening Kurumi was to kill time.


However, Naoi changed as he continued to interact with Kurumi.


I realized that Kurumi was also the same type of person as Naoi. Naoi, who was knocked down by Kurumi, was surprised because she wasn't the kind of person Kurumi thought he was.


When I saw the scene where the light was shining on Kurumi and Naoi, Naoi felt as if he was being illuminated by the sunlight of Kurumi.


I remember feeling that Ayaka, who appeared in "I Can't Say No to the Lonely Girl", was a lonely girl, just like Sora.


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"I Can't Say No to the Lonely Girl" is also a yuri manga about the love between an honor student and a student who refuses to go to school. The appearance of Ayaka, who had been exchanging words that she couldn't tell anyone, continues to listen to Sora's "request", has something in common with Kurumi, who follows Naoi.


It can be inferred from the exchange in episode 6 that Naoi, who realized that Kumi was the same as himself, changed from being the one to play with Kumi to the one to save.


It is interpreted that the reason why Naoi stopped Kurumi from going to his mother was because he felt that Kurumi didn't want to go, but because he had a strong desire to help Kurumi.


Another reason was that Naoi didn't want to be left alone. On the contrary, I believe that this is the main reason.


From the depictions so far, we can get a glimpse of how Naoi was lonely. Kurumi is probably the only person who can save Naoi from loneliness.


Naoi, who keeps Kurumi in check, is somewhat kind. Is it correct to say that I feel alone?


I think I felt joy from Naoi's words and expression when Kurumi said "thank you".


When Ayaka stayed at Sora no Ie for the first time in "I Can't Say No to the Lonely Girl", Sora was depicted sleeping with Ayaka.


I get the impression that Sora was trying to escape loneliness by sleeping with Ayaka.


Just as Ayaka changed as she interacted with Sora, Kurumi also changed as she interacted with Naoi.


Naoi didn't keep Kurumi because she didn't want to go to Kurumi's mother, but because she didn't want Kurumi to go to Kurumi's mother and leave her alone.


I've said the same thing over and over again, but my interpretation is that Naoi finds hope in the existence of Kurumi. Probably, there are almost no times when her family said "thank you". Naoi.


Naoi's home environment

I was surprised that Naoi was a fatherless family. From what I've seen so far, I knew that Naoi wasn't on good terms with her family.


Looking at Naoi's father, I felt that he might be an alcoholic.


Based on the contents of up to episode 5, I came to the idea that Naoi may have been abused.


I can imagine how it left a deep scar in her heart after going through an environment as painful as Kurumi.


The broken window glass reflecting Naoi seemed to represent Naoi's emotional wounds.


From Naoi's father's line, Naoi probably has an older sister, a younger sister, an older brother, or a younger brother.


If she was an only child, Naoi's father would say, "She left."


From the word "those", you can tell that Naoi is not an only child.


Judging from the contents of the last episode of episode 5, Naoi continued to be abused by Naoi's mother, and Naoi's father, who couldn't stand it, chose to divorce.


Naoi's father took custody of Naoi.


My interpretation is that no matter how much Naoi's father kept contacting him, he could not heal Naoi's emotional wounds. Naoi's father must have escaped to alcohol and cigarettes because he could not get along well with Naoi.


I guessed that Naoi's mother's education was strict from the recollection of episode 5 and from the fact that Naoi was selected as a high school scholarship student.


I wonder if the bruise on Naoi's right hand was also caused by abuse. If it's a suicide attempt, I think I've got a hesitant scar on my wrist.


Due to the fierce environment, Naoi's heart was distorted. It may have been distorted from the beginning.


Naoi said to Kurumi, "Don't go," but I wonder if she also told Naoi's mother.


Naoi continued to live up to Naoi's mother's expectations, but if Naoi's mother left Naoi behind, that would be too painful.


In the previously mentioned "I Can't Say No to the Lonely Girl", it was also written about the fact that Sora's home environment wasn't very good, but the bad relationship between husband and wife was pushed out over there. Although it seems that Sora didn't spend much time with her parents.


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A mother's affection

I was also surprised by the shocking spectacle of Kurumi trying to stop Kurumi's mother from trying to kill herself with a kitchen knife...


Who wouldn't be shocked to see a video of a real child trying to shoplift?


From the appearance of Kurumi's mother, it was clear that she was enthusiastic about education.


Kurumi's mother said that she doesn't understand Kurumi, but I wonder if there are people who can fully understand other people.


Even family members often feel that they do not understand. Even more so if it's a stranger.


You can probably guess from the manga drawn in volume 1 that Kurumi's mother was doing everything for Kurumi.


Kurumi's heart was distorted precisely because her expectations were too high.


Judging from Kurumi's mother asking if Kurumi is a hindrance to Kurumi, I wondered if she was starving for her parents' affection or that Kurumi's father might have left.


That's why Kurumi's mother held Kurumi's arm tightly, and I interpret that Kumi asked if she was a hindrance.


It seems highly likely that Kurumi's mother attempted suicide many times because of the hesitant scars drawn on her left arm.


Since I started thinking about Naoi, it's true that things have changed in the future. Kurumi must be wanting to know more about Naoi.


Because Kurumi sensed that Kurumi's mother's heart was broken, it seemed that Kurumi was telling Kurumi's mother that she would never do such a thing.


I'm wondering if Kurumi is a motherless family. What the hell is Kurumi's father doing?


Even so, the words that Kurumi's mother uttered, "I thought you were a caring child," and "I was wrong," are more than enough to drive Kurumi into a corner.


The hearts of both Kurumi and Kurumi's mother are distorted by distortion...


Conflict of Kokoro

Kokoro is the reason why Kurumi's mother attempted suicide.


Kurumi is at fault, but what Kokoro is doing is still chasing Kurumi's mother.


It is interpreted that Kokoro continued to be conflicted that she was cornering Kurumi while Kurumi was absent from school.


The purpose of Naoi sending the video to Kokoro is probably to make Kurumi and Kokoro become estranged.


If Kokoro keeps her distance from Kurumi, Naoi can spend more time with Kurumi.


I wonder if it was calculated that Kokoro showed the video to her mother in Kurumi. Naoi is certainly one of the people who caused Kurumi's mother to attempt suicide.


Most of all, though Kokoro in the last confessed his love to Kurumi, I got the impression that he was extremely selfish.


Thinking with common sense, is there anyone who would be pleased with the confession of a person who had cornered his family? Some people might like it.


If Kokoro had not shown the video to Kurumi's mother, it is quite possible that Kurumi's mother would not have tried to commit suicide. Based on that, I think that Kokoro's actions can be said to be betrayal.


I understand Kokoro's concern about Kurumi, but Kokoro's actions only hurt Kurumi and her mother.


Kokoro, who can't take much responsibility but pokes her nose into people's home environments, is simply dangerous.


In "Hell Girl", there was a selfish male student who interfered more than necessary in his classmates' homes and was exiled to hell. No, it would be more correct to say that the boy was mocking his classmate who had a complicated home environment.


If there is anything Kokoro can do, it is to watch over Kurumi.


How will Kokoro take responsibility if Kurumi's mother or Kurumi dies? I want to tell Kokoro, "Stop pretending to be thinking about Kurumi."


Even if they are in a position to take responsibility, there are almost no people who interfere in other people's home environments more than necessary.


The newly drawn manga in volume 1 is a good representation of Kokoro's personality.


The obi said that Kokoro was an overprotective best friend, but I was filled with the feeling of, "Is that really true?"


Kokoro may also be a broken human being like Kurumi and Naoi.


I think caring for your friends is a wonderful thing. I don't think it's wrong to do something for your friend's sake. The question is whether what you are doing is the best choice to help your friend.


Action comes with responsibility. Especially in cases like this one, we have to be very careful.


Actions that are well-intentioned can sometimes hurt others.


The load was too heavy for Kokoro...


Maybe Kokoro won't give Naoi's letter to Kurumi. Looking at Naoi's letter, I interpret that Kokoro is going to push her even further. The idea that "I must protect Kurumi" fills Kokoro's head, and in the worst case, it will lead to a terrible direction.


I have a hunch that Kokoro's hatred will grow as much as his love for Kurumi.


Lastly

Little by little, Naoi's home environment becomes clearer. Kurumi and Naoi change through a fierce exchange.


Episode 6 of "If that's love, break it." was an unusually heavy story.


Will the day come when Kurumi and Naoi will save her? Keep an eye on episode 7 and beyond.


Kurumi and Naoi are like mirror images.

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