アンタレスのアニメと漫画の解剖録

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今回はコミック百合姫2023年11月号に掲載されていた『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話の感想・考察について話していこうと思う。

それでは、最後まで楽しんでください。

Are you ready?

基本情報

▼コミック百合姫2023年11月号

タイトル	『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話
サブタイトル	私の特別な女の子
作者	くわばらたもつ(@kuw8ra)
掲載誌	コミック百合姫2023年11月号
出版社	一迅社
発売日	2023年9月15日
ISBN	4910137391130
サイズ	B5
配信	【ブックウォーカー】etc

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話の内容

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話は来未と心が友達になるきっかけに加え、心の異常性について描かれていた。

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話の感想

ギィヤァァァーーーー！！！

あかん！あかん！！

もう、何なん？あれ。

ヤバい、ヤバい。イカれてる。

うへぇーーー。マジかぁ…

最初から最後までイカれてるんですけどぉ！？

くわばら先生、読み手の精神を破壊しに来てません？

来未も直井も来未の母親もイカれてるけど、心も大概ヤバい。

心が只々イカれてる！！！！！

壊れてると言った方が正しいのか…

赤裸々に描かれる心の狂気。心のヤバさを目の当たりにして、内臓がまろび出そう。

来未に対する純粋な恋心と狂気。この2つが入り乱れることにより、より重厚な物語が展開される。

何なの？この思い込み激し過ぎモンスターは。

心の勘違いが過ぎる一面もヤバ過ぎる。ろくでもない未来が目に見えてるからこそ、イカれてる心が気持ち悪く見える。

一方通行な心を目にした来未は呆然としていたどころか追い詰められていたな…

憧れは理解から最も遠い感情だというのを心を見ると、実感することができる。

私自身、憧れは理解から最も遠い感情という言葉はあまり使うことはないけど、底の知れないヤバさを秘めている心に対しては使いたくなる。

直井の方が心よりもまともな人間なんじゃないかと勘繰ってしまう。直井もヤバいのは確かだけど。

心は来未のライフをほぼ0にしていたな。自分が迷惑な存在だと気付かない人間というのはマジで悪質過ぎる。心が来未と本当の意味で付き合える可能性なんて0でしょ。

心の耳障りの良い言葉を聞く度にしんどさを覚えてしまう。そう感じるのは自分だけかもしれないですが。

自分がどうにかしなきゃとか言って、問題起こす人が多かったりする。

心はその典型例だ。アイドルや声優の現場とかに行っちゃいけないタイプ。応援してる年数やイベントの参加数、今までに使った金額でマウントとか取りそう。正直、心には生誕委員とか任せたくない。

自分が守らなきゃ・言ってあげなきゃとか言って、取り返しのつかない事態を引き起こすんだろうな。

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』1巻の描き下ろし漫画も心のヤバさを十二分に表現していた。

激しい思い込みで明後日の方向に行く心がどんな問題を引き起こすんだろうと気になって仕方がない。

来未と出会わなかったら、心はこの狂気のデスロードを突っ走らずに済んだのかもしれないなぁ…

心がとにかくヤバい。それを体現した話だった。

正気と狂気は紙一重なのかもしれない。理解と誤解も同様のことが言えるのかもしれないですが。

来未達を見ていると、理性と感情を上手くコントロールできるようになろうという想いが強くなった。

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話の考察

来未と心を隔てる門扉

門扉越しの来未に心が告白するところから物語がスタート。

2人を隔てる門扉が来未と心の距離感を表現しているのかなと捉えている。心は来未に近づきたくても近づくことができないということも表していそう。

雨に打たれる植物

冒頭に描かれていた雨に打たれる植物は恋心を打ち明けた心を表しているのだろう。

植物の震えは心の葛藤または震えを表しているのではないかと解釈している。告白したけど、どうしようという想いが心に襲い掛かっているに違いない。

心のセリフは今の関係が壊れてしまうのではないかという不安を際立たせていた。

来未の顔をまともに見れない心

心が来未の顔をまともに見れなかったのは来未に嫌われたかもしれないという怖さから来ているのかな。

言うつもりなかった言葉を来未に伝えたのは直井の存在があったからだろう。このまま何もしないままだと、直井によって来未が破滅してしまうかもしれない。いや、直井に来未が取られてしまうかもしれないと言った方が良いだろうか。

心は直井に来未を取られるかもしれないという葛藤を抱き続けた結果、本来するつもりがない告白をせざる負えなかった。直井の登場は心にとって青天の霹靂と言っても過言ではない気がする。

暗雲立ち込める空模様は心の不安を表しているのではないかと捉えている。心にとって来未は大きな存在。来未がいなくなることで心に大きなダメージを与えてしまう。心に大きな重圧がかかっていたのを空模様で上手く表現されていた。

顔を見れないと言って、来未に嫌われたかもしれないという恐怖と葛藤を抱き続ける心は見る者の心を抉る。恋の告白をすることで報われる場合もあれば、全てが崩壊する場合もある。恋とは、時に人を臆病にさせてしまうのかもしれない。

大きな存在と言ったけど、来未は心の全てと言っても過言ではない。失恋とは全て失うのと同義。心が今まで告白できなかったのも分かる気がする。

心を刺激する来未

来未の優しさは心の恋心を加速させた。

心の反応から察するに、来未は心を拒むと考えていたのでしょう。

来未が優しくすればする程、心を暴走させる。恋は盲目とはこういうことなのかと実感させられる。

来未の優しさは心にとって人参のようなものなのだろう。

飼育委員

小学生の心が可愛い。

小学生の心は飼育委員として、ウサギの面倒を見ていた。

作中の描写を見る限り、ウサギは心を象徴するものなのだろう。

そういえば、心が身に着けているヘアピンってウサギやニンジンですね。

ウサギは寂しいと死ぬみたいな話を耳にする時がある。来未に嫌われることに対して強い恐怖を抱く心は孤独に怯えるウサギのようだ。

ウサギと同様、心は繊細。一歩間違えると取り返しのつかないことをやらしてしまうのではないかという怖さを秘めている。

飼育小屋は心の居場所であると同時に外敵から身を守るための砦なのかもしれない。

ずっと前から心とウサギを見ていたという来未の言葉を察するに、飼育小屋は来未と心を隔てる壁のような役割を果たしていたのかなと。

ウサギを触りたかったけど、来未は心と距離感を感じていたから、ずっと触れなかったのでしょう。

最も、心の居場所である飼育小屋は来未を捕らえる監獄になるとは一体誰が予想できただろうか。

ウサギといえば、『不思議の国のアリス』に登場するホワイトラビットが頭に浮かぶ。ホワイトラビットはアリスが不思議な世界を訪れるきっかけを作った存在。

ホワイトラビットがアリスを翻弄させるきっかけを作っていたように心もまた来未を追い詰めるきっかけを作っていた。心が来未の万引き未遂の様子を来未の母親に見せることで修羅場が生まれた。

来未と直井の物語に心が関与することで事態がより複雑な方向に向かう。それを踏まえると、心は『ぜんぶ壊して地獄で愛して』におけるトリックスターといったところだろうか。

心の存在により、来未と直井の距離がさらに縮まる可能性があるような。なぜなら、来未のことを本当の意味で理解しているのは直井なのだから。

髪を切る心

何かを決意した時に人は髪を切る…

小学生の心が来未との出会いがきっかけで長い髪を切っていたのも見どころのひとつ。来未が心に強い影響を与えていたのがよく分かる。

失恋した後に髪を切った『マリア様がみてる』に登場する聖様。和奏と離れ離れになった後に長い髪を切った『ロンリーガールに逆らえない』の咲良。

何か大きな出来事があった後に髪を切るシーンを用意する漫画や小説をいくつか目にする。

心が長い髪を切った理由は来未に少しでも近づくため。結果、心はクラスメイトから声をかけられるようになった。

来未も心に対して可愛いと言っていたのが印象に残る。心にとって大きな出来事だったに違いない。

髪を切るきっかけは人それぞれ違うけど、大きな決意みたいなものが伝わってくる。だからこそ、さまざまな創作物で目にするのだろう。

憧れは理解から最も遠い感情

憧れは理解から最も遠い感情。

中学生の心は来未のことを何も理解していないというのを実感させられる。

他のクラスメイト達は来未の変化に気付いているのに対し、心は来未が何も変わっていないと思い続けていた。

来未は中学生の頃から来未の母親の期待に応えるために優等生を演じ、精神を摩耗し続けていたのでしょう。

来未の変化を認めたくても認められないといったところだろうか。来未の素敵な一面を見て、心は来未が何も変わっていないと言い聞かせていた可能性もあるのかな。

恋は盲目という言葉があるように心は見えていないものが多いのかもしれない。

中学生の来未の表情を見る限り、追い詰められているような印象を受ける。小学生の頃に比べて、どこか覇気がないような気がした。

狂気を束ねたブーケ

心が来未に好きな人ができたとしても、来未と友達としてずっと一緒にいられたらそれでいいと感じていたシーンも印象的。

6話の扉絵に描かれていたバラが描かれていた。両手で抱えきれないような心の愛を表現しているのかな。

バラの本数が多ければ多い程、心の愛が重いなと実感させられる。背景を黒くすることで心の愛が重いことを際立たせている。

直井の手紙

直井の手紙の内容を見れば見る程、直井は来未のことを理解しているのがよく分かるわ。

確かに来未は直井に自分の気持ちをぶつけていたな。

これまでの出来事を踏まえると、来未が退屈な日常生活の中で刺激を求め続けていたのがよく分かる。話を重ねるごとに物事がエスカレートしていった。

直井は来未がもっとすごいことをしたがっていたように見えたのだろう。だからこそ、全てを壊そうと来未に提案したのだ。

電話番号を教えるくらいに直井は来未に心を開いている。でないと、電話番号なんて教えない。

直井が普通じゃないと心は感じていたけど、来未と距離を縮める直井に嫉妬していたんじゃないかと勘繰ってしまう。

来未が担任の写真立てを壊したのに気付いていましたね。

勝手に自己満足する心

来未に告白して自己満足する心がヤバい。来未も今の関係が壊れるかもしれないけど告白したと満足げに話す心に呆然としているような感じが。

来未に好きと言う時の心の目がヤバ過ぎるんですが…

好きになってもらえるように頑張るねと心に言われた時の来未の死んだような目が好き。意味わからんっていう感じが。

勝手に話を進める心が理解できない。

来未、心に何のチャンス与えたの？っていうか来未と心は付き合うことになったの？？？

心が話を勝手に進めるから、頭の中がこんがらがってる。

来未の表情を見ていると、心の言っていることに追いついていないという感じが滲み出ている。

スキンシップは許しているけど、心の告白を受け入れたわけではないんだろうな。来未。

とりあえず、勝手に自己満足している心がヤバいというのがよく分かった。

来未と心の会話を見ていると、かみ合っていないように見えるんだけど、他の方はかみ合っているように見えたのかな？

来未を支えるどころか逆に困らせているぞ。心。

8話以降、厄介なことになる未来しか見えない。

最初から壊れていた関係

心が来未を支えたいからチャンスをくれないか来未にお願いしていたけど、最初から一方通行の恋だったのだから、チャンスもクソもないような気が。

心の必死な言動に来未もドン引きしてたし。

心が思っているような人間ではないという来未の言葉が答えな気がする。心は来未のことをよく見ていないし、理解していない。でないと、心が思っているような人間ではないという言葉は出てこないだろう。

来未のために一体何ができるというのだ。心よ。

後半における来未と心を見ていると、距離を感じてしまう。心が頑張れば頑張る程、来未は距離を置きそうなのですが。

ウルトラクイズじゃあるまいし、最初から敗者復活戦なんてなかったんや。

直井の刻印

心が来未に直井がつけた傷が早く治ると良いなと言ったのは傷を見る度、直井のことがちらつくからでしょう。心にとって直井は目の上のたんこぶ。邪魔で邪魔で仕方ないのだ。

来未と全力でぶつかり合う直井に嫉妬しているからこそ、来未の傷が治ることを願うのだ。

心に傷を触れられた来未から困惑が感じられる。

来未を守る決意をした心

心が来未を直井から守る決意を固めるシーンのインパクトがヤバいことヤバいこと。

飼育小屋でウサギを飼うかの如く、来未を手元に置くのでしょう。

心が抱いているウサギは心に囚われた来未を表現しているのかなと。

直井と接する機会が減れば減る程、来未は孤独を感じるのではないかと捉えている。これまで、来未の心を解き放ったのは直井だった。来未が心の期待に応えようとする程、来未は精神を擦り減らしてしまわないか心配だ。

来未は直井に酷いことをされたんだと心は感じていたけど、事の発端は来未が万引きしようとしたから。来未が消しゴムを万引きしようとしなければ、今の状態に陥らなかったのだ。

来未は心を受け入れる余裕がなくなり、心を拒否する未来しか見えない。一方通行な愛情や期待を押しつけられる程、迷惑な話はないですね。良かれと思って注がれた愛情が相手にとってはストレスに感じてしまうことも。

直井は来未を解放させる方向で救済しているのに対し、心は来未を束縛させる方向で救済しようとしている。直井と心は対照的。そんな違いも『ぜんぶ壊して地獄で愛して』の見どころなのかなと。

最後に

心のヤバさを垣間見ることができる『ぜんぶ壊して地獄で愛して』7話。

心の言動ひとつひとつが来未を追い詰めていたような感じがした。来未の表情を見る限り、心の言っていることについていけないといった印象を受ける。

直井は来未と一体何をしようとしているのか気になって仕方がない。多分、多くの読み手が驚くことなのだろう。

一方通行の恋や思い込みがいかにヤバいかが分かる話だった。直井は今すぐにでも来未を救い出して欲しい…

English edition

※This English is a machine translation.※

This time, I would like to talk about my impressions and thoughts on the 7th episode of "If that's love, break it." published in the November 2023 issue of Comic Yurihime.

So, please enjoy it to the end.

Are you ready?

Basic information

Contents of episode 7 of "If that's love, break it."

Episode 7 of "If that's love, break it." not only talked about how Kurumi and Kokoro became friends, but also about Kokoro's abnormality.

Impressions on episode 7 of "If that's love, break it."

Giyaaaaaaaaaaaaaaaa! ! !

No good! No good! !

What else? that.

It's dangerous, it's dangerous. It's crazy.

Wow. Seriously...

It's crazy from beginning to end! ?

Kuwabara-sensei, aren't you here to destroy the reader's spirit?

Kurumi, Naoi, and Kurumi's mother are all crazy, but Kokoro is also generally crazy.

Kokoro is just crazy! ! ! ! !

Is it correct to say that it is broken?

Kokoro's madness is vividly depicted. Seeing how dangerous Kokoro is, I feel like my insides are melting.

Pure love and madness for Kurumi. By intermingling these two, a more profound story develops.

What's? This overly-conceived monster is.

Kokoro's misunderstanding side is too dangerous. It's because Kokoro's crazy future looks so disgusting.

When Kurumi saw Kokoro's one-sided traffic, she was not only stunned, but cornered...

You can realize that admiration is the furthest emotion from understanding.

Personally, I don't often use the term "admiration," which is the furthest emotion from understanding, but I want to use it when it comes to Kokoro, who hides an unfathomable level of dangerousness.

I have a hunch that Naoi is a more decent person than I think she is. It's true that Naoi is also dangerous.

Kokoro reduced Kurumi's life to almost 0. People who don't realize that they're a nuisance are seriously too vicious. There's zero chance that Kokoro can truly date Kurumi.

Every time I hear Kokoro's harsh words, I feel pain. I might be the only one who feels that way.

There are many people who cause problems by saying they have to do something about it.

Kokoro is a prime example. She's the type who shouldn't go to idol or voice acting sites. She's likely to get a mount based on the number of years she's been supporting, the number of events she's attended, and the amount of money she's spent so far. To be honest, I don't want to leave Kokoro in charge of the birth committee.

I think Kokoro will say things like she has to protect them or tell them something, and cause an irreversible situation.

The newly drawn manga in volume 1 of "If that's love, break it." also fully expressed Kokoro's dangerousness.

I can't help but wonder what kind of problems Kokoro will cause as she heads towards the day after tomorrow with her intense beliefs.

If Kokoro hadn't met Kurumi, she might not have had to rush down this crazy death road...

Kokoro is just amazing. This was a story that embodied that.

There may be a fine line between sanity and insanity. The same may be said of understanding and misunderstanding.

Watching Kurumi and the others made me want to be able to control my reason and emotions better.

Thoughts on episode 7 of "If that's love, break it."

The gate that separates Kurumi and Kokoro

The story begins with Kokoro confessing to Kurumi through the gate.

I think the gate that separates the two expresses the sense of distance between Kurumi and Kokoro. Kokoro also seems to represent the fact that she cannot get close to Kurumi even if she wants to.

Plants exposed to rain

The plants shown at the beginning of the story being hit by the rain probably represent Kokoro confessing her love for Kurumi.

It is interpreted that the trembling of the plants may represent Kokoro's conflict or trembling. I confessed my feelings, but Kokoro must have been wondering what to do.

Kokoro's line highlighted her fear that her current relationship would fall apart.

Kokoro can't see Kurumi's face properly

I guess the reason why Kokoro couldn't look at Kurumi's face properly was because she was afraid that Kurumi might hate her.

It was probably because of Naoi's presence that she was able to tell Kurumi the words she had not intended to say. If nothing is done, Kurumi may be destroyed by Naoi. Or should I say that Kurumi might be taken by Naoi?

As a result of Kokoro's continued conflict that Naoi might take Kurumi, she was forced to confess something she had never intended to do. I don't think it's an exaggeration to say that Naoi's appearance was a bolt out of the blue for Kokoro.

The dark clouds in the sky seem to be a sign of Kokoro's anxiety. Kurumi is a big presence for Kokoro. Kurumi's disappearance will cause great damage to Kokoro. The heavy pressure placed on Kokoro was well expressed through the sky.

Kokoro, who says she can't see her face and continues to struggle with the fear that Kurumi might hate her, rips out the hearts of the viewers. Sometimes a confession of love pays off, and sometimes everything falls apart. Love may sometimes make people timid.

I said it was a big presence, but it's no exaggeration to say that Kurumi is everything about Kokoro. Broken heart is synonymous with losing everything. I think I understand why Kokoro hasn't been able to confess her feelings until now.

Kurumi stimulates Kokoro

Kurumi's kindness accelerated Kokoro's love for her.

Judging from Kokoro's reaction, Kurumi probably thought she would reject Kokoro.

The more kind Kurumi is to Kokoro, the more out of control she becomes. It makes me realize that this is what it means to be blind in love.

Kurumi's kindness must be like a carrot to Kokoro.

Breeding committee

Elementary school Kokoro is cute.

Kokoro, an elementary school student, took care of the rabbits as a caretaker.

Judging from the depiction in the story, the rabbit probably symbolizes Kokoro.

Come to think of it, the hairpins Kokoro wears are rabbits and carrots.

Kokoro, who has a strong fear of being disliked by Kurumi, is like a rabbit who is scared of being alone.

Like rabbits, Kokoro is sensitive. There is a hidden fear that if you make a mistake, you will do something irreversible.

The breeding hut is Kokoro's place, and at the same time, it may be a fortress to protect it from foreign enemies.

Judging from Kurumi's words that she had been watching Kokoro and the rabbit for a long time, I wonder if the breeding shed served as a wall to separate Kurumi and Kokoro.

Kurumi wanted to touch the rabbit, but she probably didn't touch it because she felt a distance from Kokoro.

Most importantly, who could have predicted that Kokoro's breeding shed would become a prison for Kurumi?

When you think of rabbits, the White Rabbit from Alice in Wonderland comes to mind. The White Rabbit is the person who created the opportunity for Alice to visit a mysterious world.

Just as White Rabbit was creating an opportunity for Alice to be toyed with, Kokoro was also creating an opportunity to corner Kurumi. A scene of chaos arises when Kokoro shows Kurumi's attempted shoplifting to Kurumi's mother.

Kokoro's involvement in Kurumi and Naoi's story makes things more complicated. With that in mind, Kokoro could be considered the trickster in "If that's love, break it."

It seems like Kokoro's presence may further shorten the distance between Kurumi and Naoi. Because Naoi is the one who truly understands Kurumi.

Kokoro cutting hair

People cut their hair when they decide to do something...

One of the highlights is that Kokoro, an elementary school student, cut her long hair after meeting Kurumi. It's clear that Kurumi had a strong influence on Kokoro.

Sei, who appears in "Maria Watches Over Us", cuts her hair after a heartbreak. Sara from "I Can't Say No to the Lonely Girl" cuts her long hair after getting separated from Wakana.

I see some manga and novels that have scenes where people get their hair cut after some big event.

The reason Kokoro cut her long hair is to get closer to Kurumi. As a result, Kokoro's classmates started talking to her.

It left an impression on me that Kurumi also said that Kokoro was cute. It must have been a big event for Kokoro.

The reasons for cutting one's hair are different for each person, but it seems like a big decision. That's probably why you see it in so many different creations.

Admiration is the furthest emotion from understanding

Longing is the furthest emotion from understanding.

It makes you realize that Kokoro, a junior high school student, doesn't understand anything about Kurumi.

While the other classmates noticed changes in Kurumi, Kokoro continued to think that nothing had changed in Kurumi.

Since Kurumi was a junior high school student, she must have been playing the role of an honor student in order to live up to Kurumi's mother's expectations, which wore her down mentally.

I wonder if Kokoro can't accept Kurumi's changes even if she wants to. I wonder if Kokoro could have seen Kurumi's nice side and convinced her that nothing has changed.

As the saying goes, love is blind, so there may be a lot that Kokoro cannot see.

Judging from the expression on Kurumi's expression as a junior high school student, I get the impression that she is being cornered. Compared to when she was an elementary school student, I felt that she was somehow less ambitious.

A bouquet of madness

The scene where Kokoro feels that even if Kurumi finds someone she likes, it would be fine if they could stay together as friends forever is also impressive.

The rose that was depicted on the cover of episode 6 was drawn. I wonder if it expresses Kokoro's love that she can't hold in both hands.

The more roses there are, the more you realize how heavy Kokoro's love is. The black background emphasizes the weight of Kokoro's love.

Naoi's letter

The more I look at the contents of Naoi's letter, the more I understand that Naoi understands Kurumi.

Kurumi certainly confessed her feelings to Naoi.

Considering what has happened so far, it is easy to see how Kurumi continued to seek stimulation in her boring daily life. Things escalated with each conversation.

Naoi probably thought Kurumi wanted to do something even more amazing. That's why she proposed to Kurumi to destroy everything.

Naoi opens up to Kurumi enough to give her h phone number. Otherwise, I won't give Kurumi her phone number.

Kokoro felt that Naoi was not normal, but she suspects that she was jealous of Naoi's growing distance with Kurumi.

Kokoro noticed that Kurumi broke her homeroom teacher's photo frame.

Kokoro is self-satisfied

Kokoro confessing to Kurumi and feeling self-satisfied is dangerous. Kurumi also seems taken aback by Kokoro, who says with satisfaction that she confessed her feelings even though it might ruin their current relationship.

Kokoro's eyes are so scary when she tells Kurumi that she loves her...

I like the dead look in Kurumi's eyes when Kokoro tells her that she'll do her best to make her fall in love with her. I feel like I don't understand what it means.

It's really hard to understand when I see Kokoro proceeding with the story on her own.

Kurumi, what chance did you give Kokoro? Or rather, did Kurumi and Kokoro end up dating? ? ?

Kokoro keeps telling the story on her own, so my head is a mess.

Looking at Kurumi's expression, it's clear that she's not keeping up with what Kokoro is saying.

She forgives the skinship, but I guess she doesn't accept Kokoro's confession. Kurumi.

For now, I understand that Kokoro's self-satisfaction is dangerous.

When I look at Kurumi and Kokoro's conversation, they don't seem to be engaged, but I wonder if the others seemed to be engaged?

Instead of supporting Kurumi, you're actually causing trouble. Kokoro.

After episode 8, I can only see the future becoming troublesome.

A relationship that was broken from the beginning

Kokoro wanted to support Kurumi and begged Kurumi to give her a chance, but since it was a one-way love from the beginning, it feels like there's no chance or shit.

Kurumi was also taken aback by Kokoro's desperate words and actions.

I feel like Kurumi's words that Kokoro is not the person she thinks she is is the answer. Kokoro doesn't really see or understand Kurumi. Otherwise, no one would say that Kokoro is not the person she thinks she is.

What on earth could she do for Kurumi? It's Kokoro.

When I look at Kurumi and Kokoro in the second half, I feel a distance between them. The harder Kokoro tries, the more Kurumi seems to distance herself from her.

It's not an "TRANS AMERICA ULTRA QUIZ", and there was no repechage from the beginning.

※"TRANS AMERICA ULTRA QUIZ"：A quiz show that was once broadcast in Japan.

Naoi's stamp

The reason why Kokoro told Kurumi that she hoped the wound Naoi gave her would heal quickly is probably because every time she sees the wound, she thinks of Naoi. For Kokoro, Naoi is a lump on her face. It can't be helped that it's a nuisance and a nuisance.

Kokoro hopes that Kurumi's wounds will heal because she is jealous of Naoi, who clashes with Kurumi with all her might.

Kurumi feels confused when Kokoro touches her wound.

Kokoro is determined to protect Kurumi

The impact of the scene where Kokoro becomes determined to protect Kurumi from Naoi is amazing.

Kokoro will probably keep Kurumi close at hand, just like keeping a rabbit in a breeding shed.

I think the rabbit that Kokoro is holding represents Kurumi, who is captured by Kokoro.

Kurumi believes that the less opportunities she has to interact with Naoi, the more lonely she will feel. Up until now, it was Naoi who had unlocked Kurumi's heart. I'm worried that the more Kurumi tries to live up to Kokoro's expectations, the more Kurumi will wear down her spirit.

Kokoro felt that Naoi had done something terrible to Kurumi, but it all started because Kurumi tried to shoplift. If Kurumi hadn't tried to shoplift the eraser, she wouldn't have ended up in the current situation.

Kurumi can no longer afford to accept Kokoro and can only see a future in which she rejects Kokoro. There is nothing more annoying than having one-sided love and expectations imposed on you. The love that is poured out with the intention of being good may end up being stressful for the other person.

Naoi is trying to save Kurumi by freeing her, while Kokoro is trying to save Kurumi by binding her. Naoi and Kokoro are contrasting. I think that difference is one of the highlights of "If that's love, break it."

Lastly

In episode 7 of "If that's love, break it.", you can get a glimpse of Kokoro's dangerous side.

It felt like Kokoro's every word and action was pushing Kurumi into a corner. Judging from Kurumi's expression, I get the impression that she can't keep up with what Kokoro is saying.

I can't help but wonder what Naoi is planning to do with Kurumi. This will probably come as a surprise to many readers.

It was a story that showed how dangerous one-sided love and assumptions can be. Naoi wants Kurumi to be rescued immediately...