『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話がいろいろな意味でヤバかったので、感想を紹介することに。
基本情報
| タイトル | 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話 |
|---|---|
| サブタイトル | ちぐはぐ |
| 作者 | くわばらたもつ(@kuw8ra) |
| 掲載誌 | コミック百合姫2024年2月号 |
| 出版社 | 一迅社 |
| 発売日 | 2023年12月18日 |
| ISBN | 4910137390249 |
| サイズ | B5 |
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の内容
見どころはズバリ…
来未と伊佐沼の正面対決勃発！
少しずつ綻んでいく来未の日常。周囲の声や反応に追い詰められていく来未。破滅への扉が今、開かれる。
魅力を整理するとこんな感じ。
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の感想
皆、ようやく分かったよ。
伊佐沼が恋のキューピッドってことが！！！
偶然とはいえ、伊佐沼が来未を直井沼に直行させる手助けをするわけやな。(違う
正直、予想してたけど、来未と伊佐沼の正面対決を楽しみにしてた(^^)
思わずニッコリしてしまった…笑える状況じゃないけど。
3話の時に撒いた種がようやく芽が出たよ。
伊佐沼がスーッと顔色を変えていたのがとってもリアル。
誰でも恨み節が彫られた机を見たら、真顔になるやろ！！！
いいぞもっとやれ！伊佐沼！！と応援している自分がここにいる。クラスメイトの大半が伊佐沼の味方だぞ。
ラストにとんでもない展開を用意するのが今月の百合姫におけるトレンドなのだろうか。
風羽子の初恋の人に赤ちゃんが生まれたという衝撃の出来事をぶつけてきた『今日はカノジョがいないから』22話。
主人の1人・夏織の訃報という衝撃のラストが待ち受けていた『君と綴るうたかた』31話。
息も絶え絶えになるような状態になった後に『ぜんこわ』9話のラストは正直、心の準備ができていなかった。
伊佐沼が机を見つけるのはもう少し先のことになるだろうと楽観的な考えを持っていた自分がいかに甘ちゃんだったか。
いずれ、来未と伊佐沼の衝突が起きると感じていたものの、いざ目の前に来ると一体どうなるんだろう…という気持ちで頭がいっぱいになる。
来未の日常と人生が崩壊していく様子がグサグサ刺さるなと感じるばかり。
心が来未を見捨てる未来を予期してしまったわ…
準備はできていなかったけど、来未と伊佐沼の正面対決は夢見ていた場面の1つ。
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の考察
『ぜんこわ』9話において、来未が周囲の人間達から失望されていく様子が描かれていた。
徐々に追い詰められていき、精神を疲弊していく来未。そんな来未を伊佐沼が追い打ちをかけるところでラストを迎えるという衝撃的な話に仕上がっていたのが印象に残る。
ここでは、『ぜんこわ』9話内容についてもう少し掘り下げていこうと思う。
堀江
前回の様子から察することができるように堀江は完全に来未に対して失望感を抱いている。
理由はどうあれ、来未は重要な進路希望調査票を台無しにしたことには変わりない。堀江が直接回収すれば、進路希望調査票も台無しにならずに済んだ。
水でふやけた進路希望調査票はまるでボロボロになった来未の心ないし日常のように見える。
堀江と話している時の来未の表情は描かれていなかったけど、来未の目に生気は宿っていなかったのだろう。
堀江自身、来未を都合の良い人間だと思っていた節があるのではないかと解釈している。
失望の眼差しの数々が来未を確実に追い詰めていく。
無関心
デートの約束を取り付けた心を地獄に叩き落したのは紛れもなく来未。
心にとって大切な思い出を覚えていないと一蹴する来未がヤバい…ヤバ過ぎる…
流石に期待を押しつける心が可哀想だろ！！
と言いつつも、内心は来未もっとやれ！と感じていたりする。
真面目に言ったら、来未の一言は相手を傷つけるものだということ。来未の酷い一言に心の精神は崩壊寸前に追い詰められていたような。
心の目がヤバ過ぎるんですがぁ！！！サイコ！サイコ！！サイコ！！！
嫌なことがあったら直すと言う来未の気遣いが逆効果に働いていた。
心にとって嫌なことは来未が直井のことを考えていること。もしくは来未と直井が一緒にいることだ。
そんなの来未が直せるわけないだろ！！と言いたくなるようなものですね。
「そこに来未ちゃんの気持ちはないでしょ」という心の一言が胸を抉る。
来未は心に対し、関心も愛情もない。心はそれを察しているんだろうな。
もっと言えば、来未は心のことを好きでもなんでもないのだ。
来未が心に関心を持つように心がお願いしても、来未は心のことを好きではないのだから直せるわけがない。来未の心を支配しているのは直井。内心、心は直井に勝てないことを8話の時に痛感しているのでしょう。
心のセリフを察するに、来未は直井と関わる前から心に対して無関心なのではないかと解釈している。好きな人に振り向いてもらうために努力をたくさんすればする程、心のダメージは大きくなる。
告白したことに後悔している心を見ていると、「何を言ってるんだ？お前は？？？」という疑問符で一杯になるのですが。
心が勝手に来未の恋人になったという印象しかない。来未と心のコミュニケーションがちぐはぐになるのも当然だ。
心もまた、来未や直井と同じく孤独な女の子。
来未が嫌なことを直すことがあったとしても、心に言われたからただ直すだけなのが想像できてしまう。
心が動物園に誘った時も来未は本心で行きたいという気持ちがこもっていなかった。
小学校の頃の思い出を覚えていないという来未の一言で心は来未が動物園に行きたいだなんて全然思っていないことを察していたのではないだろうか。
思い出を壊されることは多くの人間にとって耐え難いこと。来未の心のこもっていない言動が心を追い詰める。
来未は無意識のうちに心の思い出と人格を木端微塵に壊していた。
来未のような行動をする人間は想像以上に多いのではないだろうか。変化に気付いて欲しい・迷惑な一面を直して欲しいなどのお願いを多くの人間が他人に求めている。そんな想いがいとも簡単に打ち砕かれるというのはあまりにも辛すぎる…
心はあまりにも身勝手な人間だけど、今回ばかりは少し同情してしまう。
『ぜんこわ』に限らず、これはダメなんじゃないかという言動を行うキャラクターに対してキツく言う時もあるけど、心の気持ちは分からなくもない。普段、キツいことばかり言う人間が何を言っているんだと思うかもしれないけど、私にもそんな気持ちになることがあるのだ。
無関心は時に人の心の根っこを傷つける。来未は良い子でも何でもない。
無関心というのはこの世における大罪の1つ。
それを考えたら、来未は許されざる大罪人と言えるだろう。
袋小路
どのような選択をしても誰かを傷つけてしまう来未が精神的に追い詰められていく様子に胸を締め付けられる。
自らの存在意義について悩む来未は本当に痛々しい。背景も圧迫感があった。来未を救えるのは直井だけ。
孤独な直井
伊佐沼を破滅に導こうとしていた直井だけど、内心は来未を求めている。
孤独な直井が弱い一面を見せる回という側面を併せ持つ。
直井の母親は直井を置いて、出て行ったことは直井の父親のセリフからも察することができるだろう。
また、直井は一人っ子ではない。そう感じた理由は直井の父親のセリフから直井の母親だけが出て行ったとは感じにくいからだ。「あいつらは出て行った。」と直井の父親は口にした。もし、直井の母親だけが出て行ったとするなら、「あいつは出て行った。」というセリフが出てくる。この辺は6話の感想でも触れている。
すべり台の中で蹲る直井を見ていると、思わず胸を締め付けられてしまう。こんな弱々しい直井を見ることになるとは…
直井自身、暇つぶしの相手は誰でも良かったと吐露していたけど、それは違うでしょ。自分のことをしっかり見てくれる相手を直井は求めていたのではないだろうか。
来未の言動を見て、自分と同じ存在だと感じていたのかもしれない。
来未が心のことを内心疎ましく感じていたのを直井は見抜いていた可能性が高い。来未が心と絶交すると確信していたのかな。結果は来未と心の関係は継続されることに。これは直井に対する裏切り行為だ。
せっかく直井が来未を解放するきっかけを与えたというのに…
本当、どうしようもねぇなぁ！！！来未！！！！！
来未が直井と一緒にしないでと言っていたけど、滅茶苦茶腹立ちますね。
どの口が言うとんじゃぁ！！！！！
ホンマ、いい加減にせぇよ！という気持ちでいっぱいになる。
優等生ぶってる来未にガッカリだよ！！！
直井は来未のためにやっているんだぞ！こんないい子を来未ときたら…
直井をいたぶっている時の来未がやっぱりナンバー1なんすよ。人によっては「何言ってるんだお前？」と思うかもしれん。
偉い人にはそれが分からんのですよ。
すべり台を蹴り続ける直井が見てられない…
直井には申し訳ないけど、伊佐沼では役不足なんよ。
優柔不断女というレッテルは的を得ている。
確かに、来未は優柔不断。心の身勝手な行動を距離することもできず、今の関係をずるずると続けている。
結果、来未は精神的に追い詰められているわけだし。
直井が家に帰っていなかったのは、家に居場所が無いから。
誰からも必要とされていない直井を助けてやれよ！来未！！
下田心
病んでは元気になるを繰り返していく心。
親の手伝いをしている心から身勝手な一面が滲み出ていた。
心のフルネームは下田心。苗字に「下」があることを踏まえると、下げる人間と捉えることもできるのではないだろうか。
来未の運気を下げる人間。それが下田心だと言っても過言ではない気がする。
恵みを育む田んぼや人間の心に負のオーラを与える存在。
心がスマホに打ち込んでいるメッセージが重い！重い！！重い！！！
重い！！！！！
勝手に告白して勝手に後悔する心。正しく自滅行為だ。
病んでいた心の表情は描かれていなかったけど、焦燥感に駆られていた表情をしていたのかな？
心の両親は来未と心を引き離しそう。心に悪影響を与える人間は許せないとか言って。
心の分かってなさは『きもちわるいから君がすき』の芦屋並みだ。
心は来未の友達なのかどうかも疑わしい。私自身、心のことを厄介なアイドルファンのような目で見てしまう。心のような状態に陥ってしまう人間は想像以上に多いのかなと思わなくもないのだ。
伊佐沼
来未の恨み節が彫られた机を目にした伊佐沼は激怒した。
かの優等生ぶっている来未に目に余る程の仕打ちを受けたからだ。
机に恨み節を彫っていた来未には、明確な悪意があった。
勘の良い伊佐沼は来未を問い詰めることに。
『ぜんこわ』9話を語る上で欠かせないキャラクターの1人が伊佐沼。
伊佐沼は堀江に憧れる乙女として描かれていた。堀江の写真立てが壊された時も伊佐沼は来未が犯人だと見抜いていたのが印象に残る。
伊佐沼の苗字には、「沼」が用いられている。伊佐沼は来未を絶望という名の底なし沼の案内人といったところだろうか。
少なくとも、伊佐沼によって来未の所業が明るみになったことで来未の立場が悪くなるのはほぼ確実でしょう。
堀江は来未ではなく、伊佐沼を信じる可能性が高い。進路希望調査票を台無しにされたことで来未に失望していたし。
重要な物を奪われるというのは来未にとってあるまじき失態だ。
写真立てを壊した時にできた来未の傷を伊佐沼が指摘すれば、来未は一発アウトになる可能性が高い。
伊佐沼が人に恨まれることをしたのは来未だけだというのを考えたら、来未が犯人という答えに辿り着くのは造作もない。
最後に
無関心で優柔不断な来未・孤独な直井・身勝手な心・来未を底なし沼に誘う伊佐沼が織りなす『ぜんこわ』9話。
虚構で彩られた日常が次々と崩壊していく様子は思わずゾッとしつつも全てを破壊し尽くす来未がどこか可愛く映る。
孤独に苛まれ続ける直井が救済される日は一体いつなのか。来未が直井を救い、一緒になる瞬間が早く見たいですね。
『私の百合はお仕事です！』のアニメが放送されていた時、陽芽と美月が『ぜんこわ』を紹介していたのをふと思い出す。
【#わたゆり／一迅社宣伝】
— 一迅社の宣伝課です。 (@ichijinsha_info) May 11, 2023
☕一迅社CM☕
「コミック百合姫」の連載作品を陽芽さんと美月さんがご紹介いたします🌹✨
今回は…『#ぜんぶ壊して地獄で愛して』🖊🏫
⚜️出演
白鷺陽芽：#小倉唯 さん
綾小路美月：#上坂すみれ さん
📕お試し読みは動画から！ pic.twitter.com/4Qh5ERkyzO
陽芽と美月も『ぜんこわ』を是非読んで欲しいなと感じたのはここだけの話。美月は陽芽のソトヅラで彩られた関係性を木端微塵に破壊していたエピソードはゾクゾクしてしまう…美月も陽芽からあらゆるものを奪い尽くし、陽芽を美月なしでは生きられない状態にして欲しいと感じるばかり。
10話では、一体どのような展開が待っているのか気になるところ。
English edition
※This English is a machine translation.※
Episode 9 of "If that's love, break it." was terrible in many ways, so I decided to share my thoughts on it.
Basic information
| Title | If that's love, break it. episode 9 |
|---|---|
| Subtitle | Inconsistent |
| Author | Tamotsu Kuwabara |
| Publication magazine | Comic Yurihime February 2024 |
| The publisher | Ichijisha |
| Release date | December 18, 2023 |
| ISBN | 4910137390249 |
| Size | B5 |
Contents of episode 9 of "If that's love, break it."
The highlights are...
A head-on confrontation between Mirai and Isanuma breaks out!
Kurumi's daily life gradually unravels. Kurumi is cornered by the voices and reactions of those around her. The door to destruction is now open.
This is what it looks like when you sort out the charms.
Thoughts on episode 9 of "If that's love, break it."
Everyone finally understood.
Isanuma is the cupid of love! ! !
Even if it was a coincidence, Isanuma would help Kurumi go straight to Naoi swamp. (different
To be honest, I wasn't expecting it, but I was looking forward to the head-on confrontation between Kurumi and Isanuma (^^)
I couldn't help but smile...although it wasn't a funny situation.
The seeds I sowed in episode 3 have finally sprouted.
It was very realistic to see Isanuma's complexion change instantly.
If anyone saw a desk with grudge clauses engraved on it, they would have a straight face! ! !
Good, do more! Isanuma! ! I am here to support you. Most of my classmates are on Isanuma's side.
I wonder if this month's trend in Yurihime is to have an outrageous development at the end.
Episode 22 of"Today,She is not here…" reveals the shocking event that Fuuko's first love had a baby.
Episode 31 of "The Summer You Were There" had a shocking ending with the news of the death of one of the masters, Kaori.
To be honest, I wasn't mentally prepared for the ending of episode 9 of "If that's love, break it." after I was in a state where I was almost out of breath.
How naive I was to have been so optimistic that it would be a while before Isanuma would find a desk.
Although I had a feeling that a conflict between Kurumi and Isanuma would eventually occur, I was overwhelmed with the feeling of wondering what would happen when they were right in front of me.
The way Kurumi's daily life and life are disintegrating is just so moving.
I expected a future where Kokoro would abandon Kurumi...
I wasn't prepared for it, but the head-on confrontation between Kurumi and Isanuma was one of the scenes I dreamed of.
Consideration on episode 9 of "If that's love, break it."
In episode 9 of "If that's love, break it.", Kurumi was shown to be disappointed by the people around her.
Kurumi is gradually pushed into a corner and is mentally exhausted. I was impressed by how shocking the story ended with Kurumi being chased by Isanuma.
Here, I would like to delve a little deeper into the content of episode 9 of "If that's love, break it.".
Horie
As you can see from the previous episode, Horie is completely disappointed in Kurumi.
Regardless of the reason, the fact remains that Kurumi ruined an important career preference questionnaire. If Horie had collected it directly, the career preference questionnaire would not have been ruined.
The water-soaked career choice questionnaire looks like Kurumi's tattered heart or daily life.
Kurumi's expression when talking to Horie was not shown, but I guess there was no life in Kurumi's eyes.
Horie himself interprets this as saying that there was a time when he thought Kurumi was a convenient person.
Kurumi is definitely cornered by the many looks of disappointment.
Indifference
Without a doubt, Kurumi was the one who threw her heart into hell after agreeing to a date.
It's dangerous for Kokoro to dismiss her as not remembering important memories...it's too dangerous...
I feel sorry for Kokoro who is forcing her expectations on her! !
Even though I say that, in my heart, I want Kurumi to do more! That's what I feel.
To be serious, Kurumi's words hurt the other person. Kurumi's cruel words seemed to have pushed Kokoro's spirit to the brink of collapse.
Kokoro's eyes are too scary! ! ! Psycho! Psycho! ! Psycho! ! !
Kurumi's concern that she would fix something if something happened had the opposite effect.
What Kokoro doesn't like is Kurumi thinking about Naoi. Or that Kurumi and Naoi are together.
There's no way Kurumi can fix that! ! It's something that makes me want to say that.
Kokoro's words, "Kurumi's feelings aren't there", gouge her heart.
Kurumi has no interest or love towards Kokoro. I guess Kokoro realizes that.
More to the point, Kurumi doesn't even like Kokoro.
Even if Kokoro asks Kurumi to be interested in Kokoro, there's no way he can fix it since Kurumi doesn't like Kokoro. Naoi controls Kurumi's heart. Deep down, Kokoro probably realized in episode 8 that he couldn't beat Naoi.
Judging from Kokoro's lines, Kurumi seems to have been indifferent to Kokoro even before she got involved with Naoi. The more effort you put into getting the person you like to look back at you, the more damage Kokoro will do.
When I see Kokoro regretting her confession, I'm filled with question marks like, "What are you talking about? What about you???"
I only get the impression that Kokoro became Kurumi's lover on his own. It's no surprise that communication between Kurumi and Kokoro is strained.
Kokoro is also a lonely girl like Kurumi and Naoi.
I can imagine that even if Kurumi were to fix something she didn't like, she would only do it because Kokoro told her to.
Even when Kokoro invited Kurumi to the zoo, she didn't really want to go.
Kokoro must have guessed from Kurumi's statement that she doesn't remember anything from elementary school that she doesn't want to go to the zoo at all.
Having memories destroyed is something many people cannot bear. Kurumi's heartless words and actions drive Kokoro into a corner.
Kurumi unknowingly destroyed Kokoro's memories and personality.
I think there are probably more people who act like Kurumi than you think. Many people ask others to notice a change in them or to fix an annoying aspect of them. It's too painful to have such feelings crushed so easily...
Kokoro is such a selfish person, but this time I feel a little sorry for her.
Not only in "If that's love, break it.", there are times when I get harsh on characters who say or do something that makes me think that this is not okay, but I can't help but understand their feelings. You might wonder what someone who usually says harsh things is saying, but I feel the same way sometimes.
Indifference sometimes hurts the roots of people's hearts. Kurumi is not a good girl or anything.
Indifference is one of the deadly sins in this world.
Considering that, Kurumi can be called an unforgivable sinner.
Dead end
It's heart-wrenching to see Kurumi being pushed into such a mental corner, no matter what choice she makes, she ends up hurting someone.
Kurumi, who worries about the meaning of her existence, is truly painful. The background also felt oppressive. Naoi is the only one who can save Kurumi.
Lonely Naoi
Naoi was trying to lead Isanuma to ruin, but in her heart he wants Kurumi.
It also has the aspect of being an episode where the lonely Naoi shows her weak side.
Naoi's mother left Naoi behind and left, which can be inferred from Naoi's father's lines.
Also, Naoi is not an only child. The reason I felt that way was because from Naoi's father's lines, it was hard to feel that Naoi's mother was the only one who came out. ``They left,'' said Naoi's father. If only Naoi's mother left, the line ``She left.'' would appear. This area was also touched upon in my impressions of episode 6.
When I saw Naoi crouching down on the slide, I couldn't help but feel my heart tighten. I never expected to see such a weak Naoi...
Naoi herself said that she would have liked anyone to kill time with, but that's not true. I think Naoi was looking for someone who would look after her.
Maybe she saw Kurumi's behavior and felt that she was the same as her.
There is a high possibility that Naoi saw through the fact that Kurumi secretly felt that Kokoro didn't care for her. I wonder if Kurumi was convinced that she would break up with Kokoro. As a result, Kurumi and Kokoro's relationship will continue. This is an act of betrayal towards Naoi.
Even though Naoi gave Kurumi the opportunity to release her...
I really don't know what to do! ! ! Kurumi! ! ! ! !
Kurumi told me not to mix it up with Naoi, but it really pisses me off.
Which mouth will say it! ! ! ! !
Honma, don't worry! I'm filled with this feeling.
I'm disappointed in Kurumi who acts like an honor student! ! !
Naoi is doing this for Kurumi! If you meet such a good girl as Kurumi...
Kurumi is number one when she's torturing Naoi. Some people may think, "What are you talking about?"
Great people don't understand that.
I can't watch Naoi keep kicking the slide...
I feel sorry for Naoi, but Isanuma doesn't have enough of a role.
The label of indecisive woman is spot on.
Indeed, Kurumi is indecisive. Unable to distance herself from Kokoro's selfish behavior, she continues their current relationship.
As a result, Kurumi is mentally cornered.
The reason Naoi didn't go home was because she didn't have a place to stay at home.
Help Naoi, who is not needed by anyone! Kurumi! !
Kokoro Shimoda
Kokoro keeps getting sick and getting better again and again.
Kokoro, who is helping her parents, shows a selfish side.
Kokoro's full name is Shimoda Kokoro. Considering that her surname has "shita" in it, I think she can be seen as someone who puts things down.
A person who brings down Kurumi's luck. I don't think it's an exaggeration to say that that is Kokoro Shimoda.
An existence that gives a negative aura to the rice fields that nurture blessings and to the hearts of humans.
The message Kokoro is typing on her smartphone is heavy! Heavy! ! Heavy! ! !
Heavy! ! ! ! !
A heart that confesses without permission and regrets it without permission. It's truly an act of self-destruction.
Kokoro's expression was not shown when she was sick, but I wonder if she looked irritated?
Kokoro's parents are about to separate Kurumi and Kokoro. She said she couldn't tolerate people who had a negative influence on Kokoro.
Kokoro's lack of understanding is on a par with Ashiya from "KIMOCHIWARUIKARAKIMIGASUKI".
It's also questionable whether Kokoro is Kurumi's friend. I personally look at Kokoro like a troublesome idol fan. I can't help but wonder if there are more people who fall into the same situation as Kokoro than I imagined.
Isanuma
When Isanuma saw the desk with Kurumi's grudge clause carved into it, she became furious.
That's because Kurumi, who pretended to be an honor student, treated her in a way that was flagrant.
Kurumi, who had carved a grudge poem on her desk, clearly had malicious intent.
Isanuma, who has good intuition, decides to question Kurumi.
Isanuma was depicted as a maiden who admired Horie. Even when Horie's photo frame was destroyed, Isanuma was able to tell that Kurumi was the culprit, which left an impression on me.
"numa" is used in Isanuma's last name. Is it possible that Isanuma sees Kurumi as a guide to the bottomless pit called despair?
At the very least, it is almost certain that Kurumi's position will deteriorate as Isanuma exposes Kurumi's deeds.
Horie is likely to believe Isanuma, not Kurumi. I was disappointed in Kurumi for ruining my career choice questionnaire.
Having something so important taken away from her is a huge mistake for Kurumi.
If Isanuma points out Kurumi's injury from breaking the photo frame, Kurumi will most likely be out.
Considering that Kurumi was the only one who did something that made Isanuma hateful, it's not a stretch to arrive at the answer that Kurumi is the culprit.
Lastly
"If that's love, break it." Episode 9 is woven by Kurumi who is indifferent and indecisive, Naoi who is lonely, Kokoro who is selfish, and Isanuma who invites Kurumi to the bottomless pit.
The sight of everyday life colored by fiction falling apart one after another is horrifying, but there's also something cute about Kurumi destroying everything.
When will Naoi, who continues to suffer from loneliness, be rescued? I want to see the moment when Kurumi saves Naoi and they get together.
I suddenly remember that when the anime "Yuri is My Job!" was being aired, Hime and Mitsuki were introducing "If that's love, break it.".
『私の百合はお仕事です！』のアニメ6話で流れたコミック百合姫のCMにおいて、『わたゆり』の陽芽と美月が『ぜんぶ壊して地獄で愛して』を紹介していた。
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This is the only story that made me feel like Hime and Mitsuki should definitely read "If that's love, break it.". The episode where Mitsuki completely destroyed Hime's relationship, which was colored by Sotodura, was chilling... Mitsuki also took everything from Hime, and wanted Hime to become unable to live without Mitsuki. I just feel it.
I'm curious to see what kind of development awaits in episode 10.
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話がいろいろな意味でヤバかったので、感想を紹介することに。
基本情報
| タイトル | 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話 |
|---|---|
| サブタイトル | ちぐはぐ |
| 作者 | くわばらたもつ(@kuw8ra) |
| 掲載誌 | コミック百合姫2024年2月号 |
| 出版社 | 一迅社 |
| 発売日 | 2023年12月18日 |
| ISBN | 4910137390249 |
| サイズ | B5 |
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の内容
見どころはズバリ…
来未と伊佐沼の正面対決勃発！
少しずつ綻んでいく来未の日常。周囲の声や反応に追い詰められていく来未。破滅への扉が今、開かれる。
魅力を整理するとこんな感じ。
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の感想
皆、ようやく分かったよ。
伊佐沼が恋のキューピッドってことが！！！
偶然とはいえ、伊佐沼が来未を直井沼に直行させる手助けをするわけやな。(違う
正直、予想してたけど、来未と伊佐沼の正面対決を楽しみにしてた(^^)
思わずニッコリしてしまった…笑える状況じゃないけど。
3話の時に撒いた種がようやく芽が出たよ。
伊佐沼がスーッと顔色を変えていたのがとってもリアル。
誰でも恨み節が彫られた机を見たら、真顔になるやろ！！！
いいぞもっとやれ！伊佐沼！！と応援している自分がここにいる。クラスメイトの大半が伊佐沼の味方だぞ。
ラストにとんでもない展開を用意するのが今月の百合姫におけるトレンドなのだろうか。
風羽子の初恋の人に赤ちゃんが生まれたという衝撃の出来事をぶつけてきた『今日はカノジョがいないから』22話。
主人の1人・夏織の訃報という衝撃のラストが待ち受けていた『君と綴るうたかた』31話。
息も絶え絶えになるような状態になった後に『ぜんこわ』9話のラストは正直、心の準備ができていなかった。
伊佐沼が机を見つけるのはもう少し先のことになるだろうと楽観的な考えを持っていた自分がいかに甘ちゃんだったか。
いずれ、来未と伊佐沼の衝突が起きると感じていたものの、いざ目の前に来ると一体どうなるんだろう…という気持ちで頭がいっぱいになる。
来未の日常と人生が崩壊していく様子がグサグサ刺さるなと感じるばかり。
心が来未を見捨てる未来を予期してしまったわ…
準備はできていなかったけど、来未と伊佐沼の正面対決は夢見ていた場面の1つ。
『ぜんぶ壊して地獄で愛して』9話の考察
『ぜんこわ』9話において、来未が周囲の人間達から失望されていく様子が描かれていた。
徐々に追い詰められていき、精神を疲弊していく来未。そんな来未を伊佐沼が追い打ちをかけるところでラストを迎えるという衝撃的な話に仕上がっていたのが印象に残る。
ここでは、『ぜんこわ』9話内容についてもう少し掘り下げていこうと思う。
堀江
前回の様子から察することができるように堀江は完全に来未に対して失望感を抱いている。
理由はどうあれ、来未は重要な進路希望調査票を台無しにしたことには変わりない。堀江が直接回収すれば、進路希望調査票も台無しにならずに済んだ。
水でふやけた進路希望調査票はまるでボロボロになった来未の心ないし日常のように見える。
堀江と話している時の来未の表情は描かれていなかったけど、来未の目に生気は宿っていなかったのだろう。
堀江自身、来未を都合の良い人間だと思っていた節があるのではないかと解釈している。
失望の眼差しの数々が来未を確実に追い詰めていく。
無関心
デートの約束を取り付けた心を地獄に叩き落したのは紛れもなく来未。
心にとって大切な思い出を覚えていないと一蹴する来未がヤバい…ヤバ過ぎる…
流石に期待を押しつける心が可哀想だろ！！
と言いつつも、内心は来未もっとやれ！と感じていたりする。
真面目に言ったら、来未の一言は相手を傷つけるものだということ。来未の酷い一言に心の精神は崩壊寸前に追い詰められていたような。
心の目がヤバ過ぎるんですがぁ！！！サイコ！サイコ！！サイコ！！！
嫌なことがあったら直すと言う来未の気遣いが逆効果に働いていた。
心にとって嫌なことは来未が直井のことを考えていること。もしくは来未と直井が一緒にいることだ。
そんなの来未が直せるわけないだろ！！と言いたくなるようなものですね。
「そこに来未ちゃんの気持ちはないでしょ」という心の一言が胸を抉る。
来未は心に対し、関心も愛情もない。心はそれを察しているんだろうな。
もっと言えば、来未は心のことを好きでもなんでもないのだ。
来未が心に関心を持つように心がお願いしても、来未は心のことを好きではないのだから直せるわけがない。来未の心を支配しているのは直井。内心、心は直井に勝てないことを8話の時に痛感しているのでしょう。
心のセリフを察するに、来未は直井と関わる前から心に対して無関心なのではないかと解釈している。好きな人に振り向いてもらうために努力をたくさんすればする程、心のダメージは大きくなる。
告白したことに後悔している心を見ていると、「何を言ってるんだ？お前は？？？」という疑問符で一杯になるのですが。
心が勝手に来未の恋人になったという印象しかない。来未と心のコミュニケーションがちぐはぐになるのも当然だ。
心もまた、来未や直井と同じく孤独な女の子。
来未が嫌なことを直すことがあったとしても、心に言われたからただ直すだけなのが想像できてしまう。
心が動物園に誘った時も来未は本心で行きたいという気持ちがこもっていなかった。
小学校の頃の思い出を覚えていないという来未の一言で心は来未が動物園に行きたいだなんて全然思っていないことを察していたのではないだろうか。
思い出を壊されることは多くの人間にとって耐え難いこと。来未の心のこもっていない言動が心を追い詰める。
来未は無意識のうちに心の思い出と人格を木端微塵に壊していた。
来未のような行動をする人間は想像以上に多いのではないだろうか。変化に気付いて欲しい・迷惑な一面を直して欲しいなどのお願いを多くの人間が他人に求めている。そんな想いがいとも簡単に打ち砕かれるというのはあまりにも辛すぎる…
心はあまりにも身勝手な人間だけど、今回ばかりは少し同情してしまう。
『ぜんこわ』に限らず、これはダメなんじゃないかという言動を行うキャラクターに対してキツく言う時もあるけど、心の気持ちは分からなくもない。普段、キツいことばかり言う人間が何を言っているんだと思うかもしれないけど、私にもそんな気持ちになることがあるのだ。
無関心は時に人の心の根っこを傷つける。来未は良い子でも何でもない。
無関心というのはこの世における大罪の1つ。
それを考えたら、来未は許されざる大罪人と言えるだろう。
袋小路
どのような選択をしても誰かを傷つけてしまう来未が精神的に追い詰められていく様子に胸を締め付けられる。
自らの存在意義について悩む来未は本当に痛々しい。背景も圧迫感があった。来未を救えるのは直井だけ。
孤独な直井
伊佐沼を破滅に導こうとしていた直井だけど、内心は来未を求めている。
孤独な直井が弱い一面を見せる回という側面を併せ持つ。
直井の母親は直井を置いて、出て行ったことは直井の父親のセリフからも察することができるだろう。
また、直井は一人っ子ではない。そう感じた理由は直井の父親のセリフから直井の母親だけが出て行ったとは感じにくいからだ。「あいつらは出て行った。」と直井の父親は口にした。もし、直井の母親だけが出て行ったとするなら、「あいつは出て行った。」というセリフが出てくる。この辺は6話の感想でも触れている。
すべり台の中で蹲る直井を見ていると、思わず胸を締め付けられてしまう。こんな弱々しい直井を見ることになるとは…
直井自身、暇つぶしの相手は誰でも良かったと吐露していたけど、それは違うでしょ。自分のことをしっかり見てくれる相手を直井は求めていたのではないだろうか。
来未の言動を見て、自分と同じ存在だと感じていたのかもしれない。
来未が心のことを内心疎ましく感じていたのを直井は見抜いていた可能性が高い。来未が心と絶交すると確信していたのかな。結果は来未と心の関係は継続されることに。これは直井に対する裏切り行為だ。
せっかく直井が来未を解放するきっかけを与えたというのに…
本当、どうしようもねぇなぁ！！！来未！！！！！
来未が直井と一緒にしないでと言っていたけど、滅茶苦茶腹立ちますね。
どの口が言うとんじゃぁ！！！！！
ホンマ、いい加減にせぇよ！という気持ちでいっぱいになる。
優等生ぶってる来未にガッカリだよ！！！
直井は来未のためにやっているんだぞ！こんないい子を来未ときたら…
直井をいたぶっている時の来未がやっぱりナンバー1なんすよ。人によっては「何言ってるんだお前？」と思うかもしれん。
偉い人にはそれが分からんのですよ。
すべり台を蹴り続ける直井が見てられない…
直井には申し訳ないけど、伊佐沼では役不足なんよ。
優柔不断女というレッテルは的を得ている。
確かに、来未は優柔不断。心の身勝手な行動を距離することもできず、今の関係をずるずると続けている。
結果、来未は精神的に追い詰められているわけだし。
直井が家に帰っていなかったのは、家に居場所が無いから。
誰からも必要とされていない直井を助けてやれよ！来未！！
下田心
病んでは元気になるを繰り返していく心。
親の手伝いをしている心から身勝手な一面が滲み出ていた。
心のフルネームは下田心。苗字に「下」があることを踏まえると、下げる人間と捉えることもできるのではないだろうか。
来未の運気を下げる人間。それが下田心だと言っても過言ではない気がする。
恵みを育む田んぼや人間の心に負のオーラを与える存在。
心がスマホに打ち込んでいるメッセージが重い！重い！！重い！！！
重い！！！！！
勝手に告白して勝手に後悔する心。正しく自滅行為だ。
病んでいた心の表情は描かれていなかったけど、焦燥感に駆られていた表情をしていたのかな？
心の両親は来未と心を引き離しそう。心に悪影響を与える人間は許せないとか言って。
心の分かってなさは『きもちわるいから君がすき』の芦屋並みだ。
心は来未の友達なのかどうかも疑わしい。私自身、心のことを厄介なアイドルファンのような目で見てしまう。心のような状態に陥ってしまう人間は想像以上に多いのかなと思わなくもないのだ。
伊佐沼
来未の恨み節が彫られた机を目にした伊佐沼は激怒した。
かの優等生ぶっている来未に目に余る程の仕打ちを受けたからだ。
机に恨み節を彫っていた来未には、明確な悪意があった。
勘の良い伊佐沼は来未を問い詰めることに。
『ぜんこわ』9話を語る上で欠かせないキャラクターの1人が伊佐沼。
伊佐沼は堀江に憧れる乙女として描かれていた。堀江の写真立てが壊された時も伊佐沼は来未が犯人だと見抜いていたのが印象に残る。
伊佐沼の苗字には、「沼」が用いられている。伊佐沼は来未を絶望という名の底なし沼の案内人といったところだろうか。
少なくとも、伊佐沼によって来未の所業が明るみになったことで来未の立場が悪くなるのはほぼ確実でしょう。
堀江は来未ではなく、伊佐沼を信じる可能性が高い。進路希望調査票を台無しにされたことで来未に失望していたし。
重要な物を奪われるというのは来未にとってあるまじき失態だ。
写真立てを壊した時にできた来未の傷を伊佐沼が指摘すれば、来未は一発アウトになる可能性が高い。
伊佐沼が人に恨まれることをしたのは来未だけだというのを考えたら、来未が犯人という答えに辿り着くのは造作もない。
最後に
無関心で優柔不断な来未・孤独な直井・身勝手な心・来未を底なし沼に誘う伊佐沼が織りなす『ぜんこわ』9話。
虚構で彩られた日常が次々と崩壊していく様子は思わずゾッとしつつも全てを破壊し尽くす来未がどこか可愛く映る。
孤独に苛まれ続ける直井が救済される日は一体いつなのか。来未が直井を救い、一緒になる瞬間が早く見たいですね。
『私の百合はお仕事です！』のアニメが放送されていた時、陽芽と美月が『ぜんこわ』を紹介していたのをふと思い出す。
【#わたゆり／一迅社宣伝】
— 一迅社の宣伝課です。 (@ichijinsha_info) May 11, 2023
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「コミック百合姫」の連載作品を陽芽さんと美月さんがご紹介いたします🌹✨
今回は…『#ぜんぶ壊して地獄で愛して』🖊🏫
⚜️出演
白鷺陽芽：#小倉唯 さん
綾小路美月：#上坂すみれ さん
📕お試し読みは動画から！ pic.twitter.com/4Qh5ERkyzO
陽芽と美月も『ぜんこわ』を是非読んで欲しいなと感じたのはここだけの話。美月は陽芽のソトヅラで彩られた関係性を木端微塵に破壊していたエピソードはゾクゾクしてしまう…美月も陽芽からあらゆるものを奪い尽くし、陽芽を美月なしでは生きられない状態にして欲しいと感じるばかり。
10話では、一体どのような展開が待っているのか気になるところ。
English edition
※This English is a machine translation.※
Episode 9 of "If that's love, break it." was terrible in many ways, so I decided to share my thoughts on it.
Basic information
| Title | If that's love, break it. episode 9 |
|---|---|
| Subtitle | Inconsistent |
| Author | Tamotsu Kuwabara |
| Publication magazine | Comic Yurihime February 2024 |
| The publisher | Ichijisha |
| Release date | December 18, 2023 |
| ISBN | 4910137390249 |
| Size | B5 |
Contents of episode 9 of "If that's love, break it."
The highlights are...
A head-on confrontation between Mirai and Isanuma breaks out!
Kurumi's daily life gradually unravels. Kurumi is cornered by the voices and reactions of those around her. The door to destruction is now open.
This is what it looks like when you sort out the charms.
Thoughts on episode 9 of "If that's love, break it."
Everyone finally understood.
Isanuma is the cupid of love! ! !
Even if it was a coincidence, Isanuma would help Kurumi go straight to Naoi swamp. (different
To be honest, I wasn't expecting it, but I was looking forward to the head-on confrontation between Kurumi and Isanuma (^^)
I couldn't help but smile...although it wasn't a funny situation.
The seeds I sowed in episode 3 have finally sprouted.
It was very realistic to see Isanuma's complexion change instantly.
If anyone saw a desk with grudge clauses engraved on it, they would have a straight face! ! !
Good, do more! Isanuma! ! I am here to support you. Most of my classmates are on Isanuma's side.
I wonder if this month's trend in Yurihime is to have an outrageous development at the end.
Episode 22 of"Today,She is not here…" reveals the shocking event that Fuuko's first love had a baby.
Episode 31 of "The Summer You Were There" had a shocking ending with the news of the death of one of the masters, Kaori.
To be honest, I wasn't mentally prepared for the ending of episode 9 of "If that's love, break it." after I was in a state where I was almost out of breath.
How naive I was to have been so optimistic that it would be a while before Isanuma would find a desk.
Although I had a feeling that a conflict between Kurumi and Isanuma would eventually occur, I was overwhelmed with the feeling of wondering what would happen when they were right in front of me.
The way Kurumi's daily life and life are disintegrating is just so moving.
I expected a future where Kokoro would abandon Kurumi...
I wasn't prepared for it, but the head-on confrontation between Kurumi and Isanuma was one of the scenes I dreamed of.
Consideration on episode 9 of "If that's love, break it."
In episode 9 of "If that's love, break it.", Kurumi was shown to be disappointed by the people around her.
Kurumi is gradually pushed into a corner and is mentally exhausted. I was impressed by how shocking the story ended with Kurumi being chased by Isanuma.
Here, I would like to delve a little deeper into the content of episode 9 of "If that's love, break it.".
Horie
As you can see from the previous episode, Horie is completely disappointed in Kurumi.
Regardless of the reason, the fact remains that Kurumi ruined an important career preference questionnaire. If Horie had collected it directly, the career preference questionnaire would not have been ruined.
The water-soaked career choice questionnaire looks like Kurumi's tattered heart or daily life.
Kurumi's expression when talking to Horie was not shown, but I guess there was no life in Kurumi's eyes.
Horie himself interprets this as saying that there was a time when he thought Kurumi was a convenient person.
Kurumi is definitely cornered by the many looks of disappointment.
Indifference
Without a doubt, Kurumi was the one who threw her heart into hell after agreeing to a date.
It's dangerous for Kokoro to dismiss her as not remembering important memories...it's too dangerous...
I feel sorry for Kokoro who is forcing her expectations on her! !
Even though I say that, in my heart, I want Kurumi to do more! That's what I feel.
To be serious, Kurumi's words hurt the other person. Kurumi's cruel words seemed to have pushed Kokoro's spirit to the brink of collapse.
Kokoro's eyes are too scary! ! ! Psycho! Psycho! ! Psycho! ! !
Kurumi's concern that she would fix something if something happened had the opposite effect.
What Kokoro doesn't like is Kurumi thinking about Naoi. Or that Kurumi and Naoi are together.
There's no way Kurumi can fix that! ! It's something that makes me want to say that.
Kokoro's words, "Kurumi's feelings aren't there", gouge her heart.
Kurumi has no interest or love towards Kokoro. I guess Kokoro realizes that.
More to the point, Kurumi doesn't even like Kokoro.
Even if Kokoro asks Kurumi to be interested in Kokoro, there's no way he can fix it since Kurumi doesn't like Kokoro. Naoi controls Kurumi's heart. Deep down, Kokoro probably realized in episode 8 that he couldn't beat Naoi.
Judging from Kokoro's lines, Kurumi seems to have been indifferent to Kokoro even before she got involved with Naoi. The more effort you put into getting the person you like to look back at you, the more damage Kokoro will do.
When I see Kokoro regretting her confession, I'm filled with question marks like, "What are you talking about? What about you???"
I only get the impression that Kokoro became Kurumi's lover on his own. It's no surprise that communication between Kurumi and Kokoro is strained.
Kokoro is also a lonely girl like Kurumi and Naoi.
I can imagine that even if Kurumi were to fix something she didn't like, she would only do it because Kokoro told her to.
Even when Kokoro invited Kurumi to the zoo, she didn't really want to go.
Kokoro must have guessed from Kurumi's statement that she doesn't remember anything from elementary school that she doesn't want to go to the zoo at all.
Having memories destroyed is something many people cannot bear. Kurumi's heartless words and actions drive Kokoro into a corner.
Kurumi unknowingly destroyed Kokoro's memories and personality.
I think there are probably more people who act like Kurumi than you think. Many people ask others to notice a change in them or to fix an annoying aspect of them. It's too painful to have such feelings crushed so easily...
Kokoro is such a selfish person, but this time I feel a little sorry for her.
Not only in "If that's love, break it.", there are times when I get harsh on characters who say or do something that makes me think that this is not okay, but I can't help but understand their feelings. You might wonder what someone who usually says harsh things is saying, but I feel the same way sometimes.
Indifference sometimes hurts the roots of people's hearts. Kurumi is not a good girl or anything.
Indifference is one of the deadly sins in this world.
Considering that, Kurumi can be called an unforgivable sinner.
Dead end
It's heart-wrenching to see Kurumi being pushed into such a mental corner, no matter what choice she makes, she ends up hurting someone.
Kurumi, who worries about the meaning of her existence, is truly painful. The background also felt oppressive. Naoi is the only one who can save Kurumi.
Lonely Naoi
Naoi was trying to lead Isanuma to ruin, but in her heart he wants Kurumi.
It also has the aspect of being an episode where the lonely Naoi shows her weak side.
Naoi's mother left Naoi behind and left, which can be inferred from Naoi's father's lines.
Also, Naoi is not an only child. The reason I felt that way was because from Naoi's father's lines, it was hard to feel that Naoi's mother was the only one who came out. ``They left,'' said Naoi's father. If only Naoi's mother left, the line ``She left.'' would appear. This area was also touched upon in my impressions of episode 6.
When I saw Naoi crouching down on the slide, I couldn't help but feel my heart tighten. I never expected to see such a weak Naoi...
Naoi herself said that she would have liked anyone to kill time with, but that's not true. I think Naoi was looking for someone who would look after her.
Maybe she saw Kurumi's behavior and felt that she was the same as her.
There is a high possibility that Naoi saw through the fact that Kurumi secretly felt that Kokoro didn't care for her. I wonder if Kurumi was convinced that she would break up with Kokoro. As a result, Kurumi and Kokoro's relationship will continue. This is an act of betrayal towards Naoi.
Even though Naoi gave Kurumi the opportunity to release her...
I really don't know what to do! ! ! Kurumi! ! ! ! !
Kurumi told me not to mix it up with Naoi, but it really pisses me off.
Which mouth will say it! ! ! ! !
Honma, don't worry! I'm filled with this feeling.
I'm disappointed in Kurumi who acts like an honor student! ! !
Naoi is doing this for Kurumi! If you meet such a good girl as Kurumi...
Kurumi is number one when she's torturing Naoi. Some people may think, "What are you talking about?"
Great people don't understand that.
I can't watch Naoi keep kicking the slide...
I feel sorry for Naoi, but Isanuma doesn't have enough of a role.
The label of indecisive woman is spot on.
Indeed, Kurumi is indecisive. Unable to distance herself from Kokoro's selfish behavior, she continues their current relationship.
As a result, Kurumi is mentally cornered.
The reason Naoi didn't go home was because she didn't have a place to stay at home.
Help Naoi, who is not needed by anyone! Kurumi! !
Kokoro Shimoda
Kokoro keeps getting sick and getting better again and again.
Kokoro, who is helping her parents, shows a selfish side.
Kokoro's full name is Shimoda Kokoro. Considering that her surname has "shita" in it, I think she can be seen as someone who puts things down.
A person who brings down Kurumi's luck. I don't think it's an exaggeration to say that that is Kokoro Shimoda.
An existence that gives a negative aura to the rice fields that nurture blessings and to the hearts of humans.
The message Kokoro is typing on her smartphone is heavy! Heavy! ! Heavy! ! !
Heavy! ! ! ! !
A heart that confesses without permission and regrets it without permission. It's truly an act of self-destruction.
Kokoro's expression was not shown when she was sick, but I wonder if she looked irritated?
Kokoro's parents are about to separate Kurumi and Kokoro. She said she couldn't tolerate people who had a negative influence on Kokoro.
Kokoro's lack of understanding is on a par with Ashiya from "KIMOCHIWARUIKARAKIMIGASUKI".
It's also questionable whether Kokoro is Kurumi's friend. I personally look at Kokoro like a troublesome idol fan. I can't help but wonder if there are more people who fall into the same situation as Kokoro than I imagined.
Isanuma
When Isanuma saw the desk with Kurumi's grudge clause carved into it, she became furious.
That's because Kurumi, who pretended to be an honor student, treated her in a way that was flagrant.
Kurumi, who had carved a grudge poem on her desk, clearly had malicious intent.
Isanuma, who has good intuition, decides to question Kurumi.
Isanuma was depicted as a maiden who admired Horie. Even when Horie's photo frame was destroyed, Isanuma was able to tell that Kurumi was the culprit, which left an impression on me.
"numa" is used in Isanuma's last name. Is it possible that Isanuma sees Kurumi as a guide to the bottomless pit called despair?
At the very least, it is almost certain that Kurumi's position will deteriorate as Isanuma exposes Kurumi's deeds.
Horie is likely to believe Isanuma, not Kurumi. I was disappointed in Kurumi for ruining my career choice questionnaire.
Having something so important taken away from her is a huge mistake for Kurumi.
If Isanuma points out Kurumi's injury from breaking the photo frame, Kurumi will most likely be out.
Considering that Kurumi was the only one who did something that made Isanuma hateful, it's not a stretch to arrive at the answer that Kurumi is the culprit.
Lastly
"If that's love, break it." Episode 9 is woven by Kurumi who is indifferent and indecisive, Naoi who is lonely, Kokoro who is selfish, and Isanuma who invites Kurumi to the bottomless pit.
The sight of everyday life colored by fiction falling apart one after another is horrifying, but there's also something cute about Kurumi destroying everything.
When will Naoi, who continues to suffer from loneliness, be rescued? I want to see the moment when Kurumi saves Naoi and they get together.
I suddenly remember that when the anime "Yuri is My Job!" was being aired, Hime and Mitsuki were introducing "If that's love, break it.".
『私の百合はお仕事です！』のアニメ6話で流れたコミック百合姫のCMにおいて、『わたゆり』の陽芽と美月が『ぜんぶ壊して地獄で愛して』を紹介していた。
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This is the only story that made me feel like Hime and Mitsuki should definitely read "If that's love, break it.". The episode where Mitsuki completely destroyed Hime's relationship, which was colored by Sotodura, was chilling... Mitsuki also took everything from Hime, and wanted Hime to become unable to live without Mitsuki. I just feel it.
I'm curious to see what kind of development awaits in episode 10.
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