【感想】『L!L!L!(laughter life we live)』~クマ5号先生の『ニジガク』愛を詰め込んだ1冊~

『L!L!L!(laughter life we live)』の感想を紹介することに。

基本情報

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タイトル『L!L!L!(laughter life we live)』
作者クマ5号(@Kinasuzu55)
サークル名万能駒込ピペット
ジャンル『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
イベント僕らのラブライブ! 40
発売日2024年1月21日
サイズA5

『L!L!L!(laughter life we live)』の内容

『L!L!L!(laughter life we live)』はクマ5号先生が過去に発表した『ニジガク』の同人誌の再録本。


描き下ろしや合同誌に寄稿された漫画、SNS上で投稿されたイラストが楽しめる。


収録内容は以下の通り。


  • 『AZUNA QUEST』:2020年11月発行
  • 『東京ゆらりら』:2021年3月発行
  • 『HAPPY AZUNYAN DAYS!』:2021年8月発行
  • 『ようこそ!AZUNA健康らんどへ!』:2022年1月発行
  • 『脳内シャッフルフェスティバル』:2022年8月発行
  • 『ゆるっとゆにっと』:2023年1月発行
  • 『虹賀新年』収録漫画:2023年1月発行
  • 『にゃんだふるみっくす!』:2023年8月発行
  • 『ランジュ、王様ゲームがしたい』:描き下ろし

こうして並べてみると、A・ZU・NAやりな子の発明を題材にした漫画が中心といった感じを受ける。『ゆるっとゆにっと』はQU4RTZ・DiverDiva・R3BIRTHの活躍も見れるけど。


描き下ろし漫画はランジュを中心にニジガクメンバーのわちゃわちゃが楽しめる。


過去4年間に発表されたせつかりの同人誌や『#POTD NIZIGASAKI』などは未収録。『#POTD NIZIGASAKI』の表紙イラストは載っていたけど。

『L!L!L!(laughter life we live)』の感想

一度に9本の漫画が楽しめるボリューム満点の1冊。


もうすでに販売終了されている漫画が楽しめるのはもちろん、複数の同人誌を集めるのが大変といった悩みを解消できる点は良いなと思う。


どのキャラクターも可愛く描かれている。


すでに同人誌を揃えている方もこれまでの数年を振り返ることのできる1冊に仕上がっているのも大きなポイントですね。


ここでは、描き下ろし漫画を中心に話をしていけたらなと。

『ランジュ、王様ゲームがしたい』

今回の同人誌における目玉の1つであろう『ランジュ、王様ゲームがしたい』。


たくさんの見どころがあるけど、何と言っても王様になったランジュが最後に侑ちゃん達にお願いしたシーン。


元ネタはアニメ2期10話のラストかな。ランジュが記念写真をお願いした描写。


ラストの1コマは幸せいっぱいといった感じだった。


あゆぴょんが侑ちゃんをじっくり見つめられると知った時の反応がガチだったとか印象に残るシーンは多い。だけど、ラストにおけるランジュのお願いが1番好きだなと。


王様ゲームと言えば、2023年の10~12月に放送された『私の推しは悪役令嬢。』を思い出す。


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あちらも王様ゲームに関する描写がありましたね。


いやぁ…それにしてもかなしずって良いなぁと…

『AZUNA QUEST』

『L!L!L!(laughter life we live)』を購入した動機の1つである『AZUNA QUEST』。


実は買いそびれていた。私がクマ5号の同人誌を買い始めるようになったのは『東京ゆらりら』の頃。


存在自体は随分前から知っていたからこそ、一体どんな漫画なんだろうという興味でいっぱいだった。


かすみんに対してドSになるしず子が印象的だった。


かすみんをお説教するしず子の目がガチだ!


どっちが勇者一行なのかとツッコみたくなる。


RPG要素の中にゆるい感じがある同人誌といったところ。せっつーの剣を構える動作とかも勇者といった感じがするし。


りな子や愛さんが攻撃する姿とかも勢いを感じさせる描写に仕上がっていた。


『AZUNA QUEST』を読むと、作画が変化しているのを実感する。


RPGで思い出したけど、『紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』アニメ化しないかなという想いが頭によぎった。『幻日のヨハネ』も楽しめたし、『紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~』のアニメも見れたらなぁと。

表紙

表紙はこれまで発表された同人誌の内容を想起させる。


侑ちゃんがクマ5号先生が発表した同人誌を振り返るといったところだろうか。


タイトルの部分がプリズム箔押しになっているのに目を惹く。こういった部分にこだわりが詰まっているのも良いですね。


箔押し加工してある同人誌と言えば、アジイチ先生の同人誌とかを思い出す。


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こちらは金文字・箔押し。


箔押しが施されている同人誌は箔押しの部分が剥がれないよう気を付けたいね。


剣を突き出すせっつーが目立つ。

最後に

クマ5号先生のことを知ってから数年経つけど、その間にいろいろなことがあったなと感じるばかり。


『ラブライブ!シリーズ』の動きも激しく、驚くことが多い。


『L!L!L!(laughter life we live)』は9本の漫画を一度に楽しめるボリュームのある1冊。


合同誌に収録されていた漫画はもちろん、『AZUNA QUEST』を読めるとは思わなかった。過去の同人誌の再録は想像以上に少ないというのを考えたら、購入できて良かったなと。


クマ5号先生の今後の活躍を追っていきたいところ。


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そういえば、僕らのラブライブ! 40から2日後にかすみんの誕生日でしたね。


コラボカフェでかすみんのバースデーカードをもらった。

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