【感想・考察】『あさぎ色のサウダージ』3話~Review of "Pale Blue-green Color Saudade" episode 3~




『あさぎ色のサウダージ』3話の感想を紹介することに。


基本情報

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タイトル『あさぎ色のサウダージ』3話
作者サクタロー(@sktr_sgt)
掲載誌コミックNewtype
出版社KADOKAWA
配信日2024年2月23日
コミックNewtypehttps://comic.webnewtype.com/contents/saudade/

『あさぎ色のサウダージ』3話の内容

『あさぎ色のサウダージ』3話では、蓮とまつりが分かり合い、漫画家としての道を改めてスタートする様子が描かれていた。

『あさぎ色のサウダージ』3話の感想

思いの丈をぶつけ合う蓮とまつりが尊過ぎるのですがぁ!!!


すごく寂しかったとまつりに文句を言う蓮が可愛いし、部屋を散らかしている蓮に対してもちもちほっぺを膨らませるまつりも可愛い。まつり、激おこぷんぷん丸状態だったな。


蓮、まつりがいないとあかんのがよく分かる。


同じ道を歩く蓮とまつりを見ていると、物語がようやく始まるんやなって実感する。


蓮のまつりを大切に想う気持ちが作中の言動から滲み出ていたし、まつりの蓮を大切に想う気持ちも作中の言動から滲み出ていたのが印象的。


背景の描き込み具合もヤバく、蓮とまつりの存在を上手く引き立てていたと思う。カーブミラーに映る蓮とまつりの対話もこだわりが詰まっていた。読者はカーブミラーを通して、蓮とまつりの様子を見ていくといったところだろうか。

『あさぎ色のサウダージ』3話の考察

『あさぎ色のサウダージ』3話は互いに分かり合う蓮とまつりの尊さを楽しめる話。また、サクタロー先生だからこそ描ける話に仕上がっていたと思う。そう感じた理由は中学生の蓮とまつりがコミティアに参加しようとする様子が描かれていたから。サクタロー先生は2023年9月にコミティアに参加していた。過去の経験があったからこそ、『あさぎ色のサウダージ』という百合漫画が誕生したのではないかと解釈している。


蓮とまつりの尊さを感じ取ったところで『あさぎ色のサウダージ』3話の内容についてもう少し掘り下げていくことに。

コミティア

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中学生時代のまつりが蓮にコミティアのカタログである『ティアズマガジン』を見せていたのが印象に残る。


ティアズマガジンはコミティアの会場に入るのに必要な物。参加者達はティアズマガジンがあれば、会場内で買い物ができるだけでなく、出版社に原稿を見せに行くこともできる。コミティアにおいて、『ティアズマガジン』は夢の空間に入るためのパスポートないし切符のような物と言えるだろう。私自身、『ティアズマガジン』を手にした後、コミティアに対する想いを膨らませていたわけで。


コミティアに向けて夢を膨らませる蓮とまつりはとても良い表情していた。創作物を発表する多くの方達は蓮やまつりのように夢を大きく膨らませているのかもしれない。


まつりが蓮にお台場まで下見に行こうと誘っていたのを踏まえると、蓮が漫画家として生きるためには、まつりが必要不可欠なのを実感する。蓮はまつりがネームを完成しないと次の段階に移れなくて困っている様子を見せていたし。まつりが道筋を立て、蓮はその道筋に沿って漫画を描く。


ちなみに、おでかけライブin前橋は実在するイベント。


蓮とまつりの回想シーンは余白が黒くなっており、過去と現在を分かりすくしているのもポイントだ。


ネームを完成させていないまつりに苛立ちを覚える蓮からコミティアをどれだけ楽しみにしていたかがよく分かる。蓮は趣味だと言っていたけど、人によってはコミティアで人生をかけるきっかけを掴みたいと感じているのではないだろうか。発売した漫画が話題になるもしくは出版社に見せた原稿がきっかけで漫画家デビューの道が開けるかもしれないという希望もコミティアにはあるように思う。


また、蓮は漫画を描くことやまつりの時間を預かることに対する責任も感じていたように見えた。


複数人で漫画を描くケースは往々にしてある。


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サクタロー先生がアシスタントを務めたゆあま先生の『君と綴るうたかた』。


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樫風先生の『ロンリーガールに逆らえない』のスピンオフである『結局そんなきみが好き』には、サクタロー先生をはじめ、計6人の作家さんがイラストを寄稿している。こちらも複数人で漫画を描いているケースと言えるのではないだろうか。『結局そんなきみが好き』は合同誌の側面を併せ持っていると感じた。


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2023年10月にアニメが放送された『私の推しは悪役令嬢。』。小説家になろうで投稿されていた百合ラノベ。いのり。先生が原作。コミカライズを担当したのは青乃下先生。こちらも複数人で漫画を描いているケースだと捉えている。コミカライズ担当の漫画家が原作者の表現したいものの意図を捉え、ファンの期待に応えていく。


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人狼を題材にした『白き乙女の人狼』。原作は王月よう先生。漫画を担当しているのは『できそこないの姫君たち』はアジイチ先生。人狼HOUSEの代表であるクマ氏が協力している。人狼というゲームを物語に落とし込むためには、人狼に関する知識も求められるといったところでしょう。人狼に限らず、専門的な知識が問われるものを題材にする際、いい加減なことを発信すると大きなリスクが伴うと思う。複数人で漫画を描いているケースの1つだと解釈している。


漫画によっては原作担当・脚本担当・作画担当に分かれているケースも存在する。


1つの漫画やアニメが世に出る際、多くの方達が携わっているというのを日々実感するばかり。サクタロー先生に限らず、今まで出会った漫画家さん達に感謝しかない。

覚悟

中学校時代の蓮とまつりのすれ違いは見ていて、胸を締め付けられる。


特にまつりが蓮の背中を見て、涙する姿は心を抉られてしまう。


蓮、何まつりを泣かせてんじゃぁぁ!!!って言いたくなった。


蓮がまつりの心を傷つけた罪は本当に重い。まつりには、蓮しかいないんやぞと言いたい。


まつりは蓮に差し伸べた手を拒絶されたことが本当にショックだったんだろうな。


蓮がまつりに一体どうしたいのか問いかけるシーンの構図も印象的。


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蓮は漫画家として生きる覚悟ができているのに対し、まつりは漫画家になる覚悟が不十分といった感じの構図。


少し補足するとこんな感じ。


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まつりの優しさや本音を知った蓮は自身の想いを吐露し、まつりに寄り添う。


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蓮がまつりに歩み寄ることでまつりと一緒に生きる決意をしたのが構図から分かるのではないだろうか。


まつりが右手で左腕を強く握り締め、蓮に対する想いを吐露するシーンから、まつりの蓮を大切に想っているのがダイレクトに伝わってくる。まつりに影を差し込むことで蓮に迷惑をかけたくない・大切な想いを失いたくないという葛藤がより強調されていたような。


手に目線を向ける描写は樫風先生の『ロンリーガールに逆らえない』でもよく見られた。


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『あさぎ色のサウダージ』の場合、まつりの手をより印象的なものにする演出があったように思える。


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まつりが蓮に生きて欲しいと言ったシーンにおいて、まつりの表情を見せるコマとまつりの目元を隠したコマが用意されていた。


まつりが目線を下に向け、葛藤しつつも言葉を紡ぎ出しているのがよく分かる。目元を隠すことにより、まつりが葛藤している様子を読者に想像させているのではないかと捉えている。聞きたいことがあるけど、中々聞けないといった印象がまつりの言葉から滲み出ていた。まつりの目元を隠したコマがあることにより、まつりが顔を上げて蓮に死のうとしていた理由を問いかけるシーンがより印象的なものに仕上がっていたと思う。まつりの目元を隠したコマは溜めの描写といったところか。


まつりが右手で左腕を握りしめる姿を2回登場させることにより、まつりのセリフに集中しやすくなるような感じがする。特に2回目は。


まつりにとって、受験も漫画も蓮も大切なものだというのがよく分かった。だからこそ、まつりは欲張りになるのだ。


キャラクターの距離感といえば、『ラブライブ!スーパースター!!』1期6話でかのんが千砂都に自らの想いを打ち明けるシーンも印象的。


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窓でかのんと千砂都の距離感を表していた。また、空模様で千砂都の悩みが吹っ切れ、かのんと分かり合う様子を表していたのも秀逸。

蓮とまつりを導く標識

蓮とまつりが和解し、家に帰るシーンについても振り返ってみることに。


恥ずかし気に寂しかったと言う蓮が可愛い。だけど、まつりに寂しい想いをさせた蓮の責任は…


まつりも蓮を困らせたのはギルティ―。


蓮が寂しかったと言うシーンにおける空模様はどこか晴れやかに映る。蓮とまつりが分かり合ったからなのかな。


2枚の標識に用いられていた矢印の補助標識。これは蓮とまつりが同じ道を進むという意味を表しているのかなと感じた。標識は蓮とまつりのメタファといったところか。


また、一方通行の標識と「ここから」と書かれた補助標識は蓮とまつりの漫画家への道を表しているように思う。


並んで歩く蓮とまつりが尊い。まつりに味噌汁飲みたいとお願いする蓮が微笑ましく映る。


標識を活かした描写は『ロンリーガールに逆らえない』でも存在した。


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『ロンリーガールに逆らえない』では、彩花が大学受験の試験会場に向かうシーンに標識が描かれていた。標識は彩花が未来への道を進むというのを連想させる。


家路に向かう蓮とまつりの構図についても少し触れることに。


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路面に書かれた「止まれ」の文字と一時停止の標識により、蓮とまつりの向かう道はただ1つといった印象を読者に与えている。また、蓮とまつりが分かり合う様子を用意することで蓮とまつりに迷いがないというのを強調しているような感じが。


不器用で思い出したけど、不器用なキャラクター達の百合といえば、『私の百合はお仕事です!』が頭に浮かぶ。


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最後に

漫画家の道を改めて進むことになった蓮とまつり。


不器用ながらも蓮とまつりは互いを思いやっていた。不器用だからこそ、蓮とまつりはすれ違い、和解するのに13年もの年月を要したのだろう。


高くそびえる東京スカイツリーは蓮とまつりの行く末を見守っているかのようだった。『あさぎ色のサウダージ』を象徴する建造物といったところか。


東京スカイツリーは『あさぎ色のサウダージ』において何度か登場している。特に蓮とまつりが再会した時に目にする東京スカイツリーは印象的。まるで道に迷った蓮とまつりを導く道標のように映った。


「心の風通しが少しだけよくなった気がした」という蓮のセリフから、蓮はまつりという居場所を見つけ、生きる決意をしたのが十分伝わってくる。


だらしないところをまつりに怒られつつも、蓮はどこか幸せそうだ。

English edition

※This English is a machine translation.※


I would like to introduce my impressions of episode 3 of "Pale Blue-green Color Saudade".


Basic information

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Title"Pale Blue-green Color Saudade" episode 3
AuthorSakutaro
Publication magazineComic Newtype
The publisherKADOKAWA
Release dateFebruary 23, 2024

"Pale Blue-green Color Saudade" 3 episodes

Episode 3 of "Pale Blue-green Color Saudade" depicts Ren and Matsuri understanding each other and starting their careers as manga artists anew.

Thoughts on episode 3 of "Pale Blue-green Color Saudade"

I love how Ren and Matsuri share their feelings with each other! ! !


Ren complaining to Matsuri about how lonely she was is cute, and Matsuri's cheeks puffing out at Ren for making a mess in her room is also cute. Matsuri was in a super excited state.


I can clearly see what would happen without Ren and Matsuri.


As I watch Ren and Matsuri walk down the same path, I feel like the story is finally beginning.


It was impressive that Ren's feelings for Matsuri came out through her words and actions during the story, and Matsuri's feelings for Ren also came out from her words and actions during the story.


The background was also beautifully drawn, and I think it brought out Ren and Matsuri's presence well. The dialogue between Ren and Matsuri reflected in the curved mirror was also packed with attention to detail. I guess the reader is looking at Ren and Matsuri through a curved mirror.

Consideration on "Pale Blue-green Color Saudade" episode 3

Episode 3 of "Pale Blue-green Color Saudade" is a story where you can enjoy the dignity of Ren and Matsuri, who understand each other. I also think that the story was created in a way that only Sakutaro-sensei could write. The reason I felt that way was because it depicts junior high school students Ren and Matsuri trying to join COMITIA. Sakutaro-sensei participated in COMITIA in September 2023. My interpretation is that the yuri manga called "Pale Blue-green Color Saudade" was born because of his past experiences.


Now that I have a sense of the preciousness of Ren and Matsuri, I decided to dig a little deeper into the content of episode 3 of "Pale Blue-green Color Saudade".

COMITIA

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I remember when Matsuri showed Ren the COMITIA catalog "Tia's Magazine" when she was in middle school.


"Tia’s Magazine" is required to enter the COMITIA venue. With "Tia's Magazine", attendees can not only shop at the venue, but also go to show their manuscripts to publishers. For the community, "Tia's Magazine" can be said to be like a passport or ticket to enter the space of dreams. Personally, after I got my hands on “Tia’s Magazine,” my feelings for the committee grew.


Ren and Matsuri looked great as they dreamed about COMITIA. Many of the people who present their creations may be dreaming big like Ren and Matsuri.


Considering that Matsuri had invited Ren to go to Odaiba for a preview, it becomes clear that Matsuri is essential for Ren to survive as a manga artist. Ren looked like she was having trouble moving on to the next stage until Matsuri completed the name. Matsuri lays out a path, and Ren draws a manga along that path.


By the way, Odekake Live in Maebashi is an actual event.


Another key point is that the flashback scenes of Ren and Matsuri have black margins, making it easier to distinguish between past and present.


You can clearly see how much she was looking forward to COMITIA when Ren gets irritated with Matsuri who hasn't finished her name. Ren said it was a hobby, but I think some people might want to get a chance to dedicate their lives to COMITIA. COMITIA also hopes that the manga she released will become a hot topic, or that the manuscript she shows to a publisher will pave the way for her to make her debut as a manga artist. I think there is.


Ren also seemed to feel responsible for drawing manga and taking care of Matsuri's time.


There are often cases where multiple people draw a manga.


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Yuama-sensei's "The Summer You Were There", for which Sakutaro-sensei served as an assistant.


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A total of six authors, including Sakutaro-sensei, have contributed illustrations to "Kekkyoku Sonna Kimi Ga Suki", which is a spin-off of Kashikaze-sensei's "I Can't Say No to the Lonely Girl". This could also be considered a case where multiple people are drawing the manga. I felt that "Kekkyoku Sonna Kimi Ga Suki" has the aspects of a joint magazine.


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The anime "I'm in Love with the Villainess." was aired in October 2023. A yuri light novel posted on Let's Become a Novelist. Original work by Inori-sensei. Aonoshimo-sensei was in charge of the comic adaptation. I think this is also a case where multiple people are drawing a manga. The manga artist in charge of comicalization captures the original author's intent and meets the expectations of the fans.


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"The White Maidens' werewolf" is about werewolves. The original work is You Ozuki-sensei. The person in charge of the manga is "Failed Princesses" by Ajiichi-sensei. Mr. Kuma, the representative of WEREWOLF HOUSE, is cooperating. In order to incorporate a werewolf game into a story, knowledge about werewolves is also required. I think that when dealing with subjects that require specialized knowledge, such as werewolves, there is a great risk involved in communicating things that are careless. I interpret this as one of the cases where multiple people are drawing a manga.


Depending on the manga, there are cases where there are people in charge of the original work, scripts, and illustrations.


Every day I realize how many people are involved in the production of a manga or anime. I am grateful not only to Sakutaro-sensei but also to all the manga artists I have met thus far.

Determination

Watching the differences between Ren and Matsuri during their junior high school days is heart-wrenching.


The sight of Matsuri crying when she looks at Ren's back is especially heart-wrenching.


I wanted to say, "Ren, what the hell are you making Matsuri cry!!!"


Ren's sin of hurting Matsuri's heart is really serious. I want to say that Ren is the only one in Matsuri.


Matsuri must have been really shocked that Ren rejected her hand.


The composition of the scene where Ren asks Matsuri what she wants to do is also impressive.


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Ren is ready to make a living as a manga artist, while Matsuri is not quite ready to become a manga artist.


With a little addition, it looks like this.


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After learning about Matsuri's kindness and true feelings, Ren expresses her feelings and leans into Matsuri's side.


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By walking up to Matsuri, you can probably tell from the composition that Ren has decided to live with her.


From the scene where Matsuri tightly clasps her left arm with her right hand and expresses her feelings for Ren, I can directly feel that Matsuri cares deeply for Ren. By casting a shadow over the festival, it seems that the conflict of not wanting to cause trouble to Ren and not wanting to lose her precious feelings was emphasized even more.


Depictions of people looking at their hands were also common in Kashikaze-sensei's "I Can't Say No to the Lonely Girl".


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In the case of "Pale Blue-green Color Saudade", it seems that there was a production that made Matsuri's hands more impressive.


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In the scene where Matsuri asked Ren to live, there were frames that showed Matsuri's expression and frames that hid her eyes.


I could clearly see that Matsuri was looking down, struggling to form words. I believe that by hiding her eyes, the reader is trying to imagine that Matsuri is in a state of conflict. Matsuri's words gave the impression that there was something she wanted to ask, but that she couldn't quite get around to it. I think the scene in which Matsuri's eyes were hidden made the scene where Matsuri looks up and asks Ren why she was about to die even more impressive. The frame with Matsuri's eyes hidden is perhaps a depiction of charge.


By showing Matsuri clasping her left arm with her right hand twice, I feel like it's easier to concentrate on Matsuri's lines. Especially the second time.


I understand that entrance exams, manga, and lotuses are all important to Matsuri. That's why Matsuri is so greedy.


Speaking of the distance between the characters, the scene in "Love Live! Superstar!!" season 1 episode 6 where Kanon confesses her feelings to Chisato is also impressive.


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The window expressed the distance between Kanon and Chisato. Also, the way Chisato's worries were overcome by the sky and he was able to understand Kanon was also excellent.

A sign guiding Ren and Matsuri

I also look back on the scene where Ren and Matsuri reconcile and return home.


Ren is cute when she says she was embarrassed and lonely. However, Ren is responsible for making Matsuri feel lonely...


Matsuri was also guilty of troubling Ren.


In the scene where Ren says she was lonely, the sky looks bright somehow. Maybe it's because Ren and Matsuri understand each other.


Depictions that make use of signs also exist in "I Can't Say No to the Lonely Girl".


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In "I Can't Say No to the Lonely Girl", a sign was drawn in the scene where Ayaka heads to the university entrance examination hall. The sign suggests that Ayaka is on her way to the future.


I will also briefly touch on the composition of Ren and Matsuri heading home.


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The word "stop" written on the road and the stop sign give the reader the impression that there is only one way for Ren and Matsuri to go. Also, by showing Ren and Matsuri understanding each other, it seems to be emphasizing that there is no confusion between Ren and Matsuri.


When I think of yuri with clumsy characters, "Yuri is My Job!" comes to mind.


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Lastly

Ren and Matsuri decided to pursue the career of manga artists again.


Despite their clumsiness, Ren and Matsuri care for each other. Because of her clumsiness, Ren and Matsuri probably got into a misunderstanding, and it took them 13 years to reconcile.


The towering Tokyo Sky Tree seemed to be watching over Ren and Matsuri's future. Is it a building that symbolizes the "Pale Blue-green Color Saudade"?


Tokyo Skytree appears several times in "Pale Blue-green Color Saudade". The Tokyo Sky Tree that you see when Ren and Matsuri reunite is especially impressive. It looked like a signpost guiding Ren and Matsuri who had lost their way.


From Ren's line, "I feel like my heart has become a little more open", it is clear that Ren has found a place in Matsuri and is determined to live.


Even though Matsuri scolds her for being untidy, Ren seems to be happy somehow.

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