百合展2025大阪会場に来場したので、そのレポートを紹介することに。
百合展2025の参加作品
百合展2025の参加作品は以下の通り。
- 『青い花』
- 『明るい記憶喪失』
- 『あくまであまい私の彼女』
- 『安達としまむら』
- 『あなたの夜が明けたら』
- 『姉になりたい義姉 VS 百合になりたい義妹』
- 『姉の親友、私の恋人。』
- 『アネモネは熱を帯びる』
- 『雨夜の月』
- 『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』
- 『ウィッチアンドリリィズ』
- 『笑顔のたえない職場です。』
- 『おとなになっても』
- 『清田さんは汚されたい!?』
- 『ケイヤクシマイ』
- 『この恋を星には願わない』
- 『〆切前には百合が捗る』
- 『週に一度クラスメイトを買う話』
- 『ストロベリーパニック』
- 『高音さんと嵐ちゃん』
- 『作りたい女と食べたい女』
- 『紡ぐ乙女と大正の月』
- 『転生王女と天才令嬢の魔法革命』
- 『どうしたら幼馴染の彼女になれますか!?』
- 『どれが恋かがわからない』
- 『parlor』
- 『ひきこまり吸血鬼の悶々』
- 『100日後に咲く百合』
- 『ふたりべや』
- 『ほぐして、癒衣さん。』
- 『山田と加瀬さん。』
- 『雪解けとアガパンサス』
- 『夢でフラれてはじまる百合』
- 『ゆりでなる♡えすぽわーる』
- 『百合にはさまる男は死ねばいい!?』
- 石上夏帆先生(写真家)
- 羊肉るとん先生(写真家)
百合展2025大阪会場の場所
百合展2025大阪会場の場所は心斎橋中央ビルの地下1階にあるOSAKA SPACE。会場の詳細を載せておくことに。
【百合展2025大阪会場の場所】
- 会場:OSAKA SPACE
- 住所:大阪府大阪市中央区南船場4丁目7−6心斎橋中央ビル地下1階
- アクセス方法:御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」3番出口から徒歩3分
- 営業時間:10:00~20:00
- 開催期間:2025年2月8日~2025年2月16日
- サイン本発売日:2025年2月15日・2025年2月16日
- 整理券:混雑状況に応じてあり
大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」3番出口から徒歩3分の場所にOSAKA SPACEがある。
難波・天王寺などで買い物を楽しみたい場合、大阪メトロ・地下鉄1日乗車券「エンジョイエコカード」を利用するのも選択肢の1つ。
まずは心斎橋駅に着いたら、北改札口を出る。
次に3番出口から地上に出る。出たら、大丸心斎橋店・心斎橋PARCOとは逆方向にまっすぐ歩く。
大丸心斎橋店・心斎橋PARCO方向に向かって歩くと、難波に行ってしまうので注意!
「南船場3」の案内標識が見えたら、左に曲がる。
「南船場3」の案内標識の近くには、DIESEL OSAKAが入っているヒューリック心斎橋ビルがある。
曲がった後、少しまっすぐ歩けば、OSAKA SPACEが入っている心斎橋中央ビルに到着。後は心斎橋中央ビルの地下1階に向かうだけ。
フライ先生のイラストがお出迎え。
百合展2025の案内板には、参加クリエイターのサインがある。フライ先生のイラストと羊肉るとん先生の写真も載っている。
百合展2025大阪会場の展示物
百合展2025大阪会場の展示物は以下の通り。
- 日替わりスケッチブック
- 複製原画
- 写真作品
- 創作百合 投稿フェス by 百合展の受賞作品
撮影時は他の人が映っていないか注意する必要がある。
日替わりスケッチブック
会場に入ってすぐの場所に日替わりスケッチブックが置いてある。初日は、次にくるマンガ大賞2022・2023にノミネートされた『百合にはさまる男は死ねばいい!?』。こうして見ると、タイトルはすごいインパクトがあるね。まだ読んでいないので、多くは語ることができないけど。
スケッチブックのページは日によって変わるため、何度も行きたくなると感じさせる。複数回行きたいと感じさせる工夫があるのは良いと思った。
複製原画
百合漫画・アニメ・ゲームの複製原画。1作品につき、数枚展示されている。
『安達としまむら』の展示。複製原画に加え、作品の説明がある。作品によっては、直筆のPOPが展示されている場合も。
『ストロベリーパニック』が初参戦。2004~2006年といえば、中原麻衣さん・清水愛さん・生天目仁美さんはいろいろなアニメのメインヒロインの座を射止めていた印象が強い。
『ストロベリーパニック』が放送された2006年は『涼宮ハルヒの憂鬱』『ゼロの使い魔』『Fate/stay night(スタジオディーン版)』『BLACK LAGOON』『地獄少女 二籠』などのアニメが放送されていた。『シムーン』も2006年。2005年にYouTubeが誕生し、その翌年の2006年にニコニコ動画が誕生した。
『ひきこまり吸血鬼の悶々』。アニメの1シーンだけではなく、りぃちゅ先生のイラストを見ることができた。
アニメでは、ネリアの話まで描かれていた。4巻以降を読み進めていくと、カルラにフィーチャーされた話などを楽しむことができる。原作を読み進めていくと、コマリの母親に関する情報も。
『ひきこまり吸血鬼の悶々』と同時期に『私の推しは悪役令嬢。』『星屑テレパス』のアニメも放送されていた。
桜木蓮先生の『アネモネは熱を帯びる』。まんがタイムきららフォワードを購読している百合好きの方の大半は『アネモネは熱を帯びる』がお目当てなのかなぁと。こうして見ると、桜木先生の描くイラストは美しいなと思う。
紫のあ先生の『この恋を星には願わない』。百合ナビの百合漫画総選挙2025で旋風を巻き起こしている百合漫画だ。個人的に『この恋を星には願わない』が特に気になった作品。
ちうね先生の『紡ぐ乙女と大正の月』。根強いファンが多いなという印象がある。唯月が紡に心の声を爆発させるシーンの複製原画などが展示されていた。
『週に一度クラスメイトを買う話』。昨今、勢いを感じさせる百合ラノベですね。設定・U35先生の可愛らしいイラストも相まって、ハマる方が多いのかなと。
『ウィッチアンドリリィズ』。百合ゲームからの参戦。『ウィッチアンドリリィズ』は百合展の参加作品の幅を広げていると思う。
写真作品
石上夏帆先生の写真作品も展示されていた。秘密のやり取りを感じさせる1シーンが1枚1枚の写真に収められている。
創作百合 投稿フェス by 百合展の受賞作品
創作百合 投稿フェス by 百合展の受賞作品も展示されていた。受賞した方の作品を商業誌・商業ラノベなどで目にする機会が生まれるのか気になるところ。
見覚えのある名前を目にした。
百合展2025大阪会場の物販・決済方法
物販も百合展2025の魅力でしょう。物販の決済方法は以下の通り。
- 現金
- クレジットカード
PayPayなどのQRコード決済を普段から利用している方は注意が必要だ。
私も物販でいくつか買ってきた物がある。
- 『この恋を星には願わない』1~3巻
- 『紡ぐ乙女と大正の月』描き下ろし巾着
『安達としまむら』など、一部の作品は1対2,200円のアクリルスタンドが販売されていた。買ってはいないけど、見ていてお得だと思った。1体1,650円のアクリルスタンドが多い中、キャラクター2人のアクリルスタンドが2,200円ですからねぇ。『ラブライブ!』シリーズのアクリルスタンドなどを何度か買う経験があるから、そう感じるかもしれん。
まだ読んでいなかった『この恋を星には願わない』を揃えることに。高い評価を受けているので、これを機に読もうと感じた。どんな物語が待っているか楽しみ。
シュリンクがないのがちょっと複雑。単行本を購入する際はシュリンクがない点は注意したい部分ですね。
巾着という唯一無二感のあるグッズだったので、購入することに。サイズは詳しく見ていなかったけど、実物を目にした際に「デケぇ…」と声が出そうになった。想像以上にデカかったのにビックリ。
表面はドキリとする構図だった…
裏面はデフォルメ。紡と唯月が可愛い。
物販を利用すると、カードとステッカーがもらえる。
カードの表面はフライ先生のイラスト。
カードの裏面は羊肉るとん先生の写真。
百合展2025のステッカー。
百合展2025のノベルティ
百合展2025の会場でアンケートに答えると、百合展2025のメモリアルチケットがもらえる。
表面には、フライ先生のイラストと羊肉るとん先生の写真が載っている。
裏面には、会場の情報などが載っていた。
百合展2025大阪会場の感想
前回に比べて参加作品が大幅に増えたのも相まって、見ごたえ十分だったと思う。『ストロベリーパニック』などの参加は参加作品の幅が広くなったし。1作品1作品をじっくり見ると、充実した時間を過ごせるのかなと。
参加作品で驚いたことといえば、『やがて君になる』が不参加な点。百合展の参加作品といえばと聞かれたら、『やがて君になる』がまず頭に浮かぶ。百合展2025で不参加ということを知って、「マジか。」となったのは確か。時代は移り変わっていくと捉えることにした。
後は百合姫作品が0なのも素直に驚いた。百合姫作品の中には、好きな作品がいくつかあるので、寂しいなと思ったのは確か。
2025年は百合姫が創刊されてから20年目になるため、20周年を記念して何かやるのか気になるところですね。約20年にわたり、百合漫画がたくさん誕生している。百合姫 POP UP SHOP in ジーストアの開催など、イベント開催に関するノウハウも蓄積されているのかなと考えたら百合姫作品だけでイベント開催は全然可能性はあると思う。
百合姫作品がなくても、開催できるだけの作品数があるのは百合展2025を見れば分かる。百合姫作品が抜けた穴を初参加の作品が埋めていた。2000年代の作品も参加することで幅広い世代の方が楽しめるようになっていたのも評価したい。
複製原画の写真を撮る際、背中やカバンが複製原画に当たりそうになるのに悩まされた。動線は確保されているものの、写真を撮る位置によっては当たりそうになる。複製原画の額が反射して、映りそうになるのも写真を撮っていて苦労した点だ。
前述でも触れたけど、単行本にシュリンクがない点はうん…ってなる。物販のラインナップも全体を通してみると、充実しているのは高評価ですが。『紡ぐ月と大正の月』の巾着といった特定の作品にしかないグッズもあるし。1対2,200円のアクリルスタンドのコスパも良い。
百合姫作品以外の百合作品を開拓したいなといった方におすすめだと思う。
最後に
参加作品が前回より大幅に増えた百合展2025。百合姫作品がすべて不参加にもかかわらず、参加作品の幅が広がっている。たくさんの百合作品を知りたい・楽しみたいといった方は楽しめると思う。
今までと違ったラインナップなため、前回までの百合展が好きといった方の中には足が重いと感じている方も一定数いるのか気になるところ。
気になる作品がある方は一度来場してみてください。
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