【感想】『ささやくように恋を唄う』55話の解体新書

『ささやくように恋を唄う』55話の感想を紹介します。

もくじ

『ささやくように恋を唄う』55話の基本情報

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【54話のおさらい】

亜季あき志帆しほに捕まったひまりとより

亜季は志帆と結ばれたことを告白。

ひまりは晴れやかな表情を浮かべ、亜季達と別れた。


【55話の基本情報】
  • 作者:竹嶋えく
  • サブタイトル:Wデートと、打ち明けと。
  • 掲載:コミック百合姫2025年4月号
  • 出版社:一迅社
  • 発売日:2025年2月18日
  • ISBN:4910137390454
  • 判型:B5

単行本のISBM・ASIN
【ささやくように恋を唄う】
1巻:9784758079501
2巻:9784758020749
3巻:9784758021357
4巻:9784758022019
5巻:9784758022941
6巻:9784758023979
7巻:9784758024914
8巻:9784758025782
9巻:9784758026949
10巻:9784758027427
【祭りの終わり、その後に。】
ASIN:B0CXX2R8FK
【あの日の私、これからの私達。】
ASIN:B0DB1473ZD


【君に好きっていわせたい】
ISBM:9784758078382
【晴れの国のあっぱれ団】
ASIN:B06ZXRQ71X

『ささやくように恋を唄う』55話の内容


【55話の内容】

ミキ・彩花あやか百々花ももかはじめとWデートする話。


Wデート当日、ピクニックに行く4人。

彩花達は楽しいランチ・バドミントンを満喫。

ミキのことをもっと好きになった彩花。

彩花の言葉を聞いたミキはとある提案をする。


【55話の見どころ】
  • 彩花視点から始まる物語
  • 彩花の想いを知ったミキの反応
  • 百々花のことを意識する始

『ささやくように恋を唄う』55話の感想


【大まかな感想】
ミキがとにかく可愛すぎた…
可愛いミキを見れただけで満足だわ。
ラストシーンで声が出そうになった。
ミキと接する時の彩花も可愛いし…
特に、ミキを挑発する時の彩花とか。
ミキと彩花、お似合い過ぎでしょ。
始に対する反応も息ピッタリ!


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彩花視点で展開される物語

『ささ恋』55話は彩花視点で物語が進行していた。

ピクニックを通し、ミキ達との仲を深めていく。


ミキに恋する彩花にとって良い刺激になったようだ。


彩花とミキのやり取りだけではなく、始と意味深なやり取りをしていたのも見どころの1つ。


話を読み進めていると、ミキと彩花の物語であると同時に百々花と始の物語が進行していることを感じさせる。


彩花のバックボーンも掘り下げられているため、古原こはら彩花が一体どのような人間なのかが分かる内容に仕上がっていた。


彩花が百々花と始に一体どのように関わるのか気になるところ。

ミキと彩花の物語であるけど、次の話に進むための布石といった感じ。


熱烈な彩花

ミキの好きなところについて饒舌に語る彩花が印象的だった。

ミキのことが好きだということがよく分かる。


彩花の緊張をほぐそうとするミキの笑顔は眩しかったし…

えく先生、可愛い女の子を前面に押し出すのが本当に上手いと思う。


彩花がミキをバドミントンに誘う際、からかう余裕が出てきたのも見どころなのかなと。

自信がないのかとミキを刺激する彩花が可愛い…


ミキをからかうだけの余裕ができたことを踏まえると、Wデートをやる意味はあったと思う。


ミキを動かした決め手は彩花が初恋だと言ったことだろう。

自分には恋が一生できないのではないかという不安を抱いていたことを彩花が吐露した時のミキの表情から驚きが伝わってくる。


熱を帯びるミキ

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『ささ恋』55話におけるもう1人の主役はミキ。

彩花に時間ないかと聞いた時のミキが可愛い。

彩花の気持ちに応えるために時間が欲しいと言ったのだろう。


天沢始

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吹奏楽部の部員にとって、始はあこがれの存在だったようだ。

始を前にすると、テンションが高くなるミキと彩花が面白いなと。


始の片思いも『ささ恋』55話を構成するものの1つ。

始は百々花にずっと恋をしているようだ。

だけど、告白しようにもできずにいた。


なぜか?


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片思いで居続けたのはキョウの存在が大きいから。

始は百々花に片思いをしていたものの、百々花とキョウが付き合うことになったと。


キョウの死は百々花だけではなく、始にとってもショッキングな出来事だったのは確か。

百々花がベースを手に取り、ローレライの活動を続けている理由はキョウの存在だ。


キョウが大好きなものを無くさないために百々花はローレライのメンバーとして活動を続ける。

そんな百々花を見た始は、入る隙が無いと感じていたのではないだろうか。


告白しないのかと彩花に聞かれ、手を震わせる始の心中を察するに余りある。


始と百々花の関係は一筋縄ではいかなそうだ。


ひょっとしたら、始の背中を押すのは彩花なのかもしれない。


始を見ていると、大好きな姉ごと百々花をもらおうかと言いたくなる。

百々花に対しても、妹もまとめてキョウをもらおうかと。


恋バナしている時の百々花も可愛いんですよね。

始がやられるのも…


最後に

彩花視点で物語が進行した『ささ恋』55話。

ミキと彩花が好きな方はもちろん、百々花と始が好きな方も楽しめる話に仕上がっている。


糖度の高いシーンに加え、可愛さを前面に押し出した描写が多い。

『わたなれ』とかでも感じたけど、キャラクターデザインが上手いと思う。



アトレ秋葉原の描き下ろしイラストも見たけど、可愛いのド直球を狙っている。

百々花と始の話も同時進行しており、ミキと彩花の話は次の話の布石だなと実感した。


参考資料

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【書籍】

・コミック百合姫2025年4月号

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『ささやくように恋を唄う』1話を試し読みできるWebサイト


・pixiv百合姫

https://comic.pixiv.net/works/5758?srsltid=AfmBOopNCMFVpZYA7O-5rBsbon7ehn_qYvHGBu2ShI88sDVNnh22pC3k


・ニコニコ静画

https://manga.nicovideo.jp/comic/56012


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