『白き乙女の人狼』4巻の基本情報・内容
4巻の基本情報
【基本情報】
- タイトル:『白き乙女の人狼』4巻
- 原作:王月よう
- 漫画:アジイチ
- 協力:クマ
- 出版社:竹書房
- 発売日:2025年2月17日
- ASIN:B0DX1M5NBG
4巻の内容・見どころ
2回目の話し合いの結果、退学する生徒がまた1人決定した。
話し合いを終え、思い思いの学園生活を過ごす白蕾学園の生徒たち。
中には、人狼の再来を待ち望む生徒も…
2度目の別れを経験した灯はこれ以上犠牲者を増やさないため、人狼につながる手がかりを探し始めることに。
- 退学したユキとアキの門出とその後
- 人狼探しに躍起になる藍の狂愛
- 翠と錫の信頼関係
- 人狼に立ち向かう灯
収録話の感想のリンク
17話の感想はこちら
17.5話の感想はこちら
18話の感想はこちら
19話の感想はこちら
20話の感想はこちら
21話の感想はこちら
21.5話の感想はこちら
22話の感想はこちら
23話の感想はこちら
『白き乙女の人狼』4巻の感想
美しきユキとアキ
ユキとアキがとにかく可愛い!
4巻を読む際はユキとアキをぜひ見てくれ…
3巻からフィーチャーされたユキとアキだけど、2人の退学は正直寂しいなぁと感じた。
葛藤し続けたユキが白蕾学園を去ることになったとしても、アキと一緒に生きる道を選択する姿が尊い。
ユキとアキのやり取りを見ていて、楽しかった。
アジイチ先生、楽しそうに描いていたのかなぁとか想像したりした。
漫画やアニメ、ゲームなどにおいて、愛されるキャラクターづくりって大事だなということを実感する。
『白き乙女の人狼』4巻におけるユキとアキは本当に活き活きしている。
ちなみに、ユキとアキの後日談におけるラストの余韻は特に良いなと感じた部分だ。
恋焦がれる藍
『白き乙女の人狼』4巻では、人狼は一体誰なのか興味津々な藍にもフィーチャーされていた。
藍といえば、今まで話し合いをかき回していたトリックスターのような存在だ。
その好奇心から人狼について知ろうとする藍の活躍も見どころの1つ。
客観的に見れば、「何を言っているんだ?」と感じさせるセリフの数々も藍の魅力なのだと思う。
藍がいるから、灯の見せ場ができたわけだし。
藍は自分自身の好奇心に恋をしているのがよく分かった。
翠と錫の関係性
翠と錫の百合が見られるのも『白き乙女の人狼』4巻における魅力の1つ。
白蕾学園に入学する前に起きた辛い経験と白蕾学園での別れを経験した翠と錫のやり取りは美しい。
錫の翠に対する想いが大きいからこそ、翠と錫のやり取りが美しいのかなと感じた。
美し過ぎるが故に錫が翠の言動に違和感を感じた瞬間がより印象的なものに…
錫は翠のすべてを知っていると言っていたけど、ホントかなぁ???
最後に
『白き乙女の人狼』4巻から電子書籍のみとなっている。
正直、寂しさはあるものの、深くは言及しないことに。
各キャラクターの見せ場を用意しつつ、人狼は一体誰なのか考える楽しさがあった点は良いなと思う。
『白き乙女の人狼』を読んでいると、キャラクター1人1人のデザインにこだわりが詰まっていることを実感する。
退学が決定した生徒の別れを描いたシーンを見ると、どうしても寂しさが。
『白き乙女の人狼』を読み始めて約2年半。
物語を最後まで追えたらなと思う。
この記事へのコメント