『白き乙女の人狼』28話の基本情報・内容
28話の基本情報
【基本情報】
- タイトル:『白き乙女の人狼』28話
- 原作:王月よう
- 漫画:アジイチ
- 協力:クマ
- 出版社:竹書房
- 公開日:2025年2月21日
28話の内容・見どころ
疑いを晴らすため、アリバイがあることを証明しようとする葵。
疑心暗鬼に陥る灯に対し、葵にアリバイがあることに安堵の表情を浮かべる井澄。
それぞれが葛藤し続ける中、錫はずっと一緒にいた翠に疑いの目を向ける。
果たして、一体だれが白蕾学園を去ることになるのか。
- 話し合いの流れを変える井澄
- 盲目的に葵を信じる状況を恐れる灯
- 翠に対して異議を唱える錫
単行本のISBM・ASIN
『白き乙女の人狼』28話の感想
話し合いの流れを変える井澄
井澄によって話し合いの流れが一気に変わった気がする。
井澄の話を見ると、「確かに!」と思う。
特に、藍が葵に紅茶をあげた話とか。
井澄の話が最もだったせいか話がスッと入ってきやすいような。
灯じゃなくて井澄が葵を救っている。
灯は葵を盲目的に信じている状況と言っていたけど、井澄を信じている状況が出来上がっているような気がした。
3回目の話し合いの投票結果は井澄によって、大きく変わりそうだ。
灯と葵のことをずっとそばで見続けていたのに加え、本当に大切な存在だと感じていることがさくら達に響いたのも葵を信じる方向に流れた理由ではないかと私は解釈している。
葵が人狼かもしれないという疑惑は間違いであってほしいという井澄の想いが話し合いの流れを変えた決め手。
推理ものの漫画・アニメで同じようなことを感じた記憶が…
1回目の話し合いの投票結果の決め手も井澄だった。
葵のことで葛藤し続ける灯
灯が葵が人狼なのかどうかについて葛藤し続ける様子も印象的。
今までずっと一緒にいた親友が人狼なのかもしれないという葛藤が心の中に渦巻いていることを考えると、心が抉られる…
ずっと信じていた人間に裏切られるかもしれない・今までの日々が嘘なのかもしれないといった想いが灯に襲いかかっていたのではないだろうか。
葵が人狼だった時のショックは灯が最も大きいと思う。
井澄のせいなのか、葵が人狼だという考えが揺らぐ。
ただ言えることは葵の灯に対する恋心は本物。
灯は一体だれに投票するのか気になる。
異議を唱える者
3回目の話し合いの時間が残りわずかというタイミングで錫が待ったをかけたのには正直驚いた。
しかも、錫が最も信頼しているであろう翠に対して。
2回目の話し合いにおける翠の言動が錫に不信感を抱くきっかけになったのかなと。
錫が異議を唱えた時の翠の反応もリアリティがあったと思う。
最後に
『白き乙女の人狼』28話は、灯が葵に対して複雑な思いを抱いていたことが丁寧に描かれていた。
井澄の活躍も目立っていたのも印象的。
ラストに伏兵が飛び出し、3回目の投票で退学するのは…なのかなと。
退学するのは一体誰になるのか目星をつけているけど、敢えて言わない。
3回目の話し合いの後、灯と葵の関係が一体どのようになるのか気になるところ。
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