『あさぎ色のサウダージ』14話の基本情報・内容
タイトル | 『あさぎ色のサウダージ』14話 |
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作者 | サクタロー(@sktr_sgt) |
掲載誌 | コミックNewtype |
出版社 | KADOKAWA |
配信日 | 2025年4月25日 |
『あさぎ色のサウダージ』14話の感想
まつりとこよみが過ごした束の間のひと時を見た蓮が漫画に対する情熱の炎を燃やし、信念を固める姿がシンプルにカッコいい!
サクタロー先生の思うカッコいいキャラクターはこれだ!!というのを目の当たりにしたと思う。
蓮が手を強く握りしめる姿が印象的。「描く」という一言にも力が入っているような。太字になっているだけだけど、重みが全然違う。それまでに見せた蓮の葛藤・決意が「描く」というたった一言に力を与えている。
漫画やアニメに登場するキャラクターをタレントとして見ることが多い。
手の描写の力の入り具合を見て、かつてサクタロー先生が携わった『ロンリーガールに逆らえない』が頭に浮かぶ。
手書きで感想を描き始めたせいか、サクタロー先生や樫風先生がやっていることの難しさを実感する。手の描写も背景も。手には27個の骨があんねん。
背景に関しては、樫風先生とゆあま先生がXのスペース内で高い評価をしていた。サクタロー先生の描く背景は本当にすごい。細部まで描かれているだけではなく、キャラクターが埋もれるどころかしっかり引き立っている。
宇宙の表現とかすごない!!思わず、マジかよ…って言葉が出た。
蓮の心理描写がかなり気合がかっている。奥行きを感じさせる。
後、作中に登場した飲み屋の料理の数々も食欲をそそる。こんな感じになった。
よだれが出そうになる。ビールを飲む古賀の姿を見ていると、ビール飲みたくなるな…
グラスに入っている氷の描き込み具合とかヤバすぎるでしょ…
実際の場面が想像できる。感受性が引き出される感じがする。
最後に
『あさぎ色のサウダージ』14話は蓮の漫画に対する決意・古賀に対する感謝の気持ちが大きく描かれた回に仕上がっていたと思う。
1本の漫画が誕生するまでの過程について感じ取ることができる。サクタロー先生達はこのようなやり取りを行っているのかなと想像したりした。
キャラクターが生きているという感覚を覚える。サクタロー先生の描くキャラクターは本当に生き生きしている。そこはサクタロー先生の持つ強みなのかなと。
サクタロー先生に出会えたこと・出会うきっかけになったゆあま先生や樫風先生、『あさぎ色のサウダージ』が世に出るきっかけを作ったノグチ氏に感謝。
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