【感想】『ウイニングアンサー!』1話~答えろ!記憶に残る最高の答えを!!~

『ウイニングアンサー!』1話の感想を紹介します。

もくじ

『ウイニングアンサー!』1話の基本情報・内容

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タイトル『ウイニングアンサー!』1話
作者八代 涼(@Yashiro_Ryo)
掲載誌まんがタイムきらら2025年6月号
出版社芳文社
発売日2025年5月9日
ISBN4910083450653
サイズB5

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『ウイニングアンサー!』1話の感想

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亜衣のクイズに対する想いに応える香奈の優しさが熱すぎる…


1話におけるウイニングアンサーにつながる問題を香奈は出題していたと思う。いろいろ困ったちゃんやけど。亜衣のことを考えた上で出題した最高の問題だったと私は捉えている。


ウイニングアンサー。それはクイズ大会・番組で優勝を決めた問題の答えのことだ。ウイニングアンサーを決めた時がクイズにおいて最高に気持ちよくなる瞬間なのだろう。


1話冒頭にあった「栄冠は君に輝く」って『第44回高校生クイズ』のウイニングアンサーのひとつ前に出題された問題の答えじゃねぇか!!


『第44回高校生クイズ』のウイニングアンサーは「故郷へ錦を飾る」。最高の見せ場を最高の問題・最高の答えで締めることができるかどうかも大切なんだろうな。『らき☆すた』によっていろいろな意味で記憶に残る回になった『第27回高校生クイズ』のウイニングアンサーは「一蓮托生」だったりする。


そう考えると、ウイニングアンサーは見る者の記憶に残る。『ウイニングアンサー!』1話のラストに香奈が出題した問題のように。


亜衣がクイズ研究会の部員集めに奔走する姿はいろいろな学校でありそう。『高校生クイズ』の場合、3人集めるのが最初の関門だろうし。クイズといえば、並み居るクイズ研究会・進学校が立ちはだかる場面もあるから、人によっては尻込みするのかな。


クイズで勝つためには、どんな逆境の中でも亜衣のようにあきらめない心を持ち続けることも大事な気がした。テレビで『第22回高校生クイズ』で優勝した女性の方を見て、「ダメだ、到底勝てる気がしない」と感じたのも今でも覚えている。そういった部分があると、クイズで勝てないんだろうな。


『高校生クイズ』『東大王』『クイズミリオネア』などの番組を見てると、出たら絶対面白いんだろうなという想いを感じたから、亜衣がクイズ研究会を発足する気持ちも分からなくは。好きなクイズ・嫌いなクイズはあれど、その中心にいる人たちをどこか羨ましく感じる。


競技クイズとなると、高校生オープン・AQL・abc・WHATとかを指すのかな。


実際、日本テレビのイベントで『高校生クイズ』の解答台と言えば良いのか。解答台に立って、クイズに答える瞬間はすごく楽しかった。


画面の向こうにいた人たちは亜衣のような想い・感情を抱いていたのかな。好きだからこそ、熱く・真剣になれるというのは素敵だなと。


後は誰とクイズやるかも大事だというのも『ウイニングアンサー!』を読んで、実感した。亜衣が音叉を誘うシーンを見て。だから、『高校生クイズ』で3人集めるみたいなのが難しいんだろうな。


『星屑テレパス』『しあわせ鳥見んぐ』『かみねぐしまい』などの演出を見ると、すごく派手かと聞かれたら答えに悩むけど、香奈が亜衣のウイニングアンサーを引き出した問題を出題するシーン・楽しそうにクイズに答える亜衣など、光るものはある。


クイズに対して熱く、活き活きとした亜衣たちが見たいと感じてしまう。読んでいて、「あっ自分もクイズ好きだわ」って実感する。


最後に

『ウイニングアンサー!』1話を読んでいて、自分もクイズが好きだなと実感する。すさまじい環境下に置かれた亜衣たちが一体どのように競技クイズに挑んでいくのか正直気になる。


クイズにおける最高の瞬間を一体どのように表現するかが『ウイニングアンサー!』における見どころだと思う。クイズに取り組む亜衣たちの姿も。「クイズは楽しい!」ということを八代先生がたくさん表現するのを楽しみにしている。


参考資料

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