ルピナスの花が開花宣言をしている。
誰だって人生という名の物語の主人公になれる。
可愛くてカッコいい女の子たちが活躍する『キミが吠えるための歌を、』。今回はそんな『キミが吠えるための歌を、』9話の感想を紹介することに。
『キミが吠えるための歌を、』9話の基本情報・内容
| タイトル | 『キミが吠えるための歌を、』9話 |
|---|---|
| サブタイトル | LUPINUS |
| 作者 | 樫風(@Cat2Sora) |
| 掲載誌 | コミック百合姫2025年7月号 |
| 出版社 | 一迅社 |
| 編集部のTwitterアカウント | @yh_magazine |
| 発売日 | 2025年5月16日 |
| ISBN | 4910137390751 |
| サイズ | B5 |
『キミが吠えるための歌を、』9話の感想
歌凸本番で緊張する晴に心臓の鼓動を聴かせる優雨がカッコよすぎるんだわ…ズルすぎん?
自然とやってのける優雨がズルいし、優雨に身を委ねる晴はもっとズルい。そんなドラマチックな場面をぶつけてくる樫風先生はもっともっとズルい。
LUPINUSのサクセスストーリーと同時に優雨の心が走り出しているんじゃないかという期待も感じさせる。この気持ちはきっとあれなのかもしれない。
優雨の優しさとカッコよさ。晴の可愛さとカッコよさを1つの話にしっかり落とし込んでいる。
魅力的なギャップは晴と優雨だけじゃない。『ロンリーガールに逆らえない』に登場する女の子たち・『レンズ越しに鬼はいない』の千秋と凛・『幼馴染のトロフィー』の流花と凪といった具合に樫風先生はギャップのある女の子たちをたくさん描き続けている。
晴たちは一体どんな表情を見せてくれるのかという期待があるからこそ、樫風先生の描く百合漫画を追い続ける私がここに。
歌・メガネ・お酒・メイド服・プライベート空間など、ギャップを感じさせるものを巧みに表現する樫風先生は本当にすごい。それが私の思う樫風先生の凄いところかつ強みだと思っている。
カッコいい人たちを何度も見続けてきたからこそ、『キミが吠えるための歌を、』という百合漫画が誕生したのかもしれない。
歌凸を企画したヒビキも動画投稿サイトの描写を見ていると、樫風先生の配信を思い出してしまう。『キミが吠えるための歌を、』は樫風先生を表す鏡のような存在だ。
晴のオンステージも心の叫び!!って感じがする。感じたことを感じ一文字で例えるなら、
「響」
晴と優雨が紡ぎ出した歌について思うことを手書きの感想で残すことに。
「変わりたい」という一言がグサグサ刺さる。変わりたいという気持ちを常に抱き続けながらも中々変わることができないカッコ悪い私だからこそ、「変わりたい」という言葉が楔のように心のド真ん中に突き刺さる。
カッコよく描かれた晴のオンステージにこんな言葉が浮かぶ。
キュートな表情からの苦悩した表情という振れ幅よ…
2話における晴のオンステージに比べ、晴の表情・気持ちがより前面に押し出されているような気がした。
晴の歌声に心をるんっ♪とさせる五十嵐さんが超かわいい…すいません、五十嵐さん好きなんすわ。晴と優雨の百合だけじゃなく、可愛い五十嵐さんを描く樫風先生に対し、ありがとうございます…ありがとうございます…といった気持ちでいっぱい。
五十嵐さんの部屋の描写の描き込み具合もヤバい。「細かっ!!」って言いたくなった。
最後に
『キミ吠え』は樫風先生が感じたものとかを全部乗せした百合漫画だと思う。ギャップのある女の子をカッコよく、可愛く魅せる。ギャップの振れ幅が大きければ大きい程、晴たちの輝きを増していくのだと思う。
全てを出し切った晴の表情が全てだし、優雨の心の中で始まった何かが全て。
いろいろな百合漫画を読んだけど、樫風先生の描く百合漫画はやっぱり好きだなという答えに行き着く。
二面性・ギャップを巧みに描くところにシビれてしまう…
この記事へのコメント