アンタレスのアニメと漫画の解剖録

『わたなれ』コミカライズ版の8巻について語ることに。

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ！ （※ムリじゃなかった！？）』8巻(コミカライズ版)の基本情報・内容

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ！ （※ムリじゃなかった！？）』8巻(コミカライズ版)の感想

冗談抜きで、甘織れな子が赦せねぇな…ってなった。

わかんない！わかんない！！わかんない！！！

わかんないよ！！！！！

どうしたら、そんなに他人をこまらせられるの？？？

世界のすべてを敵に回したとしても、私は甘織れな子を許さない！！

大天使・紫陽花さんの告白の返事を先送りにするとかクソじゃん！？なぁ？

どうして、「喜んで」が言えない？なぜ？？

真唯を困らせるし！紗月さんからいろんなはじめてを奪い尽くすし！紫陽花さんの告白の返事を先送りするだけじゃなくて、紫陽花さんの紫陽花さんにマーキングするし！

そればかりか、香穂ちゃんと過ごした日々を忘れるし！幼少期の写真で脅しか？さらに、モテモテ自慢ですか？人前で土下座強要ですか？冷やかしも大概にしろや！

そりゃあ、香穂ちゃんも「なんじゃそりゃあ！」って言うわ。言わないほうがおかしいわ。

れな子はショートケーキとチョコレートケーキのどっちを選べば良いか迷ってるとかそんな生温いもんじゃない。

ショートケーキとチョコレートケーキとチーズケーキとモンブランのどれにすれば良いかわかんないよって言ってるような感じ。遥奈とフォーくんの存在を加味すれば、アップルパイとミルフィーユもあって困っちゃうwテヘペロwみたいな感じやわ。

ホンマないわ…

香穂ちゃんに愛の告白かと期待させて、高尾山の谷深くに落とすとか稀代のファムファタールですよ！！

香穂ちゃん、れな子はどっちかなんて選べない。ショートケーキだけじゃ我慢できないから、チョコレートケーキもチーズケーキもモンブランもアップルパイもミルフィーユも食べちゃう。

違うって言うなら、れな子の罪状を並べよか？？？

香穂ちゃんを言葉責めにして、籠絡するとかけしからん。

あらゆる困難から紗月さんを守れるようにとか言って、紗月さんを掌中に収めようとしてるぞ！甘織れな子は！！

紗月さんの身と心だけでなく、紗月さんの家とバイト先までマーキングするだけのことはあるわ。

将来を誓い合ったとか誤解を招く発言もするし、本当にけしからん。将来を誓い合った永遠の友達とか置きに行ってるところがマジでクソ。クソオブクソ。紛うことなき、クソ。

将来を誓い合った永遠の花嫁って言わんかい！！ずっと紗月さんを愛し続けるって言えや！！

クインテットはお前が始めた物語やろうが！！！

話を進めるごとに増える甘織れな子被害者の会。

フォーくんまで…好きな人は傷つけたいですか？ヒソカか！ヒソカでももうちょっと優しさがあったわ！！

今後、ファイブくん、スイッチ2くんが産声をあげたら、そっちに推し変ですか？ハァーーー！よりどりみどりでええご身分どすなぁ？？？

いろんな人を困らせて、あたしゃあ悲しいよ！本当に冗談じゃないよ！！

れな子のクズさ加減に翻弄された心を癒す紫陽花さんの笑顔はGOD！！

紫陽花さんだから、頭ポンポンで済んだようなもの。紗月さんだったら、アイアンクローですよ。香穂ちゃんだったら、大理石の灰皿ですよ。

紫陽花さん、れな子は可愛い天使じゃない。紫陽花さんを甘織という名の失楽園に導く堕天使。純白だった紫陽花さんの羽が、れな子の髪の色に染まっていく…

紫陽花の心を表すレゴブロックが、れな子の心を表すレゴブロックにピッタリな形になっちゃった…紫陽花さんの心を表すレゴブロックは、れな子専用だよ。調〇完了ってやつですか。

ホントなんなんだよ？嫌われるとか嫌われたくないとか。

嫌いとか言う人間もいるかも知れないけど、全部さらけ出そうよ！

王塚真唯も琴紗月も瀬名紫陽花も小柳香穂も甘織れな子のことが大好きだから。

かくいう私も甘織れな子というキャラクターが大好きだ。見守りたい甘織れな子の物語。

誰かが悲しむのがイヤだから、誰かを選べない甘織れな子はとっても可愛い。

いや、れな子は真唯・紗月さん・紫陽花さん・香穂ちゃんの4人をしっかり選んでいる。そうだとしたら、選べない詐欺だな。うん。

最後に

紫陽花さんの告白シーンは、とても可愛く描かれていた。可愛いのド直球を狙っていて、素直に良いなと感じた。

8巻でフィーチャーされた香穂ちゃん。香穂ちゃんが動き回る様子は、見ていて楽しくなる。物語に動きや色を与えると言えば良いのか。時にコミカルに。時に繊細に。時に可愛く。香穂ちゃんの表情が七変化する様子は、『わたなれ』のコミカライズ版8巻で推したい部分だ。

最初の2話は、原作3巻のラストに当たる。

紫陽花さんのエピソードは長大で読み応え抜群。紫陽花さんのいろいろな一面・れな子に対する真っ直ぐな想いが、丁寧に表現されていたように思う。コミカライズ版でおさらいしてみると、紫陽花さんの話は長いのを実感する。

59～63話は原作4巻に収録されているエピソード。表紙に描かれている香穂ちゃんにフィーチャーされている。れな子・真唯・紫陽花さんの三角関係が一体どうなるかも見どころだ。第1章のラストのような1冊。

5巻以降も、どうして魅力的な女の子たちがれな子に惹かれるのか・れな子がどのように変化していくかなどが触れられている。コミカライズ版しか読んでいない方は、原作もチェックして欲しいなぁと。

そういえば、香穂ちゃんの声優さんが発表されましたね。市ノ瀬 加那さんですか。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のスレッタをはじめ、さまざまなアニメに出演している。テンション上がった方も多かったのかなと感じたりした。

香穂ちゃんが表情豊かなので、見ていて楽しい。原作を上手く補完しているコミカライズだ。

そういえば、長谷川さんと平野さんの活躍が見れたのも、嬉しかったりする。実は好きなんですよね。長谷川さんと平野さん。実は可愛かったりしてとか、想像を膨らませていたりする。

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— Ｋ原（ダッシュエックス文庫編集） (@honyasannohito) June 20, 2025

SS集の表紙がヤバすぎる…紫陽花さん…香穂ちゃん…れな子に狙われるぅ…甘織れな子にとってプールは天国だよ。