【感想】『映しちゃダメな顔』16話~囚われた人間たち~

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『映しちゃダメな顔』16話の感想を紹介することに。


もくじ

『映しちゃダメな顔』16話の基本情報・内容

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タイトル『映しちゃダメな顔』16話
サブタイトル本当は優しくしたいのに
作者FLOWERCHILD(@flowerchildueda)
掲載誌コミック百合姫2025年9月号
出版社一迅社
編集部のTwitterアカウント@yh_magazine
発売日2025年7月17日
ISBN4910137390959
サイズB5

あらすじ

スキャンダルにより、休みが続く伊緒。美紗もスキャンダルにより、指名客を失うことに。不安に感じる伊緒を見た美紗は、旅行に行かないかと伊緒に提案する。旅先で何を見出すのか。


『映しちゃダメな顔』16話の感想

冒頭の美紗と伊緒の背徳感溢れるやりとりにドキドキさせられた…


特に、美紗が伊緒の首を絞めるシーンに惹き込まれた…


首を絞められて、興奮を得る伊緒がヤバい。普通だったら、ありえないような。自分の感覚を普通と思い込み過ぎるのもいけないけど。伊緒にとっては、それが普通なのかもしれないし。兎にも角にも、FLOWERCHILD先生の描く煽情的な描写は最高だ。


美紗の葛藤と首を絞める美紗の手がアップになっている一コマが伊緒の首を絞めるシーンに惹き込まれた理由。ダメなのはわかってるけど、伊緒の魅力にのめり込んでしまうといった感じが。


「本当は優しくしたいのに」という美紗の本音が心を締め付ける。優しくしたいけど、傷つけてしまう。伊緒本人も傷つけられることに快感を見出し、美紗を支配する。Mに支配されるSも意外と多そう。美紗は伊緒に囚われている。もっといえば、作中に登場するキャラクターたちは皆、何かに囚われているのではないだろうか。


美紗は伊緒。伊緒は美紗の与える被虐と俳優としての人生。和香はナンバー1の座。真麗は人形のように微笑んで周りの人間に好かれる伊緒の生き方。長谷は真麗。


皆、違う人間だけど、それぞれ何かに囚われている。伊緒や和香、真麗、長谷を見ると、生きづらそうと感じてしまった。美紗も何か満たされない毎日を送っていたといった感じが。


長谷なんか真麗に見捨てられたら、どうやって生きていくのかな???多分、無理そう。真麗に頼られることに快感を感じているのもわかった。真麗に甘えられると、長谷は心の底から興奮しそう。真麗、長谷に可愛がられたら、いい声で鳴きそう。真麗、高校時代の美紗がお世話になった人だろうなと感じたりした。


真麗に囚われている長谷・真麗から解放されたい伊緒の対比が印象的。伊緒は自分を抑え、隠す生き方に嫌気を指しているといったような感じだったな。過ちだと認めたら、伊緒は自分自身を否定することに…


和香も多くの客に指名されているものの、まだ美紗を意識しすぎてる。行動してよかったとか言っていたけど、余裕のなさそうな表情を。和香も美紗のスキャンダルを暴こうとした事実がバレたら、ナンバー1の座から転落する。他の客が苛立ちを覚えている様子から、和香は指名客を捌き切れていないような気がした。和香もスキャンダルの当落線上にいる。


美紗たちが何かに囚われて生きているのがよく分かる話だった。


最後に

『映しちゃダメな顔』の単行本の重版やくじ引き堂のオンラインくじの話を目にすると、人気を確実に獲得しているのかなと。『ぜんぶ壊して地獄で愛して』なんかもくじ引き堂のオンラインくじにありましたね。


旅行に行くことで、美紗と伊緒はマスコミに写真を撮られそうだな。そうなった時の長谷と真麗の反応は…


美紗と伊緒の煽情的なやりとりがインパクト抜群だし、今後も読者が増えそう。美紗の葛藤なんかも丁寧に描かれているし。


参考資料

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