『わたなれ』(アニメ)9話の感想を紹介することに。
もくじ
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』9話(アニメ)の基本情報・内容
| タイトル | 『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』9話 (アニメ) |
|---|---|
| サブタイトル | 紫陽花さんのお宅訪問とか、ムリ! |
| 放送日 | 2025年9月2日 |
| 原作 | みかみてれん(@teren_mikami) |
| 漫画 | むっしゅ(@omu001) |
| キャラクター原案 | 竹嶋えく(@takeshimaxfj) |
| 出版社 | 集英社 |
| 脚本 | 荒川稔久 |
| 絵コンテ | 内沼菜摘 |
| 演出 | 杉阿椰子 |
| 総作画監督 | 阿見圭之介 |
| アニメーション制作 | studio MOTHER |
紫陽花さんの家に遊びに行ったれな子は、紫陽花さんの苦悩を知ることに。紫陽花さんの家出宣言を聞き、ひと夏の逃避行に同行するれな子。逃避行を通して、れな子と紫陽花さんは距離を縮めていく。大丈夫とか言ってるけど、れな子と紫陽花さんを2人きりにさせるとか大丈夫じゃない。
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』9話(アニメ)の感想
超絶可愛い紫陽花さん
紫陽花さんが可愛すぎた…
天使でしたね。角砂糖何個分の甘さなんだと言いたくなる。
れな子を2人占めしてる弟たちに「もーーーーーーーーーーーー!!」と叫んだ時の紫陽花さんが可愛すぎた…
紫陽花さんが「もーーーーーーーーーーーー!!」と叫ぶシーンをアニメーションで見られて、本当に幸せ。『わたなれ』のアニメ9話の中でも好きなシーンの1つ。可愛すぎません???やられましたね、はい。弟たちに怒るシーンはコミカライズ版でも面白く描かれていたけど、アニメもアニメで見ごたえがある。
笑顔で家出宣言する紫陽花さんも可愛すぎた。原作を初めて読んだ時、「マジかマジか」ってなったな。アニメだと、家出宣言するシーンがより細かく描かれている。『わたなれ』ってプロップ、気合入ってますよね。
おうどんを食べている時のポニテ紫陽花さんも可愛い…ポニテが可愛い女の子って最高だなと実感する。食べ方も品があるし。コミカライズ版だと、レンゲが描かれていなかった。こういった違いを探してみるのも楽しい。アニメだけじゃなく、原作やコミカライズ版ももっと楽しみたいという気持ちになる。
旅館を探したれな子に「ありがとう」とささやくように言った紫陽花さんも可愛い。ささやくように言うことで、より嬉しい気持ちやれな子のことが好きといった気持ちが伝わってくるような。安齋さんの演技・声質が紫陽花さんの個性にバシッとかみ合っている。
Aパートの最初で、隣で眠るれな子に対し、聞こえないくらいの声で「大好き」とささやく紫陽花さんもヤバすぎた。可愛すぎるし、美しすぎる。アァ…尊い…ここ『わたなれ』のアニメ9話の中で好きなシーンの一つなんですよね。わかります?聞こえないくらいの声で「大好き」と言うからこそ、破壊力が二段、三段アップするんですよ。
真唯がれな子に告白するシーンからスタートするのと同様、ほんの少し先の未来を見せることで視聴者の興味を引いていた。一体何が起きたのかを知るために視聴を持続させる。
大天使・紫陽花さんの可愛さをこれでもかというくらい満喫できて、幸せだった。
れな子が妄想するケーキ屋でバイトする紫陽花さん・花屋でバイトする紫陽花さん・パン屋でバイトする紫陽花さんも可愛かった。ここも、アニメでより細かく描かれていたところ。アニメを見て、良かったなと思える。
原作・コミカライズ版だと、妄想した後に紫陽花さんを心配したれな子がパン工場のライン作業で誰ともコミュニケーションを取らずにいて欲しいと言っていたんですよね。パン工場のライン作業する紫陽花さんをアニメでも見たかったな。クイーンドーナツでのバイトを勧めるシーンもカットされていたし。ここは原作・コミカライズ版で楽しんで欲しい。紫陽花さん編をやり切るために泣く泣くカットした部分なのかなと。カットしても、本編に支障が出ないから我慢だ我慢といった感じ。その分、アニメでしか見れない部分も見れたから。
れな子が妄想するギャル紫陽花さんや、れな子を蔑む紫陽花さんもおもろかった。
紫陽花さんの葛藤
『わたなれ』アニメ9話から紫陽花さんにフィーチャーされた物語が始まった。普段は笑顔を振りまいている紫陽花さんだけど、紫陽花さんの家や旅の最中において紫陽花さんの葛藤が随所に見られた。
弟たちの世話で紫陽花さんは思うように過ごせていなかったのが分かる。バイトしたくてもできないこと・旅行で電車に乗ることになっても窓側の席に座れないこと。
8月25日に発売された短編集に収録されている紫陽花さんのエピソードにおいても、弟たちのことで思うように過ごせていなかったことについて触れられていましたね。気になる方はぜひ。
積もりに積もったストレス。それがれな子を家に招いた日に爆発した。紫陽花さんはれな子と一緒に遊ぶことをずっと楽しみにしていたのがよく分かる。
1~4話では、真唯がれな子と濃い時間を過ごしていた。5~8話では、紗月さんがれな子と濃い時間を過ごしていた。紫陽花さんも、れな子を独り占めしたいはずなのに、中々できずにいた。いざチャンスが巡ってきたと思ったら、弟たちがれな子とゲームしたいと駄々をこねる。
紫陽花さんがれな子を誘おうとした時、紗月さんがれな子を連れて行った時の表情とか見るに堪えない…
振り返ってみると、紫陽花さんはれな子に対する愛情を募らせるだけではなく、れな子に恋という名の塩に長時間漬け込まれているような。勘違い告白とか特に。入学式の翌日から、紫陽花さんはれな子と接していた。真唯や紗月さんよりも長くれな子と付き合っているのは、紫陽花さん。真唯や紗月さんよりも長く接し続けている分、紫陽花さんのれな子に対する想いも…
旅行サイトで一体どんな旅にするか考えるのが好きというセリフから、旅行の行き先は弟たちに合わせていたことを察することができるのではないだろうか。どれだけ考えても、知っている場所にしか行けないとれな子に吐露する紫陽花さんを見ていると、胸を締め付けられる。
旅の行き先を考えるのは好きだけど、未知の場所に行くことを恐れているのかなと。そんな紫陽花さんの殻を破るのを手助けしたのが甘織れな子。空回りしたわけですが。そういった部分も、紫陽花さんが惹かれた部分だと思う。
原作・コミカライズ版だと、電車の中で紫陽花さんがコミケに行ってみたいとれな子に言うシーンが描かれていた。ノイシュバンシュタイン城を含め、未知の場所に行ってみたい・未知の経験をしてみたいという紫陽花さんの葛藤が電車の中で会話するシーンからも察することができた。コミカライズ版だと、魔法少女にコスプレした紫陽花さんが見れるんですよ。しかも、可愛い。
うどん屋で将来の夢について話すシーンも、紫陽花さんの葛藤が描かれていた。今よりももう少し大人になりたいとれな子に吐露する紫陽花さんが印象的。今回の家出した自分を客観的に見て、大人になりきれていないと自覚している。人に優しく、勇気があって、何でもできる大人になりたいと。れな子や真唯の姿を見て、羨ましく感じていたのかなと。れな子は人に優しく、勇気がある。友達のためなら、なんでもできる。女の子の心を盗み出すし。
れな子が高校入学後に変化したことを知った紫陽花さんの目が輝いていた。成長・変化していくことがさぞ羨ましく…
旅の行き先について吐露するシーンや弟たちを𠮟りつけるシーンも紫陽花さんの葛藤が伝わってくるけど、うどん屋でのやり取りが特に紫陽花さんの葛藤が伝わってきた。れな子は大人になりきれていないと悩む紫陽花さんに刺さる言葉を投げかけていたな。それが紫陽花さんの恋心を加速させるとも知らずに。れな子が悪いんだよ。
れな子に駅前で紫陽花さんについて行こうかなと言われた紫陽花さんがれな子に抱き着いたのも、不安だったんだろうなと思った。家出すると口では言ったものの、何が起きるか分からない。旅は楽しみと不安が隣り合わせ。優しくて、勇気のあるれな子の存在が紫陽花さんにとってどれだけ心強いか。
紗月さんの言うように、本当の紫陽花さんを見ることがれな子に求められているのかなと。他者を知り、自分はどう動くのか。真唯編・紗月さん編同様、この部分は一貫している。普段は天使であるものの、気の置けない人の前だと一人の女の子になる。大人びていても、まだまだ大人になりきれていない部分がある。紫陽花さんも、れな子たち同様に欠けている部分があると言えるのではないだろうか。
れな子のことが大大大好きな遥奈
遥奈が可愛かった。特にドヤ顔の遥奈が。れな子に対して、ツンツンした態度を見せていても、内心はれな子のことが好きで好きでたまらないと。モデルとして大活躍する真唯の大親友と自慢する姿から、れな子が誇れる姉だと言っているような。れな子に対して、毒を吐いている・友達の前ではソトヅラを良くしているという面だけ見ていると、遥奈は一体どんな人間なのかを見落としてしまう気がした。
星来と湊も可愛かったな…
紗月さんに対して失礼な想像をする甘織れな子
3回もキスをしたれな子のことを忘れ、エッチな本を読んでいるとか紗月さんに対して失礼な妄想をした甘織れな子。字面だけ見ると、いろいろな意味で情報量が…
紗月さんのアドバイスは、的を得ていたと思う。本当の紫陽花さんを見るようにとか。本当の王塚真唯を見続けていたからこそ、できるアドバイスだ。
一皮剝けば、人間らしい醜さが出るというアドバイスも、人をよく見続けてきた紗月さんの経験談なのだろう。人間は周囲に見せる顔と人には見せられない顔を持ち合わせていることが多いし。
自分が最も見たくない部分を見て、それでも好きになれるのかというのは、『わたなれ』に限らず、いろいろな作品で描かれていると思う。
会話の話題で「世界の拷問方法で好きなものは何?」と送ってくるのではないかと妄想するれな子が原作・コミカライズ版だと描かれていた。ここがカットされたのも寂しい。炮烙が好きと言う紗月さんを想像するれな子をアニメで見てみたかったな。ちなみに、熱した銅の柱で処刑する拷問方法だ。週刊少年ジャンプで連載されていた『封神演義』という漫画でも、炮烙が描かれていたな。みかみてれん先生って、ジャンプ漫画のタイトルを原作で出すことが何度かある。多分、『封神演義』も読んでいたのだろう。でないと、炮烙なんて単語は出ない。
紫陽花さんに優しい甘織れな子
れな子は紫陽花さんに対して、とても優しく、とても意地悪だ。紫陽花さんの心を盗み、惑わすファムファタル。今回の家出は、れな子のせいでもある。れな子が紫陽花さんの弟たちと遊ばなかったら、家出しなかった世界線も。
紫陽花さんの旅に同行したり、話題を作ろうとしたり。宿泊先まで探そうとした。れな子のことを嫌いになる要素がない。
れな子が誰に対しても優しいと紫陽花さんが指摘したシーンは、印象的だ。確かに、れな子は真唯たちに良い顔を見せようとしていた。紫陽花さんも人のことを言えるような…
誰にでも優しくなれるのは確かに素晴らしいことだ。やろうと思って、やれるものではない。人によっては、それが八方美人と映るかもしれない。紫陽花さんも多くの人に好かれているかもしれないけど、全員に好かれているかと聞かれたら、疑問符がつく。
誰にでも優しく、良い顔を見せるというのは、本当の自分を見せないのと同義なのだと思う。優しく、良い顔の向こう側を見るというのは、『わたなれ』を見るうえでのポイントになると解釈している。
真唯のショータイム
モデルの仕事を完璧にこなす真唯がまさかの…初っ端から飛ばしてきたな。
真唯のお母さん・ルネの登場シーンが丸々カットされていたのは残念。12話で終わることを考えたら、ルネを掘り下げる余裕が…人によって、捉え方が異なるかもしれない。でも、可能な限り、原作再現されているのは確か。
最後に
紫陽花さんが可愛すぎた…
次回も、紫陽花さんの可愛い姿やれな子と紫陽花さんの百合が見られることに期待。
話の進み方が早かったので、ビックリした。コミカライズ版だと、5巻の大半に当たる。紫陽花さんのエピソードは長いので、12話に収めるために泣く泣くカットされる部分も出てきますよねと。カットされた部分を入れたら入れたで、テンポが悪くなる可能性もゼロとは言い切れないだろうし。
でも、アニメでしか見られない部分も見られた点は満足している。いろいろな気持ちが混在していると言えば良いか。
見ていて、やっぱり紫陽花さんが好きだな・れな子と紫陽花さんの百合が好きだなという考えに落ち着く。
10話は一体どんな感じになるのか期待したい。
メガミマガジン2025年10月号では、れな子と紫陽花さんのピンナップが楽しめるよ。紗月さん編のエピソードについておさらいもできる。気になる方こちらも。
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