【感想】『今日はカノジョがいないから』34話~棚からおはぎなゆにと可愛い七瀬のママと~

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『今日はカノジョがいないから』34話の感想を紹介することに。


もくじ

『今日はカノジョがいないから』34話の基本情報・内容

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タイトル『今日はカノジョがいないから』34話
サブタイトル乞楽
作者岩見樹代子(@okome103)
掲載誌コミック百合姫2025年11月号
出版社一迅社
編集部のTwitterアカウント@yh_magazine
発売日2025年9月18日
ISBN4910137390959
サイズB5

あらすじ

待ちに待ったキャンプ当日。ゆには七瀬とのキャンプを楽しもうとするものの、思い通りにいかず…ゆには七瀬の母親との話を通じて、七瀬について知ることに。キャンプに参加していた雪は、ゆにに対して不満げな表情を浮かべるのだった。


物語の核
  • 七瀬の空回り
  • 七瀬のお母さん
  • ゆにの心積もり
  • ゆに・七瀬・雪の三角関係

『今日はカノジョがいないから』34話の感想

七瀬のお母さん、美人過ぎません???


それでいて、可愛いところがまた…


というか、七瀬ってなっぴぃって呼ばれてたの??


なっぴぃ…うん、悪くないかもしれない。


七瀬をなっぴぃ呼びするゆにが可愛すぎる…ゆにになっぴぃと呼ばれた時に見せた七瀬の照れた表情も悪くない…


なっぴぃ呼び、クラスの間で広まりますよ。


今まで、なっぴぃという呼び方が広まらなかったのは、七瀬が隠し通してきたからか。なんで、なっぴぃは隠し通してこれたのに、当日のコーデはすぐに言っちゃうんだ??


ここまで、守秘義務という概念がザルなのは七瀬かGACKTと『格付けチェック』に出演するDAIGOか。(シークレットゲストの意味がわからなかったのかというツッコミが


キャンプ当日ないし後じゃないにもかかわらず、SNSにお揃いコーデを投稿するって…


ポンコツかよ!


大丈夫じゃねぇだろ。


揃えられる可能性があることを想定しろよ。SNSに何かを投稿する際は、何を投稿するかを考え、それが果たして大丈夫なのか再考する。誤字脱字とか写真のピントを確認して、再度内容を推敲する。現場猫並みに確認をだな。


七瀬と同じコーデをしてきたバレー部の部員たちが決めポーズしてるのを見て、どこかのアイドルユニットなのかと言いたくなった。


七瀬が盛大な空回りをしたにもかかわらず、ゆにが笑って許しているのを見ると、前より少しばかり成長しているのかなと感じなくも。


ゆにが不機嫌だった理由も雪だったしな。ゆにと雪が七瀬を巡ってバチバチ火花を散らすのを、個人的にもっと見てみたい。楽しいキャンプだったね!チャンチャンで終わるわけないという気持ちが強い。


雪のことをブス呼ばわりするゆに、おもろくて好き。あなたも人のことが言えますか?とツッコまずにはいられない。あれだけ浮気してたのに…イライラしない宣言から4ページ後に見せる怒りの表情。かなり気合が入っていたな。肉焼く時のゆにが様になっていたし。


『今日はカノジョがいないから』34話を読んでいて、何か物足りないものが…はて、それは…


風羽子だ!!


風羽子がいないと、『今日はカノジョがいないから』が始まらない。なっぴぃ呼ばわりする七瀬のお母さんも良いキャラクターしているけど、風羽子がいないとですよ。ハァ…風羽子の活躍が恋しい…ドロドロ五角関係を心から欲している。


果たして、七瀬のお母さんが言うように、ゆにと七瀬がずっと仲良くいられるのか。ゆにを嬉しそうに見つめる七瀬のお母さんの表情が本当に可愛いんですよ。この期待を裏切るかもしれないゆに。マジでクズだわ。


『今日はカノジョがいないから』34話の考察

今回の見どころはゆにが七瀬のお母さんと七瀬について話していたこと。七瀬がどんな女の子なのかをより深く知ることができる。会話の内容を聞く限り、箱入り娘かと言いたくなるぐらい、七瀬のお母さんは七瀬を溺愛しているようだ。ゆにが遊びに来ること自体、夏目家にとって大きな出来事だったといえるだろう。


ここでは、主に以下の点に触れていこうかなと。


  • 乞楽
  • 七瀬のお母さん
  • ゆにを苛立たせるもの

乞楽

『今日はカノジョがいないから』34話のサブタイトルは、「乞楽こうらく」だ。行楽から来ているのだろう。行楽とは、山などの観光地へ遊びに行くことを意味する。


七瀬のお母さんがゆにになっぴぃこと七瀬とずっと仲良くすることを乞うことを表現していたのかなと。『今日はカノジョがいないから』はサブタイトルに遊び心があって、読み手を楽しませようとしている。推理小説やパズルを解き明かすような感じがして、読んでいて楽しい。


サブタイトルとは、一体どのような物語なのかを読み手に伝える作者からのメッセージ。物語をより豊かにするフレーバーテキストといったところだろう。


七瀬のお母さん

『今日はカノジョがいないから』34話で初登場した七瀬のお母さん。美人かつ可愛くて面白い。そして、コミュ力が高い。七瀬のことを深く愛している。なっぴぃ呼び、悪くない。


料理が全然できないゆにのお母さんとは対照的。だけど、娘想いなところは共通している。『今日はカノジョがいないから』23話で、ゆにのお母さんの人間性について触れられていた。


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ゆにのお母さんと七瀬のお母さんに対し、風羽子のお母さんは風羽子に対して厳しい。理系ができないとかクソじゃね?といった感じの。文系?何それ美味しいの?といった態度を。風羽子のおばあちゃんが大切にしていた本を容赦なく捨てていたし。風羽子の趣向や人格を全否定している。


皆は川遊びしているのに対し、1人だけバーベキューの準備をしていたゆに。七瀬のお母さんと接する機会ができたのは、棚から牡丹餅といったところだろう。七瀬が一体どんな女の子なのかについてより深く知ることができたのだから。


七瀬がバレー部以外の友達を連れてきたことに嬉しさを隠さずにはいられなかった七瀬のお母さん。七瀬の知らない一面・七瀬の成長・七瀬がバレー部以外に居場所があることなどを感じることができて、嬉しかったのかもしれない。


七瀬とずっと仲良くして欲しいというお願いは、ゆにの心に深く打ち込まれた。バーベキューを手伝わなかったら、ゆにと七瀬の距離が縮まらなかったと思う。暑くてメイクが崩れることに悩まされたものの、ゆには結果的に正解の選択肢を引き当てた。


七瀬をなっぴぃと呼ぶゆにを見ていると、雪に比べて七瀬との距離が近いと感じるのではないだろうか。


ゆにを連れてきたことに感激していた姿を大袈裟に見せることで、七瀬のお母さんの嬉しさがよりダイレクトに伝わってくる。吹き出しの形でも、七瀬のお母さんが嬉しく感じているのがよく分かる。


背景でも、喜怒哀楽や一方的に話している様子などを分かりやすく伝えていたな。ゆにの苛立ちによって気まずい空気を一変させるだけのパワーを七瀬のお母さんは持っていた。七瀬のお母さんがゆにの料理の腕に関心している様子から、展開が大きく変わる・ゆににとって重要な場面だというのを実感することができる。


『今日はカノジョがいないから』34話におけるキーパーソンは、七瀬のお母さんだ。


主要キャラクターのお母さんもそれぞれ違った個性があり、キャラクターデザインを大事にしているのが感じられる。この1話で、七瀬のお母さんが好きになった。


ゆにを苛立たせるもの

ゆにを苛立たせるものは七瀬でも皆がお揃いのコーデをしたことでもない。それは雪。


雪はゆにと七瀬を引き離し、七瀬を独占しようとしていた。雪からしてみれば、ゆには風羽子と浮気し、七瀬を傷つけるクズ女だ。ゆににしてみれば、雪は七瀬と接する時間を奪うクズ女といったところだろう。


雪の態度がゆにを苛立たせる。結果的に、ゆにに思わぬ幸運を呼んだわけだけど。


雪に苛立ちつつも、肉を焼くゆにが面白い。表情・負のオーラを感じさせるエフェクト・セリフ・描き文字から強い怒りを感じているのがよく分かる。肉の焼ける音がゆにの怒りのボルテージの大きさを表現しているような。ゆにの心は溶鉱炉よりも熱くなっているのかもしれない。


最も、ゆにが七瀬になっぴぃと親し気に呼ぶ様子を見た雪は、ゆにと同じくらい怒りのオーラを醸し出していた。「あなたが招いた結果ですよ?」と言いたくなるけど。


ラスト1ページはゆにと七瀬がアップされたコマが大きかったけど、雪がゆにと七瀬に対して気に入らないといった表情を見せる1コマのインパクトも強い。楽しい感じと楽しくない感じの相反する要素を持ってくることで、印象に残る1コマに昇華されるかもしれない。


最後に

七瀬のお母さんにフィーチャーされた『今日はカノジョがいないから』34話。七瀬のお母さんを通して、七瀬がどんな女の子なのか掘り下げられていた。ゆにと七瀬の距離も少しばかり近くなったような。それに比例して、雪はゆにに対するヘイトを募らせ…


作中で描かれていたバーベキューも食欲をそそる。


風羽子が登場しなかったのは寂しかったな。


キャンプで修羅場が繰り広げられるのかどうか…

参考資料

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