『キミが吠えるための歌を、』13話の感想を紹介することに。
主に以下の内容に触れていきます。
- 自分の苦手を少しずつ克服する晴
- 晴たちが制作したMV
- 晴を見守る優雨
『キミが吠えるための歌を、』13話の基本情報・内容
| タイトル | 『キミが吠えるための歌を、』13話 |
|---|---|
| サブタイトル | 少しずつでも前へ |
| 作者 | 樫風(@Cat2Sora) |
| 掲載誌 | コミック百合姫2025年12月号 |
| 出版社 | 一迅社 |
| 編集部のTwitterアカウント | @yh_magazine |
| 発売日 | 2025年10月18日 |
| ISBN | 4910137391253 |
| サイズ | B5 |
光莉の祖母が営むパン屋でバイトを始めることになった晴と優雨。お客さんに上手く挨拶できないことに悩む晴に対し、光莉はMVのサビの入り方の絵に悩むのだった。優雨は晴と光莉が仲良くしている様子を見て、複雑な思いを…
互いに助け合い、結束を深める晴・優雨・光莉の三人は少しずつ前へ前進していく。
- 晴・優雨・光莉のMV制作
- バイトで挨拶できないことに悩む晴
- MVの絵が上手く描けない光莉
一歩ずつ前進していく晴
『キミ吠え』13話は挨拶が上手くできないと悩む晴・MVの絵に悩む光莉・晴と光莉の距離感に悩む優雨といった具合に、三者三様の悩みが描かれていた。
優雨と光莉のサポートにより、晴が悩みを克服する様子が丁寧に描かれていたのが印象に残る。
晴にじっと見つめられて、照れる優雨が可愛い…晴に何か言う人がいても、自分が守るって優雨…光莉が入り込む余地はないようだ。
晴の変化を大きいと捉えるかどうかは、人によって異なると思う。クラスメイトと上手く話しができなかったことを考えると、晴の変化は大きく映る。挨拶できるようになりたい・挨拶できないことを克服したい理由は、ステージの上で一人ひとりに自分の想いを伝えるため。
歌手はステージに立つ際、歌を歌うだけではなく、MCでいろいろなことを話したりする。いずれにしても、客席にいる一人ひとりをよく見て、自分の想いを伝える必要がある。客席にいる人達をしっかり見れないと、伝えたいことが上手く伝わらない可能性も。
ヒビキの歌凸待ちは、晴に大きな影響を響を与えたようだ。自分の歌声を良かったと言ってくれた人達にステージの上から想いを伝えたいというのは素晴らしいなと。言葉に魂が宿るというやつか。
相談できる人がいることを考えたら、晴は間違いなく変わった。というか、光莉!近い!近い!!
晴と光莉の距離感に優雨が敏感に反応していたのが面白い。クールな顔をしているけど、内心は大きく動揺していると。驚きで顔が固まっていると言った方が良いのかもしれないが。
優雨が晴に対して強引なアプローチをしたと反省した際、光莉が反応したのも面白かったな。大胆なことをしたのかと光莉が優雨に聞いていたけど、正解っちゃ正解。それはもう情熱的で。学食で待ち伏せしていた時とか「怖っ!!」って反応したわ。
強引だったかもじゃない。アグレッシブ過ぎだわ。
晴は決して独りじゃないということを『キミ吠え』13話のなかで上手く表現されていたように思う。晴の変化を認め、尊敬のまなざしを向ける優雨。晴の抱えている悩みを軽く捉えることなく、晴に合わせた的確なアドバイスを送る光莉。独りじゃないから、晴は誰かと顔を合わせ、自分の思っていることを口に出せるようになっていく。
固いところはあっても、優雨と光莉のアドバイスを受けた晴は、前よりも明るくなった。
前作の『ロンリーガールに逆らえない』においても、主人公の彩花と空は決して独りじゃないというのを丁寧に描いていたな。この辺は『キミ吠え』と共通している部分だと思う。
後、挨拶は何をするにおいても基本になると、晴と優雨の会話から実感した。理由は優雨が怖いことから逃げずに少しずつ成長して前へ進むことで、自信につながっていると晴に話したシーン。自信が歌声になって表れると。
ライブも演者と観客のコミュニケーションだ。挨拶が不十分だと、演者と観客の波長が上手くかみ合わないような…
晴の言う「当たり前」ができることは、カッコいい主人公になれるための条件。私はそう考えている。
優雨が晴の後ろに自分だけではなく、光莉と恵美がいると言っていたのも印象的。バイトに限らず、ステージの上においても、晴を後押しする仲間がいると言っているような気がした。独りだけじゃステージなんて作れない。
歌っているときの晴は、本当に生き生きしていたな。楽しそうに歌っている時はもちろん、最高にカッコよく歌う晴も好き。晴がマイクを手に持つと、スイッチが入るような感じがしたな。その際の手のアップも個人的に良いなと。
MVに込められた晴たちのソウル
初めてのMV制作が10話から続く主題。晴たちがメジャーデビューするため、MVでより多くの人たちに晴の歌声・優雨の楽曲を届けようとしていた。
優雨が作ったMV、実際に動くのを見てみたいな。仮に『キミ吠え』がアニメ化した場合、晴のステージだけではなく、優雨が作ったMVも見られるかもしれないわけで。
完成したMVに驚いている晴が可愛い…
MVの映像を斜めに見せることで、疾走感やMVの主人公が音楽の世界へと駆けていく様子を表現していたのかなと感じた。斜線のエフェクトもより疾走感を。
晴・優雨・光莉の三人が拳を合わせるのがエモい…
拳を合わせるときのおてて、気合入っていたんだろうな。気持ちを一つにする瞬間だし。
優雨がクリックした投稿ボタンは、晴たちが音楽の世界へ駆けていくためのスイッチもしくはドアなのかなと思わなくも。三人で音楽の世界へジャンプする。そんな感じがした。
自分もブログの投稿ボタンをクリックする時、少しばかりドキドキする。このドキドキ感はいつまで経っても抜けない。晴と光莉がMVを投稿するのにドキドキしていたのも、何となく…
晴を放っておけない鳴宮優雨
優雨は晴のことを放っておけないって感じだったな。冒頭でのバイトシーンでも晴を心配する優雨が描かれていた。
晴が思っているよりも成長しているだなんて、晴をずっと見守っていないと出てこない言葉だ。晴の接客を見守るときの優雨、完全に保護者なんだよなぁ…
悩める光莉
晴の歌を聴いた光莉のリアクションが可愛すぎる…
目、キラキラしてたな…楽しそうに歌う晴が好き…だ…と…
優雨も聞き捨てならないのも無理はない。光莉が生で聴くのは全然違うと言っていたのは、同意。動画も良いけど、やっぱり現場で自分の耳で聴き、自分の目で見るのが志向だと思う。
優雨を揶揄う時の光莉も可愛い。完全に手玉に取られちゃってるよ。優雨が晴に対して積極的にアプローチしていた時のことに関心を持っていたときの光莉も可愛すぎる。口を開けたときに覗く八重歯が可愛さをアップさせている。
目をキラキラさせてMVを楽しみにしている光莉も可愛かった。光莉が今回も可愛すぎた…
樫風先生、光莉を気に入っているな。本当に生き生きしていた。
最後に
晴・優雨・光莉が互いに支え合い、結束することで確実に一歩ずつ進んでいく様子が描かれた『キミ吠え』13話。何事においても、挨拶は始まりかつ基本なのだと実感した。ステージも演者と観客のコミュニケーションなのだから。
晴と光莉の悩みが解決されたことで、結束力が高まった晴たち。MVの反応はどうなるのか。
そういえば、樫風先生とKANGOLREWARDのコラボが発表された。まさかのアパレルコラボですよ。これは流石に予想外だった。
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