『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』2巻の感想を紹介することに。
もくじ
『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』2巻の基本情報・内容
| タイトル | 『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 雨にそよいで晴れを請う』2巻 |
|---|---|
| 原作 | ブシロード(@bushi_PR) |
| 脚本 | 灰渕ヨツジ(@HaibuchiYotsuji) |
| 漫画 | ゆあま(@maymaymay7523) |
| 掲載誌 | コミックグロウル |
| 発行 | 株式会社ブシロードワークス(https://bushiroad-works.com/) |
| 発売元 | KADOKAWA(https://www.kadokawa.co.jp/) |
| 収録話数 | 6~10話 |
| 発売日 | 2025年11月9日 |
| ISBN | 978-4048997850 |
| サイズ | B6 |
| 印刷所 | TOPPANクロレ株式会社(https://www.toppan-colorer.co.jp/) |
| 装帳 | 多和田耕平デザイン事務所(多和田耕平+宮下華子) |
CRYCHICを再結成したいと願い続けているそよ。ある日、そよの前に燈と同じ学校に通う愛音が現れた。そして、「バンドやる」と言って聞かない楽奈も。そよ達はPoppin'PartyとAfterglowの2マンライブに出ることに。
- CRYCHICにすがり続けているそよ
- 愛音と楽奈の登場
- バンドを一生やりたい燈
- そよが大切にし続けている「春日影」
1巻と異なり、通常版のみの発売。特典として、『ヴァイスシュヴァルツ』のPRカードが同梱。電子版には、PRカードが同梱されていない。PRカードを手に入れたい場合、注意が必要だ。
ゆあま先生の描くともりんが超絶可愛い
バンド、一生やると言ったときのともりんが超絶可愛かった…
ゆあま先生の描く燈が可愛くて好き。
可愛いけど、燈から発せられる言葉が重い。バンドを一生やるという言葉は、重すぎるよ。
ともりんの言葉に対するそよと愛音の反応が面白い。そよにしてみれば、愛音は邪魔で邪魔で仕方がない。祥子・睦・立希・燈の4人と一緒にCRYCHICをやるつもりだったから。燈が愛音も一緒だという言葉を聞いて、冗談じゃないと思っていたんだろうなと。しかも、愛音の演奏が酷いと来たもんだ。
CRYCHICの解散は燈の心に大きなダメージを与えていたのがよく分かる。愛音を輪の中に入れる燈の優しさが…
バンドの活動期間が1週間とか1ヶ月って…バイトかよ…
愛音がバンドの活動期間を提案したときの燈のリアクションが面白く、可愛い。凹むのは分かる。一生やると言ってるのに、1週間限定とか言われたら、凹むわ。1ヶ月って慰めにもなってないからね。
そよと立希から爪弾きにされている状況下から救ったのに、1週間とか1ヶ月ってないわ。『サザエさん』のノリスケでも…波平から出禁宣告されても、10日で磯野家の敷居を跨いでいたわ。
ライブしたら、バンドが終わってしまうと葛藤する燈を見ていると、心が痛くなる。
そよと立希に対し、改めてライブすると宣言したときの燈と愛音が指を絡めた手のつなぎ方をしていたのが…さすがのそよと立希も、燈と愛音の距離が大幅に縮まっていたのに、驚くわなと。そよ、燈と愛音が手をつないでいたのを見ていたし。
燈がライブ本番に心の叫びだからと言って、「春日影」を歌うシーンも気合がかっていたな。私の歌を聴いて欲しいと祥子に訴えかけているような。バンドとしては間違っていないと思うけど、そよと祥子からしてみれば…
人によって、捉え方が変わってくるなと感じたりした。
「春日影」を披露していなかったら、爪痕を残すことができなかったような。
そよにバンドやろうねと言われたときの燈の嬉しそうな表情が何とも言えない。バンドやろうという意味が燈の思っているものとは大きく異なる。CRYCHICをやろうねという意味だから。
「春日影」という名のキラーチューン
『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の物語において、重要な役割を担う「春日影」。CRYCHICにとってキラーチューンと呼べる一曲だ。そよにとって、祥子と睦をつなぐたった一つの可能性といえば良いか。
「なんで春日影やったの!?」とそよが一喝するシーンがインパクト抜群だった…アニメでも初見の時に思わずビクッとなったけど、こうしてコミカライズ版で読んでみても迫力あるよなと。
そよがキレるのも無理はない。バンドとして爪痕を残すという意味において、「春日影」をやるのは正解だ。だけど、CRYCHICを再結成するという意味において、「春日影」をやるのは不正解なのだろう。
なぜなら、CRYCHICにとってキラーチューンでもある「春日影」を披露するということは、祥子と睦がいなくてもバンド活動ができるということを言っているようなものだから。仮に、祥子の抱えている問題が解決したとしても、「ごめんなさい、改めて一緒にバンドしてくださらない」と祥子が言えるわけが…
Poppin'PartyとAfterglowの2マンライブの時がCRYCHICを再結成するラストチャンスだったのかもしれない。「春日影」をやらなかったとしても、再結成できる確実な保証はなかったけど。
CRYCHICの日々が黒く染まっていく様子が生々しかったな…
祥子を目にしたときのそよのリアクションが。首筋にナイフでも突きつけられているかのような。
そよと周囲との温度差がまた。祥子と睦がいなくても「春日影」を演奏することができるけど、そよのやりたい「春日影」とは全く違うわけで。
応援店の購入特典のイラストペーパーに使われている7話の表紙。燈と立希のピースを揃えることができたものの、祥子と睦のピースが揃っていないもしくは欠けているといった状況を表していたのだろう。そよは戸川祥子という名のピースを探し続けている。
そよが祥子と睦が戻ってきたら、みんな幸せになれるはずとか言っていたけど、それは絶対違う。燈は愛音と一緒にバンドを一生やる決意を固めていたし。愛音と引き離されて、燈は平気な顔ができるのだろうか。立希も血の通った人間だ。祥子と睦に戻ってきてもらって、愛音と楽奈に「はい!さようなら」なんて簡単に言えるのだろうか。
立希も愛音を加えて、バンドを一生やる決意を固めていた。
そよが楽奈に対し、飽きたら抜けるんじゃないかとか言っていたけど、それは違うよと言いたくなる。
楽奈が一通り演奏したら、別のバンドへ行く。それ即ち、下手くそとかセンスのない音楽を作ってると言われているようなものだ。燈たちの才能とかを見極めるだけの嗅覚があるということだろう。
そよが愛音と楽奈を入れたバンドを頑張れていなかったのは、燈・愛音・立希・楽奈の4人と一生バンドをやる覚悟が無かったから。
千早愛音と要楽奈
『雨そよ』2巻では、愛音と楽奈の活躍も印象に残る。音楽を愛する者と音楽の要となる者といったところか。愛音から音を。楽奈から楽を取ると、音楽になる。楽奈は人生を楽しんで生きて欲しいといった願いも込められているのかなとか。
燈という名の灯に愛音・立希・そよ・楽奈が集まった。立希は立ち上がるための希望を持った者という印象を受けるし。そよはそよ風といった言葉があることから、時に大きな嵐を起こす者といった感じもした。
愛音が立希にライブやギターから逃げていると言われたときの反応が印象的だった。愛音にとって、逃げという言葉が禁句だったようだ。この辺はアニメを視聴していたら、いろいろ察するところも。この辺はアニメを視聴している前提で脚本が作られていたのかなと思ったり。ゆあま先生と樫風先生の『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の同時視聴でアニメ本編を見たという方が大半だっただろうし。
愛音が燈をタンバリン担当していたけど、Poppin'Partyの有咲の声を担当している伊藤彩紗氏はライブの際にタンバリンを使ってパフォーマンスを披露しているからねと言いたくなる。
『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』におけるウェディングドレス姿の有咲が可愛いなと思っている。
愛音が加わることで、燈たちのバンドに睦の居場所がなくなったことを意味していたのかもしれない。
メガネをかけた愛音が可愛い。
楽奈は抜群のセンスで「春日影」をサラッと演奏してみせた。祥子のパートを担った瞬間、祥子の居場所がなくなった。そう考えると、ライブをやる前から祥子が戻れる可能性なんて1ミリもなかったのではないだろうか。辞め方が辞め方だっただけに…
楽奈の才能を目の当たりにした立希も曲を作り直したことを考えると、バンドとして大成するためのチャンスを逃さないためにも楽奈をつなぎ止めるための曲が必要だと考えていたのだろう。作り直さなかったら、楽奈はそのまま残っていたのかどうか疑問だ。
ゆあま先生の描く楽奈も可愛いんだよな。ライブができることに上機嫌になっているときの表情とか。愛音がそよ・燈・立希に話し合いの場を設けたときに楽奈がしれっと混じっていたし。
ゆあま先生の描く楽奈、本当に生き生きしている。そういったところも好き。
りっきーの役割
りっきーこと、椎名立希。燈の近くが自分の居場所だと感じていたことが、そよとの会話から察することができた。Afterglowを目の当たりにしたときの立希が可愛い。楽奈が立希にAfterglowが好きなのかと指摘していたけど、大正解!
CRYCHICで作曲を担当していた祥子に代わって、立希が作曲を担当していた。立希が燈の歌詞に合わせて作曲していたことを踏まえると、祥子がいなくてもバンドが成り立つことを証明していたも同然だった。誰かが抜けても、残った人間もしくは新たに入った人間が抜けた人間の役割を担い、組織を機能させる。
祥子みたいにできないと立希が葛藤していたけど、祥子のようにできなくて当然。立希は戸川祥子ではない。椎名立希なのだから。作曲も祥子とまるで違う。祥子のセンスに合わせようとしたら、立希の持ち味が活かせない気が。作曲もイラストや文章、脚本と同じく、指紋や人格といった印象を受ける。祥子の楽曲に近づけたとしても、厳密な意味で祥子と同じものを作ることができない。
ゆあま先生の描くAfterglow
ゆあま先生の描くAfterglowも可愛い。個人的につぐみが好き。全力で頑張る系の女の子で応援したくなる。『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』でRoseliaの紗夜とつぐみのカップリングがあったことから、紗夜とつぐみを題材とした話の評価が高いのかなと思ったり。
AfterglowやMorfonicaの活躍が見られるところも『雨そよ』の魅力だと思う。Poppin'Partyの香澄が主人公を務めた『BanG Dream!』のアニメ2期と3期でもAfterglowのメンバーが登場していたけど。『BanG Dream!』のアニメ2期の6話でAfterglowにフィーチャーされている。どのようにして、Afterglowが結成されたかが分かる。
Afterglowにしろ、Morfonicaにしろ、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』で活躍を追ってねという感じが。アニメだけで全部のバンドをガッツリできるのかと言われたら。分かっちゃいるけど。
ゆあま先生の描いたつぐみのカードを『ヴァイスシュヴァルツ』とか『カードファイト!! ヴァンガード』で欲しいなと思ったり。
特典カード
『雨そよ』2巻を購入すると、『ヴァイスシュヴァルツ』のカードが付いてきた。今回は特装版がなかった。紙媒体だと、若干高くてもカードが付いている方を手に取ってしまう。
1巻同様、そよのカードだ。単純に可愛い。
『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』でトークン代わりに使おうかな。『ヴァイスシュヴァルツ』をやっていないので… ちなみに、百合界隈で話題になったエクソシスターのデッキは組んでいない。
カードショップを見ていると、やっぱり『ポケモンカードゲーム』が強いなと思う。『ヴァイスシュヴァルツ』を取り扱っている所といえば、ゆあま先生の配信で誰かがコメントしていたカードラボをはじめ、ドラゴンスターとかビッグマジック、遊々亭あたりが頭に浮かぶ。
特典のカードは4積みされるのか気になる。『ヴァイスシュヴァルツ』といえば、プレイする方も目にするけど、サインカードを目当てにブースターパックを購入する感覚が。
カードゲームで思い出したけど、タカラトミーから『にじさんじ』のカードゲームが発売されるそうですね。ゆあま先生、プレイするのか気になるところ。イラストレーターとして参加の可能性もないとは言い切れないけど。そうなった場合、ゆあま先生のファンの方の何人かは何ボックスも開封するのかなとか。
最後に
アニメで描かれた展開と合流した『雨そよ』2巻。ゆあま先生の描く燈が可愛いし、そよの「なんで春日影やったの!?」はインパクト抜群だった。アニメの内容を上手い具合に補完していたかなと。
夢限大みゅーたいぷを主役にしたアニメが2026年に放送予定と発表され、正直驚いている。先にMyGO!!!!!とAve Mujicaの続編をやると思っていたから。夢限大みゅーたいぷはベースとドラムがいないバンドということで、MyGO!!!!!やAve Mujicaとは違った感じのバンドに。
『BanG Dream! It's MyGO!!!!! 』のアニメの続編が放送決定と発表されたけど、『BanG Dream! Ave Mujica』の舞台裏的なのは『雨そよ』で見れるのかなと感じたりした。むしろ、『雨そよ』で。
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