【感想・考察】来未と伊佐沼による利敵行為『ぜんぶ壊して地獄で愛して』26話

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『ぜんぶ壊して地獄で愛して』26話の感想を紹介することに。


もくじ

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』26話の基本情報・内容

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タイトル『ぜんぶ壊して地獄で愛して』26話
サブタイトル淡い空席
作者くわばらたもつ(@kuw8ra)
掲載誌コミック百合姫2026年1月号
出版社一迅社
編集部のTwitterアカウント@yh_magazine
発売日2025年11月18日
ISBN4912137390168
サイズB5

あらすじ

直井に自らの想いをぶつけた来未。だけど、直井は来未の想いを正面から受け止めることができず…後日、来未は直井の疑いを晴らすために動くことに。そんな来未に声をかけてきたのは、来未のことを嫌っていた伊佐沼だった。


物語の核
  • 来未に告白された直井の反応
  • 伊佐沼が来未にどうして声をかけたか
  • 伊佐沼に対する来未の反応

来未、魂の叫び

直井に好きだと告白する来未が熱すぎる…


直井は来未からの告白に困惑していたけど、言葉の通りだよと言いたくなる。


直井は来未の素の部分を見た上で、さまざまなしがらみから救済した。伊佐沼との衝突や自宅内で心が暴走した時も、直井が来未のことを…


わかんないこと、ないでしょ!!!って何度も言いたくなるわ。


うれしいはずなのに、受け入れられない。直井の心に驚きが渦巻いていたのだと思う。


扉絵に描かれていた5本のバラ。来未の愛の証なのかなと。『ぜんこわ』6話の扉絵でも、茨が描かれていたのを思い出した。バラの花言葉は「愛」「美」「情熱」。バラの花言葉は本数によって、変化する。5本だと「あなたに出会えた喜び」だ。


扉絵の一文である「切々と」は、来未の直井に対する強い想いを表しているのだろう。サブタイトルの「淡い空席」とは、直井の恋人の座を表しているのかなと。来未がもう一押しすれば、直井の恋人になれるかもしれない。そういった意味も込めて、付けられたのではないかと解釈している。


言われることはないであろう言葉を言われた直井は、心の整理ができなかったからこそ、恭華に帰れと言ったのだろう。誰からも愛されなかった直井にとって、来未の告白は心の容量をオーバーさせるのに十分すぎるものだった。恭華も直井の反応は予想外だったのが分かる。誰からも愛されないとでも思っていたのが丸分かりだ。


直井はどうして学校に通い続けていたのか

直井がどうして学校に通い続けていたのかを、来未が考えていたのが印象的だった。みじめになるくらい、嫌なはずの学校なのに。理由は母親に褒めてもらうため。自分が良い子でい続けることで、母親に褒められ、愛されるかもしれないと思ったからだろう。だからこそ、高校でも特待生になったわけで。


母親が新しいパートナーを見つけた知らせを受け、直井は学校へ通い続けるだけの気力を失った。父親からの理不尽をずっと耐え続けたのに、母親は直井の頑張りを無碍にした。直井にとっては、一種の裏切り行為。自暴自棄になっていたからこそ、堀江による停学処分を難なく受け入れた。


直井の父親は、何か問題を起こしそう。なぜなら、無敵の人状態に突入しているから。経済的な喪失だけではなく、家族の喪失という二重の苦しみに苛まれている。直井は父親に立ち直り、社会復帰して欲しかったのかなと思わなくもない。家族のことを最も愛していたのは、直井だったから。母親の申し出にただ単に応じるだけじゃダメなんだ…


直井が母親の申し出をそのまま受け入れても、幸せになれる保証はどこにもない。再婚家庭って本当に難しいと聞きますからね。『スローループ』や『新米姉妹のふたりごはん』で描かれている再婚家庭って想像以上に少ない気が。


恭華が学校に通い続けている理由

恭華が直井のいない学校に通い続けているのは、来未を監視するため。来未に直井を奪われるかもしれないと恐れているのだろう。挑発しているものの、内心は余裕がないといった印象を受ける。いざという時は、来未が学校にいづらい状態を作り上げると。来未のクラスを支配下に置いていることを踏まえると、恭華が来未を停学とかに追い込むのは容易いような。


伊佐沼も恭華の目のつく場所で目立った行動ができないのだろう。文化祭の準備は伊佐沼ではなく、恭華が事実上中心だったから。


峰を疑い続ける伊佐沼

伊佐沼は峰がアーチを台無しにしたのではないかと疑っているものの、本人にそれを伝えることができないでいた。今まで仲良くし続けていたのだから、そんなことダイレクトに…


誰も信じることができないからこそ、来未に頼るしかないと。堀江に頼るなんて論外。堀江も人には言えない問題を抱えているだろうし、伊佐沼に何をするか分からない。


最近、峰の様子が変とか言っていたけど、元から変だったのではないかなと。


伊佐沼、来未と組んだのを後悔してそう。来未も伊佐沼のことを利用する気満々だし。でも、伊佐沼と組まないと、直井の疑いは晴れない気がする。


アーチの件、どうも恭華にとって話が上手すぎるんだよなぁ。直井が停学する結果になったし。来未のクラスにピンポイントで転校できたのが謎過ぎる。他にもクラスがあったはずなのに。峰にアーチを台無しさせるよう仕向けたのも、恭華が絡んでいそう。伊佐沼と峰のこともしっかり見ていた気がする。


最後に

来未と伊佐沼はアーチを台無しにしたのは一体誰なのかを突き止めようとしているけど、伊佐沼にとって辛い結果に終わりそう。誰も信じられなくなるんじゃないか。すでになっていると思うけど。


恭華が来未と伊佐沼を妨害してくるのかどうか。『ぜんこわ』27話以降も目が離せない。


参考資料

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