【感想・考察】イズコは誰かにリードされる方がよく似合う女の子『うさぎはかく語りき』2巻

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『うさぎはかく語りき』2巻の感想を紹介することに。


ワールドマップ

🏘️冒険者を導く始まりの町(基本情報・あらすじ)


📜第1掲示板(基本情報)

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タイトル『うさぎはかく語りき』2巻
作者鴻巣覚
掲載誌COMIC FUZ
発行芳文社
発行人岩佐玲子
収録話数7~13話
発売日2025年12月1日
ISBN978-4832205697
サイズB6
印刷所共同印刷株式会社(https://www.kyodoprinting.co.jp/)
製本株式会社セイコーバインダリー(https://www.bunkyou-seihon.jp/member/seikobindery)

📜第2掲示板(あらすじ)

渋ヶ谷の地下街で生き別れになった先輩のひがなを探す西終イズコ。イナバとの死闘を終え、その後も地下を散策し続けていた。イズコの前に因縁の咎うさぎ・ユエが現れる!!


イナバを蘇らせるため、彼女の武器を手に取る万里。生き残るためにイズコを惚れさせようとするキョウカ。幾人もの思惑が交差する。渋ヶ谷はまだまだ眠らない。


📜第3掲示板(主な見どころ)

主な見どころは以下の通り。


見どころ
  • イズコが地下うさぎと戦う理由
  • 強敵!咎うさぎ・ユエとの死闘
  • ひがなとのまさかの再会
  • イナバを蘇らせるために立ち上がる万里

🕳️深き底へと誘う洞窟(感想・分析)

ここでは、感想・推しポイント・考察などを載せることに。



🪜1階:地下へと通じる大広間(大まかな感想)

やっぱり、イズコはキョウカの尻に敷かれる方がピッタリだと思う…


普段は強がって主導権を握っているけど、肝心なときになるとヘタレになる。ここぞというタイミングに、キョウカがイズコをリード。1巻の特典リーフレットにも、イズコは主導権を握ってもらうタイプの人にリードされた方が良い的なことが書かれていたけど、まさにその通り!


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咎うさぎにカッコよく切り込むイズコもクールで好きだけど、誰かの尻に敷かれ、リードされるイズコも可愛くて好き。


ユエ率いる地下うさぎ達との死闘がダイナミックに描かれていて、イズコと万里のカッコよさが二段、三段引き出されている点が良い👍


ユエのえげつない性格・イズコに待ち構えている残酷な現実による重さが心にくる……


鴻巣先生、なかなか良い性格してるよ(- -;)


ユエが生き生きとした表情でえぐいことをひがなやイズコに語るところがヤバい…


😊👈こんな感じの表情でえぐいこと言ってたと思う。


万里もよく動いていて、アルミラージとの戦闘での活躍がマジでカッコいい。


戦闘・日常・ブラックなパート・幕間などのバランスが丁度良く、読み進めやすかった。


🪜地下1階:兵が集うフロア(推しポイント)

『うさぎはかく語りき』2巻のなかで、特にどこが良かったかをもう少し細かく紹介することに。基本的には、キャラクターを中心に話を進めていこうかなと思ったりする。きらら系はキャラの魅力に対するこだわりが強い気が。


絶望に歪む西終イズコ

ユエに絶望を見せつけられたイズコが表情を歪めるところがヤバい…


キャラクターの可愛い姿とかカッコいい姿。可愛い女の子同士の尊いやり取りを推し出したい方から見れば、「何を言っているんだ❓」「正気か!?」とかツッコみたくなるかもしれん🤔


その後、キョウカに一度突き放すような一言を言われたときに可愛らしい表情を見せるんだわ。ただ突き放されるだけで終わるんじゃなく、発破をかける一言を受けたイズコのカッコいい姿が見られるのかな?といった期待を膨らませるところが良いなと思う。イズコとキョウカが互いを引き立てている。


善意がグシャグシャに弄ばれ、心をバキバキに折られそうになったときにイズコは良い表情を見せる…自分で言ってて、大丈夫かと言いたくなるけど。


渋ヶ谷の地下街にあった案内誘導サインにイズコの性的倒錯が被虐・屈服と会ったのが印象的。個人的には、イズコの性格・内面を端的に表していると思う。ユエの心からのおもてなしを受けたときに見せる表情が魅力的だったし。キョウカに飴と鞭を与えられているときにも、いろいろな表情を見せていた。四季にハグされているときに安らぎを感じていることからも、誰かの手のひらの上にいるのがピッタリだと実感したわけで。


狼の耳がよく似合うことを考えたら、誰かに被虐の悦びを与えられ、屈服し、従順になる姿もピッタリだなとさりげなく…


この辺はどの作品に対しても抱く感情ではない。


狼のコスをしたイズコは、未来の姿って感じがする。2巻には、出てきてないけど。


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イズコはひがなを取り戻すため、キョウカにできることなら何でもすると言っていたけど、このやり取りに少しばかりゾクッと…


な…ん…でも…だと🤔


何でもすると???


ということは、キョウカの恋人になり、屈服することもかまわないということか。


13話時点で確定ではないけど、キョウカに屈服し、リードされ続ける人生もイズコにとってはワンチャン。


咎うさぎであるキョウカに何でもすると言って、本当に良いのか?


強い責任感・意志があるからこそ、心を折られる瞬間がより大きく映る。


2巻を通して、イズコの責任感・カッコよさ・可愛さ・絶望感といったものが丁寧に描かれていたと思う。イズコのいろいろな表情を見て欲しい!!


イズコの罪を数えると…


  • キョウカがいるのに四季に浮気する
  • キョウカに命の危機を覚えさせる
  • キョウカに反抗的な態度を取る
  • イナバを倒す
  • 万里を悲しませる
  • ユエを苛立たせる
  • ひがなを絶望に陥れる
  • 四季を悲しませる
  • 四季を心配させる

といった具合にイズコの罪が重すぎる。イズコが悪いんだよ!!


狼の耳とビキニと首輪を身に纏い、キョウカに管理されるのがお似合いだし、イズコの未来も輝かしいものになると思う。愛用している誘導灯のベクトルリープや銃も調教の道具にされて、被虐の悦びを引き出されようと。調教済みのイズコから良い花が咲くと思う。反抗的な態度を取ってごめんなさい…といった言葉がイズコから出てこないかな…


イズコを惚れさせようとするキョウカ

生き残るためとはいえ、イズコを惚れさせようとするキョウカが可愛くも、中々の策士だなと。万里のアドバイスを受けた後、キョウカはイズコを上手い具合にフォローし、鼓舞していた。ナチュラルにイズコを惚れさせようとしている。イズコがキョウカに堕ちるのも時間の問題な気が…


万里とツクヨミに恋愛相談しようとしていたキョウカが本当に可愛かったな…恥じらいを感じさせる表情が絶妙。恥ずかしくて、中々言えなかったといった感じが読んでいて、伝わってくる。


イズコ同様、キョウカもシリアスな表情から快活な表情まで、感情表現が豊か。キョウカを見ていて、楽しい。


生き残るため、イズコを惚れさせるため、決意を固めるキョウカもイズコに負けず劣らずのカッコよさを持ち合わせている。イズコにはないカッコよさがあるような気がする。


イズコがキョウカに100%の信頼を寄せた瞬間、屈服することになりそう。早く見たい…キョウカがイズコを手懐ける日々を。妄想を広げると、孤独を生むのは分かっちゃいるけど。


ラジアータに何のためらいもなく、一撃をお見舞いするところもカッコよすぎるんだわ。冷たい表情もキョウカを映えさせる。


イズコとキョウカの関係性は、互いの魅力を引き立てるような感じがして、好きだなと。裏表がないからこそ、キョウカが信頼できる。


ひがなを作り替えるユエ

ユエがイズコの善意を弄ぶためにひがなを作り変えるところにゾクッとした…


ユエ、とても楽しそうで。ひがなを後悔させようとしているだけじゃなく、イズコを絶望のどん底に叩き落し、助けに行かなければ良かったと後悔させようとしてるの良い趣味してる。


作り変えられるときのひがながとっても可愛い表情してて…


強がっていたのに、地下うさぎ達に可愛がられていくうちに絶望と羞恥で表情を歪ませるところがたまらない。自分のせいでイズコを絶望に陥れるかもしれないと思うと、泣きたくなったのかな?


ひがなは悪くない。イズコが可愛くて、被虐を求めているのがいけない。絶望はイズコのご褒美。ユエ、もっとイズコの魅力を磨いてくれ。もっと磨けば、さらに魅力的になるよ。


ひがなを作り変えるというのは、悪堕ちが好きといった方には刺さるものの一つだと思う。だけど、自我が残っているかどうかが分からない点が…


敢えて自我を残しつつ、自らの意志でといった具合も個人的には…こんなこと言えた義理じゃないけど。キョウカだったら、イズコの可愛さ・個性を活かしつつ、上手い具合に自分好みに染め上げ、作り変えるような気も。


アルミラージとの一騎打ちを繰り広げる万里

あの娘の魂を片手に愛のソルジャーが立ち上がる!!


イナバを蘇らせるために月泳を振るう万里がカッコ良すぎるぅ………


後半はずっと万里のターン!!って感じが。


確実にイナバを蘇らせるためにアルテミスを遠くに飛ばし、勝つ確率を上げたりと万里の頭が切れる切れる。


『HUNTER×HUNTER』のヒソカVSクロロ戦か何かかな?頭脳&信念と力&狂気の死闘といった感覚を覚えた💥


アクション・セリフ・感情表現・エフェクトのバランスが良く、うまく噛み合っていた。『仮面ライダーシリーズ』のアクションとかが好きなのかなと思ったりも。戦闘シーンのテンポや構図、そこに至るまでの過程が良く、戦いに重みが出ていた👍


敢えて、ピンチの場面を用意することで、万里なりの善意が悲しい結果を生むかもしれないと感じさせる。それが善意で動くイズコにどんな影響を与えるのか。


死ぬまでの距離を伸ばすという表現&行為がセンスがあって良いなと。個人的に推したい。


🪜地下2階:地殻変動したフロア(1巻からの変化)

1巻からどのような変化があったかをざっくり整理することに。


比較したもの1巻2巻
イズコキョウカに対してツンとした表情を見せるキョウカに対して表情が柔らかくなった
キョウカイズコに引きずり回されるイズコをリードし、惚れさせようとする
イナバ生存死亡
万里渋ヶ谷の地下街の地図を作るイナバを蘇らせようとする
ひがな行方不明地下うさぎとなって立ちはだかる

簡単なまとめで申し訳ない。


こうして見ると、キャラクターの行動原理や心理などの変化が感じられるような。1巻時点でイズコはキョウカに共感していた側面もあったけど。2巻になって、イズコはキョウカに柔らかい表情・信頼している一面とかを見せるようになったと思う。


一番大きく変化したのは、万里だと私は解釈している。ひがなも大きく変化しているけど、行動原理とか1巻での立ち振る舞いから大きく変わったと思えるのは、万里という考えにたどり着く。


🪜地下3階:地下にそびえる象牙の塔(考察)

『うさぎはかく語りき』2巻をもっと楽しめるきっかけになればと思い、いろいろ考察してみることに。主に以下のことを語っていこうかなと。



イズコの性的倒錯

渋ヶ谷の地下街にあった案内誘導サインにイズコの性的倒錯が被虐・屈服と書かれていた。『うさぎはかく語りき』では、案内誘導サインには、主に以下の情報が記載されているのが特徴的。


  • 渋ヶ谷の地下街を訪れた人間の情報
  • 道案内
  • 誰かに対するメッセージ
  • キャラクター紹介
  • 能力の解説
  • 作品のプロモーション

読み手を楽しませるだけではなく、キャラクターや技の解説などを案内誘導サインに委ね、キャラクターのアクション・感情表現といったものの余白を確保できる点もメリットだと思う。


イズコが被虐・屈服の願望を抱いているのかと思わせる紹介は、読み手に大きなインパクトを与えていたのではないだろうか。イズコが雌肉と矢印で指していたのも印象的だった。子の描写により、地下うさぎ・咎うさぎの狂気じみた側面・人間を餌として見ているといったことを暗に伝えている。


性的倒錯とは、常識から著しく逸脱した性的嗜好のことだ。支配・服従・屈辱・羞恥といったものを指すのだろう。咎うさぎ達に屈辱や羞恥、痛みなどを与えられ、組することになるのを無意識のうちに望んでいるのかもしれない。


イズコはひがな・四季の言葉に従い、動いている。1巻の購入特典においても、キョウカにリードを掴まれている様子・上の存在にリードしてもらう方が似合っているといった感じの記述があった。こういった部分も、イズコの性的倒錯を表しているのだろう。


被虐は被虐でも、肉体的な痛みと精神的な痛みの両方を意味している気がした。事実、ユエは肉体だけではなく、地下うさぎと化したひがなと戦わせることで、イズコに精神的苦痛を与えている。イズコの善意を弄び、戦意を喪失させる。恐ろしいくらい合理的で被虐・屈服により得られる快楽を引き出しているようにも。


四季にハグされて安らぎを感じている様子から、誰かに組することで自らの居場所を感じているようにも思う。イズコは年上の女性にリードされていくのがよく似合う。


ひがなにイズコを逃がしたのは間違いだった・イズコのせいで自分はこうなったと言わせたら、より的確にイズコの心を砕けていた可能性が高い。ラジアータにどれだけ自我が残っているか分からないけど…


イズコにひがなを殺させることでも、イズコの善意・心を砕くことができる。そう考えたら、ユエの腹黒さが…「巡る巡る」という案内から、イズコを逃がすつもりがないのを察した。


ひがなとの戦いの結果、イズコが命を落としたとしても、ユエが楽しめるようになっている。ユエと初めて対峙した際、雌肉おかわりという形でひがなが紹介されていたけど、ユエは最初から2人とも逃がすつもりがないのが分かった。イズコがひがなを倒し、戦意を喪失したら、ユエは今度こそイズコを食べようとしていたのかな…


イズコの趣味がオカルトというのも、驚きや恐怖を体験することで被虐の悦びを得ていたのかなという疑問が沸き出てきた。オカルトとは、都市伝説や幽霊といったものを指す。何の変哲もない日常に退屈を覚えており、心霊スポットや都市伝説の情報を収集していくなかで刺激を得ようとしていたと。


こうして、整理してみると、イズコは被虐・屈服を与えられていることを望んでいると実感した。


イズコは目的を達成するためにできることなら何でもするとキョウカと約束した。キョウカはイズコの個性を見極め、被虐・屈服の悦びを与えることができるのか本当に疑問だ。


善意・献身を忌み嫌うユエ

人間の善意・献身といったものを忌み嫌う咎うさぎのユエ。イズコにとって因縁の相手といえるだろう。


ユエもイズコ同様、善因善果を信じ、生きてきたのが分かる。騙され、搾取されたことで善因善果を信じることができなくなったのかもしれない。信じ切れなくなったが故に、命を奪う武器をツクヨミに作らせ、ユエ自ら地下うさぎを生み出していく。


うさぎとは、縁起のいい動物とされている。ユエは多くの幸福を分けてきたにもかかわらず、それらが報われないと考えると…いろいろ思うところが。やってることは可愛くなく、どうしようもないんだけど。


善因善果を信じ、善業を重ねてもどうしようもないことがあるということを教える。ユエなりのイズコへの優しさと捉えることもできなくはなさそうだ。どこが優しさなんだ?とツッコみたくなる方が多そう。


奪われる側から奪う側に回ったことから、ユエはイズコ以上に人生経験が豊富だということを察することができる。


金剛杵を手に入れるために仲間の命を奪ったのも、奪う側に回ったことの表れ。善因善果を捨てたのがよく分かる描写だ。強力な武器はいくつもあるはずなのに、どうして金剛杵を…心の煩悩を砕く役割があるとされていることを踏まえると、善因善果を打ち砕くという固い信念を表しているようにも見えた。


ユエはイズコに負けず劣らずの信念を有している。強い信念はキャラクターの個性を強め、魅力を引き立てる。『うさぎはかく語りき』に限らず、多くの作品は魅力的なヴィランを出すことを意識していると思う。魅力的なヴィランがいるからこそ、主人公の魅力・違いが引き立つ。


ユエが渋ヶ谷クラウンという高い場所を根城にしていたか。それはうさぎが高い場所を好む習性から来ていると解釈している。クラウンは王冠のこと。国の頂点に立つ者ということを踏まえたら、高い塔の主といったところだろう。奪う側の行き着く先。それが王だ。


作中のセリフから、追放される前から孤独だったのかなと察することができた。ユエもイズコ同様の弱さを持ち合わせており、イズコにも勝てるチャンスがある。


ツクヨミの語る死に至る病

ツクヨミが死に至る病について語っていたのも見どころの一つ。それは孤独だ。うさぎは孤独を恐れる生き物であることから、孤独が死に至る病に選ばれたのかなと。咎うさぎに限らず、人間も一人では生きられない。多くの人間の助けがあるからこそ、生き続けることができる。


地下うさぎ達を多く生み出すことも、孤独を恐れていることの表れだ。イナバが同じような価値観を持つ万里を求めたのも。四季がイズコの温もりを感じていたのも、孤独から逃れたいという気持ちの表れなのかもしれない。イズコが無事で良かったと安堵する目的もあるだろうけど。


人間の価値観と咎うさぎの価値観

キョウカ・万里・ツクヨミとの会話から、人間と咎うさぎの間で価値観に大きな違いがあるのが分かった。キョウカとツクヨミが交尾を快楽を目的とした娯楽行為・コミュニケーションの極致と捉えていたのに驚きが…ごっ…ごら…く…だと…???


万里がびっくりするのも無理はない。


繁殖しないにも関わらず、交尾の概念があることに万里は驚いていたな。


キョウカは万里を通して、人間の価値観・イズコの価値観といったものを学んだのだろう。だからこそ、キョウカはイズコに必要な言葉を投げかけることができるようになった。咎うさぎは確実に学習している。


イズコの死を通して、自らの負け・自ら開発した武器が失敗といった考えを抱いたツクヨミも独特の価値観を抱いているのが分かった。仲間の咎うさぎを自ら開発した武器を試す存在と捉えているように…


互いの価値観・信念を理解し合うというのも、作品の見どころな気がした。


🪜地下4階:さらなる思案を促すメメント・モリ(他作品との比較)

1巻の感想のとき、『うさぎはかく語りき』が生み出される際に影響を受けたであろう作品の一つに『仮面ライダーカブト』を挙げた。渋谷の街に隕石が飛来し、ワームが人間達に牙を剥くところとか。


個人的には、『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』に登場するラビュリンスと呼ばれるカテゴリーのカードに少しばかり似ているような気がした。


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これは人によって考え方が異なると思う。似てないと思う方も多いかもしれない。


白銀の迷宮城と呼ばれる城にいる白銀の城のラビュリンスが、城内に侵入した騎士を使い魔と数々の罠で歓迎するといったフレーバーがイラスト・テキストで表現されている。白銀の城のラビュリンスが従える使い魔達が『うさぎはかく語りき』でいうところの地下うさぎのような印象を。


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2025年12月1日時点で刷られているラビュリンスのカードから騎士を絶望のどん底に陥れるといった嫌な感じがあまり…


それに対し、渋ヶ谷という名のダンジョンで待ち構えているユエには、えげつない感情を捉えることができた。


ダンジョンを下敷きにしても、こうも表現・魅せ方が違うのかと実感する。地下うさぎのデザインを見てると、『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』のレスキューラビットというカードをイメージさせる点が。『遊戯王』が好きそうって初見のときに感じましたね。


いろいろな武器や狼の耳を身にまとい、一騎当千の活躍をするイズコは、さながら『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』に登場する閃刀姫-レイっぽさも。見た目とか武器は全然似てないけど。


イズコを逃がしたひがなが無残な目に遭う様子とか『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミ辺りが。2話にして早々の…後輩を導くメンター的な存在との悲惨な別れといった部分は共通しているように思えた。


ずぼらな生活を送る四季は『がんくつ荘の不夜城さん』の不夜城よどみっぽさを。白仙あかりはイズコをイメージした。この辺も人によって、考え方が分かれそう。私より前から鴻巣先生の作品に触れている方がいることを踏まえたら、鴻巣先生の過去作と比較するのは恐れ多い。


📔冒険者を支える用語図書館(単語紹介)

ここは作中の記録を簡単に保管した場所。

📕第1書庫:物語を彩る人物に関する記録(キャラクター紹介)


宿木ひがな

宿木ひがなはイズコの先輩でオカルト趣味の持ち主だ。ヒガンバナ柄のスカジャンを着こなす。ひがなを取り戻すことがイズコが戦う理由である。


元ネタはヤドリギ+ヒガンバナから。


宿木四季

宿木四季はひがなの姉。VOTLTEX(ボルテックス)社の人間で、イズコのために武器を提供している。ずぼらな性格の持ち主だ。イズコが帰還するたび、ハグを求めてくる。


元ネタはヤドリギ+四季から。


ユエ

ユエは咎うさぎの1人。善因善果を真っ向から否定する邪悪な存在だ。金剛杵を片手に地下街をうろつく。アルミラージとアルテミスを生み出した。イズコにとって因縁の相手である。


ユエは中国語で「月」。『カードキャプターさくら』にも月(ユエ)というキャラクターが存在する。


ツクヨミ

ツクヨミは咎うさぎの1人。地球で就活を行っている。さまざまな武器を開発している技術者としての側面を持つ。特殊眼鏡のおもかげで見たくないものを遮断している。


元ネタは日本神話に登場する月読命から。


アルミラージ

アルミラージはユエが生み出した地下うさぎ。鋭く長い一本角が特徴的だ。近接戦闘を得意とする。


元ネタは伝説上の動物とされるアルミラージから。角の生えたうさぎに似ているのが得手帳的だ。『ドラゴンクエストシリーズ』『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』など、さまざまな作品でアルミラージをモチーフとしたキャラクターが登場している。


アルテミス

アルテミスはユエが生み出した地下うさぎ。死期と呼ばれる弓を使って戦う。アルミラージとともにイズコ達に立ちはだかった。


元ネタはギリシャ神話に登場する月の女神・アルテミスから。貞操・狩猟を司る。強力な矢を放つアルテミスはまさしく狩人だ。


ラジアータ

ラジアータは地下うさぎへと作り変えられた宿木ひがな。愛用していた彼岸花柄のスカジャンを着こなす。抜群の格闘能力を兼ね備えている。


元ネタは彼岸花の学名であるリコリス・ラジアータから。彼岸花は毒性が強い植物として知られているヒガンバナ科の植物だ。サンスクリット語で「天界の花」という意味があり、曼殊沙華とも呼ばれる。『地獄少女三鼎』で地獄花という呼び名が紹介されていた。


彼岸花の花言葉は「情熱」「再会」「悲しい思い出」。イズコとひがなは再会を果たすものの、悲しい思いをすることに…


📘第2書庫:オーパーツに関する記録(アイテム紹介)


夢遊空間干渉外皮「まどつき」

ツクヨミが開発した装備。万里が使いこなしている。空間の距離を操作する。精神・概念の距離を操作できるだけの応用力を持つ。


まどつきという名前に何か由来でもあるのかと調べてみると、『ゆめにっき』の主人公の名前が…


死期

死期はツクヨミが開発した弓矢。ユエの依頼を受けたことが開発の経緯だ。ツクヨミ曰く、作ってて楽しかったとか。


金剛杵

金剛杵はユエが仲間から奪った月の装備。高い威力を誇る。帝釈天が使う武器が元ネタだ。人間の煩悩を打ち砕く仏具として用いられるようになったとか。


作中に存在するうさぎの数は、108羽。108の煩悩からきているのだろう。


📗第3書庫:世界に関する記録(設定紹介)


4大破滅

4大破滅とは、うさぎ達が抱えている未解決の4つの難題だ。そのなかに死に至る病である孤独が含まれている。


無人の監獄星

無人の監獄星は咎うさぎとなったユエが送られた星。


渋ヶ谷クラウン

渋ヶ谷クラウンはユエの根城。高さが229mであることを踏まえると、渋谷スクランブルスクエアからきているのだろう。



未許可の地球への渡航

うさぎ達は未許可の地球への渡航が禁止されている。


⛩️各所に置かれた導きの祠(補足情報)

特典情報・同日発売されたFUZコミック情報という名の寄り道スポット。

💎宝物庫(店舗特典)

2025年12月1日にいくつかの店舗で単行本を購入してきたので、『うさぎはかく語りき』2巻の特典の一部を紹介することに。


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メロンブックスの有償特典であるアクリルスタンド。万里とイナバの2ショットだ。2人ともすごい肉感…


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メロンブックス特典のリーフレットには、ひがなと四季の設定が収録されている。


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ゲーマーズ特典のリーフレットには、ツクヨミとユエの設定が収録されている。


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特定の書店で配布されるイラストペーパー。水着姿のキョウカが可愛い…


🏛️旅人へのお告げ所(店舗特典に関する注意点)

店舗特典は無くなり次第終了となるので、『うさぎはかく語りき』に限らず、手に入れられるうちに手に入れることをおすすめする。


🌉旅の関所(同日発売されたFUZコミックスの情報)

『うさぎはかく語りき』2巻と同日に発売されたFUZコミックスの情報を載せておくことに。他のFUZコミックスに一体どのようなものがあるか気になる方は一度チェックしてみてください!


タイトル作者名ISBN
『IDOL×IDOL STORY!』9巻得能正太郎9784832205666
『内木小森のひきこもごも生活』1巻剣持ちよ9784832205703
『みちづれ』3巻孤高の橋口9784832205680
『囚人転生』3巻

原作:いとまん

漫画:ホリエリュウ

978-4832205673

⛰️感想という名の山の頂(まとめ)

『うさぎはかく語りき』2巻は1巻に比べ、ブラックな要素が数段パワーアップしていたと思う。イズコのさまざまな表情を垣間見ることができたのも印象的だ。万里を通して、キョウカも大きく変化し、イズコをリードしていた。


戦闘シーンは1巻同様、本当にカッコよく描かれていて、見ごたえ十分。


バトル要素のある百合作品を読みたいなといった方は、選択肢の一つに入れるのもありな気がする。


遊び心溢れる描写もあり、読み手を楽しませる工夫が詰まっている。


3巻以降も期待したいなと。


🚪さらなる世界へとつながる旅の扉(参考資料)

最後に、『うさぎはかく語りき』2巻の感想を書くに当たり、参考にした資料を載せています。気になる方は一度チェックしてみてください!


参考資料

Amazonリンクはアフィリエイトリンクになります。


・『うさぎはかく語りき』2巻

https://amzn.to/3McQaM2


【Webサイト】


・過去に執筆した1巻の感想

http://antaressmangakanso.iiblog.jp/article/511257725.html


《外部リンク》


・鴻巣覚先生のXアカウント

https://x.com/test_to_


・まんがタイムきらら編集部のXアカウント

https://x.com/mangatimekirara


・まんがタイムきららWeb - ドキドキ ビジュアル ドットコム

https://www.dokidokivisual.com/


・COMIC FUZ(うさぎはかく語りき)

https://comic-fuz.com/manga/3572


・COMIC FUZ(がんくつ荘の不夜城さん)

https://comic-fuz.com/manga/317


・アキバBlog

https://akibablog.blog.jp/archives/51650101.html


*うさぎはかく語りき1巻のレビュー


・渋谷スクランブルスクエア

https://www.shibuya-scramble-square.com/


*渋ヶ谷クラウンの元ネタ


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