【感想】『ひきこまり吸血姫の悶々』12巻におけるミリセントが印象的だったのだが

『ひきこまり吸血姫の悶々』12巻の感想を紹介することに。目次 『ひきこまり吸血姫の悶々』12巻の感想最後にEnglish edition 『ひきこまり吸血姫の悶々』12巻の感想▼ひきこまり吸血姫の悶々12 (GA文庫) 『ひきこまり吸血姫の悶々』12巻の見どころはズバリ… ミリセントの暗躍!!! 最初に立ちはだかった強敵でもあるミリセントが波乱を起こす。 黒い狐の仮面を被るミリセント。狐はさまざまな物語において、人間を化かす存在として描かれている。ミリセントはコマリ達を惑わしていた。トリックスターのような存在と言えるのかもしれない。 ミリセントの今後の活躍に期待といったところだろうか。 世界をかき乱すミリセントに対しても、コマリは歩み寄ろうとするんだろうな。 コマリを引きずり回すロロッコが可愛過ぎるのだが!!! ロロッコの可愛さが存分に活かされていたのも魅力の1つだ。 プロヘリヤの活躍が少なめな感じがしたのは寂しい… いろいろなキャラクターが活躍するけど、ミリセントの活躍が際立っていたな。 コマリとミリセントの対話が13巻以降においてフィーチャーされるのかなと思ったりした。最後にララ達との死闘だけでなく、ミリセントの暗躍についてフィーチャーされた12巻。 ミリセントの行動が世界に一体どのような影響を与えるのか。そして、コマリはどのように立ち向かうのか。 13巻以降の展開に期待したい。English edition※This English is a machine tr…

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【感想】『ひきこまり吸血姫の悶々』11巻~リオーネ・リンズ・クレメソス504世・サクナの魅力を掘り下げた1冊~

『ひきこまり吸血姫の悶々』11巻の感想を紹介することに。目次 『ひきこまり吸血姫の悶々』11巻の感想最後にEnglish edition 『ひきこまり吸血姫の悶々』11巻の感想▼ひきこまり吸血姫の悶々11 (GA文庫) リンズが魅力的かつ情熱的なのですが??? 書類上において、コマリの花嫁であるリンズ。 11巻を通して、リンズはコマリ争奪戦に本格参戦!! 略奪愛の花言葉をコマリにプレゼントするリンズを見ていると、ヴィルやサクナに静かなる対抗心をメラメラ燃やしているのが伝わってくる… コマリに迫るリンズにゾクゾクしてしまう… コマリの傍にいるためとはいえ、リンズがアグレッシブ過ぎる!!!!! 花は地面に根付き、見た目や香りで目の前の者を惑わせる。時には、目の前の者に絡みつくことも。 花嫁として強くありたいと願うリンズはコマリの心に根付き、コマリの心を鷲掴みにすると。あるいはリンズがコマリの身と心に絡みつくと言えば良いのか。リンズの美しい見た目と香り、美しい声、血の味、感触がコマリを惑わせる… そう考えたら、ゾクゾクしてしまう。 視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚によるアプローチもできなくはない。 コマリの心にリンズが根付いているのは確かだ。コマリがヴィルやサクナのことを大切に想っていることを踏まえたら、コマリ争奪戦はさらに激化しそうだな。 リンズは孔雀の羽根の名を冠したキャラクターだ。幻想的で美しい見た目は孔雀をイメージさせる。私自身、リンズは美しい孔雀の如く、コマリを虜にし…

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【感想】『ひきこまり吸血姫の悶々』10巻~スピカ、また会える日まで~

『ひきこまり吸血姫の悶々』10巻の感想を紹介することに。目次 『ひきこまり吸血姫の悶々』10巻の感想最後にEnglish edition 『ひきこまり吸血姫の悶々』10巻の感想▼ひきこまり吸血姫の悶々10 (GA文庫) やっぱコマリとヴィルだなぁーーー!!!!! コマリと再会したヴィルがそれまでの飢えを癒すかの如く、コマリを求めていく姿を見ていると、『ひきこまり吸血姫の悶々』を読んでいるなと実感する。コマリがいなくなって、ヤバいことになっていな…ヴィル… 表紙はコマリとヴィルの再会・中盤戦が終わって日常に戻る様子などを表現しているのかな? 9巻と同じく、コマリとスピカの共闘は10巻における魅力だ。後はもちろん、主要キャラクターが一堂に会し、世界を救う姿も見どころ。 サクナのコマリに対する愛情も中々にヤバい… サクナがとあるセリフを発した時、どこかで聞いたセリフだなと思ったりした。「それってあなたの感想ですよね?」 サクナとリンズに囲まれている時はもちろん、ヴィルとサクナの寵愛を受けて幸せ過ぎるテラコマリ・ガンデスブラッド。 一狩り行こうぜというスピカのセリフ…モンハンじゃん。 アイスボーン?それともライズ?? カチコチに凍ったマグロを振るうサクナを見ていると、ジンオウガとかラギアクルス狩れるんじゃないかと思ったりした。 キャラクターの名前を見ると、中村うさぎ先生の『ゴクドーくん漫遊記』が頭によぎる。 コマリが新ヒロインを増やすとヴィルの指摘は的を得ていた。息を吐くようにコ…

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