夏の夜に弾ける!百合の打ち上げ花火!!『お菊さんはいちゃ憑きたい』3巻の感想
『お菊さんはいちゃ憑きたい』3巻の感想について語っていくことに。
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浴衣・思わずドキッとする展開・愛する人から祝福を受けるための料理対決・江戸時代や幽霊について興味を持てる雑学要素など、いくつもの魅力が1冊に凝縮されていた。
涼世とお菊さんの百合をより魅力的に!ドキッとする展開がより大きく描かれていた点は個人的におすすめできる部分だと思う。
読んでいて、ドキドキする時間が多かった気が…
本編では、浴衣デートや料理対決の話で涼世とお菊さんの信頼関係・確実に深まっていく愛などが丁寧に描かれていた。おまけ漫画では、涼世とお菊さんにとってホットな展開が待っている。
少しずつ明らかになる涼世とお菊さんの過去・廻の現在・牡丹灯篭のお露さんの登場が物語にさらなる深みを与えていく。
そして、作中に散りばめられた小ネタの数々は遊び心にあふれていて、読み手を楽しませてくれる。江戸時代や幽霊に関する雑学を適度に入れることで読み手を飽きさせない点も評価できる部分。物語と雑学ないし小ネタの見せ方のバランスが絶妙だ。
料理の要素を活かすのが本当に上手い!涼世とお菊さんの繋がりや物語における謎を解くためのピースとしてしっかり機能している。
あとがきでも『菊憑き』に関する制作秘話を知ることができる。参考になる話が読めるので、ここ…