【感想・考察】『花唄メモワール』5話で描かれた梅に御守をプレゼントされた時の藤野の反応
『花唄メモワール』5話で特に印象に残った部分は、梅に御守をプレゼントされた時の藤野の反応。
梅が藤の柄で鈴も可愛くて藤野みたいだと言った時、藤野が本当にそう思うのかと問いかけた時の表情がですね…結果的に喜んでいたものの、わずかに生じた間は一体何なんだろうなと。
藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」。多くの人に優しさを見せる点を踏まえると、藤野にピッタリだと思わなくもない。
その他にも「忠実な」という花言葉を持っている。この花言葉も藤野に合っているのかなという感覚を覚えた。
そう感じた理由は誰かの為に生きられたなら、それが人生の幸せだと梅に言っていたから。命が燃え尽きるまで大切な誰かのために忠義を尽くすのかなと。
そして、大切な何かを失った瞬間、藤野はどんな選択をするのか気になる。梅が現代に帰還した後、探し回っていたみたいだけど、梅が戻らないままだったら一体どうなっていたんだろうな…
身を投げ出した理由は命燃え尽きるまで尽くしたい誰かを失ったないし結ばれなかったからというのが頭に浮かぶ。藤野が梅と接していく中で恋に酔い、梅と添い遂げることを望むのかどうか。
それこそ、『紡ぐ乙女と大正の月』に出てくる唯月が紡に恋したように…
幼い頃の梅の曾祖母・イネが梅と藤野にどう絡んでくるかが気になる。運命の日まであと半年。この半年間をどう描くかに期待したい。