【感想】『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話~楽しい楽しい新学期の幕開け♪~

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話… MARVELOUS!! Fin で終わるわけがない。 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話について熱く、ねっとりと語っていこうかなと思う。 もくじ 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話の基本情報 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話の感想 『元号百合アンソロジー』『メリーバッドエンド百合アンソロジー上』 最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話の基本情報 【基本情報】作者:くわばらたもつサブタイトル:私の友達掲載:コミック百合姫2025年5月号出版社:一迅社発売日:2025年3月18日ISBN:4910137390553 内容来未と心が動物園でデートする話。そして、ラストにまさかのサプライズが… 1~3巻のISBN 【ぜんぶ壊して地獄で愛して】1巻:97847580259042巻:97847580269323巻:9784758027779 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』20話の感想 大まかな感想ヒャッハー! さっすが工藤!自分の欲を満たすためなら手段を選ばない!そこにシビれる!!あこがれるゥ~!!! 木漏れに溢れる来未と心のデートでひと段落なんてぬるくなったドクペみたいな甘っちょろい展開で終わらせないくわばら先生、マジ最高!!! 来未に安息の日々を与えるなんてまだまだ早すぎんだよ!虚飾で塗り固められていた教室なんて木っ端みじんにしちまいな!工藤!!って想いでいっぱいだ。 こんな興奮、『女王の教室』で主人…

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【感想】『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の解体新書

『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想を紹介します。 もくじ 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の基本情報 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の内容・見どころ 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想 最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の基本情報【18話のおさらい】自らを慰めていた来未くるみを目にした心こころ。心は来未に愛し合おうと提案する。心の愛撫に来未は満足できずにいた。そんな来未達の前に直井と工藤の姿が。 【19話の基本情報】作者:くわばらたもつサブタイトル:レンチキュラー掲載:コミック百合姫2025年4月号出版社:一迅社発売日:2025年2月18日ISBN:4910137390454判型:B5 単行本のISBM 1巻:97847580259042巻:97847580269323巻:9784758027779 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の内容 【19話の内容】心が来未のことを知りたいと感じる話。 直井と心を仲裁するも、倒される来未。困惑する心は現実から逃避した。心に寄り添う明音あかねと工藤。 来未のことを知るため、心は1つの選択をした。 【19話の見どころ】心に優しく寄り添う工藤来未のお世話をする優しい直井心の葛藤・生い立ちを掘り下げた話 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』19話の感想 【大まかな感想】やっぱ、来未と直井だなー!来未の隣は直井しか!!!なんですよ。心の席、ねぇから。まだ、大好きな来未にしがみつくのか。来未のことを傷つけるだけなの…

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孤立した心『ぜんぶ壊して地獄で愛して』18話の感想

心が完全に孤立していたのが分かった。工藤に自身の考え方を否定され、直井に相手もされていなかった。何より、来未が心を完全に拒否していた。 直井と心には、大きな差があることを実感できたと思う。 心は一方的なのに対し、直井は来未を何度も救っている。差ができて当然なのだ。事実、来未は真美子からの抑圧から解放されている。真美子の幻影に悩まれていた時もあったけど。 直井がいなかったら、来未は心が行っていたことと同様の行動を行っていたのではないだろうか。1話の時点で正常な判断ができないくらい精神を疲弊していた。写真立てを壊す・机に恨み節を彫る・直井を殴るといった行為で来未の抑圧された感情を解き放ち、結果的に来未にとって、救いの道に導いていた。 写真立てを壊したのは直井だけど、来未も共犯だ。一線を越えた行為を共に成し遂げたことにより、来未と直井は強い繋がりを得た。 伊佐沼との騒動の時に来未に対して手を差し伸べたのは誰か。直井だ。恋人とのたまう心は来未を拒否していた。 来未の家に入る時、インターホンを鳴らしたのは誰か。直井だ。 来未が困っている時、いつも直井は来未に対して適切な方法で救っている。 堀江が進路調査票について来未に丸投げした時、直井は来未が嫌々やっていることを見抜いていたのではないだろうか。 生徒達の希望する進路というプライバシーを一生徒に管理させる堀江は教師として適格なのか。事なかれ主義を持ち、伊佐沼と一線を越えた関係を持とうする堀江は教師の器ではない。 心は直井に対して自分は…

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