直井に恋する来未とまるでステージの最前・握手会の鍵開け・鍵閉めを管理するかの如く来未を徹底管理する心が印象的な『ぜ…

➡Click here for English edition 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』17話の感想について語っていくことに。 おしながき『ぜんぶ壊して地獄で愛して』17話の感想最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』17話の感想▼https://amzn.to/3Cxxu4Z 来未、完全に直井に恋しちゃってんじゃん!! 直井のことを想像し、自らの想いを鎮めようとしていた来未がとてもとても可愛かった…それと同時にどうしようもない状況に置かれている来未を見て、胸が苦しくなった。どうして、来未ばかり苦しい想いをしなきゃならないんだよ!!くわばら先生、もうこれ以上困らせるのはやめてください!!(ありがとうございます…もっとやってください…) 工藤に嫉妬し、直井に対して恋焦がれる来未は最上級に可愛い。 直井の身と心が工藤に奪われるとか耐えられない…直井には、来未という素敵な女の子がいるのに… 工藤なんて、直井のATMでしかないわ!!! 来未が想像したビジョンは見ていて、苦しくなる…直井と工藤が結ばれる世界線なんてやいやや!!いやや!!いやや!!!いやや!!! 直井に寂しいと訴えかける来未がとても魅力的でとても印象的だった。『ぜんこわ』17話におけるベストショットだと思う。 あえて来未の表情を見せないことで読み手の想像力を膨らませるところが良い…全部見せすぎても感情が沸き上がらないことがある。一体どんな表情をしているんだろうと想像する余地があることで読む楽しさが保たれると思うんだ。…

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コワレタココロ『ぜんぶ壊して地獄で愛して』16話の感想

➡Click here for English edition 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』16話の感想を語っていくことに。 おしながき『ぜんぶ壊して地獄で愛して』16話最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』16話の感想▼https://amzn.to/3BVnYZ7 来未に対する想いを拗らせた心がヤバすぎる… 心みたいなことする人いたら、2秒で逃げるわ!! 心の献身が独りよがり過ぎる…来未もドン引きしてんじゃん… 皆、なんで心を止めないの???来未に尽くせば尽くす程、心が破綻していくでしょ!もう手遅れなのかもしれないけど… 『ぜんこわ』16話における主人公は心。心は一方的に来未の恋人になる宣言をしておきながら、肝心な時にへなちょこになるヤバい女の子だ。来未に対する想いが空回りし、事態をさらにややこしい方向にもっていく一面も持ち合わせている。心が来未に尽くせば尽くす程、来未を追い詰めることになる。 冒頭における心の行動、ヤバない??心が直井に対して強い嫉妬心を抱いていた。来未の体に直井のマーキングを目にするたび、心は嫉妬の炎を燃え上がらせる。 他人の家に無断で上がり込んで、朝ご飯を作る心の行動は何一つ理解できない。随分前に見たドラマで主人公の家に無断で上がり込んだ女性がブイヤベースを作っていたシーンを思い出したな…あれでブイヤベースを食べたくないと思ったことも。 心は良かれと思って行動を起こしているわけだけど、全てが来未を追い詰める結果になっているのは皮肉なものだ。真美子は…

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ふたりぼっち『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻の感想

➡Click here for English edition 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻を購入したので、感想を語っていくことに。 おしながき『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻最後に 『ぜんぶ壊して地獄で愛して』3巻の感想▼https://amzn.to/40gBUHc 『ぜんこわ』3巻を読んでいて、直井がとても可愛いなと感じた。 ハンバーガーショップで来未がポテトを食べるシーンの時に見せた直井の表情。あれ、とっても可愛くないですか? 来未の思いもよらない言葉に直井が笑いを堪えられなかった時の表情。直井の素の部分を垣間見た気がして。個人的に好きなシーンなんですよね。多くの方は来未と直井がホテルの鏡を粉砕するシーンや来未が直井に2人暮らしを提案するシーンを1番に推すのかなと感じた。 直井の優しい一面・正義感溢れる一面・楽しそうな一面・面倒見の良い一面などを垣間見ることができる1冊に仕上がっていたと思う。直井のバックボーンについて掘り下げられていた。 そして、忘れちゃいけないのが1人ぼっちを嫌う寂しがりな一面。 直井は孤独を誰より嫌う優しい女の子かつ作中屈指の常識人ではないだろうか。 常識人と言っても、直井が来未に対して行った行為は許されるものではないと思うけど… 直井が1人ぼっちを嫌がっているのは眠っている来未に対し、来未から離れられなくなっていることを吐露したシーンからも察することができる。来未も1人ぼっちだと言った時の直井の言葉に重みがあった。来未と一緒にいられる嬉…

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