【感想】『できそこないの姫君たち』37話~始まりの場所で愛を叫んだ奏~
『できそこないの姫君たち』37話の感想を紹介します。
もくじ
『できそこないの姫君たち』37話の基本情報・内容
『できそこないの姫君たち』37話の感想
最後に
『できそこないの姫君たち』37話の基本情報・内容
【基本情報】作者:アジイチサブタイトル:ありがとう出版社:竹書房公開日:2025年3月28日アンコール配信の配信日です。
『できそこないの姫君たち』37話の感想
七姫と奏がとにかく可愛い…
余計な言葉なんていらないんですよ。
奏の返事に心を打たれた…
1話のラストに描かれた階段の踊り場で始まり、階段の踊り場で終わる。特に奏が大きく変化したことを実感できる回だったと思う。ラストシーンはド直球だけど、綺麗なラストだった。
七姫が美樹に感謝するシーンも印象に残ったな。七姫達と衝突していた美樹だったけど、七姫の一言が美樹を救ったように感じた。主要キャラクターは1人でも多くの人に愛される存在であって欲しいといった感じを覚えた。
最後に七姫達の成長・変化を感じ取れる最終話だった。七姫の想いが実を結ぶ瞬間だけではなく、美樹が救われた瞬間を見ると、溜飲が下がる。
感情表現の見せ方だけではなく、愛されるキャラクターデザインにもこだわっているのかなと。特に七姫と美樹の対話を見て、その考えに至った。
『できそこないの姫君たち』は容姿も趣向も正反対な2人の少女がいろいろな出来事を通して、好きな人のお姫様になる過程を描いた百合漫画だと思う。
ちなみに、『できそこないの姫…